京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/16
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愛宕嶺の松の韻は 若人の高き理想を さながらに窓べにかよふ 西京の古りし甍に 新しき光かゝげて いざ友よともに励まむ

サマー・サテライトがもうすぐ始まります

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 午前の部活動が終了してからの午後、国・数・英を中心とした教科の学習と、教室を開放して自習・質問をおこなう取り組みです。少しでも参加しやすいように、昨年度から部活動との両立を考えて計画しています。

 保護者の皆さまもお分かりのことと存じますが、この学習会に参加したからといって、すぐに効果が上がるものではありません。夏休み中の生活リズムを整え、次のステップへの「きっかけ」をつかむもの、と捉えていただく方がよいと考えています。
 したがって、何の準備もなく学習会に参加しても、残念ながら成果は期待薄です。明後日までに、自分の「課題」が何なのか?どこでつまづいているのか?もう一度、生徒諸君が自分自身で振り返る必要があります。

 長いようで短い夏休み、有意義に過ごすためにも「自分で考える、自分で決める」習慣を確かなものにして欲しいですね。さあ、まずは最初の一歩を踏み出しましょう!

夏季大会の報告(7)

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 本日、京都市武道センターにて柔道の試合がおこなわれました。

 本校からは、女子44キロ級に3年生のI.S.さん、48キロ級に同じく3年生のH.A.さんが準決勝に駒を進めましたが、残念ながら敗退。ともに結果は京都市3位となりました。

 試合後に見せた2人の悔し涙、貴いものです。しかし、明日は団体戦。気持ちを切り替えて挑んで欲しいと思います。そのあとには府大会も控えていますよ。

 「思考は現実化する」(Think and Grow Rich)の著者として有名なナポレオン・ヒルの言葉に
「逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されているものだ」
というものがあります。本校の校是である「敢為」に通ずる至言です。明日の試合、期待していますよ!

夏季大会の結果(6)

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 昨日、大原野中学校で女子バドミントン部の試合がおこなわれました。団体戦は惜しくも決勝トーナメントへの進出を逃しましたが、春の優勝校相手に善戦。確実に力をつけていることが分かりました。

 個人戦はブロック予選を経て、ダブルスでH.A.さんとY.R.さんの3年生ペア、シングルスで2年生のN.K.さんが、決勝トーナメントへの駒を進め、明日23日(火)に伏見港運動公園体育館で戦います。健闘を期待します!

 我が女子バドミントン部は、3年生が2人しかおりません。自分たちの技術向上もさることながら、多くの後輩達をまとめ、ここまで部活動をおこなってくる道のりは並大抵ではなかったはずです。試合中もお互いに声を掛け合い、ミスをしても笑顔でフォローし合う姿を見ていると、彼女たちの成長を本当に実感します。「記録には残らないかもしれないが、みんなの記憶には残る」、そんな部活動の貴い姿であると私には思えました。あともう少し、最後まであきらめることなく、やりきってくださいね。がんばって!

中学3年生保護者会

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 本日午前10時より、本館7階大講義室において、附属中学校3年生保護者会が開催されました。お暑い中、多数お越しいただき誠にありがとうございました。
 これまで生徒諸君に対しては、高校の教育内容や指導方針、高校生活等について、高校の先生方から説明をしていただいてきました。今回は、保護者の皆さまにも同様のご理解をいただくために、説明会をおこなった次第です。

 冒頭、村上学校長のご挨拶があり、その後に中高一貫教育推進部長の岩佐先生から詳しい説明をおこなっていただきました。保護者の皆さまには、一定のご理解をいただけたのではないかと考えております。

 多感なこの時期、ややもすると生徒達の「考え」や「思い」が見えにくくなることがあります。その分かりにくさは、時として保護者の皆さまに「不安」や「いらだち」を生んでしまうこともあるでしょう。この時期は、一般に「反抗期」と称されていますが、彼らは決して反抗しているわけではないのです。大きく変わろうとしている自分の「身体」や「心」をもてあましているのではないでしょうか。その視点からは「自立期」と言った方が適切かもしれません。

