京都新聞に「地球ホームページ」というコラムがあります。そのコラムの「体育の授業公認」という言葉に興味が魅かれて読みました。イスラムの世界における男女の権利についてはある程度の情報は聞いて知っていましたが、体育の授業がこれまで公認されていないとは知りませんでした。それも私立学校でのことで公立はまだ禁止状態のようです。しかし女性弁護士が誕生したので女性の立場を擁護する役割に期待が集まっていると書かれています。新年を迎えて、私たちは夢や希望、願い事が叶うように願います。その願い事はは一人一人違います。その違いは国ごとの価値観によって様々だということがこの「地球ホームページ」からわかります。私たちにとって存在して当然なものでも、国によって、また人によって夢や希望として抱いている人たちがいるという現実。その現実を私たちの国、私たちの地域、私たちの日常の生活に照らし合わせると、私たちが抱く夢や希望そのものに有り難さを感じる時があります。だからこそ大事にしたいと思うのです。私たちが抱く夢と希望。その夢と希望を形にすること。形にすることが新たなの夢や希望に繋がっていくのです。イスラムの女性弁護士の活動も夢や希望を一つ一つ形にしながら未来に向かっていくのだと思います。夢や希望を形にすることが未来に繋がること、それは文化や価値観が異なっても普遍です。