本日昼休み、本館4階の会議室において、西京祭文化の部でおこなわれる出店等のチケット販売が実施されました。
写真を見ていただいてもお分かりのように活況で、中学生諸君は高校生の先輩方に誘導してもらいながら各売り場に並び、お目当てのチケットを購入していました。
単に出店を出すことが目的ではなく、企画から仕入れ、そして販売まで、高校生たちにとっては実地の学習になります。中学生たちはその姿を見て、将来は自分たちも、と目標を持つことになります。すばらしいモデルが目の前にいることも中高一貫校の良さではないかと考えます。
「机上で学んだ理論を、実務を通して自分たちの力にする」
言葉では簡単ですが、実際にはなかなか難しいものです。私たち大人は、得てして子どもたちが「多くの知識」を手に入れることを望みます。しかしわれわれ教職員は、それ以上に「たくさんの知恵」を得ることを願ってやみません。
少々欲張りかもしれませんが、卒業生が残した言葉
「めっちゃ大変、めっちゃがんばる、
だからめっちゃ楽しい」
を形にすること、これが本校の目指すものである以上、粘り強く取り組んでいきたいと思います。