京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/11
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「吾輩」の猫の死

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 2年生の国語を見に行きたいと思いながら,なかなか行けず,今日やっと見に行くことができた。見に行きたかったのは,帯授業である。
 国語の帯授業では,教科書に入る前に,新聞の記事やコラムを読んで,その問いにこたえていく形式でやっている。素晴らしい取組である。生徒たちは,配られたプリントをしっかりと読み,考えている。たった10分ぐらいのものではあるが,その積み重ねが,きっと大きく成長を促すことだろうと思う。なぜなら,自分の意見をまとめる作業をおおよそ週4回,習字の時間もあるが、35週の標準時数と考えても140編もの記事に自分の考えをぶつけるのである。すると,家に帰って新聞を読んでも,大事なところを考える習慣というか,癖になってしまうからである。習慣こそ,毎日の積み重ねの賜物である。
 何を根拠にそう考えたか,思ったかという,単に正答のないものに対して考え抜く力は,これから生きていく中で最も大切な事柄である。その訓練をこうした授業の中で進めることは,大事な視点である。分厚くなった教科書を横に,このことをやる勇気が大切である。
 よく教科書を教える,教科書で教えるとどちらだと言われるが,もちろん教書で教えるである。教科書は用いなければならないが,万能ではない。適宜生徒にあったものを入れて,より効果のある授業を進めることは肝要なことである。それは担当している教師の専門性である。
 今日の「漱石 弟子へ素顔の手紙 『吾輩』の猫の死 伝える」では,二番目に,次のような問いがあった。ここにでは「三四郎」のモデルとなった独文学者の小宮豊隆とのやりとりである。
 「漱石は,猫が死んだことを伝える書簡に『三四郎の執筆で忙しく,お参りには来なくてもいい』と書きました。どういう気持ちで書き送ったと思いますか。」である。これは書簡であるので,その問いに「書いた」ではなく「書き送った」と,しっかりとした問いづくりをしているのも素晴らしい。言葉に敏感であらねばならない。
 生徒たちもいろいろと書いていたが,さて,私ならと思いそのまとめる根拠を考えてみた。
 小宮豊隆と漱石との関係が記されている。最初の部分で「三四郎」のモデルであり,あとの部分では,漱石を父親のように慕っていたことも考慮しなければならないだろう。
 ということで,
 ・三四郎のモデルが実際来ることでの,執筆への影響はどうだろうか。
 ・「お参りには来なくてもいい」と「お参りに来なくていい」との違いはどうだろう   か。
 ・猫の死に対して,えざわざお参りには来なくてもいいという書簡までも送る本音とは  どんなものだろうか。さらに考えるなら,来なくていいものなら,伝えるだろうか。
といった視点であるように思う。これらをまとめてみるといいかな。

陸上競技記録会 延期

本日の陸上競技記録会は、6月21日(金)に延期します。金曜日の時間割で授業を行いますので間違えないようにしてください。また、給食はありませんので、弁当の用意をお願いいたします。

明日は、陸上競技記録会

明日は、陸上競技記録会が予定されています。宇治市の太陽が丘陸上競技場まで出かけ、本格的な競技場で自己記録更新を目指します。今日の体育の授業では、最後の練習を行っていました。

天候が心配されますが、保護者の皆様のご来場をお待ちしております。午前9時10分から開会式です。
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連帯

