最新更新日:2024/10/08 | |
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卒業式
本日(2月28日)、卒業式を挙行いたしました。在校生代表の21名が見守る中、第126期生158名が巣立って行きました。卒業生のみなさん、保護者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
卒業生代表の答辞の中で、「かっこ悪いと言われても、ひたむきに、正しく生きていく」という言葉がありました。この実直さ、真摯な姿勢は、「ものづくり」を通して気づき培ってきた大切な財産であると思います。この思いを、在校生が引き継いでいくでしょう。 そして、本年度の卒業式では、ハイパーステージ(特別進学クラス)から初めての卒業生が誕生しました。本校の新たな取り組みのひとつの節目を迎えた日でもありました。 また、3年間同じ学び舎で過ごした友人との別れを惜しみました。高校生活3年間には、言い尽くせないほどの思い出があるのではないかと思います。それを、大切に胸にしまい、これから先それぞれの場所で活躍してくれることを教員一同期待しています。 最後に、卒業生たちの旅立ちを見守っていただきました保護者の皆さま、御来賓の皆さま、ならびに祝電を賜りました皆さまに心より感謝申し上げます。 卒業生のみなさんへ
みなさんが入学した春はとてもつらい春でした。3月11日の未曾有の大地震と津波によって亡くなったり、またご家族を亡くした高校生もいます。皆さんにはお願いがあります。遠く離れていても同世代の同じ仲間、友達とおもってこれからも彼らの声に耳を澄まして下さい。そして皆さんはもっともっと体と心を鍛え、判断力を養い、優しい心を育んで、他人のために働ける人になってください。
卒業生のみなさんに2つだけ伝えます。一つ目は、何を今の自分がすべきことなのか、その優先順位を判断でき、行動に移せる人になってほしいということです。普通の人はしんどいことを後回しにしたがります。また、正解がないと自分で決められず動けない人が多いのです。世の中はわからないことだらけです。自分の思い通りにならないことの連続です。それでいちいち心が折れたり、すねたり、駄々をこねたり、クレーマーになったり、周りを攻撃するようでは、社会で通用しません。こういう大人は仕事で使えません。君たちの人生は卒業後の方がはるかに長い。社会の中で自分の居場所を得て生きていく上で、本当に必要なのは、知識や技術でいう基礎・基本、これは絶対に必要です。それに加えて、思い通りにならない時、予定外のことが発生した時に、自分を失わず、それに耐え、前向きの気持ちで乗り越えていける「心のつよさ」だということです。一世一代の仕事を引き受けているときに大切な人が危篤状態だという連絡が入る。大切な仕事を2つ同時に頼まれた。さてどちらを選ぶ、などという教科書やマニュアルのない状況での決断。どちらがただしいというより、どちらを優先すべきかという究極の決断。こういう力は挫折や失敗の経験の中でしか育ちません。保護者、ご関係の皆様におかれましても、こういった決断を一人で、自分の責任で下せる大人に成長するようもう少し見守って下さるようにお願いいたします。 二つ目は、考えることを放棄しないことです。ソチでのオリンピックの男子フィギアスケートで金メダルの羽生結弦選手のブライアン・オーサーというコーチをご存知ですね。自身はサラエボと母国開催のカルガリーのオリンピックで優勝候補と言われながら2大会連続の二位。コーチとしては前回のバンクーバーでの金よな選手のコーチでもあり、今回とあわせてコーチとしてオリンピック二連覇となります。自分自身が金を取れなかった失敗からから学んだ名伯楽といえると同時に、二位のパトリック・チャン選手と同じカナダ人であることから母国の男子初の金を阻んだことになります。こういったプロフェッショナルをグローバル人材というのだと思います。日本も出場する今年のワールドカップの韓国代表のフィジカルコーチで中国の杭州緑城でもコーチを務める池田正剛さんも同じくグローバルなプロフェッショナルです。池田氏についてはかなりひどい嫌がらせもあると聞いていますが、グローバルに生きるということの現実でもあります。現在の枠組を外れて取り組むこと、新しいことをやると必ず批判は出ます。普通の人は出る杭として打たれ、批判されると耐えられない。これは、良い、悪いの問題ではなく、このような時代なんだということを知って考えているかどうかだと思います。ものづくりの世界でもプロフェッショナルは国境を越えて活躍しています。知りもしない、考えることもせず、生きていってほしくないということを言っておきたいと思います。学ばない、考えない癖がつくと、身近でおこっている現実ですら見えなくなってしまいます。人間とは、見たくないと思っているうちに実際に見えなくなり、そうすると、実際目の前で起こっているのに「知らなかった」と言い切れるようになってしまう。極端な話ですが、第二次大戦中の虐殺や現在でも世界で報告される重篤な人権侵害の例や学校でのいじめの防止がなぜできなかったかの検証でも、同じことが出てきます。すぐ身近に起こっているのに、私は知らなかったと。みなさん、社会の動き、変化については、いい悪の判断を周りの大きな声の人やいわゆる『空気』に流されてはいけません。知ろうとすること、考えることは一生もんです。本校卒業生は平和を求める人でないと困ります。優先順位と考えること、考え、学び続けること、この2つの大切さ。これを大切にして伝えていってください。 最初にも申し上げましたが、何の落ち度のない、大災害で犠牲になられた方とそのご遺族の方、理不尽な状態に追いやられた方々の無念にこたえなければなりません。その無念を考えるとき、私たちはより高い目標をもって生きようではありませんか。その思いをあえて背負っていこうではありませんか。本日ここ巣立ちの場に「希望に満ちた未来」という大きな夢に向かって、同窓会と在校生、教職員一体となって、さわやかに力強く歩み続けたいと思います。みんな卒業おめでとう。 平成26年2月28日 京都市立洛陽工業高等学校校長 恩田 徹 卒業式
