京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/11
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緑あふれる 山なみを 仰げば希望 明ける空 若き翼は たくましく 明日の世界を 羽ばたかん ああ栄光の 大宅中学校 遙かな歴史 息吹く丘 学べば未来 つづく道 若き知性は 限りなく 明日の文化を 育くまん ああ伝統の 大宅中学校 せせらぎ集う 岩屋川 競えば高く すむ瀬音 若き心は 美しく 明日の平和を 培かわん ああ悠久の 大宅中学校

実際は

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 昨日,何気なく坂本龍馬の名前を出したが,今朝の朝刊に彼としては珍しい血判が見つかったことが書かれていた。連続性のこととして,何か驚きとともに,嬉しい思いがした。
 ところで,今日の写真はへんてこな写真である。この間といっても,20日,土曜日に地域生徒指導連絡協議会のパトロールに参加した件は話したが,その晩の月の写真である。デジタルカメラで撮ったもので,本来ならば,屋根を入れるなどして,工夫をすればよかったのだが,大宅小学校の校庭からのものである。きれいだなと思ったので撮ってみた。家に着いた頃は,11時半ごろで,細かい雲がかかり,なにか海にいるような光景であった。
 さて,『枕草子』の序段,夏は,「夏は夜。月のころはさらなり,闇もなほ,蛍の多く飛びちがひたる。また,ただ一つ二つなど,ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」とある。2年生の教科書に出てくる。もう終わっているだろう。京都にいる強みとはなんだろうかと考えると,実感である。肌で感じるということである。
 夜のよさを述べているが,よく読んでみると,月夜,闇夜,雨夜が出てくる。これは,台風など特別の様子のない,普段の夜の様子である。なぜ月夜がいいのか。闇夜は蛍が飛んでいていい。雨夜がなぜいいのか。闇夜だけが蛍との関係を言っているが,月夜と雨夜はその理由が書かれていない。その部分を考えなければならない。
 清少納言は内裏勤めである。夜の内裏の様子を考えてみると,おそらく篝火が焚かれているに違いない。京都は盆地で厳しい暑さである。厳しい暑さの中,篝火を焚くことの暑さはどうだろうかとなる。その下地のもと,月夜があり,蛍の飛び交う闇夜があり,雨夜があるとなるとどうなるだろう。これが暑さを肌で感じる,実感するという,京都に住む強みである。文字情報に何を読み取るのか,行間を読むなどともいわれるが,肌で感じ,実感する理解が読解には必要なように思う。
 曽野綾子の『人間の基本』という本の中に,このような場面がある。アフリカやインドへの支援活動をしている中,書類だけで支援活動の様子を知るのではなく,愚直なまでに現地に行くことの大切さを説かれている。末期のエイズ患者の病室には写真で見る限り花や絵を飾ってごまかせても,臭気だけは隠せないということで,現場で確認することが,出資していただいている人へのきっちりした報告につながるということなのだ。
 文字面だけでなく,現場で実感することの大切さ,例え現場で実感できなくとも,そこから想像する大切さ,そんなことを踏まえての読み取りにならなければ,意味がないということだ。

家庭科部 調理実習

今日も暑い日が続きます。

そんな暑い中、家庭科部は調理実習を行いました。大粒の汗を流しながら食材を調理し、おいしそうなスパゲッティーが完成しました。できあがったスパゲッティーは、先生方にもふるまわれ、「うまい」という声が職員室に響いていました。
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夏季選手権大会 熱戦の結果

今日は、朝方の豪雨にびっくりしました。水不足が心配だった農作物には恵みの雨になりました。

夏季選手権大会 熱戦の続報をお知らせします。
(剣道部)
団体戦 1回戦 大宅 3−1 深草
    2回戦 大宅 1−3 京都御池

個人戦 足立 一斗くん ベスト12で府下大会出場決定
    平田 耀佑くん 3回戦で敗退
※府下大会は、7月28日(日)に武道センターで行われます。健闘を願っています。

