最新更新日:2024/06/13 | |
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関心をもって見る事
11月29日(金)に人権について全校集会を行いました。昨年度はカンボジヤの「子ども兵」について学習しました。今回は昨年度と同じテラルネッサンスから講師の栗田氏をお招きして「地雷」について学習しました。カンボジヤでかつての政権が反対勢力から逃避する時間を稼ぐために埋めらた地雷。その地雷が埋まっている所で生活を余儀なくされている人たち、あるいは地雷の被害にあって手足を奪われて未来ある生活を奪われた人たちに私たちが出来ことは・・・。栗田さんは講演の最後に「関心をもって見ることが人権を大切にすることに繋がります。関心がなければ、放置されたままの状態が続くのです」とまとめられました。前回の「子ども兵」と今回の「地雷」についてこれまで知らなかったことを学びました。どのように講演をきいて感じたでしょうか。
「もしもし、田中さん! 田中さん!」
「もしもし、田中さん! 田中さん!」。これは11月28日に2年生が救急救命の実技講習を格技場で実施した時の、意識確認の場面です。実技講習では8つのグループに分かれて講師の西京消防署員の方にも各グループにお一人ずつ担当していただきました。人工マッサージの実際とAEDを使った救命の方法について実技を通して学びました。どのグループの生徒も署員の方の指示で熱心に指導を受けていました。救急救命は「救急」と「救命」がセットになっています。急ぎと同時に手法を施さないと人の命は守れません。家族の方に救急救命が必要になることも高齢化社会では十分に考えられること。今回の講習はぜひ身につけておいてほしいものです。学校にも1台、AEDを用意しています。家庭、地域にAEDがどこに設置されているか、普段から知っておくことが重要です。
努力はウソをつかない
第4回定期テストが昨日26日から始まっています。今日はその2日目。昨日のテスト監督をしていた3年生の先生は「生徒は緊張していて、トイレを訴えるほど」とか。目の前に迫っている進路選択。定期テストに神経質になるのは仕方ないですが、緊張しすぎても能力は発揮できません。「自分のめざす道に向かって今日まで頑張ってきました。自分の力を信じて、・・・」と黒板に書かれています。「努力はウソをつかない」と言われるように、努力した分、その成果はあるはず。頑張ってほしいと思います。
3年生全員が「プレゼン」憩いの場
以前にHPで本館南側にあったはずの花壇が荒れ地に化していたのをいくつかのクラブの部員が土の整備をしてくれたことを紹介しました。その後、用務員さんが花壇を蘇らそうと懸命に土と格闘されて見事に花壇が復活しました。いろんな花がさく花壇に再生されて雰囲気が随分とよくなりました。ここにベンチを置いて生徒の憩いの場にしたいと用務員さんは考えられています。
5年目を迎える「西陵ルミナリエ」
12月を迎える頃には気の早いデパートはクリスマスツリーの電飾で雰囲気をつくり上げて商戦合戦を繰り広げます。また神戸の街路樹の電飾で知られている『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して大震災の起こった1995年の12月に初めて開催されて今年で9年目を迎えます。今年は12月5日から16日まで開催されるようです。イルミネーションは人の気持ちを昂ぶらせたり、心を癒す働きがあります。西陵中では5年前から校門前の樹木や花壇に電飾を施してこの時期に「西陵ルミナリエ」を実施しています。一日終えて下校する生徒の気持ちを癒して一日の締めくくる一翼を担えればと考えています。
不易のテーマ
2年生のチャレンジ体験が先週末で終了しました。30を超える事業所にご協力をいただきました。早速にお世話になった事業所からアンケートの回答が届きはじめています。ある事業所のアンケートの回答を紹介します。
『「仕事」=「人との関わり方」ということをわかってもらうには、体験だけですぐに身につくというものではありませんが、いつもと違う環境で気がついてもらえることが一つでもあればと思います。学校生活の中でも「自分で考え」「人に自分の言葉で伝え」「相手の意見に耳をかす」「確認する」「はっきりと声を出して挨拶ができる」等。生きていく力を自発的に引き出せる様に育ってくれたらと願うところです。』 さて、義務教育を終えてあるいは高校卒業後、大学卒業後と人によりさまざまですが、いずれは誰もが社会に出て仕事に携わる時がきます。仕事で大事なことはアンケートの回答にある通り、「自分で考え」「自分の言葉で伝え」「人の話しを聞き」「はっきりとした声で挨拶ができる」ことです。社会に出る前段の義務教育である中学校ではその「生きていく力」を教育活動の中で獲得させなければならないことは、今も昔も変わりません。学校での活動を「生きていく力」にどのように繋げるか、もっと言えば、生徒が学校で大半の時間を過ごす授業で「生きていく力」どのように培うか、それが学校のもつ不易のテーマである授業づくりにかかわってきます。学校として組織的にかつ具体的に取り組まねばならない課題です。 「この車ではダメだな」
11月7日(木)に1年生が「京都まなびの街生き方探究館(ファイナンスパーク)」で学習しました。このファイナンスパークでは、家族構成や月収を仮想します。その家族構成と月収から、ひとつきあたりの光熱水費と食費、保険料や住宅ローンの支払い額、車の維持費などを算出して生活のシミュレーションをします。最後のまとめの場面で「車を買う計画を立てたとき、子どものことを考えるとこの車ではダメだなと考えて車を選んだので、お父さんやお母さんも自分のことを考えてくれているのだと思いました」というコメントをする生徒がいたようです。多くの生徒はそのように感じたと思います。お父さんやお母さんが苦労されていることに触れる一日になったのでないでしょうか。今年もファイナンスパークにボランティアとしてPTAの方にご参加頂きました。ご多用にもかかわらず有り難うございました。お礼申し上げます。
「土いじり」よく頑張った |
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