京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/16
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愛宕嶺の松の韻は 若人の高き理想を さながらに窓べにかよふ 西京の古りし甍に 新しき光かゝげて いざ友よともに励まむ

明日から夏休みですね

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 本日午後から大掃除を行い、その後メモリアルで全校集会をおこないました。

 いつものように、多くの生徒諸君に表彰伝達をおこない、その後は生徒会からのアピール、そして教員からこれまでの振り返りと、夏休みの過ごし方について話がありました。

 まず、保護者の皆さまにお礼を申し上げます。この約4ヶ月間、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、円滑な学校運営ができましたことを感謝いたします。まだまだ不十分な点はあろうかと存じますが、今後ともご支援をいただきながら、さらに本校教育の発展を図りたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 明日より37日間、お子たちをご家庭にお返しいたします。これまでも申し上げて参りましたが、今後の学校生活を実りあるものとするため、しっかりと振り返りをさせてやってください。あわせてよろしくお願いいたします。

「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる。」

 ジャーナリストの池上彰氏の言葉です。
 今日のトップニュースが、数日後には陳腐なできごとになってしまう時代です。それだけに、われわれはこの「情報の大海」をしっかりと航海できる「羅針盤」を手に入れる必要があります。われわれが東日本大震災を決して忘れてはならないように、生徒諸君が、本当に大切にしなければならないものを「見抜く目」を培うための、そんな「夏休み」であって欲しいと心から願っています。

David O'Hare先生 ありがとうございました!

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 本校ALT (外国語指導助手) として、3年もの長きにわたり生徒諸君の指導をしていただいてきましたDavid O'Hare先生が帰国されることになりました。

 O'Hare先生には、教職員の朝の打ち合わせにおいて、大変流ちょうな日本語でご挨拶をいただきました。その後、2限目に3−Bで最後の授業をしていただきました。授業参観等でご存じの保護者もおられるかと思いますが、大変明るくフランクなお人柄で、生徒諸君にとっても親しみの持てるALTの方であったように思います。これまで本当にありがとうございました。今後のご活躍をお祈りしております。

 さて、ALT (外国語指導助手)という言葉。われわれにとってはなじみ深いのですが、保護者の皆さまにはいかがでしょう。 

 朝日新聞社によれば、『小中高校などの英語の授業で日本人教師を補助する。国が87年から実施している「語学指導等を行う外国青年招致事業」(通称・JETプログラム)で、世界の英語圏から大学を卒業した青年を日本に招致。〈中略〉最長3年契約で、県や市町村から給与をもらう。JETプログラム参加者にはALTのほか、県庁や市役所などに配置されるCIR(国際交流員)がいる。』とあります。

 この事業がはじまってから、すでに25年以上が経過しているのですね。大学の入試改革にも取りざたされていますが、今後の英語教育は大きな変革期を迎えています。小学校での必修化も議論を呼んでいます。ただ、どのような方針がとられるにしろ、「伝えたいもの・伝えられるもの」がなければ、どれだけ「言語」を学問として学んだところでコミュニケーション力が高まるとは思えません

 そうした意味で、O'Hare先生の最後のプレゼンテーションには「日本、京都そして生徒諸君への熱い思い」が強く感じられました。単なる語学習得にならない英語学習、私たちはそこを目指したいと考えています。本校の「英語教育」のこれからも、今大きな一つの節目を迎えようとしています。 

自分だけは大丈夫!?

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 京都府警察本部から、写真にあるような「交通安全だより」が送られてきました。早速各教室に掲示をしました。興味のある方は、本HP右下の「お知らせ」に掲載しておきましたので、ご覧ください。

 さて、資料によりますと平成24年の間に京都府内では、211人の中学生が交通事故でケガをしており、半数以上の122人が自転車乗車中による事故となっています。もちろん誰一人として交通事故を起こそうとして起こしている訳ではありませんが、時として「自分だけは大丈夫」といった過信が、交通事故につながることもあるのではないでしょうか。

 ポスターでも注意が喚起されている「歩きスマホ」。私も何度かぶつかられそうになり、「ひゃっ」としたことがあります。もともと「歩き○○○」は、それが何であれ、危険であることは疑いようもなく、思いもかけない事故につながることは十分に予測されます。

 また残念なことですが、時折本校生徒の通学途上において、一般の方から生徒達の態度やマナーへのお叱りを受けることがあります。「交通事故と通学マナー」、一見別物に見えますが根っこは同じだと考えます。周囲に対する「注意」や「洞察力」、それが鈍ってしまっては自分の身を守ることはできません。そうした意味でも、周りの方々にご迷惑をかけないように注意をしてかなければなりませんね。

