京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/11
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緑あふれる 山なみを 仰げば希望 明ける空 若き翼は たくましく 明日の世界を 羽ばたかん ああ栄光の 大宅中学校 遙かな歴史 息吹く丘 学べば未来 つづく道 若き知性は 限りなく 明日の文化を 育くまん ああ伝統の 大宅中学校 せせらぎ集う 岩屋川 競えば高く すむ瀬音 若き心は 美しく 明日の平和を 培かわん ああ悠久の 大宅中学校

切り替える

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 本日の陸上競技記録会は残念であったが,中止せざるを得なかった。心待ちにしていた生徒,そこで活躍しようと思っていた生徒など,いろいろな思いで,この雨を恨めしく思った生徒も多いことだろう。3年生の廊下や窓には,照る照る坊主を飾って,今日の天候の回復を念じていた。
 変なもので,記録会が中止となると,その冊子も,記録の貼り出された掲示板も大変むなしく感じられたのは,私だけだったのだろうか。この計画に携わってきた体育科の先生方をはじめ,直接この会に関わってこられた,また,生徒たちの笑顔を見たいと張り切ってこられた先生方全員もたぶんそんな思いを感じられていることだろうと想像する。もちろん生徒たちは言うまでもないし,保護者や地域の方々もそうだろうと思う。
 気持ちが萎えるということは多々あることだし,思い通りいかないことも多々あるだろう。その時,どうして自分の気持ちを昇華させていくことができるかである。昇華という言葉がここではそぐわないかも知れないが,自分自身でどう打ち勝っていくかである。そんなことを考えるいい機会かもしれない。と同時に,世の中にはこうした自然現象をはじめ,我々自身にはどうしようもないことも多くあるということだ。このように考えること自体が,気持ちを他にそらして打ち勝つ人間の知恵なのかもしれないと,これを書きながらふと思った。
 来週の水曜日から期末テストに入る。とりわけ3年生にとっては最後の陸上競技記録会がなくなり,大きな穴があいたように思える中,次の期末テストも違った意味で大きなウエイトを占めてくる。気持ちを切り替えて,しっかりと頑張って欲しい。
 ところで,先ほどの照る照る坊主についてだが、この風習は中国から入ってきたもので,箒を持たせていた。それは,雨雲を掃かせすためであったという。江戸時代の風俗習慣などを記した,いわゆる百科事典のような『嬉遊笑覧』には,晴れると目を入れ,お神酒を供えて,川に流すという風習があったという。

陸上競技記録会 中止

本日の陸上競技記録会は、雨天のため中止とします。残念です。通常通り、8:25の登校になります。また、給食はありませんのでお弁当の用意をお願いいたします。

放課後学習会

今日は、梅雨空で雨の1日です。梅雨に入ってもほとんど雨が降らず、水不足が心配されていますが、恵みの雨になりそうです。

1期末テストが、来週の6月26日(水)から始まります。昨日からテスト1週間前になり、部活動が停止になっています。放課後は、学習会が各学年で行われています。自分で問題に取り組んだり、わからない所を友達や先生に質問しています。「勉強の仕方がわからない」という声をよく聞きますが、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。いろいろな学習方法を試してみて、一番よい方法を探し出してください。

明日は、昨日から延期なった陸上競技記録会を太陽が丘陸上競技場で予定しています。天候が心配されますが、実施できることを願っています。
・集合 7:45
・出発 8:00
・6:30現在で、実施するのか中止するのかを判断して、ホームページ・メール配信・テレフォンサービス(574-0555)・新奈良街道沿いの掲示でお知らせします。 

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授業

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 今日,2時間目と3時間目に実習生の英語と数学の授業を見た。何に着目して授業を見るかは,いろいろあろうが、私は板書がしっかりと出来ているかを見る視点としている。これは,教材研究の賜物であるからだ。どこで,どのように書き表すかは大切な視点である。他にも,文字の書き順などもしっかりと見ている。国語科の先生はもちろんのこと,やはり書き順を間違うなどということは,教師としての信用に関わるものである。参観日に,保護者の前でそのようなことにでもなれば,大丈夫かなと思われる。声の大きさ,はっきりとした発問であるか,等々いろいろと出てくるだろう。
 ところで,授業を組み立てる一番は,生徒の実態である。その実態こそがしっかりと見取れているならば,あとはすんなりと進むだろう。それだけ,生徒の実態分析は難しいのである。というより,常にその実態分析を行い,それに資する資料取りをしようとしているかである。それが,いわゆる教師の仕事である。医者が診察した結果を書くカルテと同じとまではいわないが,そのようなものをきっちりと日々に準備しているかである。定期テストでも,採点し終わったあとの分析をしているかである。それなしで,点数だけを付けただけで返却していないだろうか。宝の山をみすみす見逃していいないだろうかということである。その実態ゆえに,誰を見ながら授業を進めるかが決まってくるのである。
 さて,実際の教材研究は,発問とその解であるが,発問も自分が言うように書くのである。漠然とこんなことを尋ねるではダメである。問いを練るということが大切で,なぜなら,その問いに付いて,生徒から質問を受けたり,補足をしなければならないことであれば,問いがこなれていないということだからである。こなれるとは「熟れる」と書くが,問い自体が熟していないということなのだ。と同時に,その問いに対する解,それも間違いの解を一杯書き出すことである。いろいろな生徒のつまずきを書きだすことが大切なのである。その時,先ほどの生徒の実態,そこで間違いそうな生徒が想定されるということになるからである。
 言うは易し,行うは難しというのが授業である。生徒の分かったという笑顔を求めて,先生方も、実習生も授業を進めてもらえればと思う。

