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最新更新日:2025/06/11 |
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本当に誰のために![]() 記名で,選択肢は4択で,「そう思う」「だいたいそう思う」「余り思わない」「思わない」とあった。プラスの方向性かマイナスの方向性かで見られる。そんな風に生徒たちは思っているんだなとはかり知れる。それよりも自由記述欄なしとあったのが気にかかった。この欄は,良くも悪くも書きたいと思う人の強い意志を表すところだからである。激励もあるし,改善を求めることもあるし,質問もある。アンケートを受け取る立場としては,この欄に多く記述されることのほうが楽しみである。本来,この手のアンケートは授業を受け持っている教師が,自分の尋ねたい点を考えて,各自がつくるものである。そのことで本当の意味での授業改善に生かせるからである。私も以前,自分なりに尋ねたい点のアンケートをつくって尋ねていた。ゆっくり書いてもらおうと,家で書いてくるように言ったこともある。すると,その自由記述欄に親からの記述もあったことがある。そこまで熱心にやられるならと,返事を返したこともあった。 先生方は,少しでもいい授業をしたいと必死である。私もわかったという生徒たちの笑顔を楽しみに授業をしてきたが,なかなかそううまくはいかなかった。ほんとうに難しいものである。それが生身の人間を教える授業というか教育というものである。一喜一憂せずに,アンケートはアンケートとして,授業力向上を目指せばいいのである。 私の授業でいえば,帯授業をおこなってきたが,もう40近い生徒であるが,そのころは韻文ノートといって,小さめのノートに,毎週短歌や俳句,詩を視写させ,その1週間に,そこから見える様々なことを書かせていた。そして週の最初に,みなでその韻文についての解釈や思いをぶつけ合った。私自身もそのノートを持ち,何か気付けば,それに書いていた。自分自身も一緒の学習をしていたのである。ものを見つめる目線はどうだろうか,なぜこんなやさしい漢字なのに,平仮名表記をしているのだろうかなどなど,思いつく視点や,考えや思いを一杯書いていた。絵で描写する生徒もいた。生徒などは,ふと思い出せば,もう終わった韻文でも,再度日付を書いて,書きこむ生徒もいた。ノートを見るのも楽しかった。でも,もっと嬉しかったのは,大人になった生徒が,あの俳句の意味をこんな風に感じた,こんな意味だったんじゃないかなと言われたことである。 期末テスト2日目
雨があがり、日射しがもどってきました。暑くなりそうな気配です。
今日は、期末テスト2日目。1限 社会、2限 美術、3限 音楽と続きます。最後まであきらめずに解答していってください。 ![]() ![]() ![]() 期末テスト1日目終了
今日は、朝から強い雨が降っています。梅雨らしい空模様です。
今日から期末テストが始まりました。準備をしっかりしてテストを受けたと思いますが、手応えはありましたか。 生徒が帰った校舎内は、ひっそりしています。生徒がいない校舎内を歩いていると、学校の主人公は生徒だと改めて感じます。 教職員は、午後から大宅小学校へ授業参観へ出かけています。 なお、明日の期末テストの時間割は、次の通りです。 1限 社会 2限 美術 3限 音楽 ![]() ![]() ![]() 準備期間![]() ところで,テストを受けるということで,一番大切な点は何かというと,それは公正と公平である。公正とは,言いかえれば,テストのルールといってもいいように思う。数えあげれば切りがないくらいある。例えば,おしゃべりをしてはいけない,他の人の解答を見てはいけない,はじめの合図があるまで,解答用紙に触れてはいけない等々である。これは,小学校時代から長い間積み上げられたものである。また,中学校では,とりわけテスト週間があり,違ったルールも加わってきている。 それに対して,公平で一番大切なことは,テストにかける時間が同じということであろう。例えば,バレーボールでサーブが届かない人は,前のラインからしてもよいなど,体育の時間ではその場に応じたルールで行うこともあると思うが,テストでは,A君は30分で,Bさんは20分でなどということはない。みんな同じ合図で始め,同じ合図で終わるという時間指定がある。これによって同じ条件で試験を受けるという公平さの担保としているのである。つまり,テストではかれる「学力」は,一定の時間内で表すという規定の中で進められている。 このことは大人社会でもある。例えば,いついつまでに新製品の開発を行うこと,製品なら,1時間にいくつ生産するというのも同じようなものだ。ゆえに,生徒たちが受けるテストも,ある意味大人社会の縮図ともいえるように思う。 また,普段なら,授業中にとなり人とおしゃべりをしたり,話し合いをしたりすることもありますが,テストとなるとそうはいかないことはわかるでしょう。先に書いた公正さに当たり,テストの間は,ずっと我慢をしなければならない。まあ,授業中でも,退屈であっても我慢もするが,その我慢の度合いは全く違うことはわかるでしょう。大人社会でも,働くというなかで,じっと我慢しなければならないことは多々あると考えると,テストの我慢も,大人社会への橋渡と考えてもいいだろう。 以前,中学生は大人になるための準備期間ということをいったが,まさにテストを受けるということは,その縮図のようなシステムになっており,小学校でのテストの受け方と中学校でのそれとは,大いに違うようになっているといえる。テストにはそんな意味合いがあるように思う。 さて,あと2日間続く。今日のことは忘れて,あすの準備をしっかりしてとお願いしたい。 緑のカーテン その後
先週にまとまった雨があり、ゴーヤはすくすく育っています。立派な緑のカーテンになる日も近そうです。花も咲き始めています。
