京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/16
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ハートフルマーク
愛宕嶺の松の韻は 若人の高き理想を さながらに窓べにかよふ 西京の古りし甍に 新しき光かゝげて いざ友よともに励まむ

生活委員会 ABCキャンペーン

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 本日から3週にかけて、生活委員会がABC(A:あいさつ B:ばりばり C:キャンペーン)キャンペーンをおこないます。
 この取り組みは、生活委員の1年生から3年生を縦割りにした6人が、生活委員長とともに7月4日(A組)、11日(B組)、18日(C組)と、朝の登校時に正門前で実施するものです。

 保護者の皆さまの中にはお気づきの方もおられるかもしれませんが、本館3階附属中学校職員室の入り口に、日めくりカレンダーがあります。これは、文部科学省が「親子と話そう!家族の絆・我が家のルール」というテーマで、全国から募集した3行詩優秀作品集を日めくりにしたものです。
 その中に、『「ただいま」「おかえり」家族で決めた愛言葉』という作品があります。「挨拶」をすることは、単に「言葉」を交わすだけではなく、「心」も交わすことなんだなあ、と改めて私たちに教えてくれます。当たり前のことを当たり前にやる貴さ、忘れないようにしなければなりませんね。

 昨日の「音楽発表会」ような行事も大切ですが、こうした地道な委員会活動における日々の積み重ねもまた、生徒諸君の心を耕してくれると信じつつ、今日という日を大切に思い、また「日めくり」をめくっています。

音楽発表会を終えて

 いよいよ音楽発表会当日を迎えました。昨年と同じエンゼルハウスにおいて、午後1時より開演しました。村上学校長の挨拶、文化委員会副委員長U.M.さんの開式の言葉に続いて、全校合唱「ふるさと」を、指揮K.T.さん・伴奏K.Y.さんでおこないました。

 その後、各学年の合唱が以下のように演奏されました。

◆1年 学年合唱「Forever」、課題曲「大切なもの」
 <自由曲> A組「My Own Road 僕が作る明日」、B組「変わらないもの」、C組「絆」
◆2年 学年合唱「いのち輝くとき」、課題曲「時を越えて」
 <自由曲> A組「輝くために」、B組「ときの旅人」、C組「予感」 
◆3年 学年合唱「手紙」、課題曲「大地賛頌」
 <自由曲> A組「虹」、B組「IN TERRA PAX」、C組「ヒカリ」

 結果は以下の通りです。
金賞は1年B組、2年C組、3年B組!
 最優秀指揮者賞には3年C組N.K.さん、最優秀伴奏者賞には3年B組K.Y.さんが選ばれました。おめでとうございます。
 また、この行事に取り組んでもらった文化委員長M.N.さんをはじめとする多くの生徒諸君、本当にお疲れ様でした。

 この取り組みを通じて、クラスはどう「進化」していったでしょうか。「進化」はプラス方向だけとは限りません。うまくいかなかったこと、心に引っかかったことなど次の課題も見えたかもしれません。大切なことは、これでクラスとしての取り組みが終わったのではない、いや、ここからはじまるのだ、と言う点です。
 来年の3月に向けて、生徒諸君はさらに「変化」を遂げるはずです。今はその「過程」に過ぎません。われわれ教職員も、今日の「区切り」を受けて、明日からの「導きの糧」としたい、と考えております。

 保護者の皆さま。お忙しい中、多数ご参加いただき誠にありがとうございました。是非ご家庭で、お子たちの合唱を今日の話題にしていただければ幸いです。
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卒業アルバム 写真撮影

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 今日と明後日にかけて、3年生の卒業アルバムに掲載する部活動写真の撮影がおこなわれています。

 皆さまもご存じのように、本校生徒は希望すれば全員が西京高等学校に進学します。そうした中でも、3年間の義務教育を終えるという節目を、生徒諸君にはしっかり意識して欲しいと考えています。
 さらに言えば、一日一日、一瞬一瞬がかけがえのない時であり、二度と取り戻すことはできません。「写真撮影」という取り組みも、中学生としての「出口」と高校生としての「入り口」を自覚する上では、大切な活動です。

 ピエール・コルネーユというフランスの劇作家がこう述べてます。
「 物の与え方は、与える物それ自体よりも大切である。」
 私たち大人が、子ども達に貴重な「経験」をさせようと考えた時、それをどのように提示してやり、どう見守っていくのか、忘れてはならない警句であると思います。
 一枚の写真に、どれくらい得難い「想い出」を詰め込むことができるのか、これからの部活動の有りようにかかっているのかもしれませんね。


文月にちなんで

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 本日より7月。月の異名(別名)として「文月」があります。「ふみづき」または「ふづき」とも読みますが、手元の辞書を引いてみると、その由来は『7月7日の七夕に、短冊に詩歌や願い事(昔は文を書くことや習字が上達することを願った)を書いて、笹につけて飾る風習があったことから、文披月(ふみひらきづき)が変化したとする説が定説』とありました。
 他には、『七夕は奈良時代に中国から伝わったもので、元来日本にはない行事であり、したがって、この時期は稲の穂が膨らむ(含む)月であることから「穂含み月」「含み月」→「ふみづき」となった』とする説もあるそうです。

