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最新更新日:2025/06/25 |
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目標![]() 中学2年生の弟が,お母さんに,将来について,東京の体育大学へ行って,そして,地元に戻って体育の教師になり,家を守り,お母さんを守るという目標を持っており,家に帰ってからも疲れた体を引きづりながらも走ったり,塾が終わってからも遅くまで勉強したりとしているのに対して,自分はなんとなく日々を過ごしてきており,そのことを大変恥ずかしく思い,弟を素直に尊敬することとなった。そして,小さなことでも目標を設定し,努力を重ねてみたいと強く思うようになった。 年の上下ではなく,素直に弟を認め,自分の行動を顧みる素直さが素晴らしいと思う。そして,目標を持った者の強さというか,持ったがゆえの行動化がこれほどまでに人を変えるのかということでもある。 よく目標を持つことの大切さが説かれる。目標は誰でも設定はできる。ただ,そのための努力が付随するかどうかである。付随しなければ,本当の目標ではないし,ただのお題目でしかない。やりきる精神力とも言えるかもしれない。 目標を持つためには,自分の将来を見つめなければならない。その見つめるという行為そのものも大事であるし,そのために何をしなければならないかも考えなければならない。そのことも大切である。そして,実行力が試される。そのすべてが目標を持つことから生まれるのである。 物事には派生ということがいろいろとある。それらをひっくるめて物事が成り立つもので,この女子高生も,弟の人格を見直すこととなったばかりか,自分の全てを見直すきっかけとしている。目標を持つことの意義を多方面から教えてくれたように思える。 私立高等学校 願書点検
昨日は、成人式でした。京都市内では、14501人が大人の一歩を踏み出したそうです。新聞には「未来 きっと上り坂」という見出しが出ていました。これからの人生航路が幸多かれと願っています。
放課後に、3年生の教職員で私立高等学校の願書点検を行いました。生徒から集めた願書を記入まちがいや記入もれがないか丁寧に点検しました。点検をしている教職員は真剣な表情でしたが、全員の合格を祈る暖かいまなざしも感じました。 ![]() ![]() ほんの少し![]() ただ,何事も最初から面白かったことなどないはずだ。読書にしても,読んでいる間にスピードも上がってき,楽しくなっていくのである。また,何かのスポーツでも,例えば,野球などでも,素振りばかりやらされるとかであっても,そののち,それにつながる何かが生まれて,楽しくなるのである。 勉強も同じである。何かよくできそうな人を見て,すごいなと思うかもしれないが,実はちょっと頑張ったことで,相当進んでいるように見えているだけかもしれない。最初はつまらなくても,やっている間に,積極的なものに変わっていくことは多々あるように思う。ほんの少しの辛抱が,それにつながるように思える。 自分の趣味でもそうだが,最初はいろいろなことがあった思うが,ほんの少し我慢を重ねて,その楽しさを持続させてきたことで,今に至っていることなど多くあるはずだ。今の時代,楽しいことが多いが,本当にその中に心から自分をぶつけているだろうか。自分の生きがいを見つけるためには,ほんの少しの我慢が必要なのである。それがなければ,そんなことは見つけられないだろう。ほんの少しの我慢を学ばなければならないのであるように思う。 「蟻とキリギリス」という話がある。暑い間,ほんの少しの間であるが,汗を流しながら食料をせっせと運びこんだ在りに対して,キリギリスは歌を歌っている。やがて寒い冬になって,どうなっただろうか。ほんの少しの我慢がそれであるように思う。いやあれはつくり話であると一言で片づけられるだろうか。 寒さに負けず
今朝は、うっすら雪化粧。道路は凍結して、車は速度を落として走っていました。文字通り「寒のうち」といった風情です。また、今日10日は「10日えびす」です。京都四条の恵比寿神社では、「商売繁盛で笹もってこい」の掛け声のもと、多くの参拝者がつめかけます。京都の新春の風物詩です。
グランドでは、寒さに負けず3年生の男子が、体育の授業でサッカーをしています。元気な声が響いています。3年生はどうしても運動不足になりがちです。体育の授業などで汗をかくくらい身体を動かしてください。そして風邪に負けない強い体力を養ってください。 ![]() ![]() 解答用紙![]() 国語はまたテストも難しい。解答が揺れるからである。記述の解答などどうしたら客観的につけられるのだろうかという思いをよく持ったものである。ゆえに,私は,国語の答案を返却した時,解答を説明するが,これはどうなんですかという問いに対して,再度全ての答案を回収し,見直しを図った。それほど一人の解答によって,他の解答も関連してくるように思えたからだ。 解答の採点をしながら,×をつける時,指導者はどう考えているのだろうかと思う時がある。もちろん,本人の理解不足であることには違いないが,その裏返しは,指導者の指導不足であるからだ。教え切れていない自分がいるのである。このことをどれだけ謙虚に自分を見つめられるかである。 採点が終わると,解答用紙に正の字で,間違った個所の人数をカウントしていた。どの問題の正答が悪かったのかを調べるためである。問い方がまずかったのか,指導の方法がわるかったのかといった自分自身の指導を振り返るためである。それは,誤答の類型化を知るためにも,大きな参考になった。そして,それは,研究授業で指導案を書くときの生徒の実態を知る上でも大きな資料となった。 ×の活用こそが,我々の仕事の上で大変有意義なものなのである。×をしっかりと授業に生かさなければならない。×をつける時,こんなことも分かっていないのかという自分の指導を棚に上げる教師などはよもや居ないと思っているが,宝の宝庫の解答用紙を大切にして欲しい。 3年生 面接練習
