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最新更新日:2025/06/18 |
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人としてのモラル![]() さて,12日の土曜の新聞の投書欄に,東京都の中学生が「ネット書き込み責任もって」という投書が掲載されていた。内容は,音楽の動画サイトにアクセスし,その印象の書き込みに関することを起点として,自分の意見を発信できる素晴らしさとともに,口にするのもはばかれるようなコメントが見受けられるという事実に立って,見えないことからの発信じゃないか,直接相手に向かって話せるか,そして,相手を傷つけないという自信はあるのか,最後に,責任感と覚悟をもって自分の意見を述べて欲しいと結んでいます。 すごくわかりやすい当然の話であるが,利便性と危険性の上に立ってネット社会は存在するのだが,何気ない,いたずらというか面白さ,受けを狙っての写メの投稿かどうかの真意は分からないが,そのこで,店が閉店せざるを得なくなったりとか,賠償責任が生じたりと,一つの話から,次々と同様の話があちこちから出て来る。それほど伝染的に広がりつつある状況なのである。 それだけでも十分恐ろしいことであるのに,最近では,就職が決まっても,以前に投稿したものによって,内定が取り消されたり,結婚のゴール寸前で破談になったりという事例まで多く出てきている。単なる遊びでは終わらない,そんな現状でもある。 高校生が殺害された事件でも,友人の携帯を自分のものとして使っていたため,電話連絡がうまく通じなかったということまで起きている。単に,電話で話し中に友だちにかわるのではなく,ある期間携帯を貸していたことも,よくよく考えれば,個人情報の点からもおかしなことである。借りるのも借りる方であるが,貸すのも貸す方であると思うが,そんな時代になっているともいえる。情報モラルという枠を超えた,ある意味,人としてのモラルの問題と考えなければならないような状況にある。 人として生きるということを真摯に考えなければならないし,そのことをもっともっと肝に銘じなければならない。投書の一部ではあるが,最後の部分を書き添えておく。『「顔が見えないからどんなことを書きこんでも大丈夫」。そう思ってはいませんか。大丈夫と言うなら,同じ内容を直接,相手に向かって話せますか。そして,相手を傷つけないという自信はありますか。そこまでの責任感と覚悟をもって自分の意見を述べて欲しいと思います。』と。 台風26号が北上中![]() 秋季新人大会 試合結果
昨日までの晴天とはうってかわって、どんよりした曇り空です。台風26号が北上していて、明日の未明から明け方にかけて近畿地方に最接近しそうです。今後の台風情報に注意してください。
秋季新人大会の各クラブの試合結果をお知らせします。 (サッカー部)予選リーグ ・10月12日(土) 大宅 4−0 桃陵 ・10月13日(日) 大宅 0−1 双ケ丘 ※予選リーグは、2勝2敗で終了しました。残念ながら決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、今後の活躍に期待がもてる戦いぶりでした。練習を続けて、心技体を磨いていってください。 (野球部)二次戦2回戦 洛 星 10000102=4 合 同 00000200=2 (大宅・洛水・凌風) ※初回に1点を先制され、終盤6回にも追加点と苦戦しましたが、6回裏に同点に追いつきました。その後、延長戦になり8回表に2点をとられ悔しい敗戦になりました。合同チームですが、声もよく出ていてチームワークもよかったです。ここまでの健闘に拍手を送ります。 ![]() ![]() 吹奏楽部 合同練習
今日は、暑さも一段落して、秋の気配です。
