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最新更新日:2025/06/16 |
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読書の夏![]() 「読者の秋」というフレーズはよく耳にしますが、中学生諸君には「読書の夏」と言った方がぴったりくるかもしれません。私たちの頃から比べると、すっかり短くなってしまった夏休みですが、それでもまとまった時間を確保するにはうってつけです。1年のみならず、全校生徒の諸君にポスターを見てもらい、是非とも本選びの参考にして欲しいと思います。 独立行政法人である国立青少年教育振興機構が、「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究」(2013年2月23日付)で興味深い報告をおこなっています。 それによると、『就学前から中学時代までに読書活動が多い高校生・中学生ほど、「未来志向」、「社会性」、「自己肯定」、「意欲・関心」、「文化的作法・教養」、「市民性」、「論理的思考」のすべてにおいて、現在の意識・能力が高い。〈中略〉就学前から中学時代までの読書活動と体験活動の両方が多い高校生・中学生ほど、現在の意識・能力が高い。』 とあります。 本校では、学力の基礎・基本となる知識の獲得を大切だと捉えていますが、「偏重」はしたくないとも考えています。『読書活動と体験活動の両方が多い高校生・中学生ほど、現在の意識・能力が高い』ことは、われわれ教員が経験則としても納得できる指摘です。 特に、高い社会性と知性を示す生徒ほど「自分の身体を使う」ことを厭わないものです。本校のカリキュラムにおいて、「EP-A(総合的な学習の時間)」を重要な学習と位置づけているのもそのためです。 「読書」で多くの知見と出会い、他人の考え方や経験に触れ、それを自分のものとして取り込むために「体験」的な活動を通じてなぞってみる(トレースする)。 そのためには、「時間」が必要です。大人の目にはそれが「無駄」に見えることもあるかもしれませんね。でも、私たちもそうやって「大人」になってきたように思います。「効率」ばかりを追い求めると、大切なものを見失ってしまいそうに感じるのは、私だけでしょうか… ![]() 夏季大会の結果(4)![]() 女子 200m背泳ぎ 7位 N.M.さん 100m背泳ぎ 3位 Y.K.さん 100mバタフライ 6位 F.A.さん 今週末には男女硬式テニスと女子バドミントンの試合をひかえています。 これまで鍛練を重ねてきた選手諸君の健闘を祈ります。 夏季大会の結果(3)
15日(月)西ノ京中学校にて、男子バスケットボール部が夏季大会2、3回戦を戦いました。
初戦は洛水中学校。当初はお互いに硬さが見られましたが、試合後半は本来の持ち味を発揮して39-30で快勝しました。苦しいときに守るべきものが守り、点を取るべきものが取る、そうしたゲーム展開であったように思います。 次は栗陵中学校との対戦。前の試合で延長戦を制して勝ちあがってきた相手です。勢いがありました。チーム力としては互角かと思いましたが、序盤で10点以上の差をつけられ苦しい立ち上がりとなりました。しかし、最後まであきらめることなく、最終ピリオドで2点差まで詰め寄り、意地を見せました。残念ながら最終47-32と敗れはしたものの、すばらしい試合だったと思います。 先に羽生氏の言葉をご紹介しましたが、本日は「赤毛のアン」の作者で知られるカナダの小説家、ルーシー・モード・モンゴメリの箴言から… 「一生懸命やって勝つことの 次にいいのは 一生懸命やって負けること。」 本校のみならず、すべての中学生諸君の奮戦・敢闘に敬意を表したいと思います。残りの試合、怪我をせず、熱中症にも負けず、全力を出し切ることを祈っています。 ![]() ![]() ![]() 夏季大会 はじまりました!![]() ![]() 他の会場では、野球部が蜂ヶ岡中学校と対戦しましたが、0−7で5回コールド負けという残念な結果となってしまいました。この悔しさをバネに、後輩達が奮起してくれることを期待します。 勝負事ですから、もちろん「勝ち負け」がつきまといます。しかし、「勝負は時の運」とも言います。将棋棋士の羽生善治氏が興味深いことを述べておられました。 「勝ち負けにはもちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。」 「過程」− 中学校生活最後の試合を終えた3年生、これから試合に挑む3年生。どのような結果であろうとも、そこに至るまでのプロセスをしっかりと意識しておくことが大切だと考えます。そのことは、きっと皆さんの大きな「財産」になるはずですよ。 3者面談をおこなっています![]() 4月よりの約4ヶ月間、各学年とも多種多様な取り組みをおこなってきました。改めて振り返ってみますと、学年として、クラスとして、そして個々の中学生として、生徒諸君の「成長」が感じられます。 もちろん、その歩みには「個人差」があり、また常に「上向き」でもなく、時として「蛇行」することもありますが、「進歩」しているのは間違いありません。 ただ、われわれ大人達は、生徒諸君のすぐ「身近」にいるがために、かえってその「伸び」を感じられなかったり、また、彼らを「大切に思う」が故に、感情のバイアスが「目を曇らせて」しまったりすることもあるようです。 懇談で、これまでの生活を振り返り、個々の生徒諸君の課題を浮き彫りにすることも大切ですが、「今」を起点とする「未来」を語らなければ、中学生たちはなかなか心を開いてくれないように思います。保護者の皆さま、この懇談がそうした「スタートライン」になり、担任の先生と有意義なお時間を持っていただければ、と願っています。 第3回前期代表専門委員会
7月9日(火)の7限目に第3回前期代表専門委員会が行われました。
