京都市立学校・幼稚園
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愛宕嶺の松の韻は 若人の高き理想を さながらに窓べにかよふ 西京の古りし甍に 新しき光かゝげて いざ友よともに励まむ

卒業アルバム 写真撮影

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 今日と明後日にかけて、3年生の卒業アルバムに掲載する部活動写真の撮影がおこなわれています。

 皆さまもご存じのように、本校生徒は希望すれば全員が西京高等学校に進学します。そうした中でも、3年間の義務教育を終えるという節目を、生徒諸君にはしっかり意識して欲しいと考えています。
 さらに言えば、一日一日、一瞬一瞬がかけがえのない時であり、二度と取り戻すことはできません。「写真撮影」という取り組みも、中学生としての「出口」と高校生としての「入り口」を自覚する上では、大切な活動です。

 ピエール・コルネーユというフランスの劇作家がこう述べてます。
「 物の与え方は、与える物それ自体よりも大切である。」
 私たち大人が、子ども達に貴重な「経験」をさせようと考えた時、それをどのように提示してやり、どう見守っていくのか、忘れてはならない警句であると思います。
 一枚の写真に、どれくらい得難い「想い出」を詰め込むことができるのか、これからの部活動の有りようにかかっているのかもしれませんね。


文月にちなんで

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 本日より7月。月の異名(別名)として「文月」があります。「ふみづき」または「ふづき」とも読みますが、手元の辞書を引いてみると、その由来は『7月7日の七夕に、短冊に詩歌や願い事(昔は文を書くことや習字が上達することを願った)を書いて、笹につけて飾る風習があったことから、文披月(ふみひらきづき)が変化したとする説が定説』とありました。
 他には、『七夕は奈良時代に中国から伝わったもので、元来日本にはない行事であり、したがって、この時期は稲の穂が膨らむ(含む)月であることから「穂含み月」「含み月」→「ふみづき」となった』とする説もあるそうです。

 どちらもなかなか興味深いのですが、古来より人々は自らの願いを「文字」に託すことで叶えようとしていた、とする 前説の方が、私にはしっくり来るような気がします。

 職員室の横にある、各学年の連絡白版(本校には黒板がありません)を見てみると、そこには先生方の「願い」が「文字」に託されています。今であれば「音楽発表会を成功させよう」であったり「西京祭文化の部の成功」であったり…。生徒諸君に対する期待と叱咤激励が記されています。

 今年も半分が終わりました。今月中旬には保護者面談も控えています。今一度振り返って、そこでの「思い・願い」を「文字」にしてみてはいかがでしょうか。人の心は移ろいやすく、また弱くもあります。目に見える「形」にすることで、後半戦に向けた「指針」を得られるかもしれませんね。
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学校行事
7/2 合唱練習
7/3 音楽発表会 S.C.
7/5 6限 情報モラル学活 健康相談15:30〜
7/7 英検二次
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