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最新更新日:2025/06/18 |
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人権講演会から![]() 昔からの言い伝えというか,迷信の話から,テレビ番組やインターネットでの情報,思い込み等など,私たちが陥りやすい数々の話を具体例を挙げながら,ゆっくりと丁寧にお話しいただき,「人の値うち」という詩と歌でまとめとされた。 人権の話は,いろいろな角度からの切り口があり,いつもはっと気付かされる。それだけに,いつも新たな気持ち聞くことができる。私は,前にも書いたが,「怒」を挙げている。この感情が持てるかである。常に自分自身の指標としている。そして,その指標の支えとなるものが,「理性」であると考えている。理性によって,怒りは押さえられるし,理性によって怒りが持てると思っているからだ。ゆえに,どれだけ人権感覚があるかの,どれだけ人権の学習を積んだものかの指標として理性を捉えている。 この12月の人権週間だけが人権を考える時ではない。日々,いろいろな中で,人への思いを馳せられるかである。毎日,毎日が人権を考える日であるように思うし,また,そうでなければならない。 日々の人との関わりの中で,人権感覚は養われていくように思う。気づかなかった点を気づかせてくれることが本当に多い。素直に自分の心に受け入れられる心を持ち続けなければならないと思っている。そんな人権感覚が大切であろうと思う。日々,新たな人権感覚を持つことで,自分自身を高められれば思う。 ようこそアーティスト
師走も中旬を迎え、慌ただしさが増してきます。落ちついて学校生活、日常生活ををりたいものです。
今日は、2年生で「ようこそアーティスト・文化芸術特別授業」を行いました。筑前琵琶日本橘流日本橘会 師範の谷口旭佳先生に来ていただき、平家物語 筑前琵琶弾き語りを披露してもらいました。演目は「扇の的」と「一ノ谷」です。「扇の的」は教科書にものっていてよく知られています。源平の合戦の屋島の戦いで、源氏と平氏の武士たちが見守る中、源氏側の那須与一が船上にかかげられた扇の的をうち落とすという一節です。また、「一ノ谷」は、源義経の鵯越(ひよどりごえ)の坂落としで有名な一ノ谷の戦いで源氏側の熊谷直実が、平敦盛をうつ一節です。熊谷直実は、自分の息子と同じくらいの16,17歳の平敦盛をうったあと武士のあわれを身に染みて感じます。「扇の的」「一ノ谷」とも筑前琵琶のもの悲しさを感じる琵琶の音色にのせて独特の節回しで弾き語りをしていただきました。源平の合戦で平氏は、壇ノ浦で滅びます。まさに「おごれるもの久しからずです。」一方、源氏も鎌倉幕府を開きますが、源氏の将軍はわずか三代で滅びます。ここにも人の世の無常を感じます。 弾き語りの後、生徒は実際に筑前琵琶の体験演奏をしました。全員が講師の先生の指導のもと興味深く体験していました。体験演目は、平家物語の有名な冒頭部分「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す」です。生徒が体験演奏する琵琶の音色が教室に響いていました。 本物に触れることは、なかなかできないことです。貴重な体験になりました。 ![]() ![]() ![]() 2年生 ポスター発表に向けて
朝のうちは、雨模様でしたが、午後からは晴れてきました。今日、12月10日は「世界人権デー」です。1948年12月10日に国際連合で世界人権宣言が制定されたことを受けて、定められました。「一人一人が輝く社会」にするためにももう一度人権の大切さを考えてください。
2年生は、ポスター発表に向けて取り組んでいます。チャレンジ体験に行く前に、それぞれが研究テーマを決め、その後仮説を設定し、研究方法を考えました。そして、チャレンジ体験の中でテーマに沿って研究を進め、チャレンジ体験終後に考察、結論へと続けていきます。最後に研究の成果はポスター発表で発表します。どんなポスター発表になるか今から楽しみです。 ![]() ![]() 校門にたって![]() 挨拶は人間生活の基本である。2年生のチャレンジ体験も大きく影響しているかもしれない。いろいろな場面で,挨拶を交わすことが必要だし,そのことが一番大切である。何をおいても挨拶である。 京都では,挨拶ができないことを「折れ反れもできませんで」という。一見何を言っているのかわかないかもしれないが,直接に言わない。「挨拶もできませんで」と言ってしまえば,そのものズバリであるが,「折れ反れ」で体の動作を示しすことで,その動作自体ができないことだけを取り上げようとしているのである。 さて,挨拶は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」だけでない。「ありがとう」「すみません」も含めて言えるかである。それも自然と出るかである。ちょっとしたことに「ありがとう」という謝意が言えることは,頭で考えることではなく,体から自然と出ることである。そのくらいにならねばと思う。 まずは,挨拶からであるが,そういったことがわれわれの生活の潤滑油であり,そうした生活が送れることこそが大切である。その入口があって,中身の話に入れるのであって,決して疎かにできるものではない。何をおいてもまずはしっかりと挨拶ができることである。3年生はとりわけ大事であるが,1,2年生にとっても,日頃からそのことを念頭に,きっちりとした生活を送って欲しい。 1年生 職業講座その2
職業講座の様子です。
※上から警察官・美容師・社会福祉士の方々の講座の様子です。 ![]() ![]() ![]() 1年生 職業講座
午後から雲が多くなり、夜は雨になりそうです。二十四節気の「大雪」が過ぎ、寒さも本番を迎えます。