吹奏楽部は、10月26日(土)の定期演奏会に向けて、大正琴グループの方や太鼓をたたく生徒会本部の生徒と合同練習を行っています。熱のこもった練習で、本番が期待できそうです。 ![]() ![]() キーワードは![]() 見立てとは,いろいろな角度から物事を見られているかということである。子どもに関わる多くの人々がそれぞれの視点でその子どもを見ているかである。担任一人が抱えていないか,学年も含め,部活の顧問,養護教諭,スクールカウンセラー,管理職の目など,多くが関われているかである。 その前段としての話があった。学校を来ていれば不登校でないからという思い,つまり,来ているという事実だけで,その子どもを判断していないかということの話であった。これは故河合隼雄先生の『心の処方箋』の中の一編にあるというので,急に読みたくなり,家に帰って本を探してみたが,見つからなかった。一編が3ページくらいで書かれていたと記憶する。50編くらいであった。昔,国語の文章題のボディーとして使った。話はそれるが,国語科の文章題のボディーの選択にもルールがある。読むだけで子どもに何か訴えるもの,ためになるものという視点である。ゆえに,古典も含めて,良い文章を探すのには大変苦労するのである。 さて,一喜一憂しないということでは,長い目で見ていこうという視点である。日々,いろいろなことがあるが,単に,子どもの状態が今日は良かった,悪かったと捉えず,良かったのは何があったからであり,悪かったのはこんなことでそうだったんだといったように,しっかりと分析することで,子どもの良い様子が少しでも続いていくようにという視点であろう。 何がその子にとって一番いいのかをみんなで見たて,一喜一憂せずに,子どもの育成を図ろうということである。もちろん,保護者と学校が同じ方向を見て,協力しなければならないことは言うまでもないことだ。そして,子ども意志,意欲、納得,覚悟といったキーワードも確認した。また,洛風中学校の実践として,「社会とつながる」つまり,人を信じる力をつけること,このことが今後生きる子どもたちに必要なことだとも強調された。 こうした研修をすることは,それぞれの先生方がわかっていることも多いが,改めて,自分の考え方や思いを確認する機会になり,また,新たな視点が持てるなど,身が引きしまる思いが持てたものと思っている。 秋季新人大会 試合予定
今日も気温が上がり、真夏日になりそうです。
今週末に行われる秋季新人大会の試合予定をお知らせします。 (サッカー部)予選リーグ ・10月12日(土)13:10〜 対 桃陵中 会場 桃陵中 ・10月13日(日)10:10〜 対 双ケ丘中 会場 桃陵中 (野球部)二次戦2回戦 ・10月13日(日)15:00〜 対 洛星中と向島中の勝者 会場 岩倉グランド ※白熱した試合になりそうです。どうぞ応援をお願いします。なお、各会場には駐車場がありません。恐れ入りますが、公共交通機関などをご利用ください。 2年生 チャレンジ体験に向けて
今日10月10日は、1999年まで「体育の日」の祝日でした。それは、1964年に開かれた東京オリンピックの開会式にちなんでのことでした。今では、「体育の日」は、10月の第2月曜になっています。身体を動かすのに適した時候です。しかし、今年は暑すぎます。10月に入って「真夏日」が続くのは異常なことです。早く身体が動かしやすい気温に戻ってほしいものです。
今日の5時間目に、2年生は11月11日からのチャレンジ体験に向けて、外部から講師の方を迎えてお話を聞きました。来てもらったのは、クリーニングをお仕事にされている方です。クリーニングの仕事についたきっかけ、仕事への思いなどをわかりやすく話していただきました。また、チャレンジ体験では、人との出会いを大切にして、いろいろな経験を積んでほしいなど激励していただきました。最後に、アイロンがけの実演も見せていただきました。 ![]() ![]() 心遣い![]() さて,昨日,昨年度に教師塾での実地研修で本校に来られたという大学4回生の学生が来てくれた。来られた理由は,9月にあった採用試験の結果についての報告であった。もちろん,昨年度,私はいないので初対面であった。でも,そのような心遣いで来校してくれたことが,何より嬉しかった。 国語の先生を目指しているという彼女は,いわゆるリクルートスーツで,発言内容からしても大変前向きな姿勢が良かったし,爽やかな感じであった。今年度卒業で,来年度は講師として頑張り,再度チャレンジするという。十分力を付けて,目指すべき道を勝ち取って欲しいと願っている。 委員会にいるとき,前教育長が苦しいこと,しんどいことも含めて,働くということで,楽しいことばかりではないという主旨の話を何度されたことを思い出した。志を持って,子どものために目指す教育職である以上,当然のことであるが,途中で折れたり,心がめげたりすることもあるだろうが,その子どもによって力をもらうこともまたある。不思議な思いにさせられる。 自分自身を振り返ったとき,鈍感な方なので,学校へ行くことに躊躇するようなことはあまりなかったが,それでも,そんな思いになったことは,何回かはある。