京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/11
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緑あふれる 山なみを 仰げば希望 明ける空 若き翼は たくましく 明日の世界を 羽ばたかん ああ栄光の 大宅中学校 遙かな歴史 息吹く丘 学べば未来 つづく道 若き知性は 限りなく 明日の文化を 育くまん ああ伝統の 大宅中学校 せせらぎ集う 岩屋川 競えば高く すむ瀬音 若き心は 美しく 明日の平和を 培かわん ああ悠久の 大宅中学校

今一度

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 名古屋のいじめ自殺が大きく取り上げられている。いじめを巡る言葉というか,発言が大きく取り上げられている。我々自身が,「死ね」「うざい」「きもい」「殺すぞ」などという言葉にどれだけ敏感であるかということを今一度,振り返ることが必要である。そういった言葉が聞かれたら,一人一人がその場で必ず一言声を出すなど,学校も保護者も地域も皆が一致しなければならない。敏感であることこそ,我々が共通の土俵としなければならない。
 いじめはいじめられた者がいじめを受けたと認識すればいじめが存在したことになる。そのいじめには犯罪的いじめと悪戯的いじめがある。犯罪的いじめに対しては毅然とした態度で臨むことが必要であるし,悪戯的いじめに対しては,学年づくりや学級づくりなど,温かみのある雰囲気づくりが必要である。
 ところで,私はいつも読書の推進をお願いしているが,それは想像力を働かせることにつながるからだ。それとともに知らない世界を教えてくれるし,そして,何よりもいろいろな事柄に対して,多様な見方や考え方,思いを示してくれるからだ。それは道徳の指導の中でも,友だちどうしの多様な意見交換を通して,自分の内面を育てていくことも,そうしたことにつながっていく。また,以前いた岡崎中学校では,生徒会がいじめ嫌がらせに対して,数年に渡り,ビデオ制作を行っていた。いわゆるロールプレイングである。いじめる側,いじめられる側を演じることで,その気持ちを経験するのである。相手の立場に立たせる取組により,内面の育成につながっていたように思う。
 そして,保護者の方には,自分のいじめなどの経験や思いを共感的に子どもたちに示していただくことも必要なことだと思う。そして,学校と保護者がどんな些細なことも情報を共有しているのだということを示すことも大切なことだと思う。とにかく手を結んで子どもたちを見守る必要性がある。
 そして何よりも,学校でも人権に関して,いろいろな取組を日々行っているが,その指標として,「怒り」と「理性」を挙げなければならない。不正義に対しての人としての怒りを我々自身が持ち,子どもたちにもその視点での思いを持たせられているだろうか。さらに,その怒りに対して,それを押させるためにも,また,その怒りを増幅させるためにも理性が必要だということ,そのことが人権にどれだけ真摯に取り組んでいるか証であると考えられなければならない。

未来の中学生のために

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 12日の金曜日,第1回目の大宅小学校での読み聞かせがあった。その前に小中の生徒会と児童会の交流会も行われた。中学校での生徒会についての説明があった。私は国語科であるので,話すときに大切なことは相手意識であるということを、常々言ってきた。誰に対して話をするのか,誰をねらって書くのかといった点である。そのことでいえば、生徒会長は単に質問を聞くのではなく,児童会を進める上で難しいことはなんですか,というような尋ね方をするなど,小学生が尋ねやすいような工夫をしていたことがよかった。
 相手意識は本当に大切なことで,通常,原稿を書き,難しいところを,どう言い換えればいいのかを考えるのだが,そこがなかなか難しい。しかし,誰を対象にするのかといったことをしっかりと考えられるようになると,それは相手をおもんぱかる意識につながることとなるだろう。そこが大切なのである。
 さて,読み聞かせであるが,前にもいったが,大宅の伝統といっていい。今の中学生も小学生の頃に,先輩の読み聞かせを聞いていたので,有志の生徒も多く参加してくれたものと思っている。山科図書館の宮崎館長からも,しっかりした取組となっていることにおほめをいただいた。
 こうした生徒会と児童会の交流も含め,素晴らしい伝統が大宅小中の間であるのだが,この伝統をより発展させるためにしなければならないことは,前年通りという悪癖である。私はいつも言うことだが,どこか一つを見直せば,必ずや玉突きが起こり,大きくは変わらないが,変わっていくのである。そのことを以て,ぼくは改革ととらえればいいと考えている。大きな変化ばかりが変革ではない。少しの変化だが,大事に進めていくことで,誤りなく,着実に進化していくからである。もちろん大ナタを振るわなければならないこともあるが……。
 それにしても,図書委員から1年生から3年生の有志も含めて大勢が未来の大宅中学生のために取り組んでいてくれることは,小中連携の実質的な賜物であると思う。各クラスへの本のプレゼントもしゃれている。生徒会と児童会の交流とともに,こうした広がりをさらに根付かせてくれることを願っている。