明日からいよいよ期末テストが始まります。準備をしっかりして、体調を整えてテストに臨んでください。満足いく結果が残せることを願っています。 ![]() ![]() 期末テスト![]() 前にも言ったが,中間テストでの方法をそのままやっていては進歩がないといったが,部活動のないテスト週間の過ごし方はどうだっただろうか。陸上競技大会の中止等で,混乱した先週ではあったが,やるべきことは何があっても進めなければならない。それはそれとしての話である。 2年生においては,これが終わっても学習確認プログラムに向けての取組がある。京都市の中学生は皆同じように頑張っている。自分一人ではない。いつも言っていることだが,大宅スタンダードではなく,京都市スタンダードであり,全国,世界の中学生をスタンダードとしなくてはならない。 テストの受け方の一つとして,まずは全体を見通し,優しい問題というか,自分のよく理解している問題はどれかということを見定めて始める。また,全体を見回して,どの問題は何分,この問題は何分とおおよその見当を付けてやる方法もある。何も1番から順にやる必要もないし,何処から進めるかをみることも大切である。とにかくテストへの向かい方はその都度いろいろな方法でやってみるべきである。そして,自分の受け方を身につけるのである。 何度も言うようだが,明日は6時起床である。前にも言ったが,起床後,3時間に頭が働きだすからである。最悪は,ぎりぎりまで寝ていて,あわてて朝食も取らずに出かけることである。万全の体制で臨むために,学校では,今日の終学活で,机の移動とともに,中を整理し,きっちりと並べることで,明日への心構えとなるだろう。家では,今日の間に持ち物などの明日の準備をしておくことが必要である。体調を整え,試験日に臨むことが何より大切である。明日から3日間,みなさんの健闘を祈っている。 水泳授業が始まる
今日から、体育で水泳授業が始まりました。水温が少し低かったですが、プールから生徒の歓声が聞こえていました。
体調をしっかり整えて、水泳授業に参加するようにしてください。 ![]() ![]() 大宅土曜塾
6月22日(土)は、大宅土曜塾(3年生)が行われました。期末テストが6月26日(水)から始まることもあって、3年生28名が参加しました。それぞれの教室では、自分で問題を解いたり、ノートまとめをする姿が見受けられました。また、担当の先生に質問する生徒もいました。
今後も定期的に土曜塾を開きますので多くの生徒の参加を待っています。 ![]() ![]() ![]() 背景![]() 浮世絵師歌川広重の描いた三保松原と富士山は有名であるが,実際の駿河湾から松原を見ながら望む富士山は,松原が富士に連なっていくようで,美しい眺めである。また,この松原では,あの羽衣伝説の一つの場所としても有名である。丹後の宮津の天橋立も羽衣伝説があるが,あれは笠松公園から股のぞきから見る天橋立が天にかかる浮橋のようなことろからの羽衣伝説になったものと思われるが,この三保松原の背景を富士山と見立てての羽衣伝説であるように思う。 このように,富士山単体でどうのこうのと見るより,25の構成資産を含んでの富士山世界遺産登録という流れである。その構成資産に45キロ離れた三保松原も含めてということになったのである。 このようにあらゆるものにはその背景というものがある。それ自身が単体で成り立つものではないということである。以前,祇園祭が無形文化遺産に登録されたことがあったが,ニューヨークのウォールストリートに,ベルリンのブランデンブルグ門に山鉾巡行があってもそれは祇園祭ではない。あの1か月間の様々な行事,鉾町に住む人々の営み,そして,ハイライトである巡行の街並み等々があっての祇園祭の無形文化遺産登録なのである。 これらは遺産登録の話であったが,私たち一人一人に目を向けてみると,私たちはそれぞれ独立した人間である。しかし,その背景には,家族や兄弟姉妹がいて,親せき,それに友だちや地域の人々,教職員をはじめとして,ボランティアの方々,いろいろな人々があって自分がいるということである。あなた方の一挙手一投足にいろいろな思いを持つ多くの人々がいるんだということを常に忘れずにいなければならない。 切り替える![]() 変なもので,記録会が中止となると,その冊子も,記録の貼り出された掲示板も大変むなしく感じられたのは,私だけだったのだろうか。この計画に携わってきた体育科の先生方をはじめ,直接この会に関わってこられた,また,生徒たちの笑顔を見たいと張り切ってこられた先生方全員もたぶんそんな思いを感じられていることだろうと想像する。もちろん生徒たちは言うまでもないし,保護者や地域の方々もそうだろうと思う。 気持ちが萎えるということは多々あることだし,思い通りいかないことも多々あるだろう。その時,どうして自分の気持ちを昇華させていくことができるかである。昇華という言葉がここではそぐわないかも知れないが,自分自身でどう打ち勝っていくかである。そんなことを考えるいい機会かもしれない。と同時に,世の中にはこうした自然現象をはじめ,我々自身にはどうしようもないことも多くあるということだ。このように考えること自体が,気持ちを他にそらして打ち勝つ人間の知恵なのかもしれないと,これを書きながらふと思った。 来週の水曜日から期末テストに入る。とりわけ3年生にとっては最後の陸上競技記録会がなくなり,大きな穴があいたように思える中,次の期末テストも違った意味で大きなウエイトを占めてくる。気持ちを切り替えて,しっかりと頑張って欲しい。 ところで,先ほどの照る照る坊主についてだが、この風習は中国から入ってきたもので,箒を持たせていた。それは,雨雲を掃かせすためであったという。江戸時代の風俗習慣などを記した,いわゆる百科事典のような『嬉遊笑覧』には,晴れると目を入れ,お神酒を供えて,川に流すという風習があったという。 |
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