以下は生徒会本部からの報告レポートです。 各専門委員会の委員長を中心に今までの企画の反省や、夏休み後の予定について話し合いました。 下の写真は、上から保健委員会、代表委員会、生活委員会の様子です。 保健委員会では、文化祭の展示(クイズラリー)の企画をしました。景品も用意する予定です。乞うご期待! 代表委員会では、夏休みまでの振り返り、忘れ物、落し物返還キャンペーンについて話をしました。 図書委員会では、新企画「しおりコンクール」に向けて準備を行いました。皆さんご協力お願いします。 環境委員会では、キャップを数えました。2613個も集まりました。今後もご協力よろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() 夏の熱戦をひかえて…![]() 保護者の皆さま、本HPの右下にある「お知らせ」に、大会日程を掲載しておきましたので、お忙しいこととは存じますが、是非ご観戦・ご声援をお願いいたします。 限られた施設と時間の中で、夏の大会に向けて生徒諸君は工夫を重ね、自主的な活動を続けてきました。保護者の皆さまもご存じのように、本校は附属中学校・全日制高校・定時制高校が、「時間と空間」を共有しながら教育活動をおこなっております。部活動をおこなう上で、他校に比して必ずしも条件的に有利なわけではありません。それでも、お互いに調整し、譲り合う中で、最大限の効果を得るためにがんばる中高生の姿を見ていると、決してこの経験は無駄ではないように感じます。 著名なアメリカのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の言葉に 「本当の人間の価値は、すべてがうまくいって満足しているときではなく、試練に立ち向かい、困難と闘っているときにわかる。」 というものがあります。 われわれ大人達は、得てして子ども達に、少しでもよい条件を整えてやろうとしがちです。彼らの後ろ姿を見守りながら、遠くから声援を送ってやる、そんな関わり方も中学生に対しては必要なのかもしれませんね。 選手の皆さんには、最後まであきらめず、全力を出し切ることを期待します。 生徒諸君、ガンバレ! 環境委員会 「ENJOYリサイクルキャンペーン」
環境委員会から、標記キャンペーンにつきまして報告がありました
【報告レポート】環境委員会委員長H.S.さんより 環境委員会では、インクカートリッジの回収やリサイクルに関するポスターの掲示する「ENJOYリサイクルキャンペーン」を行っています。 1人1人のリサイクルへの意識が、地球環境にも関わってきます。 みなさんも「地球の一員」としての意識を大切にして下さい。 ご協力よろしくおねがいします。 ![]() ![]() ![]() 放送部 放送コンテスト 全国大会へ
放送部より、放送コンテストの結果報告がありました。
■放送部 「第30回 NHK杯全国中学校放送コンテスト 京都府大会」 本校からは,中学校生活の中から素材を求め,校内ニュースやニュース解説を原稿にして発表するアナウンス部門と,朗読指定作品から自分の表現したい部分を決めて発表する朗読部門,ラジオ番組の制作部門に参加しました。結果は次の通りです。 <アナウンス部門> *優秀賞 Hu.Aさん(3年),Mu.Naさん(2年) *優良賞 Mu.Miさん(1年) *審査員特別賞 Ki.Kaさん(3年),Shi.Chi(2年)さん,Sa.Raくん(3年) <朗読部門> *審査員特別賞 A.Hiさん(2年),O.Moくん(3年),O.Hiさん(1年) *奨励賞 Ya.Miさん(1年) <ラジオ番組部門> *優良賞 作品名 なお,優秀賞・優良賞の生徒・作品は,8月に行われる全国大会へ出場します。 ![]() ![]() 中学3年生「西京高校生になるために」![]() ![]() まず村上学校長より、高校進学にあたっての「心の準備」について、期待と叱咤激励を込めたお話がありました。来年4月、外部より進学してくる他校の中3生とどのように融合していくのか、またそのためにはどのような用意が必要なのか、具体的な内容であったと思います。 その後、高校教育企画部長の富永先生、コンダイア先生から、実際の高校での授業や生活について、詳しくご説明頂きました。 その中でも、富永先生が冒頭と結びで重ねて述べられた「覚悟」という言葉が印象的でした。今後、どのような進路選択をするにしても、それは自分で考え、自分で決めていくものです。厳しいようですが、その結果に対して、自ら責任を負わなければならないのが高校生としての歩みとなります。 先日、保護者の皆さまに「学校評価アンケート」をお願いいたしました。ただ今、その集計と分析に全力をあげておりますが、「自由記述」ではお褒めや励ましのお言葉とともに、厳しいご指摘もお受けしました。真摯に受け止め、今後の本校教育改善に資したいと考えております。 そこでの3年生保護者のご意見に、以下のような内容がありました。 「夏の部活引退後、モチベーションが下がらないだろうか?」「入試もなく時間をもてあましそうで部活引退後が怖い…」 ご心配をおかけして申し訳ありません。ただ、私たちはこうした「無駄に思える時間」も大切なのではないか、と考えています。これまで、もしかすると周囲が引いてきたレールの上を、ただ一生懸命に走ってきただけの生徒がいるかもしれません。今一度、これまでの学校生活を自分で見つめ直し、これからの「覚悟を持つ」ための時間は貴重です。 やはり「外発的動機づけ」から「内発的モチベーション」への転換なくして、西京高校での飛躍は得にくいように感じます。 「何のために勉強するのか。社会に役立つ人間になれるような、人間の資質向上につながる勉強を!」 これも3年生保護者からのご意見です。われわれ教職員一同、しっかりと受け止めなければならない、重い「信託」だと考えております。 保護者の皆さま。今後とも、本校教育のさらなる充実のため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 |
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