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 昨日17日,本校の交通安全指導日であった。教職員全員で旧奈良街道まで出て,生徒たちの登校指導を行う。PTAの方々も参加される。保護者と教職員がともに同じ目線で生徒たちを見守る視点は大事である。同じ歩調は,同じ姿勢であり,同じ思いとなるからである。子どもの育成は,保護者と教職員が共有部分を多く持つことが大切である。もちろん,完全に同じにはならない。しかし,我々教職員が保護者の気持ちを理解し,その認識でもって,子どもに接することは,教職員といえども,保護者の立場を意識した思いに立つことになるし,また,その逆として,保護者も教職員の立場を理解した部分を持つことで,教職員,学校への理解が深まるのである。
 私たち保護者と教職員は大人という共通項はあるものの,その立場の中で,生きざるを得ない部分はあるが,その部分を理解し合う部分を広げていくことで,垣根を低くすることで,なお一層の連帯が図れるものと思う。こうした一緒に朝の立ち番をするだけではあるが,いろいろなことを考えさせる取組である。
 私はよく保護者の立場に立って考えるようにと伝えている。30〜40人の生徒を見ることは現実であり,その一人一人を同時にきっちり見ることは不可能である。しかし,この場合は,あの生徒を見よう,あの生徒を見なければと,それぞれの場面に応じてどの生徒を見ていこうかという情報は先生方はしっかりと持っている。これがいわゆる集団を見る見方だと思う。それはそれとして,保護者の立場に立つとは,教職員が自分の子どもだという気持ちになって,どうしていくことが保護者が一番安心されるかという視点である。それが大切なことは,保護者とともに子どもを育てていかなければならないからである。
 大宅中学校のよさは,こうした保護者と学校との結びつきのある取組が多くあることだ。この点は大いに評価して良い点である。こうした点を踏まえて,学校公開を進めていくことが今求められている。良くも悪くも学校の素顔を見てもらうことで,学校の悩みを保護者の悩みとして,保護者の悩みを学校の悩みとして受け入れていくことだと思っている。とともに,教職員も保護者も,地域の方々も皆,生徒たちのモデルとならなければならない。大人としてのモデルである。それが連帯の根底にあることだけは確かである。


時間

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 「一年をかけて自分の選んだ木を五感を通して観察し、気づいたことをスケッチや言葉でまとめます」と,この取組の中に書かれている。京都市の理科研究会が中心となった取組で,ちょうど理科室の前にその掲示があった。
 さて,世の中が便利になり,時間短縮が何にも増して素晴らしいことのように受け取られがちであるが,はたしてそうなのだろうか。私の好きな木の取組から思うことは,生き物の時間には,それ相当の時間が必要だということを知ることだと思っている。いろいろなことが時間短縮で進んでいくが,生き物の成長には時間短縮はない。存分に日光を浴び,水を吸収し,ゆったりとした時間が必要なのだ。
 こうして木の生育には,急ぎようもない時間が必要だということは,必要なものには必要な時間がいるということであり,そうしたものも高速化の現代においてもどうしようもないものなのである。これは人の成長も同じであろうと思う。ゆったりと流れる時間の中で育っていくものを,促成栽培のように集中して育てると,心の成長に影響を落とすに違いないと思う。
 私の好きな木は1年だが,それではあまりにも惜しい。なぜなら,1年でその成長など目に見える違いはないからだ。なんなら自分木を植えてもいい。自分の植えた木とともに歩む時,自分の成長も木の成長という自然の中での流れの中で進むからである。子どもは促成栽培はできない。ゆったりとした流れの中で,時間がかかるものであることを再確認しなければ,ついつい子どもの成長までもを,速さに託してしまうからである。それは便利さに慣れ,そこに重点を置くことで,速いことこそが重要になり,速いことそれ自身に価値観が置かれるからである。
 生き物の成長,とりわけ人間の成長は,心の成長を伴わなければならない。その成長のために,時間が必要で,時間が大切なのです。そのことを私の好きな木という取組を拡大していくことで,見えてくることもあるように思う。私たちの主食のコメも短縮して収穫できることはありません。工業製品ではありません。新幹線とは違ったローカル線にゆられて行く旅には,きっと点と点だけを結ぶ新幹線とは違ったものが見えるはずだ。ゆったりとした木の育つ時間を見つめる,こうした取組が広がっていけばと願っている。