 どちらもなかなか興味深いのですが、古来より人々は自らの願いを「文字」に託すことで叶えようとしていた、とする 前説の方が、私にはしっくり来るような気がします。

 職員室の横にある、各学年の連絡白版(本校には黒板がありません)を見てみると、そこには先生方の「願い」が「文字」に託されています。今であれば「音楽発表会を成功させよう」であったり「西京祭文化の部の成功」であったり…。生徒諸君に対する期待と叱咤激励が記されています。

 今年も半分が終わりました。今月中旬には保護者面談も控えています。今一度振り返って、そこでの「思い・願い」を「文字」にしてみてはいかがでしょうか。人の心は移ろいやすく、また弱くもあります。目に見える「形」にすることで、後半戦に向けた「指針」を得られるかもしれませんね。

星港学校 来校されています!

 昨日の夕方より、星港学校が本校に来校されています。以前にもお伝えしましたが、附属中学校はこれまで上海・蘇州研修旅行で、高校がこの3月の上海海外研修旅行で、大変お世話になった皆さまです。

 今回は、旅程の都合(土・日泊)で大がかりな取り組みはできませんでしたが、胡敏副校長先生を団長とする星港学校48名の生徒の皆さんや引率されている5名の先生方と、本校附属中学校日本の伝統部・高校茶道部やESS、有志の皆さん28名が、茶道体験を中心に交流しました。

 明日の世界を担う若者達が、こうした交流を積み重ねていくことで、お互いをよく知り、その違いも乗り越えて、新たな関係を築いていってくれることを信じたいと思います。附属中学校から参加してくれた日本の伝統部のMさん、Fさん、本当にお疲れ様でしたね。

 星港学校の皆さま。明日は奈良へ向かわれますね。道中のご無事を心よりお祈りしております。今回のご訪問、本当にありがとうございます。
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出会いと別れ

 本日をもって、3週間にわたる教育実習期間が終了します。1限目には1−Aで理科、4限目には1−Bで社会の研究授業が、実習生によっておこなわれました。

 実習生の言葉です。「実習前には、3週間がとても長く感じられました。でも、はじまってみるとあっという間の3週間でした。」率直な感想でしょうね。「ここでの経験を大切にして、早く一人前の教師として教壇に立ちたいと思います。」頼もしい決意です。ご本人達はお気づきかどうか、私には随分教師らしい立ち居振る舞いが身についたように感じられます。最後には「もう少しやってみたかったです…」わかるなあ、その気持ち。

 実習生の皆さんは明日からまた、大学や院に戻り「学生」としての生活がはじまるのでしょうが、おそらく本校での貴重な経験を心の引き出しにしまって、新たな一歩を踏み出してくれるだろうと思います。本当にお疲れ様でした。

 生徒諸君は、この「出会いと別れ」をどう受け止めてくれたでしょう。多感な時期に、「身近なお兄さん、お姉さん」としての関係もあったかもしれませんが、自分たちが目指す「モデル」の一つとして捉えてくれれば、大変うれしく思います。生徒諸君が「教員」という職業を選ぶとは限りませんが、「人とふれあい、人を育む」ことなく「人生」を送ることはないはずです。そうした意味で、実習生の姿から学ぶことはたくさんあったように思います。

 連絡です。保護者の皆さま、今日付けで「音楽発表会のご案内」プリントを、お子たちを通じてお配りしました。ご覧いただき、お越しいただければ幸いです。
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音楽発表会にむけて(続報)

 本日は2、3年生は7限目まで授業がありました。1年生のみ6限目まででしたので、7限目の時間帯に音楽室で合唱練習をおこないました。一クラス10分間という短い割り当てでしたが、どのクラスも効率よく課題曲と自由曲を本番さながらに歌っていました。下の写真がその様子です。

 各クラスの合唱を聴いていて、「同じ曲(課題曲)でも歌い手(クラス)によって違うものだなあ(上手い下手ではありません)」と驚きました。十人十色と言いますが、まさに「三クラス三色」と言ったところです。
 
 「個性的」という言葉があります。英訳すれば「individual」とか「personal」・「original」となるでしょうか。「individual」・「personal」という点では、もともと生徒諸君は十分に「個性的」(個人)です。外見的にも、器質的にも、誰一人として全く同じ生徒はいません。したがって、各クラスの合唱が違ってくるのも当然です。
 ところが「original」(独創的)となると、少し話が変わってきます。40人の異なった声を、思いを、目指すものを一つにまとめた上で、そのクラスならではの「色」(個性)を創り出すのは至難の業です。 

 今日の1年生の練習を見ていて、発表会当日が待ち遠しくなってきました。
 保護者の皆さま、お忙しいとは存じますが、是非、生徒諸君の創り出す「ハーモニー(調和)」を味わいに発表会へお越しください。お待ちしております。
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失敗のススメ