6時間目に1年生の職業講座が開かれました。社会で活躍されているプロの方に来校していただき、実習を交えてそれぞれの職業を説明してもらいました。また、仕事を続けていてうれしかったことやしんどかったことなどをわかりやすく伝えていただきました。生徒たちは、職業講座を通して職業についての考えを深めていきます。そして探究した成果をポスター発表します。 来ていただいたのは、消防士・船乗り・調理師・警察官・美容師・社会福祉士の皆様です。ご協力いただいて、ありがとうございました。 ※写真は、上から消防士・船乗り・調理師の方々の講座の様子です。 ![]() ![]() ![]() ふれあい餅つき大会から![]() 小学生も多く参加し,子ども用の杵を持って,餅つきに励んだ。地域の高齢者の方々も参加され,小学生の歌や演奏,そして,お餅を賞味されてのひと時を過ごされた。また,橘大学のブランティア部の学生たちの参加もあり,年末恒例の風物詩となっている。毎年,餅をつく量も増え続けているという。前日からの地域の方々の準備も大変である。中学生もその一助となっているのは大変有意義なことだと思う。 地域の絆などと,3.11以降良くいわれるようになってきた。小学生はその地域べったりだが,中学生ともなると,ちょっと行動範囲も広がり,視野も広がっている。3.11の時も,中学生が小学生の手を引いての避難であったなど,よく話題として取り上げられていた。そんな年頃なのである。また,高校生ともなると,その範囲は本当に広がり,ちょっと地域としては大きな範囲となってしまう。とするならば,中学生の時に,こうした地域のふれあい体験に参加することの意義はとてつもなく大事なこととなってくるように思う。 地域の子どもは地域で育てるとよくわれるが,こうしたことに参加することが何よりの実践であるように思う。これから地域を支える裾野を広げることは,地域にとっても大切なことであるし,子どもたちにとっても,地域でどのようなことが行われ,そんな地域に住んでいるのだという実感を持つことは,何にも増して捨てがたい体験である。こうしたことが相まって,地域の活性化があるように思う。 中学生の時に,こうした体験を一度でも体験することは,例え他の地域に住んだとしても,その経験は大きな実りとなるだろう。何も知らずに地域にいるより,地域の一員として役立ち,みなとともにの時間を過ごせることは,有意義な体験以外何ものでもない。こうした積み重ねが,地域の在り様にも大きな変化をもたらすに違いないと考える。生徒会を中心に,参加を募ってもらったことは大変有難い。この輪が大きく広がっていくことを切に願うばかりである。 ふれあいもちつき大会
今日も穏やかな天気で、過ごしやすいです。
大宅小学校で、社会福祉協議会主催のふれあいもちつき大会が行われました。朝早くから多くの方が集まり、セイロで蒸したもち米を臼と杵でつき、その後丸められていました。丸められたおもちは、きなこもちやぜんざいにしてご招待された高齢の方々にふるまわれました。本校からも生徒会本部の生徒を中心に10名くらいがお手伝いにいきました。生徒たちも大忙しで働いてくれていました。最後にきなこもちとぜんざいをごちそうになりました。 ![]() ![]() ![]() ようこそ大宅中学校へ
今日も気温が15度くらいまで上がり、師走としては過ごしやすい1日です。
かわいい訪問者が来られました。「ようこそ大宅中学校へ。」近くの大宅保育園の園児さんです。3年生の家庭科の授業で企画された「幼児とのふれあい」で3年生がお兄さん、お姉さん役で接してくれました。最初は、3年生の方が緊張気味で、どうなるかと心配していましたが、時間がたつにしたがって打ち解けていきました。そして、授業の中で準備した自作の絵本の読み聞かせをしたり、ゲームをしたりと楽しく過ごすことができました。3年生は、童心に戻り笑顔が素晴らしかったです。ご協力いただきました大宅保育園先生方、園児の皆さん、ありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() OECD調査![]() このPISA調査は,OECD(経済協力開発機構)加盟国34カ国を中心に65カ国・地域の約51万人が参加した昨年度の結果である。日本では,対象生徒は高等学校1年生である。その調査で,日本は,数学的応用力,読解力,科学的応用力,それぞれの順位を上げたという。 いつもいうことだが,こうしたことに対するコメントはどれも間違っていないし,なるほどという思いを持たされる。私は,なかでも全国学力学習状況調査を悉皆にし,基礎的・基本的なA問題と活用力を問うB問題がある意味,われわれの指導に刺激を与えた影響は大きいと考えている。 とりわけ,どの様な問題が活用問題なのかといった実例を示されたことで,こうした問題を教師側が意識するようになったことだと思う。言語活動の充実も含め,指導内容の転換を図られたことは大きなことだと思う。こうしたことを国語以外の教科も含めて,まだまだ考えなければならないことだと思うし,まだまだ指導の改善点はあるだろう。 しかし,そういったことも大きな起因ではあるが,もっと大事なことは,学習を積む意義,つまり,学習への関心・意欲の部分をどのように生徒たちにつけるかといったことをしっかりと見つめなければならないと思う。 永遠の課題といえばそれで終わってしまう。先生方がその分を意識しながら,しっかりと指導されることこそが一番大切であるし,その分なくして,これからの伸びは期待できないものと考える。 そうすれば何をすればいいかということであるが,全国学力学習状況調査のA問題はもちろん,活用問題のB問題を意識した授業も入れ込むとともに,文章で書かせることが大切だと思う。文章表現力は何においても大切である。文章で書き表すことで,表現力・思考力を高めることが重要である。書いた文章を練る作業,これをどうするかであるように思う。書かせっぱなしはダメである。 |
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