京都市立学校・幼稚園
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愛宕嶺の松の韻は 若人の高き理想を さながらに窓べにかよふ 西京の古りし甍に 新しき光かゝげて いざ友よともに励まむ

『3年生 高校オリエンテーション』

 本日6限、大講義室にて本校中学3年生を対象とした「高校オリエンテーション」がおこなわれました。

 今回は、高校教育企画部長の富永先生から、実際の高校での授業や生活について、詳しくご説明頂きました。特に、富永先生の「この夏をどう過ごしますか」という問いかけと、結びで述べられた「覚悟」という言葉が心に残りました。
 今後、高校進学を控えてどのような選択をするにしても、それは自分で考え、自分で決めていくものです。つまり、自ら責任を負う「覚悟」を持つことが西京高校進学への第一歩となります。

 これまで、3年生保護者の皆さまから以下のようなお声をいただくことがありました。
「夏に部活を引退した後、時間をもてあますのではないか?」
「高校入試がなくても、勉強に対するモチベーションが保てるだろうか?」

 ご心配はごもっともです。われわれ教職員の大きな課題でもあります。しかし、だからといって闇雲に課題を与え続ければよいのか、というと少し疑問です。この時期に、これからの自分の「有り様」をじっくりと考える時間を持てることは、中高一貫校としての大きな利点ではないでしょうか。

 もしかするとこれまで、周囲から求められ、期待されている「自分」以外の姿を考えることがなかったかもしれません。今一度、自らが納得できる道を目指すための「覚悟」を持つために、ゆっくり自分を見つめ直す時間が必要でしょう。
 もちろん、ただ無為に時間を過ごすことを勧めるつもりはありません。よく「自分探し」と言う言葉が世間では聞かれますが、そもそも「自分」は「探す」ものなんかではなく、「創っていく」ものです。
 しっかりと自分の特性を知り、周囲からの評価を真摯に受け止め、目標に向かって行動する積み重ねの結果として、はじめて「何者でも無い自分」ができあがっていきます。つまり、最初から完璧にできあがった自分なんて、探したって見つかるはずがないのです。そして、そこに至る過程において失敗をしたり、躓いたりすることは避けて通れません。
 したがって、本校では様々な学習や体験活動を継続的におこない、「歩みを進めつつ、考え続ける」姿勢を、生徒諸君に身につけて欲しいと考えています。

 保護者の皆さま。今後とも、本校教育のさらなる充実のため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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『第5回 代表・専門委員会』

【生徒会担当からの報告です】

第5回代表・専門委員会が行われました。
夏休み前最後の委員会でした。

代表委員会
 学級旗制作の反省、夏休みに行われるリーダー研修会についての話し合いなどを行いました。特に3年生には最上級生の意識を持って活動してほしいです。

生活委員会
 前期前半の振り返りを行いました。ABCで一定の効果がありましたが、学校がもっと活発になるように活動していきます。
 
★夏休みに「リーダー研修会」が行われる予定です。
 リーダーとは何か、ということや今後の学校の姿について考える機会です。
 お楽しみに。

※下の写真は文化委員会、体育委員会、代表委員会の様子です。

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『一夜明けて』

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 昨日の「音楽発表会」には、本当に多くの皆さまにお越しいただきました。保護者の皆さまには、なんと延べ数で350名を超えるご参観をいただきました。年々会場が混み合い、中には立ち見の方もおられたとのことで、大変申し訳ありませんでした。今後は、会場の変更も視野に入れた振り返りが必要かもしれません。来年度に向けて検討を進めたいと思います。

 さて、この取り組みを通じて、子どもたちは、またクラスはどう「変容」していくでしょうか。うまくいかなかったこと、心に引っかかったことなど、もしかすると次の課題も見えたかもしれませんね。
 生徒諸君に考えて欲しいことは、これでクラスとしての取り組みが終わったのではない、むしろ「これからはじまる」のだと言う点です。
 今年度末の3月に向け、彼らはさらに「進化」を遂げるはずです。今はその大切な過程です。われわれ教職員も、昨日の「大きな実り」を受けて、しっかり導いていきたいと思います。