「吾輩」の猫の死

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 2年生の国語を見に行きたいと思いながら,なかなか行けず,今日やっと見に行くことができた。見に行きたかったのは,帯授業である。
 国語の帯授業では,教科書に入る前に,新聞の記事やコラムを読んで,その問いにこたえていく形式でやっている。素晴らしい取組である。生徒たちは,配られたプリントをしっかりと読み,考えている。たった10分ぐらいのものではあるが,その積み重ねが,きっと大きく成長を促すことだろうと思う。なぜなら,自分の意見をまとめる作業をおおよそ週4回,習字の時間もあるが、35週の標準時数と考えても140編もの記事に自分の考えをぶつけるのである。すると,家に帰って新聞を読んでも,大事なところを考える習慣というか,癖になってしまうからである。習慣こそ,毎日の積み重ねの賜物である。
 何を根拠にそう考えたか,思ったかという,単に正答のないものに対して考え抜く力は,これから生きていく中で最も大切な事柄である。その訓練をこうした授業の中で進めることは,大事な視点である。分厚くなった教科書を横に,このことをやる勇気が大切である。
 よく教科書を教える,教科書で教えるとどちらだと言われるが,もちろん教書で教えるである。教科書は用いなければならないが,万能ではない。適宜生徒にあったものを入れて,より効果のある授業を進めることは肝要なことである。それは担当している教師の専門性である。
 今日の「漱石 弟子へ素顔の手紙 『吾輩』の猫の死 伝える」では,二番目に,次のような問いがあった。ここにでは「三四郎」のモデルとなった独文学者の小宮豊隆とのやりとりである。
 「漱石は,猫が死んだことを伝える書簡に『三四郎の執筆で忙しく,お参りには来なくてもいい』と書きました。どういう気持ちで書き送ったと思いますか。」である。これは書簡であるので,その問いに「書いた」ではなく「書き送った」と,しっかりとした問いづくりをしているのも素晴らしい。言葉に敏感であらねばならない。
 生徒たちもいろいろと書いていたが,さて,私ならと思いそのまとめる根拠を考えてみた。
 小宮豊隆と漱石との関係が記されている。最初の部分で「三四郎」のモデルであり,あとの部分では,漱石を父親のように慕っていたことも考慮しなければならないだろう。
 ということで,
 ・三四郎のモデルが実際来ることでの,執筆への影響はどうだろうか。
 ・「お参りには来なくてもいい」と「お参りに来なくていい」との違いはどうだろう   か。
 ・猫の死に対して,えざわざお参りには来なくてもいいという書簡までも送る本音とは  どんなものだろうか。さらに考えるなら,来なくていいものなら,伝えるだろうか。
といった視点であるように思う。これらをまとめてみるといいかな。

陸上競技記録会 延期

本日の陸上競技記録会は、6月21日(金)に延期します。金曜日の時間割で授業を行いますので間違えないようにしてください。また、給食はありませんので、弁当の用意をお願いいたします。

明日は、陸上競技記録会

明日は、陸上競技記録会が予定されています。宇治市の太陽が丘陸上競技場まで出かけ、本格的な競技場で自己記録更新を目指します。今日の体育の授業では、最後の練習を行っていました。

天候が心配されますが、保護者の皆様のご来場をお待ちしております。午前9時10分から開会式です。
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連帯