(柔道部)
個人戦 60kg級 井上 駿くん 府下大会出場決定
    81kg級 栗林 大樹くん 府下大会出場決定
※府下大会は、7月29日(月)30日(火)に武道センターで行われます。健闘を願っています。

(バドミントン部)
団体戦 全市大会1回戦 大宅 0−3 大原野
・強豪校に善戦しましたが、敗退しました。 

伝える

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 教育実習生から,お礼の手紙が届いていた。メールばかりでやりとりしている中で,きっちりと封書でのお礼を受け取り,なにかみずみずしさを感じている。手紙やはがきを送る習慣が少なくなり,生徒自体もなかなか書く機会がない中,こうした折に,きっちりとお礼の手紙を送ってくることは,教職をめざす大学生としては,大切なことである。
 拝啓から始まり,敬具で閉める形式だが,全国学力・学習状況調査にも出されている。国語科として指導をしているかということだろう。下書きをし,清書を行い,途中で失敗すれば,新たに書きなおすことは,大変苦労がいることであるが,苦労がいるからこそ,どうして自分の思いを使えようかと必死で頭を抱え込むのである。簡単にメールで次から次へとのやりとりとは違う。時間を経て直筆を受け取った喜びを感じた時,相手への深い思いに変わるものだと思っている。
 学校でいえば,一つは2年生のチャレンジ体験のお礼に書かせる機会がある。また,修学旅行などの民泊先にも書かせるチャンスはある。こうしたいろいろ言葉を駆使して,自分の思いを伝えることは,相手を思う気持ちにも発展していく。受取は先ほど言った喜びと深い思いに変わるものだが。こうして書いたり,受け取ったりしての思いを体験させることも,メールやLINEでのトラブルを考えさせるきっかけになるようにも思う。見えない相手に思いを馳せることほど,相手を思いやることはない。情報端末の怖さを違った面から指導することも大事だと思う。
 ラブレターなどという言葉は,もう死語になってしまったかもしれないが,私の年代では,まだまだ大切な思いを伝える大切な手段であった。そんな手紙が本に挟まれて出てくると,ふと当時のことを思い出す。そんな長きに渡っての思いを持続させる不思議な力がある。江戸から明治に変わる頃は,まだまだ手紙のやり取りが中心で,坂本龍馬などが登場する木屋町辺りには,倒幕の多くの同志がいたが,すぐ近くいるのに,手紙のやり取りで情報交換をしていた。こうした手紙のやり取りで,直接話をする習慣などなかったこともわかる。
 文章を書くということはしんどいことである。しかし,書くことを通して,本当の意味で,人と人との関わりを感じることのツールであるということを,どこかで生徒たちにも伝えなければならないと思う。

凛として

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 バレーボールの試合に行った。20日,安祥寺での試合であった。子どもたちが頑張っている姿は大変嬉しいし,爽やかな気持ちにさせられる。そのバレーボールのベンチの監督の凛とした姿勢が嬉しくもあり,頼もしいのであった。
 監督とはどうあるべきかは,いろいろなタイプの方がおられていい。しかし,どんと腰を構えて,背筋一本通って,すっとした姿に信頼感を持つ。おそらく,選手もそんな思いでないかと思う。動じることなく,安定感のある姿に信頼を寄せ,今までの練習通りの動きをしたものと感じる。見習うべき,指導する者のあるべき姿だとほとほと感心して見ていた。あの姿を見れば,きっと選手も保護者もついて行こうという思いになるだろう。おそらく厳しい練習だと思われるが,あの姿を見る限り,そんな思いも吹っ飛んでしまっていると感じる。教師は生徒のモデルであるということを私はよく言うが,まさにモデルとすべき姿であった。
 さて,武道センターへ剣道の試合を見に行った。ここでは,本校の先生が剣道の専門委員を務められているので,審判をされていた。お二人おられたが,お二人とも赤,白の旗を機敏に出す姿を見ながら,これもまた,凛とした姿だなと思わず見入っていた。堂々とした面持ちに,試合を見つめる目,そして,判定の示し方,礼に始まり礼に終わるという武道の姿を審判のお二人から学んだ。
 久しぶりに学校に戻り,先生方のこうした姿を見せてもらい,指導者たる者の姿を垣間見た感じがする。先にも書いたが,これだけが指導者としての姿ではないことは分かっているが,大宅中学校で,こうした先生方に出会えたことが嬉しい限りである。私以上に,こうした先生方に学べる生徒たちは幸せだと思う。他の試合も行ったが,大宅の先生方の態度は,私の目からは本当に頼もしく見え,春の大会とは違った思いで眺めていた。3年生の引退に付き,2年生を中心とした新しいメンバーでの練習に期待を寄せている。