 「子育て」に模範解答はありません。お子たちの数だけ「正解」があります。われわれ大人達はそのことを信じて、彼らに寄り添っていきたいものですね。

西京マネジメント会議

 先の7月19日(金)午前11時より、本校の校長会議室において新たな取り組みとして、「西京マネジメント会議」が開催されました。

 この会議の主旨は、開校10周年を期に、各分野でご活躍の方々からご意見を賜り、新たな今後10年間の学校経営の指針を得ようとするものです。
 メンバーには、堀場製作所の野崎様、島津製作所の青山様、京都大学の浅利様、そして京都市教育委員会の清水部長にお願いをいたしました。

 第1回のマネジメント会議では、学校長より会議の趣旨説明および委員紹介の後、西京高等学校・附属中学校の現状報告、その後に授業および校舎見学がおこなわれました。
 企業、大学、行政、各々の新たな視点で本校教育のさらなる発展に寄与していただけるものと考えます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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夏季大会の結果(5)

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 報告が遅れて申し訳ありませんでした。

 去る7月14日(月)に松原中学校で、女子バスケットボール部の試合がおこなわれました。対戦相手は、奇しくも春の大会と同じ桃山中学校。雪辱を期して臨みましたが、結果は61−11と残念な結果、しかし最後まで全力を尽くしての敗戦でした。

 試合後、数日してキャプテンと言葉を交わした際に「精一杯戦ったので、楽しかったです。」とのコメントを聞きました。その言葉もすがすがしかったのですが、笑顔もすてきでした。改めて、スポーツの持つ良さを実感させてくれたと思います。

 まだしばらく夏季大会は続きます。選手諸君の熱い思いが、少しでも形になりますように、そう願わずにはいられません。

明日から夏休みですね

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 本日午後から大掃除を行い、その後メモリアルで全校集会をおこないました。

 いつものように、多くの生徒諸君に表彰伝達をおこない、その後は生徒会からのアピール、そして教員からこれまでの振り返りと、夏休みの過ごし方について話がありました。

 まず、保護者の皆さまにお礼を申し上げます。この約4ヶ月間、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、円滑な学校運営ができましたことを感謝いたします。まだまだ不十分な点はあろうかと存じますが、今後ともご支援をいただきながら、さらに本校教育の発展を図りたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 明日より37日間、お子たちをご家庭にお返しいたします。これまでも申し上げて参りましたが、今後の学校生活を実りあるものとするため、しっかりと振り返りをさせてやってください。あわせてよろしくお願いいたします。

「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる。」

 ジャーナリストの池上彰氏の言葉です。
 今日のトップニュースが、数日後には陳腐なできごとになってしまう時代です。それだけに、われわれはこの「情報の大海」をしっかりと航海できる「羅針盤」を手に入れる必要があります。われわれが東日本大震災を決して忘れてはならないように、生徒諸君が、本当に大切にしなければならないものを「見抜く目」を培うための、そんな「夏休み」であって欲しいと心から願っています。

David O'Hare先生 ありがとうございました!

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 本校ALT (外国語指導助手) として、3年もの長きにわたり生徒諸君の指導をしていただいてきましたDavid O'Hare先生が帰国されることになりました。

 O'Hare先生には、教職員の朝の打ち合わせにおいて、大変流ちょうな日本語でご挨拶をいただきました。その後、2限目に3−Bで最後の授業をしていただきました。授業参観等でご存じの保護者もおられるかと思いますが、大変明るくフランクなお人柄で、生徒諸君にとっても親しみの持てるALTの方であったように思います。これまで本当にありがとうございました。今後のご活躍をお祈りしております。

 さて、ALT (外国語指導助手)という言葉。われわれにとってはなじみ深いのですが、保護者の皆さまにはいかがでしょう。 

 朝日新聞社によれば、『小中高校などの英語の授業で日本人教師を補助する。国が87年から実施している「語学指導等を行う外国青年招致事業」(通称・JETプログラム)で、世界の英語圏から大学を卒業した青年を日本に招致。〈中略〉最長3年契約で、県や市町村から給与をもらう。JETプログラム参加者にはALTのほか、県庁や市役所などに配置されるCIR(国際交流員)がいる。』とあります。

 この事業がはじまってから、すでに25年以上が経過しているのですね。大学の入試改革にも取りざたされていますが、今後の英語教育は大きな変革期を迎えています。小学校での必修化も議論を呼んでいます。ただ、どのような方針がとられるにしろ、「伝えたいもの・伝えられるもの」がなければ、どれだけ「言語」を学問として学んだところでコミュニケーション力が高まるとは思えません

 そうした意味で、O'Hare先生の最後のプレゼンテーションには「日本、京都そして生徒諸君への熱い思い」が強く感じられました。単なる語学習得にならない英語学習、私たちはそこを目指したいと考えています。本校の「英語教育」のこれからも、今大きな一つの節目を迎えようとしています。 

自分だけは大丈夫!?

