京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/09/12
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

松ヶ崎浄水場見学2

 続いて,こちらは「着水井」。京都市の水道水は,琵琶湖の水を使っていますが,その琵琶湖から琵琶湖疏水を通って,初めて浄水場に着いたところです。
 琵琶湖の方がこの辺りより10メートルほど高い位置にあり,その高低差で自然な流れでここまでたどり着くのだそうです。

 ここの段階では,まだ水は,黒く,生臭いような臭いがしていました。

 
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松ヶ崎浄水場見学3

 子どもたちがさわっているもの。何だかわかりますか?
これは,とても粒子が細かく,しかも粒がそろった砂です。

 水道水を作る工程で,細かいごみなどを取り除くために,このような砂が使われています。「砂でこす」わけですね。
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松ヶ崎浄水場見学4

 ここは「フロック形成池」。「フロック」って何なん?ってことですが,4年生は全員知っていると思います・・・たぶん。
 琵琶湖から届いた原水に薬品を入れてかきまぜると,微生物などのごみがくっつけられ,少しずつ大きく重くなります。これが「フロック」です。
 一つ目の池では,まだとても小さくて見えにくい状態でしたが,二つ目,三つめと進むにつれて,フロックがだんだん大きなつぶになり,はっきりと見える様子がよくわかりました。
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松ヶ崎浄水場見学5

 フロックが大きく重くなったら,あとは沈でんするのを待ちます。
そして,きれいになった上澄みだけが,次の工程に送られます。

 ここまでくると,最初見た,着水井の水のような,色も臭いも何もありません。
透明のきれいな水になっていました。みんな目や鼻をしっかり使って学習できたはずです。


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松ヶ崎浄水場見学6

 ここは「急速ろ過池」といいます。
2つめの記事に書いた「砂でこす」行程です。

 ただ,「砂でこす」といっても,こされた水は地下で受けているので見えません。「想像力」ですね。
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松ヶ崎浄水場見学7

 さきほどの「急速ろ過池」の砂ですが,よごれを取っているわけですから,だんだん砂によごれがたまってきてしまいます。それで,2日に1回,この砂を洗うのだそうです。

 池の底から大量の水が,うわーーっつと出てきて,ものすごい勢いで,砂をかきまぜ,よごれを一気に押し上げて捨てるしかけになっていました。子どもたちと「水のショー」を見ているような感じで,興味深く見学できました。

 この時に使うのが,あの玄関にあった「ひときわ目立った建築物」にためてあった水でした。なるほど。
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松ヶ崎浄水場見学8

 砂でこしてきれいになった水は,最後に「塩素」で消毒をして「水道水」のできあがりです。

 ところでこのできあがった「水道水」。どのようにしてみなさんの家に送られてくるかご存知ですか。

 五山の送り火のひとつ「妙法」の「妙」の山に「配水池」というのがあり,そこまでポンプで送られているのです。あの山の高さから自然な勾配を利用して各家庭に水道水が届くというわけです。

 今日は実際に見学をして,教室で学習したことを確かめることができました。
雨の中,分かりやすく説明をしてくださった浄水場の職員の方,ありがとうございました。
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夏まつり子ども実行委員会はじまる

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 夏まつりに向けて、子どもの実行委員会も動き始めました。今年も手話を使った全校での歌や子ども音楽隊としての活動をしてくれます。今日から、朝の練習もしてくれています。夏まつりまで、まだしばらくあります。その間に上手になってくれることでしょう。

4年社会見学 松ヶ崎浄水場3

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 水を濾過する時につかった砂を2日に1度洗うそうです。その時の様子を見せてもらいました。砂の下から水が出てきて、かき混ぜられると一気に水が真っ黒に。どんどん汚い水が流されていき、すーっと、きれいな水になり元の様子に戻っていきました。子どもたちも、水の勢いや汚れの色に驚いていました。

4年社会見学 松ヶ崎浄水場2

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 琵琶湖から来る水は、今少し臭いがきついそうで、はじめに活性炭が混ぜられているそうです。そのためはじめはとても黒い水でした。それがどんどん透明になっていく様子を見て、子どもたちは驚いていました。
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