収穫

今日も気温が上がり、猛暑日になりそうです。加えて蒸し暑いです。

校内の学校菜園で育てている「きゅうり」が順調に生育し、収穫できました。立派な「きゅうり」でおいしそうです。また、緑のカーテンの「ゴーヤ」も収穫できました。ゴーヤチャンプルにすると最高でしょう。

夏季選手権大会の結果をお知らせします。
(ソフトテニス)
団体戦 1回戦 大宅 1−2 大原
・猛暑の中、健闘しましたが惜敗でした。明日は、西院コートで個人戦が行われます。
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夏季選手権大会 熱戦の結果

夏休みが始まりました。今日も夏らしい天気です。

夏季選手権大会は熱戦が続いています。結果をお知らせします。
(女子バレーボール部)
1回戦 大宅 2−0 洛西
2回戦 大宅 0−2 加茂川
・強豪校に善戦しました。負けても「自分たちの力を出し切れた」という晴れやかな表情が印象的でした。

(卓球部)
男子団体
1回戦 大宅 3−2 七条
2回戦 大宅 1−3 藤森
・優勝校 藤森に惜敗しました。

女子団体
1回戦 大宅 3−1 勧修
2回戦 大宅 0−3 洛南
・準優勝校 洛南に健闘しましたが敗退しました。

グランドでは、野球部が新チームで練習を始めました。「夏に鍛える」。水分補給をしっかりして、熱中症を予防してください。
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地域とともに

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 第3土曜日は,地域生徒指導連絡協議会の主催するパトロールが行われる。小学校は夕方,中学校は20時と22時である。地域挙げての取組となっている。本当にありがたいことである。
 私も初めての参加であった。21時30分に小学校の自治会館にある消防団の部屋に出向いた。30分前ではあるが,多くの方が来ておられ,パトロールは13名であった。こうした間の話はいろいろな情報交換となり,多くのことを教えていただき,なかなかいい機会であるように思う。パトロールでは,大宅地域の地図は見ていたが,なかなか頭に入らなかったものが,公園を結んでのパトロールということで,地域の概略がつかめたような気がした。
 地域の方々との話の中で,今までのパトロールでの出来事などを聞かせてもらったが,それぞれの公園での様子があり,それと比べて,今の様子とを比較されての指標とされているように思われる。ここの公園では……,あそこの公園では……,というようにであった。何年もの間,こうした取組をされてきているので,行動に裏打ちされた本当の現実を知る話で,継続の大切さを改めて思い知らされた。
 パトロールに参加しながら,いろいろな状況を知っておられることは,学校のいろいろな状況もわかっておられるだろうし,また,こうした集まりを通じて,学校の状況を知ってもらうことも大切なんだということも考えさせられた。そうしたことを進める中で,地域と学校の阿吽の呼吸が非常に大事だし,そのような関係にあるためにしなければならないことはなんだろうかと考えさせられた。
 地域力などという言葉がよく聞かれるが,大宅地域は,その地域力は最高であると思っている。一小一中の強みでもあるように思う。少年補導が魚つかみ大会を,社会福祉協議会が昔遊びと流しソーメンを,小学校のPTAがサマーフェステバルを催されるが,その主催者を各種団体がしっかりと後押しをしながら,地域総体として子どもたちの育成を図っておられるのをみると,本当に頭が下がる思いである。
 一つ一つの行事や取組に参加させていただきながら,その意味合いを理解しながら,大宅中学校からの発信ももっともっとしていかなければという思いにさせられた。