『音楽発表会 〜涼風にハーモニーをのせて〜』

 いよいよ音楽発表会当日を迎えました。例年通り「京都こども文化会館(エンゼルハウス)」において、午後1時より開演しました。村上学校長の挨拶、文化委員会副委員長O.H.さんの開式の言葉に続いて、全校合唱「ふるさと」を、指揮S.A.さん・伴奏F.N.さんでおこないました。

 その後、各学年の合唱が以下のように演奏されました。

◆1年 学年合唱「Let`s search for Tomorrow」、課題曲「大切なもの」
 <自由曲> A組「COSMOS」、B組「永遠のキャンパス」、C組「絆」
◆2年 学年合唱「この地球のどこかで」、課題曲「時を越えて」
 <自由曲> A組「キミのもとへ…」、B組「時の旅人」、C組「予感」 
◆3年 学年合唱「いつでも」、課題曲「大地賛頌」
 <自由曲> A組「ヒカリ」、B組「IN TERRA PAX」、C組「虹」

 結果は以下の通りです。
金賞は 1年A組、2年C組、3年A組 
 最優秀指揮者賞には3年C組A.S.さん、最優秀伴奏者賞には3年A組Y.A.さんが選ばれました。おめでとうございます。
 また、閉会の言葉を述べた文化委員長T.K.さんをはじめとする多くの生徒諸君、本当にお疲れ様でした。

 保護者の皆さま。お忙しい中、多数ご参観いただき誠にありがとうございました。是非ご家庭で、お子たちの合唱を今日の話題にしていただければ幸いです
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『明日は音楽発表会』

 明日はいよいよ音楽発表会です。先週よりクラスでの朝練習もはじまり、取り組みにも熱が入ります。音楽室やメモリアルホール等での割り当て時間を、どのクラスも効率よく使い、本番さながらの練習です。下の写真は朝練習の様子です。

 さて、各クラスの合唱を聴いていて気づいたことがあります。実は各学年とも、自由曲に前年度も歌われたものが少なからず選ばれています。「同世代の子どもたちに選ばれる傾向(好み)みたいなものがあるのかな」と想像すると同時に、「同じ曲でも歌い手(クラス)が変わると感じが変わるものだな」とも思いました。これは課題曲にも言えることなのですが、演者によって曲の解釈や表現には大きな「違い(個性)」が見えてきます。本当に興味深いと思います。
 
 保護者の皆さま、ご多用の折恐縮ですが、是非、生徒諸君の奏でる「独創的なハーモニー」をご鑑賞に、明日の発表会へお越しください。お待ちしております。

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『星港学校の皆さんが出発されました』

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 本日朝早く、星港学校の皆さんは次の訪問先である奈良に向けて出発されました。

 残念ながら、始業前の時間帯であったために、中学生たちはお見送りができませんでしたが、とてもお元気な様子でバスに乗って旅立たれました。

「来年3月にはお待ちしています!楽しみにしています。」とおっしゃっていました。
 中学生諸君の中には、高校進学後に研修旅行で「上海コース」を選択する人がいるかもしれません。再会が楽しみですね。

 星港学校の皆さんのご旅行が、実りあるもの、またご無事であることを心から願っております!

『学級旗の制作…そして1年の折り返しです』

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 先日、生徒諸君が美術室をお借りして、学級旗制作の仕上げに取り組みました。

 どのクラスも、学級目標やテーマをデザインに盛り込み、とてもすばらしい出来映えです。中学生の瑞々しい「感性」には、いつも感動を与えてもらえます。上の写真は、その時の様子です。

 さて、本日6月30日は今年の折り返しです。この上半期をあっという間に感じたか、とても長く思えたか、生徒諸君に是非尋ねてみたいところです。
 来月下旬に夏休みをひかえ、3年生諸君の中には、部活動最後の大会に全力を注ぐ人、学校外での個人的な活動に頑張る人等、様々であろうと思います。2年生諸君と言えば、いよいよ中堅として責任ある行動が求められますし、学校に慣れてきた1年生諸君は、今一度目標設定をおこなう必要があるでしょう。

