最新更新日:2024/10/01 | |
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修学旅行と人権学習
通訳の方が、この両校の取組は国と国の親善として市民レベルのすばらしい外交だと言ってくださいました。まだ中学生だけれども一番多感な君たちは、考える力や感じる力を持ったつぼみです。その君たちが、この体験を通して、やがて様々な形で花を咲かせ、実を結ぶことでしょう。世界観を広げ、学力と人格を高めるニーズを感じ、将来、国や文化・人それぞれの様様な違いや垣根を越えた素晴らしい世界を創ることに想いを託してきました。生きた国際理解と人権学習のフィールドワークとして、また、生きた言語活動としての韓国修学旅行でした。今回を最後に取組の集大成としましたが、西院の子たちの今後の実りに期待しています。帰国後の人権学習などの感想を紹介しておきます。
◆日韓の絆を感じました。世道中との交流の時もハングルが通じなくても見ぶり手ぶりで通じたり、最後のお別れの時も泣きそうになっていた人がいたり、泣いていたり、本当に日韓の絆を感じることができました。韓国と日本は違うけど、心は同じだから中身(心)は皆同じということを感じました。 ◆世道中の人はみんな不安そうにしている感じもしなくて、生き生きとして、楽しそうに見えました。言葉や文化が違っても、楽しく一緒に遊べることが伝わってきました。 ◆その国のことを知ることが一番だと思う。「差別のスパイラル」にもあるように、無知が一番いけないと思う。だからアジアの国を知り、偏見をなくすことから始めればいいと思う。それで、後は現地に実際に行ってみればいいと思う。「百聞は一見にしかず」のようにとりあえず見ることが大切だと思う。そしたらきっと差別することはなくなる、というか、しようと思わないと思う。お互いに知らないままでいるより、知って仲良くなる方が絶対良いと思う。 ◆韓国の中学生も日本と変わらずいい人がいっぱいで、国が違うから人柄も全然違うと思っていたけど、みんな同じで安心した。 ◆振り返ってみたら、すごくみんな楽しそうで笑顔でした。言葉が通じていなくても、思いが伝わっていて、温かい気持ちになれました。会ったばかりで、すぐ仲良くなれて絆が深まりました。 ◆もしも今後、国際交流をする機会があったら、まずは相手の国のことをよく知りたい。その国のことは初めて会った国の人の印象が影響するって言うし、多くの国の人と交流して日本の良さを理解してもらいたいと思う。 |
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