 もう一度、自分の「身体感覚」が麻痺していないかどうかを、明日の集会で生徒諸君に問いかけるとともに、遠い過去より受け継いできた、たった一つしかない大切な「いのち」を慈しむこと、しっかり伝えたいと考えています。

読書の夏

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 ただ今、3階1年生のフロアーには「国語科 おすすめの本 ポスター」が掲示されています。懇談にお見えいただいた保護者の皆さまの中には、お気づきの方もおられたのではないでしょうか。

 「読者の秋」というフレーズはよく耳にしますが、中学生諸君には「読書の夏」と言った方がぴったりくるかもしれません。私たちの頃から比べると、すっかり短くなってしまった夏休みですが、それでもまとまった時間を確保するにはうってつけです。1年のみならず、全校生徒の諸君にポスターを見てもらい、是非とも本選びの参考にして欲しいと思います。

 独立行政法人である国立青少年教育振興機構が、「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究」(2013年2月23日付)で興味深い報告をおこなっています。

 それによると、『就学前から中学時代までに読書活動が多い高校生・中学生ほど、「未来志向」、「社会性」、「自己肯定」、「意欲・関心」、「文化的作法・教養」、「市民性」、「論理的思考」のすべてにおいて、現在の意識・能力が高い。〈中略〉就学前から中学時代までの読書活動と体験活動の両方が多い高校生・中学生ほど、現在の意識・能力が高い。』
とあります。

 本校では、学力の基礎・基本となる知識の獲得を大切だと捉えていますが、「偏重」はしたくないとも考えています。『読書活動と体験活動の両方が多い高校生・中学生ほど、現在の意識・能力が高い』ことは、われわれ教員が経験則としても納得できる指摘です。
 特に、高い社会性と知性を示す生徒ほど「自分の身体を使う」ことを厭わないものです。本校のカリキュラムにおいて、「EP-A(総合的な学習の時間)」を重要な学習と位置づけているのもそのためです。

 「読書」で多くの知見と出会い、他人の考え方や経験に触れ、それを自分のものとして取り込むために「体験」的な活動を通じてなぞってみる(トレースする)。
 そのためには、「時間」が必要です。大人の目にはそれが「無駄」に見えることもあるかもしれませんね。でも、私たちもそうやって「大人」になってきたように思います。「効率」ばかりを追い求めると、大切なものを見失ってしまいそうに感じるのは、私だけでしょうか…
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夏季大会の結果(4)

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 先におこなわれた水泳の結果をお知らせします。報告が遅れて申し訳ありませんでした。

 女子
 200m背泳ぎ 7位 N.M.さん
 100m背泳ぎ 3位 Y.K.さん
 100mバタフライ 6位 F.A.さん

 今週末には男女硬式テニスと女子バドミントンの試合をひかえています。
これまで鍛練を重ねてきた選手諸君の健闘を祈ります。 

夏季大会の結果(3)

 15日(月)西ノ京中学校にて、男子バスケットボール部が夏季大会2、3回戦を戦いました。
 初戦は洛水中学校。当初はお互いに硬さが見られましたが、試合後半は本来の持ち味を発揮して39-30で快勝しました。苦しいときに守るべきものが守り、点を取るべきものが取る、そうしたゲーム展開であったように思います。
 次は栗陵中学校との対戦。前の試合で延長戦を制して勝ちあがってきた相手です。勢いがありました。チーム力としては互角かと思いましたが、序盤で10点以上の差をつけられ苦しい立ち上がりとなりました。しかし、最後まであきらめることなく、最終ピリオドで2点差まで詰め寄り、意地を見せました。残念ながら最終47-32と敗れはしたものの、すばらしい試合だったと思います。

 先に羽生氏の言葉をご紹介しましたが、本日は「赤毛のアン」の作者で知られるカナダの小説家、ルーシー・モード・モンゴメリの箴言から…

「一生懸命やって勝つことの 次にいいのは 一生懸命やって負けること。」

 本校のみならず、すべての中学生諸君の奮戦・敢闘に敬意を表したいと思います。残りの試合、怪我をせず、熱中症にも負けず、全力を出し切ることを祈っています。
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夏季大会 はじまりました!