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 京都府警察本部から、写真にあるような「交通安全だより」が送られてきました。早速各教室に掲示をしました。興味のある方は、本HP右下の「お知らせ」に掲載しておきましたので、ご覧ください。

 さて、資料によりますと平成24年の間に京都府内では、211人の中学生が交通事故でケガをしており、半数以上の122人が自転車乗車中による事故となっています。もちろん誰一人として交通事故を起こそうとして起こしている訳ではありませんが、時として「自分だけは大丈夫」といった過信が、交通事故につながることもあるのではないでしょうか。

 ポスターでも注意が喚起されている「歩きスマホ」。私も何度かぶつかられそうになり、「ひゃっ」としたことがあります。もともと「歩き○○○」は、それが何であれ、危険であることは疑いようもなく、思いもかけない事故につながることは十分に予測されます。

 また残念なことですが、時折本校生徒の通学途上において、一般の方から生徒達の態度やマナーへのお叱りを受けることがあります。「交通事故と通学マナー」、一見別物に見えますが根っこは同じだと考えます。周囲に対する「注意」や「洞察力」、それが鈍ってしまっては自分の身を守ることはできません。そうした意味でも、周りの方々にご迷惑をかけないように注意をしてかなければなりませんね。

 もう一度、自分の「身体感覚」が麻痺していないかどうかを、明日の集会で生徒諸君に問いかけるとともに、遠い過去より受け継いできた、たった一つしかない大切な「いのち」を慈しむこと、しっかり伝えたいと考えています。

読書の夏

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 ただ今、3階1年生のフロアーには「国語科 おすすめの本 ポスター」が掲示されています。懇談にお見えいただいた保護者の皆さまの中には、お気づきの方もおられたのではないでしょうか。

 「読者の秋」というフレーズはよく耳にしますが、中学生諸君には「読書の夏」と言った方がぴったりくるかもしれません。私たちの頃から比べると、すっかり短くなってしまった夏休みですが、それでもまとまった時間を確保するにはうってつけです。1年のみならず、全校生徒の諸君にポスターを見てもらい、是非とも本選びの参考にして欲しいと思います。

 独立行政法人である国立青少年教育振興機構が、「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究」(2013年2月23日付)で興味深い報告をおこなっています。

 それによると、『就学前から中学時代までに読書活動が多い高校生・中学生ほど、「未来志向」、「社会性」、「自己肯定」、「意欲・関心」、「文化的作法・教養」、「市民性」、「論理的思考」のすべてにおいて、現在の意識・能力が高い。〈中略〉就学前から中学時代までの読書活動と体験活動の両方が多い高校生・中学生ほど、現在の意識・能力が高い。』
とあります。

 本校では、学力の基礎・基本となる知識の獲得を大切だと捉えていますが、「偏重」はしたくないとも考えています。『読書活動と体験活動の両方が多い高校生・中学生ほど、現在の意識・能力が高い』ことは、われわれ教員が経験則としても納得できる指摘です。
 特に、高い社会性と知性を示す生徒ほど「自分の身体を使う」ことを厭わないものです。本校のカリキュラムにおいて、「EP-A(総合的な学習の時間)」を重要な学習と位置づけているのもそのためです。

 「読書」で多くの知見と出会い、他人の考え方や経験に触れ、それを自分のものとして取り込むために「体験」的な活動を通じてなぞってみる(トレースする)。
 そのためには、「時間」が必要です。大人の目にはそれが「無駄」に見えることもあるかもしれませんね。でも、私たちもそうやって「大人」になってきたように思います。「効率」ばかりを追い求めると、大切なものを見失ってしまいそうに感じるのは、私だけでしょうか…
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