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最新更新日:2025/06/20 |
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解答用紙![]() 国語はまたテストも難しい。解答が揺れるからである。記述の解答などどうしたら客観的につけられるのだろうかという思いをよく持ったものである。ゆえに,私は,国語の答案を返却した時,解答を説明するが,これはどうなんですかという問いに対して,再度全ての答案を回収し,見直しを図った。それほど一人の解答によって,他の解答も関連してくるように思えたからだ。 解答の採点をしながら,×をつける時,指導者はどう考えているのだろうかと思う時がある。もちろん,本人の理解不足であることには違いないが,その裏返しは,指導者の指導不足であるからだ。教え切れていない自分がいるのである。このことをどれだけ謙虚に自分を見つめられるかである。 採点が終わると,解答用紙に正の字で,間違った個所の人数をカウントしていた。どの問題の正答が悪かったのかを調べるためである。問い方がまずかったのか,指導の方法がわるかったのかといった自分自身の指導を振り返るためである。それは,誤答の類型化を知るためにも,大きな参考になった。そして,それは,研究授業で指導案を書くときの生徒の実態を知る上でも大きな資料となった。 ×の活用こそが,我々の仕事の上で大変有意義なものなのである。×をしっかりと授業に生かさなければならない。×をつける時,こんなことも分かっていないのかという自分の指導を棚に上げる教師などはよもや居ないと思っているが,宝の宝庫の解答用紙を大切にして欲しい。 3年生 面接練習
今朝は、冷え込みが緩みましたが、昼間はあまり気温が上がらず寒い1日です。今週末は寒波が襲来し、冷え込みが強まるそうです。インフルエンザの流行も近いと思われます。体調管理に十分注意してください。
3年生は、受験をひかえて面接練習が始まりました。本番さながらの緊張感をもって真剣に取り組んでいます。面接は、自分自身をもう一度見直すいい機会でもあります。しっかり準備をしておいてください。 雨の1日
今日は、雨の1日です。冷たい雨が降り続いています。この雨で大地にしみ込んだ水が春の芽吹きを助けます。そう考えると今日のような雨も貴重なのです。
雨でグランドの部活動も中止です。グランドは雨に煙っていました。 ![]() 食事の前に![]() そのことでいえば,3年生はこの1月末に最後の定期考査が行われる。この考査をどのように受けようかと考えることである。今までの受け方で一番の勉強方法というか、どのような受け方で力が発揮できたかをよく考えて欲しい。これからは一つ一つがそうした思いを持って進めてなければならない。 さて,「朝飯前」という言葉がある。そのまま取れば,朝食を取る前であるが,もう一つ,やさしいことという意味がある。もともとは,朝食の前でもできるほど簡単なことである。簡単なことであるから,朝食の前にできるのではなくて,朝飯の前ゆえに,簡単にものができるということなのである。つまり,朝飯という食事が問題なのである。 食事を取ると,普通どうなるかはわかっていると思う。なぜか眠くなってくるのである。学校の4時間目と5時間目を考えればすぐにわかるだろう。胃の中にものが入ると,血は胃の方向に流れていき,頭へは血のめぐりが悪くなるので,頭がボーとしてくるのである。ゆえに,朝飯を食べる前ゆえに,どんなことも簡単にできてしまうのである。 そう考えると,食事を取っての学習は効率が悪くなるということである。家ならば,ある程度まで引きのばして,頑張る方が効果的といってもいいだろう。ゆえに夜食などは,最も効率が悪いとみていい。朝型の勉強をといわれることが多々あるのはそのためである。夜食を食べつつ勉強するより,朝早く起きて,朝飯前の状態で学習に臨んだほうがいいのである。 そのことを考えると,夕食前,つまり,学校から帰宅後すぐに勉強に取りかかることも効率的であるといえよう。朝飯前に対抗して,夕食前である。今の間に,そんなことも考えてみるのもいいことだと思う。 語源![]() 今日のような朝,自転車などに乗ると,爪が痛いという感覚になる。「爪痛し(つめいたし)」が「つめたし」となり「冷たい」となった。語源を探れば具体的なことが分かってき,なるほどと感心することが多い。ちょっとそうした目で言葉を見てみるのも楽しい。 「垂氷」は「タルヒ」と読む。氷が垂れていることから,今でいう「ツララ」である。源氏物語に「末摘花」という,鼻の垂れさがった姫君が登場するが,その象のような鼻に対して,次のような歌がある。 「朝日さす軒の垂氷(たるひ)は解けながらなどかつららのむすぼほるらむ」 意味は,「朝日がさしている軒のつららは溶けているのに,どうしてあなた(末摘花)は黙ったままでわたし(光源氏)に心をうち解けてくれないのですか。」である。 「軒の垂氷」が「ツララ」が「タルヒ」であることが分かる。 「霜」は下にあることからという説や「萎む(しぼむ)」という、草木がしぼむことから出たともいわれている。 語源を遡ると,いろいろな具体が見えてきて,ものの本質がわかる。本質は考えを進める上で大切なことである。そんな目を少しでも持つことで,見えなかったもの,見えてこなかったものまでもが見えて来るように思える。 発育測定
今日は、気温は低いですが朝から冬晴れです。年が明けて日暮れの時刻がいくぶん遅くなったように感じます。これからは一陽来復です。
また、今日は春の七草、七草がゆを食べる風習があります。春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・ほこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろです。お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわる意味があるそうです。 各学年、発育測定が行われています。多目的ホールでは身長と体重測定、教室では視力検査です。自分の身体のことを知ることは大切なことです。身体が大きく成長する時期ですからなおさらです。 ![]() ![]() 3期がスタート