交通安全指導日

6月も後半に入りました。校門前の水田の早苗も株が大きくなってきました。

今週は、水曜日に太陽が丘陸上競技場で陸上競技記録会が行われます。自己記録更新を期待しています。

今日は、交通安全指導日です。教職員を始め、PTA本部の方々やコミュニティ委員の方々に協力いただき、登校中の安全を見守りました。生徒たちは、元気に登校してきました。
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放課後の風景

放課後の風景です。

まず、漢字検定が行われています。2級から5級まで、全学年で25名の生徒が受検しました。合格を目指して、張りつめた空気の中で懸命に鉛筆を走らせていました。合格を祈ります。

プールでは、水曜日引き続いてプール掃除が行われています。今日は、プールの中に入ってデッキブラシできれいにしてくれていました。剣道部と野球部の皆さん、ありがとう。
感謝!感謝!
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第27回 生徒総会

今日の午前中に第27回生徒総会が行われました。生徒総会は、全校生徒が一堂に集まり、学校をよりよくしていくために話し合いをする行事です。大宅中学校生徒会の最高議決機関です。

第1号議案  生徒会本部・評議会・各種委員会の活動について
・まず、今年度の活動方針、計画を発表する 
・次に事前に行った学級討議の中で出た質問について返答が行われる
・採決

第2号議案  昨年度の決算報告と今年度の予算案の承認
・まず、決算報告が行う。次に今年度の予算案を発表する
・次に事前に行った学級討議の中で出た質問について返答が行われる
・採決

第3号議案  学校改善計画について、各クラスから提案をする
・いろいろな学校改善計画が提案された
・今後、夏休みのリーダー研修会で検討していく

続いて、各クラスからクラスアピールが出されました。どのクラスのアピールもすばらしく感動しました。よりよいクラスにしていこうとする意気込みが感じられました。ちなみに1年生全体のキーワードは「輝」、2年生全体のキーワードは「絆」、3年生全体のキーワードは「瞬花終闘(しゅんかしゅうとう)」です。各学年が集団として成長していってほしいです。各学年が集団として成長すれば、必ず学校はよくなります。

集団として成長していくために必要なことは、じっくり話し合うことです。じっくり話し合いをするためには、自分とは違う意見があることをわかり、他者の意見を尊重すると同時に聞き入れることが必要です。じっくりした話し合いを続けてください。






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PTA文化教室

昨日は、最高気温が35.9度と猛暑日になりました。今日も気温が上がり、35度を超えそうです。

今日の午前中にPTA文化委員会主催の文化教室が開かれました。テーマは、「生け花とお抹茶の体験教室」。講師の先生にお越しいただいて、まず生け花の体験です。見栄えよく生けるのは、見た目よりむつかしいようで、参加された皆さんは和気あいあいの雰囲気の中にも真剣な表情で取り組まれていました。

PTAの行事には、文化教室以外にも7月には保健体育委員会主催のボウリング大会があります。お忙しいとは思いますが、ご参加ください。親睦が深まります。
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教育実習

今日は、朝から夏の日射しが照りつけ、気温がグングン上昇し35度を超える猛暑日になっています。空を見ると青空に雲が浮かぶ真夏の空です。「梅雨」はどこへいったのでしょうか。

クラブ活動をしている生徒も汗だくです。熱中病予防のために水分補給もこまめに行っています。

今週月曜日から4名の教育実習生が来ています。実習期間は6月28日(金)までの3週間です。教科は、国語・社会・数学・保健体育です。教員になるためには必要な実習です。私もおよそ30年前に経験しました。初めて授業をやらせてもらった時は、準備万端でのぞんだつもりが、緊張のあまり何をしゃべったか覚えていませんでした。しかし、生徒や先生方とのふれあいが楽しく「教員になりたい」という意を強くした実習になりました。今回、本校で実習をおこなう4名の実習生も有意義なそして充実した教育実習にしてくれることを願っています。

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学校行事
6/19 陸上競技記録会
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