3年生 英語の授業

3年生英語の授業の様子です。教科書に「Fare Trade Chocolate」という単元があります。単元の内容は、以下の通りです。
「先進国の企業はチョコレートを生産する発展途上国の労働者の賃金を切り下げ、チョコレートを安く生産し利潤をあげている。そこで市場価格より高いチョコレートを販売し、その差額を発展途上国の人々に還元しようとする動きがある。例えば、学校に行けない子どもたちを学校に行かせるなどである。発展途上国の人々の生活を向上させそして生活を豊かにしていこうとするものである。」
授業では、「スワヒリ語」で「水」「毒」「農薬」と書かれたラベルが貼られたペットボトルから「水」を見分けることは困難であり、文字が読めることの大切さを生徒に考えてもらいました。学校に行けて、字が読めるようになることで発展途上国の人々の生活は一歩前進するのではないだろうかということを生徒に訴えかけました。
先進国が発展途上国をうまく利用している現実(いわゆる「南北問題」)と解決する手だてとしての「Fare Trade Chocolate」の販売、文字を読めることの大切さ、発展途上国の人々の生活を豊かにしていくための取組などさまざまな視点から考えさせる授業でした。
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夏季選手権大会 熱戦が続く

7月13日(土)から夏季選手権大会が始まり、熱戦が続いています。結果をお知らせします。
(野球)
 大宅 2−3 洛星 2点を先取しましたが、悔しい逆転負けでした。

(サッカー)
 大宅 0−8 嵯峨 本校は2年生主体でしたが、上級生相手に善戦しました。

(男子バスケットボール)
 大宅 20−80 山科 上位進出を目指しましたが、相手の気迫が上回りました。

(女子バスケットボール)
 大宅 20−62 西賀茂 懸命にボールを追いかけましたが、敗退しました。
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小学校読み聞かせ

今日の放課後、大宅小学校へ図書委員会と有志の生徒が読み聞かせに出かけました。対象は、小学校1年生・2年生です。本校図書委員会の伝統行事で、小学生も楽しみにしてくれています。練習の成果が出た読み聞かせだったようで、小学生は真剣に聞き入ってくれました。
次回は、12月を予定しています。
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暑おすな

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 今朝,校門で生徒たちと挨拶をしていると,ある生徒が3日間の休み中2回祇園祭にいくということを話していた。連休が終わるともう宵山なんだと思いながら聞いていた。
 今年は梅雨明けも例年になく早く,猛暑日が続いている。祇園祭は,八坂神社の祭礼で,疫病退散を祈願した祇園御霊会が始まりである。疫病ゆえに暑くないと祇園祭ではないということである。
 鉾町では,祇園祭になるとこんな挨拶が交わされる。「祇園祭どすな(祇園祭ですね)」と言われると,そこに住む町内の人は「暑おすな」といい,そこに住んでいない人は,「そうどすな」とこたえる。この会話は何を表しているかというと,声をかけた相手がこの祇園祭を行う町内の人かどうかを見分ける符丁のような役割を表しているのである。符丁とは,山と言えば川と応じるように,仲間だとわかる印のようなものである。だから,普通の人なら,祇園祭ですねと言われれば,当然,そうですね,祇園祭ですねとこたえる。こうして,身内か身内でないかをはっきりさせることで,その挨拶以降の話の内容が変わってくる。つまり,仲間内の話かそうでないかの話につながっていくのである。
 ところで,祇園祭といえば,宵山や山鉾巡行ばかりがクローズアップされるが,毎日のように何かが行われている。この7月,新聞のどこかには祇園祭の記事は必ず載っている。そんな1か月に渡る壮大な祭なのである。もし行く人があれば,室町や新町の町並みに沿って歩くと,その風情を味わってもらえるだろう。宵山の遅めになるが,南観音山の町内では,暴れ観音といって,ご神体の観音様を白い布で巻き,御輿に縛り付けて,町内を3往復し,町内の北と南の端で激しく揺らす儀式がある。もう25年ほど前に見たきりだが,こうした町内ごとに小さな儀式が行われるのを見るのも楽しみである。また,商家では,家々に伝わる屏風を格子を外して公開することから,屏風祭といわれてなかなかの風情である。さらに,この時季,京都では鱧を食べるので,祇園祭を鱧祭ともいう。
 鱧の語源は,古くは蛇のことを「ハミ」といったが,そのハミに似ていることから出たとも言われている。八坂神社は素戔嗚尊(すさおうのみこと)を祭っているが,この素戔嗚尊は,八岐(やまた)の大蛇(おろち)を退治した伝説で有名である。その大蛇が「ハミ」なのである。いろいろ書けば,書き切れないのが祇園祭である。祇園祭は「暑おすな」に象徴されるように,本来暑くなければならない祭なのである。