1期終了、夏休みへ

今日は、少し風がさわやかです。最高気温も32度と1時の暑さに比べれば過ごしやすかったです。ちなみに最高気温32度は、沖縄の那覇の最高気温と同じです。

さて、今日で1期が終了しました。夏休みに入ります。計画をしっかり立て、有意義な夏休みにしてください。そして、2期が始まる8月26日(月)には全員が元気に登校してくれることを願っています。

校門前の水田の稲も株が太くなり順調に生育しています。また、中庭のゴーヤも実ができ始めて、立派な緑のカーテンになりました。
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区切りとして

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 明日から夏季休業に入る。1期は8月25日までだが,一つの区切りとして,大宅中学校の教職員や保護者の方々,そして地元の皆様方に支えられて,今日までたどり着いたというのが実感である。ありがとうございます。前校長の衛藤校長からバトンを渡された大宅中学校だが,ここの良さは,なんといっても環境が素晴らしい。
 朝,校門に立って挨拶をしていると,ここは小高い丘陵地であり,現在では,名神高速道路をはじめ,眼前を遮るものは多いが,その昔,大宅廃寺跡として,この地に立つ時、なぜか自分が奈良の甘樫の丘に立っているような錯覚を覚えることがある。ここは豪族大宅氏の氏寺など諸説があるが,そんな歴史の中に自分が立ち,白鳳期を想像するだけでわくわくしてくる。平安時代よりもまだ以前,ここで豪族たちが何を思い,何をして暮らしていたかと考えるだけでも何とも言えない思いにさせられる。初夏の夜,校長室の東窓を開けていると,ひんやりとした涼やかな風とともに,昔の人の精を感じる。こんな思いにたつ学校は初めてである。その前の学校は与謝野鉄幹の生まれたお寺跡にあったが,これほど歴史ロマンを感じさせる場所ではなかった。
 さて,校長が変わると学校が変わるとなどとよく言われるが,なるほどと思うことと,違うと感じることがある。校長が変わるという視点からいえば,気づきの視点が違うということだろうと思う。衛藤校長は私の目から見ると,おおらかな校長であり,そんなに動くことはなかったと思うが,私は細かいことまで言い,先生方にいろいろなことを言ったと思う。だから,なんら方向性は変わらないが,校長の見る視点によって,話す内容は変わり,変化があったように感じるだけだと思っている。
 1期のことについては,来年度を見据えて,この4か月間のこととの総括は今の間にしておこうと思っている。どこをどう変えていこうかということは今しておかなければ,それはまた変わらずの前例主義になってしまうからだ。それにしても大宅の先生方は衛藤校長と同様,おおらかな思いで子どもたちを教育している。細かいことより,大きな視点で育成を進めている。こうした良さと,しかし,細やかなことも含めながら,新たな視点を付け加えられればと思っている。
 保護者の皆様方にも学校評価をお願いしていた。いろいろな思いを総括されていると思うが,その点をしっかりと受け止めながら,夏季休業中にも2期の方向性も含めて考えていこうと思う。1期の間,本当にありがとうございました。

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学校行事
7/25 文化委員会 「YOSAKOIソーラン」練習(11:00〜12:30)
7/29 3年生 夏季補充学習(9:00〜11:00)
7/30 3年生 夏季補充学習(9:00〜11:00)
文化委員会 「YOSAKOIソーラン」練習(11:00〜12:30)
生徒会本部 和太鼓(岩屋太鼓)練習
7/31 1年生 夏季補充学習(8:30〜10:30)
京都市立大宅中学校
〒607-8175
京都市山科区大宅山田113
TEL:075-573-3067
FAX:075-573-3068
E-mail: oyake-c@edu.city.kyoto.jp