本日(2/28)は平成25年度卒業式です。卒業生を祝福するかのように昨日からの雨も上がり晴れ間が出てきました。多方面から祝電・祝文をいただいております。ありがとうございます。
卒業証書授与式は10時開式です。3年生が9時55分から入場しますので、保護者の皆様は9時50分までに、式場へお願いいたします。 2/28は卒業式です。
下記の通り平成25年度卒業証書授与式を挙行いたします。ご来賓の皆さま、3年生保護者の皆さま、ご多用のこととは存じますが、何卒ご出席下さいますようお願い申し上げます。
日 時 平成26年2月28日(金)午前10時 開式 3年生が9時55分から入場します。 保護者の皆様は9時50分までに、式場へお願いいたします。 式 場 講堂(本館3階) 国家試験受験 電子コース
電子コース2年生の課題研究「シーケンス制御班」5名が「(国家)技能検定3級電気機器組立て(シーケンス制御作業)実技試験」を受験しました。(2月2日、パナソニック(株)ライティング社)
この試験は、制限時間内に、電線の配線を行い、課題として与えられた動作を実現する制御をPLCという機器にプログラミングするものです。課題通りに機器が動けば、合格となります。全員時間内に課題をクリアし、会場内で最短時間を記録した生徒もいました。 また、学科試験は1月26日に行われ、自己採点では全員が合格できる得点でした。結果が非常に楽しみです。 このような試験に挑戦することによって、モチベーションが上がり、さらなるレベルアップが期待できそうです。 龍谷大学との高大連携校会議を開催
本校は、平成24年12月から龍谷大学理工学部と高大連携協定を締結しています。先に連携協定を結ばれていた滋賀県内の工業高校3校とともに今年度から連携事業にむけた連携会議を定期的に開催しています。
本日(2/26)は、高大連携に関して今年度の振り返りと次年度へ向けて、龍谷大学をはじめ滋賀県内の工業高校3校が一堂に会して、総括会議を行いました。 龍谷大学との連携では、ハイパーステージを中心に大学体験授業やプログラミング競技会(ロボコード)、数学連携授業などを実施しています。また、特別推薦入学枠も設定していただき、高大接続を見据えた事業を展開しています。 ※締結の際の京都新聞記事 手造りコマで大会出場!
電気コース2年生の有志4名(2チーム)が「全日本製造業コマ大戦キセイレン場所in京都ビジネス交流フェア2014」(2月21日、於パルスプラザ)に出場しました。自分たちで旋盤をまわし、1からコマを製作しました。
結果は、1回戦敗退と、ベスト16でした。生徒たちは非常に残念がっていましたが、思うようにいかないことは「ものづくり」にはつきもの。苦戦しながら工夫を凝らし成長してほしいと思います。 このような大会に出場することによって、学校外の取り組みや技術に触れられ、大きな刺激を受けたのではないでしょうか。 LEGOでプログラミング
本日(2月25日)、京都産業大学との高大連携授業の一環で取り組んできました、ハイパーステージ(特別進学クラス)1年生の実習成果発表会を行いました。2学期の末からLEGOブロックを用いたプログラミングの学習を続けてきました。
2チームに分かれて作業をし、それぞれ工夫した点等を発表したのち、実際に動作させました。円柱の筒を持ち上げ所定の場所まで移動させるプログラミングを目指していましたが、なかなかうまくはいきませんでした。 また、この実習では、チーム内で知恵を寄せ合い工夫をして、協力しながら製作を進めました。チームで作業することの大切さを感じられたのではないでしょうか。 この経験を通して学んだことを今後の実習をはじめ、学校生活に活かしていってもらいたいと思います。 本プログラムでは京都産業大学の先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。 桂川クリーン大作戦!!
本日2月23日(日)9時より、第8回桂川クリーン大作戦が桂川河川敷一帯で行われ、洛陽工業高校からも生徒会、サッカー部員、環境委員、生徒有志、教職員あわせて20名余りが参加しました。今年は、表面上のゴミは例年より少なめでしたが、昨年9月の台風18号による堆積物の下にあるものと思われます。河川敷は、まだまだ、大雨の爪痕が残っていました。参加した生徒の皆さんお疲れ様でした。
生徒発表会(京都市立高等学校教育研究会工業部会主催)
2月22日(土)に京都市立高等学校教育研究会工業部会主催の生徒発表会が伏見工業高校呉竹館で開催されました。洛陽工業高校と伏見工業高校の2校から10テーマの発表がありました。3年生を中心に各コースの特色ある取り組みの成果を10分間にまとめてのプレゼンテーションでした。本校の発表テーマは、『「全国高等学校ロボット競技大会」を目指したロボット製作』(機械コース)、『高輝度LEDを用いたBSOカウンターの製作』、『「目指せ世界大会」〜自律型サッカーロボットの製作〜』(電子コース)、『納豆菌による水の浄化』(京都ものづくりコース)、『ハイブリッド・ロケットの製作と打ち上げ』(ハイパーステージ)の5本でした。ほとんどのグループが、先日行った校内の課題研究発表会で舞台に立っており、まとまりのあるプレゼンでした。
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