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最新更新日:2025/03/28 |
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「教養の時代」
明日から3連休で24日から冬休みです。冬休みはクリスマス、お正月と日本中がお祭り気分になります。しかしお祭り気分に浮かれてばかりではいけません。担任の先生との懇談で学習課題が指摘された人は多いはず。この冬休みにその課題克服に努力してほしいと思います。十年ほど前、もっと前かもしれません。「個性尊重」という言葉が随分と流行しました。「個性」は本来、人や社会に受けいれられてはじめて「個性」が発揮されるものなのですが、「個性」を独善的なものと受け取られている部分があったように思います。得意なことを伸ばして、嫌なものはしなくても良いというような発言をテレビで著名な人物がしていたことを覚えています。教育界では「飛び級」制度もつくられました。それを否定するつもりはありませんが、今は『「教養の時代」がやってきた』と言われています。大学では「リベラルアーツ」と称して一般教養が重要視されはじめ、大学の後半(大学院も含めて)で学ぶような教育過程が現れています。アメリカの有名大学ではそれが当たり前となっているようです。大学を出て社会人となる人には幅広い知識をもって専門分野に通じることが求められているのです。さて、冬休みの学習をどのようにするか、を考えた時、苦手教科を強化することが学力の底上げになって効果的であるという体験談をある教育雑誌が紹介しています。3年生は目の前に進路が迫っています。苦手教科や領域に取組んで自信につながる学習の機会として冬休みを活用してほしいと思います。公立高校の選抜試験では幅広い知識とその活用、平たく言えば受検者の幅広い「教養」が従来よりも求められるのではないかと思います。画像は全校集会で生徒会が発表している様子です。
![]() 冬休みと弱点
先週から三者懇談が始まっています。特に3年生は進路決定にむけて詰めた話し合いが行われています。この懇談が終れば冬休み。3年生の冬休みはこれまでとは違った過ごし方になります。目の前に進路実現が迫るなか、1、2年生時の頃のような開放感に浸る冬休みにはなりきれません。今年の冬休みの期間は例年より少々長く16日間です。この16日間をどのように過ごすかは3年生には重要なポイントです。ある教育雑誌に目を通すと、冬休みの学習について記載されていました。そこには苦手教科を勉強することは学力をあげる一つであるとあります。確かに得意教科を伸ばしても、苦手教科はその「足を引っ張る」ということはありうることです。スポーツの世界でも弱点のある選手は長けるところがあっても御(ぎょ)し易いといわれます。この雑誌には冬休みは弱点に取り組んだ結果、成果が上がったというデータを紹介していました。何事にも平均に出来る上に一つ長けるところがあると結果は良いということなのでしょう。画像は3年生の面談の様子です。
![]() ![]() 全員の入学を![]() 試食会![]() ![]() 「そんな事に自分の人生かけたらアカン」![]() 合同運動会
12月2日(月)に府立体育館で京都市中学校に育成学級が設置されている学校の合同運動会が開催されました。体育館の中は、半そでや短パンで競技に参加する生徒が多く、歓声と熱気が寒さを吹き飛ばしていました。午前中は一人一人の競技が多く。皆よく走りました。画像は50m走、レクレーション走の「飛んでゴールへGO」と「サバンナレース」の様子です。
![]() ![]() ![]() 25年度第1回冬季講座
11月30日(土)に今年度1回目の3年生を対象にした冬季講座を開講しました。今回講師としてお世話になったのは、明徳高校国語科の藤木真澄先生です。藤木先生は入試担当として本校も毎年お世話になっている先生です。冬季講座は過去の入試問題を利用して講義形式で60分×2の120分行っています。しかし内容は答えを導き出すことを求めるだけではなく、問題内容・形式によってどのようなことを求められているのか?どんな力を見たいのか?どういうことに注意が必要かなど、入試に対するテクニック的な内容も交えて講義をしていただきました。受講した生徒に聞いても「すごく解りやすかった」「来てよかった」と、2時間の講義に満足した声が聞けました。今回学んだことを家庭学習にも生かして、頑張ってほしいと思います。
![]() ![]() 関心をもって見る事
11月29日(金)に人権について全校集会を行いました。昨年度はカンボジヤの「子ども兵」について学習しました。今回は昨年度と同じテラルネッサンスから講師の栗田氏をお招きして「地雷」について学習しました。カンボジヤでかつての政権が反対勢力から逃避する時間を稼ぐために埋めらた地雷。その地雷が埋まっている所で生活を余儀なくされている人たち、あるいは地雷の被害にあって手足を奪われて未来ある生活を奪われた人たちに私たちが出来ことは・・・。栗田さんは講演の最後に「関心をもって見ることが人権を大切にすることに繋がります。関心がなければ、放置されたままの状態が続くのです」とまとめられました。前回の「子ども兵」と今回の「地雷」についてこれまで知らなかったことを学びました。どのように講演をきいて感じたでしょうか。
![]() ![]() ![]() 「もしもし、田中さん! 田中さん!」
「もしもし、田中さん! 田中さん!」。これは11月28日に2年生が救急救命の実技講習を格技場で実施した時の、意識確認の場面です。実技講習では8つのグループに分かれて講師の西京消防署員の方にも各グループにお一人ずつ担当していただきました。人工マッサージの実際とAEDを使った救命の方法について実技を通して学びました。どのグループの生徒も署員の方の指示で熱心に指導を受けていました。救急救命は「救急」と「救命」がセットになっています。急ぎと同時に手法を施さないと人の命は守れません。家族の方に救急救命が必要になることも高齢化社会では十分に考えられること。今回の講習はぜひ身につけておいてほしいものです。学校にも1台、AEDを用意しています。家庭、地域にAEDがどこに設置されているか、普段から知っておくことが重要です。
![]() ![]() ![]() 努力はウソをつかない
第4回定期テストが昨日26日から始まっています。今日はその2日目。昨日のテスト監督をしていた3年生の先生は「生徒は緊張していて、トイレを訴えるほど」とか。目の前に迫っている進路選択。定期テストに神経質になるのは仕方ないですが、緊張しすぎても能力は発揮できません。「自分のめざす道に向かって今日まで頑張ってきました。自分の力を信じて、・・・」と黒板に書かれています。「努力はウソをつかない」と言われるように、努力した分、その成果はあるはず。頑張ってほしいと思います。
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