今日から3期がスタートしました。1時間目は、放送による全校集会に引き続き、教室で学活が行われた。書初めを集めたり、冬休みのできごとをクラスメートの前で発表したりしていました。その後、昼食をはさんで6時間目まで授業がありました。
1月は「いく」、2月は「にげる」、3月は「さる」と言われます。それくらい3期は、早く過ぎ去っていきます。体調に注意して、笑顔あふれる充実した3期になるように願っています。 ![]() 新年に![]() 今年も大宅中学校を何とぞよろしくお願いします。 さて,今日より3期が始まった。穏やかな正月であった。生徒たちの動向に対して,大きな事故やけがなどは聞いていない。何よりの休み明けである。教室では,書き初めなどの課題を集める姿が見られた。昼食,6時間ともはや全開である。今日は3期に当たっての全校講話を掲載しておく。 休みの間,大きな事故やけがはなかったでしょうか。穏やかな三が日であったことが何より嬉しいものです。このお正月を挟んでの休みに対して,家の人のために,自分の役割を担って下さいといていましたが,どうでしたでしょうか。このことは休み中ゆえに強調しましたが,平常に戻った今日も,いろいろと自分の役割を担うことは大切なことですので,家族のために,クラスの,学年のみんなのためにやれることを考え,身を以てその行動を起こして欲しいと願っています。 ところで,今日から3期が始まりますが,2期の修了式でもいいましたが,この3期は,4月からの新年度に向けての滑走の3か月です。新年早々,今年こそはという抱負を誰もが持つときですが,それを3か月間とにかく邁進することで,4月のスタートを切ることだと思っています。今年度のまとめをしつつ来年度に向けての準備もするという本当に慌ただしい時期でもありますが,ここが大事なところです。 とりわけ3年生は力を出し切るためにはどうすればいいかということをそれぞれが良く考えなければなりません。学習もそうですが,健康管理も大切になってきます。健康があってはじめて,力も出し切れるのです。周りのいろいろなことも考えて,力を出し切れる環境を整えることが大切です。 また,1・2年生のみなさんも,3年生の応援をしてください。大事な時期に学校上げて3年生を支えるのは当然です。これも3年生が力を出し切る環境づくりですので,よろしくお願いします。 ところで,4月からのスタートを意識してと申しましたが,もう一つ大事なことがあります。4月からのスタートを意識するとき,それは新しい1年生が入学してくることです。気持ちよく迎えるためにはどうすればいいのかといえば,何も特別なことはないと思っています。3年生を含め,1・2年生が,先ほども申しましたように,4月を意識してこの3か月をしっかりと準備を進めることこそが,何よりも気持ち良い迎えになると思います。なぜなら,それぞれの次の学年を意識しての2年生となり,3年生となるからです。これほど素晴らしいことはありません。 一人一人の皆さんが,とにかく4月を意識して暮らすことこそ,新入生を迎える何よりもの準備だと思っています。どうぞよろしくお願いします。 といった内容であった。 冬休みの部活動
今日も寒い1日です。曇り空ですが、雪が舞うかもしれません。
寒い中ですが、グランドや体育館では部活動が行われています。グランドでは、サッカー部とソフトテニス部が懸命にボールを追いかけています。体育館では、バレーボール部がレシーブの練習を繰りかえしていました。午後からは、女子バスケットボール部が活動します。 今日は、仕事納めです。保護者の皆様や地域の皆様に支えられ、1年が終わろうとしています。新年も本校教育にご理解、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。なお、12月29日(日)から1月3日(金)までは学校閉鎖日です。3期は、1月6日(月)から始まります。 ![]() ![]() ![]() 新年を前に![]() 家庭での役割は,学校での役割とは違う。しかし,その精神は同じであると思う。いつも言うことだが,「志」である。家庭生活において,自分が家族のために何をすべきかを考え行動することは,学校において,クラスや学年,また学校全体のために何をすべきかと同じである。集団生活をすることは,集団の中での自分の存在意義を示さなければならない。つまり,集団の中で,自分が役立つこと,そのことを考えなければならない。人は人との関わりの中で育つものであり,それはまさに人のために自分ができることは何かを考えることである。 家庭も地域も学校も同じである。それが広がることが,ボランティアであり,そして,それ以上のものとなっていくのである。そのような気持ちを広げることを生徒たちに考えさせなければならない。それが生きている証でもあるように思う。 新しい年を迎える際して,「志」という人のためにある自分を意識する年に,さらになって欲しいと願っている。家庭も地域も学校も同じ方向性で進むことが何より大切にしなければならないし,その思いの中で生徒たちは育っていくのである。 その最たるものは,学校における日直であるように思う。日直は黒板を消したり,窓の開閉をしたり,日常の諸々のことをしなければならない。その日直を,私は奉仕活動だと思っている。みんながよりよく1日を暮らせるために,今日の自分があるのだと思う。「奉仕」とは,損得なしに社会や人のために働くことである。清掃も奉仕活動であると思う。 よく,掃除などでは,どうせやっても○○君もさぼっているからとか,外の人もいい加減なのに,自分だけがきっちりやってもという言葉や思いを持つ生徒が多い。しかし,よくよく考えてみると,損得勘定だけでものごとを考えると,奉仕活動として恩恵を受けていたものが,だれもがいいかげんな活動となっていく中で,恩恵どころか,ますます悲惨な状態になっていくことを想像できないのである。そうなると,束縛された状況下での活動となり,罰とかといった制限された,束縛された力が働き,本当に恐ろしいものに転嫁されていくのである。すると面白くない,つまらない思いが心に芽生えることとなる。何かやいやいいわれてやる学習が身につかないのと同じであるように思う。 1年間,皆さまに支えられてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。 |
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