 今日は、朝から梅雨らしい空模様となりました。生徒諸君にとって、過ごしやすい一日となればよいのですが。

 2限目に、1年C組で教育実習生の研究授業がありました。教科は技術・家庭科です。今回の題材は「衣服の選択と手入れ」。衣服の選択や補習など、生活する上で欠かすことのできない知識だと思います。

 授業を参観しながら、東大で機械工学を教えておられた畑村洋太郎先生の言葉を思い出しました。

「失敗には、許される失敗と許されない失敗がある。
 許されるのは、新たなことにチャレンジした失敗。
 許されないのは、不作為の失敗。やるべきことをやらなかった失敗。」

 畑村先生につきましては、「失敗学のすすめ」の著者としてご存じの方も多いと思います。先生は常々「日本社会には、失敗を恐れ、失敗を恥じ、失敗を隠そうとし、失敗に学ばないという欠点がある」と主張されています。こうした問題意識があるため、講義において、最初はあえて学生に手本を示さずに課題を与え、挫折を経験させるそうです。すると学生の勉学に対する態度が変わり、習得した知識の応用も利くようになると述べられています。

 実習生の授業は、決して「上手い」とは言えないかもしれません。しかし、そこでの失敗を通して、きっと多くのことを学ぶはずです。その授業を受けている生徒諸君も然りではないでしょうか。懸命に伝えようとする実習生の姿を見て、何かを感じるはずです。
 他人の失敗を咎め批判することはたやすいことですが、その失敗をある程度受け止め、許容することができなければ、将来グローバルリーダー足ることは難しいでしょう。われわれ大人も、周囲の「失敗を許す」ことを心がけたいものですね。

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3年生 道徳の時間

 本日4限目に、3年生は全クラスで道徳の授業をおこないました。今回は、実習生のお二人にも授業をしてもらいました。

 ここでの主題は「自他の生命を尊重する」、そして教材は「カレンさんの思い」という内容でした。
 教材の概要を述べますと、アメリカ・ニュージャージー州の21歳になるカレンさんは、事故により「植物人間」となってしまい、日に日にやせ衰えていくばかり。娘の悲惨な姿に耐えきれなくなった両親は、医師に安楽死を願い出ます。しかし、医師はその申し出を断ります。その後、カレンさんは延命装置をつけて生き続けます…

 重いテーマです。しかし、現代社会において、避けて通ることはできない題材でもあります。生徒諸君は「しっかり考え」「積極的に発言」していました。彼らの意見を聞きながら、私自身もいろいろと考えさせられました。

 学習指導要領では、「道徳教育の目標」が以下のように述べられています。
「道徳教育の目標は,(中略)学校の教育活動全体を通じて,道徳的な心情,判断力,実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。」

 やや抽象的な表現で、分かりにくいかもしれませんね。そして、こう続いています。

「道徳の時間においては,以上の道徳教育の目標に基づき,(中略)道徳的価値及びそれに基づいた人間としての生き方についての自覚を深め,道徳的実践力を育成するものとする。」

 私は、この「実践力を育成」することこそが、学校では最も大切ではないか、と考えています。多様な価値観が混在する現代において、自らが「正しい」と信ずることを形にできる力を、本校の生徒諸君には培って欲しい、そう願っています。

 授業では、最後にこう問いかけます。
「人間として生きること」とはどのようなことでしょう? 

 3年生の保護者の皆さま。時にはご家庭で、こうした根源的な「問い」についても話題としていただければ、本当にうれしく思います。よろしくお願いします。

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昼食時の放送を拝見

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 今回は、2年生のお昼時を覗いてみました。

 ちょうど、教育実習生の方のインタビューを放送していました。本校放送部の生徒諸君が独自に企画して、3名おられる実習生の方々へ取材した内容を、毎日一人ずつ昼食時に各教室で放映しています。

 全員が熱心に視聴していたわけではありませんが(友達同士の大切な情報交換もありますから)、授業では直接交流しない実習生の方のお話を、こうして伺うことができることはすばらしいですね。

 自分たちの企画(発想・アイデア)を実現するには、こうした機材や施設は確かに必要です。しかし、「できないことの理由」に「〜が無いから」とか「〜は無理だから」と言ってしまった瞬間に、そのアイデアは実現不可能になってしまうのではないでしょうか。そうした点で、放送部の皆さんは本当によい取り組みをおこなっていますね。

 本校生徒諸君は、いろいろな面で確かに恵まれていると感じますが、その「環境」をどう活用するかは本人次第です。まず自分が動かなければ、周囲も動きません。
 無論「他人をあてにせず、しかし、周囲の支援を得る」ことの難しさは、われわれ大人も頭を悩ます点ではありますが…
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学校行事
7/5 6限 情報モラル学活 健康相談15:30〜
7/7 英検二次
7/9 7限・・・3年高校OT 1,2年サテライト学習 8限代表専門委員会
7/10 S.C.
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