6月5日(木)の4限に,3年2で国語の研究授業が行われました。
これは,京都市の4年目教員研修と校内研修の一環として実施されたものです。
当日は,京都市総合教育委員会の指導主事の先生にもご来校いただき,本校の教員10人が授業を参観しました。
この授業のめあては,「文章を批判的に読み,より分かりやすい文章にするための改善点を探ろう」というもので,教材文は「月の起源を探る」という天文関係のかなり難しい説明文です。
この授業のねらいは,本文の評価できる点できない点を見つけ出し,より中学生にとってわかりやすい説明文にするための改善点を模索するというものでした。
個人で読み取ったことをペアで話し合って内容をより深めたあと全体で意見交流すると,評価できる点やできない点があげられました。
最後にそれぞれより分かりやすい文章にするため,評価できない点をどのように改善したらわかりやすい文章になるのか,改善策を考えノートに書きました。
生徒たちは落ち着いた授業態度で,教材文をじっくりと読み返しながら,一心にノートに考えをまとめていました。
午後の校内研修会では,本日の授業を全員で分析したあと指導主事の先生から,「各教科等にとっての言語活動」についてお話していただき研修を深めました。
また,昨年度より本校で取り組んでいる「言語活動の充実」について,各教科にとっての言語活動について「各教科の目標をより良く達成させるための手段」ととらえて取り組む等のお話もしていただききました。
この研修を日々の授業に生かして行きたいと思います。