![]() |
最新更新日:2025/06/11 |
本日: 昨日:63 総数:510553 |
怒りと理性![]() パネルディスカッションは,『「一人ひとりの生徒を徹底的に大切にする教育」をどう具現化するか』と題して,教育企画監,中人権会長,中堅,若手教諭のパネリストで構成されたものであった。それぞれの立場で,具体的なケース設定のもとでの事例を考えるものであった。人権の指導ではなく,生徒指導としての話であるなどという意見などもフロアーから出される中,教育企画監のキーワードとしての「つながる」ことと学力を付けることという教育の基本を考えることを視点として述べられたことが,心に残った。人権をあらゆることの基本と考えるならば,教育でそれにあたることはと問われると,学力というキーワードが出てくるという、その説明立てに納得をした。 さて,人権問題を人権学習で指導すること,このことを以て人権の指導であると捉える話もあったが,今それをとやかくいうつもりもないが,とりわけ注意しなければならないことに,学習である限り,ねらいを持って子どもたちに指導を行わなければならないということだ。中途半端では終われないというこちらの覚悟である。人権の指導は,今日の学習は,理解が浅かったなどでは済まない指導であるということだ。そのために,生徒の実態分析を中心に,各校では,指導する担任を中心に,何度も学年会などが行われているものと思っている。それだけ心しなければならない指導である。 ところで,私の挙げる人権についてのキーワードは,「怒り」と「理性」である。いろいろと社会でおこる不正議に対して,まずは人としての怒りを持っているか,その上で,その怒りを抑えるためにも,そして,その怒りをさらに持つためにも理性が必要なのであると思う。理性は,人権に対するその人の指標のように感じる。 子どもたちには,そうしたこととともに,挨拶,謝意や謝罪の言葉がしかりと言えること,つまり体に染みついた,理屈でなく行動として進められることこそ,人権の基盤づくりとして大切なことであるように思う。 全国生徒会サミット その2
今日も猛暑日になりそうです。熱中症に十分注意してください。
本校の生徒会長が参加して、福島市で開かれている全国生徒会サミットも4日目を迎えました。今日は、まとめとしての各班の発表会があるそうです。生徒会長が入っている班のテーマは、「風評」。発表会に向けてリハーサルに余念がないようです。有意義な発表会になることを願っています。 ![]() ![]() 東門 外柵工事
今日も猛暑日です。
東門両側の柵が所々で破損していました。見栄えが悪く、防犯上も危険がありました。そこで教育委員会にお願いしたところ、補修をしてもらえることになりました。今週の月曜日から業者の方に作業してもらっています。 ![]() ![]() 全国生徒会サミット
今日は、立秋。しかし、猛暑が続いています。
全国生徒会サミットが8月6日(火)〜10日(土)の5日間、福島市で開かれています。本校から生徒会長が参加しています。話し合いをしている写真が届きました。話し合いはまず、それぞれの地域の課題の共有から始まり、「2050年までに私たちがすべきこと、できること」というテーマに進んでいきます。全国から集まった生徒たちとふれあって、絆を深めてほしいと思います。そして、成果を学校に持ち帰り、学校をよりよくするために活かしていってください。 保護者の皆様へのお願い 8月12日(月)に学校預かり金の銀行口座からの引き落としを行います。引き落とす金額は以下のとおりです。お手数をおかけしますが、口座残高の確認をお願いいたします。 1年 6000円(修学旅行積立金として) 2年 5000円(修学旅行積立金として) 3年 3000円(卒業対策費として) ![]() 自主・自律![]() 昨日もリーダー研修会があったが,大宅中学校では,多くの活動に有志の参加が認められている。きのうのリーダー研修にも,各クラスの評議員とは別に,2年生では17名,1年生では5名の有志が参加してくれていた。さらに,生徒会活動をしていた卒業生も参加してくれていたようだ。これはすごいことだ。 内容としては,以前にも話題に出したが,学校改善計画についての話合いであった。昨日は1日の出張であったために,どのような議論が尽くされたのかは分からない。20のテーマについて,話合いを行い発表をしたように聞いている。こうした問題を考えるためには,学校という集団ではあるものの,個人がすべきことと,クラスや学年,学校としてすべきことと分けて考えなければならない。集団生活ではあるものの,それを支えているのは個であるからだ。また,個の取組が集まって,集団としての力が発揮できるものでもあるからだ。例えば,雨の日,校舎に落ちている水滴で,靴下が濡れるので,マット(シート)をひいではどうか?というテーマがあったが,まずは,誰もが傘の水滴を落とすことをしなければならない。水滴が廊下に落ちることを少しでも食い止める手段が必要であるからだ。基本ベースがあって,次に何が出てくるかである。 集団生活は,集団として気持ちよく生活するためには,個人としての制約も出てくることもある。もちろん,犠牲になる必要はないが,辛抱ということもありうるということである。そのことを飛ばして,自分の主張や思いばかりが先行すれば,まとまるものもまとまらなくなる。そのさじ加減を学ばなければならない。微妙なさじ加減をうまくすることで,全体のまとめとし,個人の犠牲をできるだけ少なくしていくことが肝要なことだと思う。そして,何事も楽しいもの,気持ちの良いものにするかしないかは,自分たちの自主,自律にかかってくるだろう。自らが,前に出て積極的に出ていくとき,辛抱とか制限されている思いは払拭されるのである。自らが前に積極的に出ないとき,何かをやらされているような,つまらない思いが心を過るのである。 リーダー研修会