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 本日午前は、京都アクアリーナ(西京極運動公園プール)で、水泳部の試合を観戦してきました。残念ながら、午後から学校に戻らなければならず、最後まで応援できませんでしたが、どの選手も精一杯がんばっていました。

 他の会場では、野球部が蜂ヶ岡中学校と対戦しましたが、0−7で5回コールド負けという残念な結果となってしまいました。この悔しさをバネに、後輩達が奮起してくれることを期待します。

 勝負事ですから、もちろん「勝ち負け」がつきまといます。しかし、「勝負は時の運」とも言います。将棋棋士の羽生善治氏が興味深いことを述べておられました。
 
「勝ち負けにはもちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。」


 「過程」− 中学校生活最後の試合を終えた3年生、これから試合に挑む3年生。どのような結果であろうとも、そこに至るまでのプロセスをしっかりと意識しておくことが大切だと考えます。そのことは、きっと皆さんの大きな「財産」になるはずですよ。


3者面談をおこなっています

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 昨日より、全学年で3者面談がはじまりました。保護者のみなさま、焼けるような日差しの中、本校まで出向いていただき誠にありがとうございます。

 4月よりの約4ヶ月間、各学年とも多種多様な取り組みをおこなってきました。改めて振り返ってみますと、学年として、クラスとして、そして個々の中学生として、生徒諸君の「成長」が感じられます。
 もちろん、その歩みには「個人差」があり、また常に「上向き」でもなく、時として「蛇行」することもありますが、「進歩」しているのは間違いありません。
 ただ、われわれ大人達は、生徒諸君のすぐ「身近」にいるがために、かえってその「伸び」を感じられなかったり、また、彼らを「大切に思う」が故に、感情のバイアスが「目を曇らせて」しまったりすることもあるようです。

 懇談で、これまでの生活を振り返り、個々の生徒諸君の課題を浮き彫りにすることも大切ですが、「今」を起点とする「未来」を語らなければ、中学生たちはなかなか心を開いてくれないように思います。保護者の皆さま、この懇談がそうした「スタートライン」になり、担任の先生と有意義なお時間を持っていただければ、と願っています。 

第3回前期代表専門委員会

7月9日(火)の7限目に第3回前期代表専門委員会が行われました。

以下は生徒会本部からの報告レポートです。

 各専門委員会の委員長を中心に今までの企画の反省や、夏休み後の予定について話し合いました。

 下の写真は、上から保健委員会、代表委員会、生活委員会の様子です。

 保健委員会では、文化祭の展示(クイズラリー)の企画をしました。景品も用意する予定です。乞うご期待!

 代表委員会では、夏休みまでの振り返り、忘れ物、落し物返還キャンペーンについて話をしました。

 図書委員会では、新企画「しおりコンクール」に向けて準備を行いました。皆さんご協力お願いします。

 環境委員会では、キャップを数えました。2613個も集まりました。今後もご協力よろしくお願いします。
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夏の熱戦をひかえて…

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 すでに陸上部は夏季大会を終えていますが、今週末13日(土)より水泳部を皮切りに、いよいよ熱戦の火ぶたが切って落とされます。
 保護者の皆さま、本HPの右下にある「お知らせ」に、大会日程を掲載しておきましたので、お忙しいこととは存じますが、是非ご観戦・ご声援をお願いいたします。

 限られた施設と時間の中で、夏の大会に向けて生徒諸君は工夫を重ね、自主的な活動を続けてきました。保護者の皆さまもご存じのように、本校は附属中学校・全日制高校・定時制高校が、「時間と空間」を共有しながら教育活動をおこなっております。部活動をおこなう上で、他校に比して必ずしも条件的に有利なわけではありません。それでも、お互いに調整し、譲り合う中で、最大限の効果を得るためにがんばる中高生の姿を見ていると、決してこの経験は無駄ではないように感じます。

 著名なアメリカのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の言葉に
「本当の人間の価値は、すべてがうまくいって満足しているときではなく、試練に立ち向かい、困難と闘っているときにわかる。」
というものがあります。

 われわれ大人達は、得てして子ども達に、少しでもよい条件を整えてやろうとしがちです。彼らの後ろ姿を見守りながら、遠くから声援を送ってやる、そんな関わり方も中学生に対しては必要なのかもしれませんね。

 選手の皆さんには、最後まであきらめず、全力を出し切ることを期待します。
  生徒諸君、ガンバレ!

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学校行事
7/19 2453清掃・集・学
7/20 高校進学保護者説明会(1) 教員採用選考試験一次試験(西館)
7/21 教員採用選考試験一次試験(全館)
7/22 夏季休業 ※サマーサテライトについては後日連絡致します
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