京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/18
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広がり

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 昨日,1年生は防煙教室を行った。この防煙教室,おおよそ京都市内の7割弱の学校で行われている。夏休みを前に行えたことに意義がある。また,早くからたばこに対しての正しい知識を身に付け,考えることは大切なことである。このことを知って吸う,吸わないのとでは大きな違いがある。子どもたちにとっては,いい学習ができたものと思う。
 具体例を出すということは,子どもたちに分かりやすく伝える効果的な方法である。分煙といえども煙が行き渡る例を,プールでコースを決めておしっこをする例を使って説明したことは分かりやすかったし,子どもも納得できたと思う。ただ,尿が体の老廃物ゆえに汚いものという思いの中で使われた例であり,他にも健康を測るバロメーターとして,また違った側面も多々あるということ知って使わなければならない。つまり,こうした例を出す時,そのものが持つ性質の一部分を取り出してのことで,全てを表しているものではないということ,すなわち,ものごとには表と裏があり,四方八方から見る大切さを,常に子どもたちには何事につけ,言い続ける必要性はあるだろう。
 それはさておき,たばこを吸うようになったきっかけはなんだろうかと考えると,多くは,大人が吸っている姿がカッコ良くてとか,どんな味がするのかといった興味本位からと言う人が多いように思う。誰しも吸い出したころはうまいな,心休まるとかいったことはなかったはずであろう。この年頃は,外から影響を受けやすいことからも,こうしたたばこについて考えるきっかけとなること学ぶことは大切なことだ。ただ,中学生も高校生も法的に違反であり,ダメなものはダメであるということはしっかりとまずは伝えなければならないことだけは,強く書き添えておく。
 それにしても,たばこの害について,海外での例ばかりで一体日本ではどうしてこうしたCMやキャンペーン的なものが挙げられないのだろうかとか,パッケージの落差とかいろいろな疑問を感じた。さらに,たばこを吸う人とそうでない人の味覚の差が生じる原因は何なのだろうかとか,子どもたちの中にもこうした数々の疑問を持った生徒はいただろうと想像する。また,実際家族でたばこを吸う人がいるならば,協力してもらって検証してみる生徒もいるかも知れない。こうした疑問を逃さず,追究することが探究活動である。日々生活している中でいろいろな疑問が湧いてくるだろう。その時,どうして,なぜといった心を大切に進めて欲しい。このことが学習を進めるということである。
 最後に感想を書いたようだが,多くは家族の喫煙に対して気づかう思いを書く生徒が多く見られた。昨晩,家庭でどのような話が出ただろうかとふと思った。

1年生 防煙教室

今日から7月に入りました。7月は、「文月(ふみつき、ふづき)」ともいいます。7月7日は七夕、星に願いをこめるために短冊に願い事を書きます。このことに関係しているという説もあります。

夏休みまで、3週間。1期の締めくくりをしっかりしてほしいです。そして1期を振り返って何ができたか、また何ができなかったかをまとめて夏休みに入っていってください。

今日の3・4時間目に1年生の「防煙教室」が行われました。講師の先生に来てもらってタバコに含まれる有害物質について、タバコを取り巻く日本と外国の状況について、受動喫煙の危険性についてなど体験コーナーも設置していただき、生徒も興味深く学習に取り組んでいました。

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拠り所

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昨日は,夏越の祓いであった。岩屋神社にも茅野輪が設けられ,岩屋保育園の園児たちもくぐって,今年前半の半年間を清めていた。有名な百人一首にも詠まれた「風そよぐ楢の小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける」(従二位家隆『新勅撰集』)は,まさにこのみそぎの歌なのであるが,旧暦のため,本来なら8月の上旬ごろにあたる。
 28日には,大宅社会福祉協議会による,大宅小学校で七夕飾りの催しが行われた。2年生の子どもたちも参加して行われたが,ここ大宅地域は,こうした地域の方々を含めての取組として,昔ながらの風習が大切にされている。大層だが,教育基本法の第二条の五「伝統と文化を尊重し,それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに,他国を尊重し,国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」にも合致する。そんな地域に私たちが住んでいることをまずは知らなければならないだろう。また,今日から祇園祭も始まる。1日の切符入から31日の疫神社の夏越祭までの1か月間行われる。日本三大祭の一つである。
 さて,最近,こうした地域での取組が減りつつある。というより,地域行事への参加という点での人々の関心が低くなりつつあるといえるのかもしれない。ところで,現在,ボーダレスの時代だといわれている。このことの意味は,地域や国の垣根が低くなることであるが,一方,自分の生まれ育った地域,国を意識することは,自分の在り方というか,考え方の拠り所となる基盤ともいえ,ボーダレスになればなるほど,大切な点であると思う。ボーダレスとは,言い換えれば,いつでも,どこにでも簡単に行けるようになったということで,その広がりは,それだけ多くの人々とも接する機会が広がるゆえに,自分自身の在り方もしっかりとした揺るがぬものを持たなければならないということになる。その一つがこうした身近な文化だと思う。
 私の若いころと比べると,現代の若者たちは,ツールとしての英語の使用ははるかに上昇しているが,ボーダレスとなった現在,海外の若者と何をしなければならないかというと,文化の異なる人に,自分と相異なる思いの人に,自分の考えをしっかりと説明し,伝えるということが最も必要なことである。その時,自分の国の文化や習慣,自分の育った環境を知らなければ,その説明もおぼつかないことは明らかである。
 ツールとしての英語を使うことはもちろん,その背景にある,自分を取り巻く世界,その勉強もなくては世界に通用しないのである。今日から今年の半分が始まる,どうか思い新たに半年間に向かって欲しい。

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学校行事
7/2 学習確認プログラム 取組開始(2年)
7/3 育成学級 科学センター学習
7/4 評議・各種委員会
7/5 eネットキャラバン(2年)
7/8 2年生 陸上競技校内大会(4限)
3年生 陸上競技校内大会(6限)
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