今朝は、冷え込みが緩みましたが、昼間はあまり気温が上がらず寒い1日です。今週末は寒波が襲来し、冷え込みが強まるそうです。インフルエンザの流行も近いと思われます。体調管理に十分注意してください。
3年生は、受験をひかえて面接練習が始まりました。本番さながらの緊張感をもって真剣に取り組んでいます。面接は、自分自身をもう一度見直すいい機会でもあります。しっかり準備をしておいてください。 雨の1日
今日は、雨の1日です。冷たい雨が降り続いています。この雨で大地にしみ込んだ水が春の芽吹きを助けます。そう考えると今日のような雨も貴重なのです。
雨でグランドの部活動も中止です。グランドは雨に煙っていました。 ![]() 食事の前に![]() そのことでいえば,3年生はこの1月末に最後の定期考査が行われる。この考査をどのように受けようかと考えることである。今までの受け方で一番の勉強方法というか、どのような受け方で力が発揮できたかをよく考えて欲しい。これからは一つ一つがそうした思いを持って進めてなければならない。 さて,「朝飯前」という言葉がある。そのまま取れば,朝食を取る前であるが,もう一つ,やさしいことという意味がある。もともとは,朝食の前でもできるほど簡単なことである。簡単なことであるから,朝食の前にできるのではなくて,朝飯の前ゆえに,簡単にものができるということなのである。つまり,朝飯という食事が問題なのである。 食事を取ると,普通どうなるかはわかっていると思う。なぜか眠くなってくるのである。学校の4時間目と5時間目を考えればすぐにわかるだろう。胃の中にものが入ると,血は胃の方向に流れていき,頭へは血のめぐりが悪くなるので,頭がボーとしてくるのである。ゆえに,朝飯を食べる前ゆえに,どんなことも簡単にできてしまうのである。 そう考えると,食事を取っての学習は効率が悪くなるということである。家ならば,ある程度まで引きのばして,頑張る方が効果的といってもいいだろう。ゆえに夜食などは,最も効率が悪いとみていい。朝型の勉強をといわれることが多々あるのはそのためである。夜食を食べつつ勉強するより,朝早く起きて,朝飯前の状態で学習に臨んだほうがいいのである。 そのことを考えると,夕食前,つまり,学校から帰宅後すぐに勉強に取りかかることも効率的であるといえよう。朝飯前に対抗して,夕食前である。今の間に,そんなことも考えてみるのもいいことだと思う。 語源![]() 今日のような朝,自転車などに乗ると,爪が痛いという感覚になる。「爪痛し(つめいたし)」が「つめたし」となり「冷たい」となった。語源を探れば具体的なことが分かってき,なるほどと感心することが多い。ちょっとそうした目で言葉を見てみるのも楽しい。 「垂氷」は「タルヒ」と読む。氷が垂れていることから,今でいう「ツララ」である。源氏物語に「末摘花」という,鼻の垂れさがった姫君が登場するが,その象のような鼻に対して,次のような歌がある。 「朝日さす軒の垂氷(たるひ)は解けながらなどかつららのむすぼほるらむ」 意味は,「朝日がさしている軒のつららは溶けているのに,どうしてあなた(末摘花)は黙ったままでわたし(光源氏)に心をうち解けてくれないのですか。」である。 「軒の垂氷」が「ツララ」が「タルヒ」であることが分かる。 「霜」は下にあることからという説や「萎む(しぼむ)」という、草木がしぼむことから出たともいわれている。 語源を遡ると,いろいろな具体が見えてきて,ものの本質がわかる。本質は考えを進める上で大切なことである。そんな目を少しでも持つことで,見えなかったもの,見えてこなかったものまでもが見えて来るように思える。 発育測定
今日は、気温は低いですが朝から冬晴れです。年が明けて日暮れの時刻がいくぶん遅くなったように感じます。これからは一陽来復です。
また、今日は春の七草、七草がゆを食べる風習があります。春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・ほこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろです。お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわる意味があるそうです。 各学年、発育測定が行われています。多目的ホールでは身長と体重測定、教室では視力検査です。自分の身体のことを知ることは大切なことです。身体が大きく成長する時期ですからなおさらです。 ![]() ![]() |
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