今日は、朝から生徒会のリーダー研修会が行われました。各クラスの評議委員と有志の生徒が約60名参加しました。テーマは「学校改善計画」についてです。各クラスから出された学校改善計画を縦割りの5〜6名の班に分かれてメリットやデメリットを出し合い取組可能かどうか話し合いを進めました。
午後は、各班でまとめたものをみんなの前で発表しました。どの班の発表もよく、各班での話し合いがうまく進められたことがうかがえました。 この後、「学校改善計画」の中から実施可能なものを5つ程度ピックアップして取り組んでいく予定です。 ![]() ![]() 信じて![]() 曲目は,課題曲として,「エンターテイメント・マーチ」と選択曲としての『祝典序曲「祈りは時の流れに輝く」』であった。課題曲は,学校では,パート練習でよく聞いていたが,全体として聞くのは初めてであった。何かよく聞くようなメロディーで,親しみのあるものであった。選択曲は,打楽器の面白さを感じた。全くの素人で,何も分からないが,雰囲気はなかなかよかったように思う。結果は銀賞ということであったが,生徒たちは満足気であったと聞いている。 さて,こうしたコンクールは,陸上や水泳の記録のように時間掲示できっちりとした記録の判定で示せるものではなく,各パートがそれぞれの練習を行い,それを合わせて,また,パートに分かれて練習し,合わせてというように,果てしない繰り返しを通じて,お互いを信じあって曲をつくりあげていくという作業である。一人の演奏ではなく,心合わせて頑張らなくてはならない。 結果発表はその結果であり,いつも言うように,大宅スタンダードではいけない。採点方法は知らないが,審査員の点数もいろいろと分かれるかもしれないが,おそらく総括としての点数で示され,金が,銀が,銅がつくのであろうと思う。その時点での一応の結果であり,その結果を受けて,次にどう発展させていくかが,コンクール参加の大事な視点だと思う。 これからは,マーチングに取り組むように聞いている。暑い夏休みであるが,何年か先,どの部活でも同じだが,その時を振り返れば,きっとすがすがしい風を感じることだと思う。今だからこそ思いきり力を込められることを,仲間を信じてやり切って欲しい。平成25年の夏は一度限りである。 吹奏楽コンクール 銀賞受賞
8月3日(土)に京都コンサートホールで開かれた吹奏楽コンクールで、本校の吹奏楽部は銀賞を受賞しました。日頃の練習の成果を発揮して、すばらしい演奏を披露してくれました。演奏終了後は、「やり遂げた」という満足感いっぱいの表情でした。
写真は、演奏終了後の様子です。 ![]() 校内整備
今日は、夏空が戻ってきました。1年で最も暑い時期になりました。体調に注意して乗り切りたいものです。
夏季休業中は、校内設備の点検が目白押しです。今日は、エアコン設備の「ガスヒーポン」の点検を行ってもらいました。先日は、給水設備の点検がありましたし、来週は、電気設備の点検があります。生徒が、安心してそして安全な学校生活が送れるように取り組んでいます。 また、校内の樹木も枝が伸びて支障が出ている場所があります。教員や管理用務員さんが剪定を行いました。 ![]() 今から![]() その結果は,5項目以上の割合として,中学生が6%,高校生が9%,中高生全体では8%となり,52万人と推計されている。また,女子が10%,男子が6%で,日常生活への影響として,「睡眠の質が悪い」と答えた59%は,依存のない人の2倍近くであり,「午前中に調子が悪い」は24%で,依存のない人の3倍近くあったという。 自分は大丈夫だ,そんなにやっていないなどと思っている人もいるかもしれないが,その予備軍かもしれない。メールやLINE,ネトゲなど,相手との関係の中で,ついついと時間が流れるという状況もあるだろう。Q6では,「ネットのために大切な人間関係,学校のことや,部活動のことを台無しにしたり,危うくするようなことがありましたか?」という項目がある。人は人との関わりの中で育つもので,その最も根幹である学校生活,集団の中で,人との接点の中で育つという意味を今一度見つめなければならない。学力だけならコンピュータが指導すればいいし,赤ん坊もロボットに育ててもらえれば,うまくいくかといえば,そうはいかないだろう。母親のぬくもりが必要だろうし,アイコンタクトもいるだろうし,血が通う育ちがなければ,人は人として存在しないだろう。集団の中で,いろいろな経験を,体験を積み重ねながら,その場その場で対処する術を持たなければ意味はない。 ネット関係でいえば,足らざることの不幸ではなく,足り過ぎることの不幸が問題なのである。次から次へと新たに進化し続ける現況に対して,十分な判断力もないまま,子どもたちへは情報の洪水が攻めてくる。誰が指導するかといえば,我々大人しかない。もちろん,大人以上に子どもの方が仕組みや操作方法なども含めて,はるかに上回っているということは想像できる。しかし,こうした記事が出るように,問題意識を持つことが一歩であり,それが契機となって正すべき方向が出てくるのだ。 私的なネット利用は2時間程度が正常な範囲であるとも書かれていた。自分のネット生活を今一度振り返って欲しい。部活動に熱中しているか,読書に時間を割いているか,友だちの会話に花を咲かせているか,家庭での学習に時間を使っているか,家族のために,家族とともにの時間があるのか,等々日常の生活を見て欲しい。そして,我々学校で,保護者,地域の大人が考え,すべきことをしっかりと見つめなければならない。 |
|