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 昨日17日,本校の交通安全指導日であった。教職員全員で旧奈良街道まで出て,生徒たちの登校指導を行う。PTAの方々も参加される。保護者と教職員がともに同じ目線で生徒たちを見守る視点は大事である。同じ歩調は,同じ姿勢であり,同じ思いとなるからである。子どもの育成は,保護者と教職員が共有部分を多く持つことが大切である。もちろん,完全に同じにはならない。しかし,我々教職員が保護者の気持ちを理解し,その認識でもって,子どもに接することは,教職員といえども,保護者の立場を意識した思いに立つことになるし,また,その逆として,保護者も教職員の立場を理解した部分を持つことで,教職員,学校への理解が深まるのである。
 私たち保護者と教職員は大人という共通項はあるものの,その立場の中で,生きざるを得ない部分はあるが,その部分を理解し合う部分を広げていくことで,垣根を低くすることで,なお一層の連帯が図れるものと思う。こうした一緒に朝の立ち番をするだけではあるが,いろいろなことを考えさせる取組である。
 私はよく保護者の立場に立って考えるようにと伝えている。30〜40人の生徒を見ることは現実であり,その一人一人を同時にきっちり見ることは不可能である。しかし,この場合は,あの生徒を見よう,あの生徒を見なければと,それぞれの場面に応じてどの生徒を見ていこうかという情報は先生方はしっかりと持っている。これがいわゆる集団を見る見方だと思う。それはそれとして,保護者の立場に立つとは,教職員が自分の子どもだという気持ちになって,どうしていくことが保護者が一番安心されるかという視点である。それが大切なことは,保護者とともに子どもを育てていかなければならないからである。
 大宅中学校のよさは,こうした保護者と学校との結びつきのある取組が多くあることだ。この点は大いに評価して良い点である。こうした点を踏まえて,学校公開を進めていくことが今求められている。良くも悪くも学校の素顔を見てもらうことで,学校の悩みを保護者の悩みとして,保護者の悩みを学校の悩みとして受け入れていくことだと思っている。とともに,教職員も保護者も,地域の方々も皆,生徒たちのモデルとならなければならない。大人としてのモデルである。それが連帯の根底にあることだけは確かである。


時間

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 「一年をかけて自分の選んだ木を五感を通して観察し、気づいたことをスケッチや言葉でまとめます」と,この取組の中に書かれている。京都市の理科研究会が中心となった取組で,ちょうど理科室の前にその掲示があった。
 さて,世の中が便利になり,時間短縮が何にも増して素晴らしいことのように受け取られがちであるが,はたしてそうなのだろうか。私の好きな木の取組から思うことは,生き物の時間には,それ相当の時間が必要だということを知ることだと思っている。いろいろなことが時間短縮で進んでいくが,生き物の成長には時間短縮はない。存分に日光を浴び,水を吸収し,ゆったりとした時間が必要なのだ。
 こうして木の生育には,急ぎようもない時間が必要だということは,必要なものには必要な時間がいるということであり,そうしたものも高速化の現代においてもどうしようもないものなのである。これは人の成長も同じであろうと思う。ゆったりと流れる時間の中で育っていくものを,促成栽培のように集中して育てると,心の成長に影響を落とすに違いないと思う。
 私の好きな木は1年だが,それではあまりにも惜しい。なぜなら,1年でその成長など目に見える違いはないからだ。なんなら自分木を植えてもいい。自分の植えた木とともに歩む時,自分の成長も木の成長という自然の中での流れの中で進むからである。子どもは促成栽培はできない。ゆったりとした流れの中で,時間がかかるものであることを再確認しなければ,ついつい子どもの成長までもを,速さに託してしまうからである。それは便利さに慣れ,そこに重点を置くことで,速いことこそが重要になり,速いことそれ自身に価値観が置かれるからである。
 生き物の成長,とりわけ人間の成長は,心の成長を伴わなければならない。その成長のために,時間が必要で,時間が大切なのです。そのことを私の好きな木という取組を拡大していくことで,見えてくることもあるように思う。私たちの主食のコメも短縮して収穫できることはありません。工業製品ではありません。新幹線とは違ったローカル線にゆられて行く旅には,きっと点と点だけを結ぶ新幹線とは違ったものが見えるはずだ。ゆったりとした木の育つ時間を見つめる,こうした取組が広がっていけばと願っている。

交通安全指導日

6月も後半に入りました。校門前の水田の早苗も株が大きくなってきました。

今週は、水曜日に太陽が丘陸上競技場で陸上競技記録会が行われます。自己記録更新を期待しています。

今日は、交通安全指導日です。教職員を始め、PTA本部の方々やコミュニティ委員の方々に協力いただき、登校中の安全を見守りました。生徒たちは、元気に登校してきました。
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学校行事
6/26 1期期末テスト(1日目)
6/27 1期期末テスト(2日目)
6/28 1期期末テスト(3日目)
育成学級 校外学習
京都市立大宅中学校
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