 ここにおいて、今後の「歩み」に「不安や迷い」を感じている生徒がいれば、次の言葉をエールとして贈りたいと思います。

「今の自分に疑問や不安を感じたら、それは変化しなさいという心の声です。」

 「地雷ではなく花をください」で著名な絵本作家 葉 祥明氏の言葉です。
 今の「自分」に、絶対的な自信を持つ中学生がどれだけいるでしょうか。もし、いたとしてもそれは希有なことでしょうし、何かの思い違いかもしれません。日々成長し、変化していく彼らだからこそ、きっと「不安な気持ち」で一杯なはずです。
 われわれ大人たちは、そのことを忘れずに彼らと関わる必要があります。叱咤激励しながらも、子どもたちの内なる声に耳を傾ける「余裕」は失いたくないものです。その上で、彼らが「変わる」ことを恐れず、「どう変わる」かをしっかりとサポートしてやりたいと考えます。

 彼らは見事に成長を遂げます。身も心もです。確かに大変な道のりではありますが、本当に「楽しみ」なことです! 保護者の皆さまもそう思われませんか…

『中国蘇州・星港学校との交流会』

 昨日、星港学校訪問団44名(引率教員5名、生徒39名)の皆さんを、本校セミナーハウスにお迎えしました。

 この交流は、平成18年に当時の桝本頼兼京都市長が京都市と蘇州市との間で「覚書」を締結、観光交流、特に、学校交流や青少年交流の分野での相互協力を進めることとなった御縁で、本校は「蘇州工業園区星港学校」との相互訪問による交流を続けています。今年で9回目となります。

 そして本日、1限目より歓迎セレモニーをおこなった後、交流会1(高校2年生との交流)で茶道体験等、交流会2(高校1年生の英語の授業に参加)で英語によるアクティビティを通して相互理解を深めました。
 3限目からは、交流会3として附属中学3年生全員との交流を実施しました。内容は音楽交流と七夕飾りつけ体験でした。下の写真をご覧ください。
 その後、交流会4(高校2年生との交流)で茶話会、プレゼント交換をおこないました。

 来年、高校に進学する生徒諸君の中には、もしかすると海外研修において上海コースを選択する人もいるかもしれないですね。その際には、星港学校を訪問する機会があるかもしれません。若い彼らのこうした交流が、いつの日か大きな「実」を結んでくれれば、そう願ってやみません。
 グローバル社会において、言葉や生活習慣、価値観の違い等はあって当たり前。彼らにはこの交流から「多様性」の持つ本当の意味を、言葉だけではなく「身をもって」経験して欲しいと思います。
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音楽発表会 全校合唱練習

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 全校合唱「ふるさと」
7月2日(水)に予定している音楽発表会では、全校生徒による大合唱で幕をあけます。今日の6限目は、本校7階メモリアルホールに於て、全校生徒が集まり、本番さながらに、迫力ある歌声を響かせました。『ふるさとの情景を思い浮かべて、心をこめて、歌いましょう・・・』 指揮者から、力強い言葉かけがあり、安定した伴奏のもと、気持ちを込めて練習しました。全校合唱・学年合唱、そして、各クラスの発表。本番まで、あと少し。最後の仕上げに頑張っています。当日【2日(水)13時〜 京都こども文化会館】は、クラスが、学年が、そして全校が、一体となって、さらに素晴らしいステージになるだろうと、期待しています。
 

『3週間の学び』

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 本日をもって、3週間にわたる教育実習期間が終了しました。

 実習生の林先生が、本日の職員朝礼で述べた言葉です。
「50分間の授業を組み立てることが、いかに難しいかを実感しました。また、自分の伝えたいことを生徒たちに理解してもらうためには、熱意を持って授業をすることが大切なことも知りました。本当に多くのことをこの実習で学ぶことができました。ありがとうございます。」

 実習生は「3週間の非日常」を終え、明日からはまた大学に戻り、「学生」としての「日常」がはじまります。これまで見慣れた景色が、もしかすると少し変わって見えるのでしょうか。とにもかくにも、本校での経験が彼の今後の歩みに役立つことを願います。毎日朝早くから夜遅くまで、本当にお疲れ様でした。

 さて、生徒諸君はこの3週間の「出会い」から何を感じたでしょうか。年齢の近い林先生に、「お兄さん」のような思いを抱いたかもしれませんね。前回にも述べましたが、実習生の姿から学ぶことはたくさんあったでしょうし、なによりもこうした「人との関わり」を大切にする学校生活をこれからも送ってください。
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学校行事
7/6 英検二次
7/8 7限 3年国語特別補講(最終)
7/10 5限後 個別懇談会
7/11 午後 個別懇談会 (※注意:午後懇談会の日でも全員昼食必要)
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