しかし,面白いもので,人というものは変化するもので,1日経つと,2日経つと,……と変化していく。これは自分もそうだし,相手もそうである。案外自分自身の心の中に巣くう,負の部分というか,マイナス思考的な考え方が,大きく作用しているのではないかとも思う。 最近は,なるようにしかならないと思えるようになってきたし,だれも悪くしようとは思ってないが,結果として負の連鎖に陥ってしまうこともあるんだと思えるようになってきた。ということで,心の持ちようだとも思っている。 さて,来校した学生であるが,採用試験も受け,志ある学生であることから,また,同じ国語科であることも含めて,教科的なことをいろいろと尋ねてみた。校長室での話であったが,そこから漏れる声で,本校の教員から,大きな声で誰を指導していたんですかと,後で問われた。指導もしていないし,とりわけ大きな声も出していないと思っていたが,そんな風に尋ねられたということは,そんな口調で,声も張り上げていたのかも知れない。ついつい力が入っていたのかも知れない。 やはり教科のことは気になる。今でも国語のことと道徳のことは気になることが多い。教科で採用されているので,教科のことをしっかりすること,そして,担任は道徳をもきっちりと指導しなければならないことを含めて,話を終えた。来年,本校にもどんな新採の先生が来られるのかということが心に湧きあがってきた。楽しみである。 知ること![]() 今回は,京都視聴覚障害者協会から講師の方をお呼びし,手話学習会「みみずく」の方に手話通訳をしてもらっての学習となった。前半は,講師の方の経験談を,後半は,手話教室のようなものであった。 電車の乗り継ぎでの話,満員のバスでの話,掃除機の話,ワラビ取りの話など,耳が不自由なことから起こる様々な体験を語られた。私たちからすればなんでもないことだが,こんなことも起るのだという新たな視点での話であった。後半の手話教室は,挨拶や感情表現の表し方を勉強し,講師との方との会話でも,積極的に前に出て,お互いのやり取りを行っていた。部活動の名称なども多く教えていただいた。また,質問でも,鋭い質問もあり,面白かったのは,関西と関東とでは,表し方の違いもあり,手話にも方言のようなものがあるのだということが分かったことだ。最近は,タクシーを乗って行き先を告げるのに,ケータイのメールで示すということを言われて,なるほどと感心もした。 生徒たちがその後のまとめで何を書いているかはまだ見ていないが,聴覚障がいの方は話さなければ,なんらわからないけれども,着実に私たちの周りにもおられるということがわかったということだ。着実にということは,その心を持って生活をするということだ。そのことを知るのと知らないのとでは大きな違いである。こうした学習を積むことは,知らないことを知るということにつながる,無知なことが一番問題なのであって,知ろうとしないことが問題なのだ。知らない中からは理解は生まれない。つまり,知らないという自覚から,知ること,理解することが始まるのである。一番厄介なのは,知っているつもりであり,分かっているつもりである。何事もまずは,その排除から始めなければ,真に知るということには至らないように思う。 人権学習
台風24号の影響が心配されましたが、支障もなく通常の授業が行われています。
今日は、1・2時間目に全校生徒が体育館に集まり、人権学習を行いました。テーマは、「耳の不自由な人たちへの理解」です。聴覚障がいがある人に来ていただき、講演をしてもらいました。また、通訳の方2名にもお手伝いいただきました。以下のことを講演の中で特に強調されました。 ・手話を覚えてほしい。聞こえないことを知り、聞こえないことについて理解してほしい。 ・手話以外でのコミュニケーションの方法もある。(例えば 身振り、口話、空書き、メールなど) ・生徒たちに、耳の不自由な人たちへのお手伝いの方法、通じる方法などを考えて実行してほしい。 講演を聞いて、耳の不自由な方がどんなことに困っておられるのかを想像して、自分にできることを実行してほしいと思います。そのことが「みんなが安心して暮らせる社会」につながっていきます。 講演の後、生徒の代表とともに手話の実演もしていただきたました。まず「あいさつ」が手話でできるようになればいいですね。 ![]() ![]() ![]() |
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