夏季選手権大会が近づく

今日も35度を超える猛暑日です。放課後、部活動をしている生徒は、大粒の汗を流して暑さに負けずにがんばっています。熱中症が心配ですので、水分補給を忘れないでください。

いよいよ明日から、ソフトテニス部個人戦予選を皮切りに夏季選手権大会が始まります。3年生にとっては、最後の公式戦です。悔いのない試合ができるように体力面、精神面のコンディションを整えてください。健闘を願っています。
なお、各クラブの試合日程を右下の配布文書の欄にアップしましたのでご覧ください。保護者の皆様の応援をお待ちしています。試合会場は駐車場がありませんので公共の交通機関のご利用をお願いいたします。

三者懇談が始まる

今日も気温が36度を超えて、酷暑になっています。この暑さはいつまで続くのでしょうか。

今日から1期末の三者懇談が始まりました。1期の学校生活での学習面や生活面の様子を担任から提示し、1期の振り返りをしています。できたこととできなかったことを明らかにし、特にできなかったところは、なぜできなかったかを考えなくてはいけません。そして夏休みにつなげていってください。

また、放課後に3年生は、9月の合唱コンクールに向けてクラスの合唱曲を表示する「めくり」の制作を始めました。3年生にとって中学校生活最後の合唱コンクールです。クラスが団結して素晴らしいハーモニーを響かせてください。成功を願っています。
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ともに培う

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 生徒総会で持ちあがった学校改善計画について,問題点と解決策として,学年ごとに生徒たちの靴箱の上に貼ってある。1年生から3年生まで,学年ごとにまとまっている。また,こうした生徒総会で持ちあったことについて,夏季休業中のリーダー研修会なるもので検討することにもなっている。その研修会には有志も参加できることになっており,参加できるかどうかの面談を行い,それによって参加が認められるというシステムになっている。
 多くの有志がいて,予定時間を変えての面談ということになったが,なかなかいいシステムだと思う。生徒会の役員生徒はもちろん,そうでない生徒も参加の窓口を設け,積極的に参加できるようにしている。何より,その面談である。ある意味,自分の主張や思いを述べるいい機会である。自分の思いをまとめ,分かりやすく相手に伝えることは,まさに言語活動の充実に資する取組であり,教科や道徳,特別活動,総合的な学習の時間で学んだことを実践できる場を設けているということだ。とりわけ,生徒の自治活動で設けられることは,その活性化はもちろん,それを考える意義等,いろいろと可能性が広がる場面でのそれであることが有意義である。
 また,最初の学校改善計画の問題点と解決策もこうした視点で生徒会活動が生徒の関心事の中で進んでいくことは,他人事ではなく,まさに自分たちの学校の活性化に他ならない。さらには,リーダー研修での取組となるだろうが,こうした生徒の思いを,より裾を広げることで,一人一人が考えられるようになっていくことが次のステップだと思う。生徒会の先生方の取組に期待を寄せている。
 ところで,いつも大人は子どものモデルでなくてはならないと言っているが,さて,子どもたちがこうした生徒総会を受けての諸々の活動を進めるならば,我々教職員も学校を良くするために何をすべきかを検討するのが夏季研修であるだろう。生徒たちに負けないよう,モデルとなるようなものをつくり上げ,ともに大宅中学校の未来を培っていきたいと願っている。

地域懇談会

今日も、36度を超える猛暑でした。規則正しい生活を心がけて、猛暑を乗り切っていかなければなりません。

午後7時より、PTAコミュニティ委員会主催の地域懇談会が行われました。全体会で夏休みに向けて、学校より注意していただきたいことを伝えました、その後、各学年に分かれて分科会を行い、地域での本校の生徒の様子や校区内で危険な場所、学校への要望などが話題になりました。ご出席いただいた保護者の皆様、暑い中ありがとうございました。

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学校行事
7/17 三者懇談(4日目)
7/18 三者懇談(最終日)
合唱コンクール講習会
7/19 1期終業集会
7/22 夏季休業(8月23日(金)まで)
7/23 文化委員会 「YOSAKOIソーラン」練習(11:00〜12:30)
京都市立大宅中学校
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