京都市立学校・幼稚園
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愛宕嶺の松の韻は 若人の高き理想を さながらに窓べにかよふ 西京の古りし甍に 新しき光かゝげて いざ友よともに励まむ

休み時間の教室を覗いてみて

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 前期中間テスト、本校高校は来週火曜日までですが、中学は今日が最終日です。

 テストの合間の休み時間に教室を覗いてみると(写真は3年生の様子です)、ほっとした表情や少し残念そうな顔、してやったりという笑顔もあればため息混じりの横顔も。「悲喜こもごも」とはこういうことを言うのだなあ、と思います。
 そうした生徒諸君に、「あともう少し、最後まであきらめないでね!」と一人ひとりに声をかけてあげたくなります。

 よく私たちは、厳しい大人社会を見据えて、「そんなことでは将来困るぞ!」と彼らを叱責しがちです。たしかにそこには否めない面もあるのですが、そんな厳しい「将来」を生きるためにも、「オン・オフ」を上手に切り替えられる術(すべ)を、彼らに学んでもらいたいと考えます。「勉強に集中する」ことは「大切」ですが、「勉強が常に頭から離れない」のは「大変」です。

 保護者の皆さま。試験に向けてのサポート、ありがとうございました。生徒諸君が次の「試練」に向かって、新たな「心の炎」を燃やすためにも、しっかり「休養」し、クールダウンすることをご指導いただければ幸いです。

前期中間テスト はじまりました!

 本日は前期中間テスト1日目です。
 下の写真は1年生の様子です。中学校に入学して初めての定期テスト。何とも言えない緊張感が漂います。どの生徒の顔も真剣そのもの。生徒諸君の一心不乱な表情は、見ているこちら側も身が引き締まります。

 現実において、テストの結果(点数)は「人それぞれ」となります。今回は取り組みに満足できた生徒、十分な準備ができず残念な思いをする生徒など、個々によって違ってきます。しかし、このテストを受けている「瞬間」の打ち込む姿勢は変わりがなく、そこで得られる「経験」も然りのはずです。

 ところが、残念なことに学年が上がるにつれて、テストに臨む姿勢や集中力に「差」が生じてしまうことがあります。もしかすると、それは「結果」としての「点数」に、あまりにも囚われすぎてしまうからではないでしょうか。以前にも述べましたが、「数字」は目に見えやすく分かりやすいのですが、すべてを表しているわけではありません。

 保護者の皆さま。明日、テストは終わります。生徒諸君は、いろいろな思いで帰宅すると思います。どうぞ、テストの「後始末」をさせてやってください。例えば、自分で問題をファイルに綴じる、分からなかった問題をもう一度考えてみる、などなど。その営みが、テスト返しの時に、「100点には何点マイナスだった」という視点から、「次にはもうあと何点はとれるはずだ」へとステップアップしてくれることと思います。

 そして、その姿勢を保護者の皆さまに「評価」していただくことで、生徒諸君のテストに対する「構え」は、1年生の時と変わらずにいてくれるのではないかと考えております。どうぞよろしくお願いします。
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3年生 EP−A(総合的な学習の時間) 学級発表会

 本日7限目に、3年生は先の大阪校外学習のまとめを、学級発表会として全クラスでおこないました。

 各班ごとに、画用紙にまとめた学習成果を、実物投影機を使ってスクリーンに映し出しながら、協力して発表していました。
 訪問先は、大阪造幣局やアメリカ領事館、こなもんミュージアムなど多岐にわたり、現地で出会った方々へのインタビュー結果も交え、なかなか興味深い発表でした。

 授業を参観して感じたことは、すばらしい視点を持って調べてあった反面、もう少し「広がり」や「深まり」があればなあ、という点です。
 例えば、「大阪と京都の比較」がテーマであれば、テレビのバラエティ番組と同じ切り口では、本校の目指すものとはやや違うように思います。校外研修で学んだこと、気づいたことから、さらに興味を広げて調べてみる、または、敢えて既存の「大阪」や「京都」に対するイメージに反論してみる、などの発表があっても良かったと考えます。

 周囲が「当たり前だ」とか「普通」と見ている事柄に対して、「ほんとかな」と視点を変えて「観る」ことこそ、若者の「特権」ではないでしょうか。社会生活での「大人」としての振る舞いは求められますが、知的好奇心は「子ども」のままでいてほしいと思います。

 さあ、明日・明後日は前期中間テスト。出しうる限りの力を、解答用紙の上に表現してください。今できることをすべてやる!結果はそのあとについてきます。生徒諸君、今夜は早めに床につき、しっかり睡眠をとって明日に臨んでくださいね。
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梅雨の晴れ間に

 一昨日は休日参観に多数ご出席いただきありがとうございます。実に517名もの皆さまに来ていただきました。今年はプログラムが盛りだくさんで、ほぼ終日の取り組みとなりましたので、生徒諸君同様にお疲れになったのではないでしょうか。

 今週末に前期中間テストを控えて、生徒諸君は大変がんばっていますが、「梅雨の晴れ間」というには、もう真夏と思えるぐらいの気候です。体調を崩さなければよいのだが、とつい心配になってしまいます。

 お気づきかもしれませんが、本校正面玄関に木製の「水槽」(写真・上)が置かれています。そっとのぞき込んでいただくと、そこには小さな魚たち(くろめだか?)が「生活」しています(写真・下)。さわやかな「涼」を感じさせてくれます。

 意識しないと見過ごしてしまいがちな事柄は、わたしたちの日常にあふれています。何に目を向け、どこに意識を向けるかで、私たちの「世界」は大きく変わってしまいます。生徒諸君には、「テスト」という試練に心をとらわれることなく、そこに向かって真摯に努力を続ける「自分の純粋な心」に、是非とも価値を見出してほしいと願います。
 本当に生徒諸君はがんばっていますよ。保護者の皆さま! 
 
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休日参観・エンタープライズ講演会(3)

 本日のねらいは、学校でのお子たちの様子をご覧いただくことももちろんですが、保護者の皆さまに交流を図っていただくこともその一つでした。

 下にある(上)の写真は、お昼におこなわれた保護者懇親会の様子です。1年生の保護者の皆さまは、地下の生徒食堂をお借りして、お弁当をいただきながらご歓談いただきました。2・3年生の保護者の皆さまは、セミナーハウスで会食をされました。

 (下)の写真は、エンタープライズ講演会後に各学年でおこなわれた学級懇談会(3年A組)の様子です。担任・副担任の先生からのお話や、小グループになっていただいてのフリートークなど、学年によって形態はさまざまですが、お子たちに関するいろいろな話題が飛び交っていたように思われます。

 この休日参観・学級懇談会を実施するにあたり、PTA本部・学級委員の皆さまには本当にお力添えをいただきました。改めましてお礼申し上げます。本日の取り組みが無事終了しましたことを、われわれ教職員一同、大変喜んでおります。ありがとうございます。

 私個人にとっても大変うれしいことがありました。ある保護者の方から、「いつもホームページを見ていますよ。」とお声をかけていただきました。過分のお褒めをいただき大変恐縮いたしましたが、いくつになっても自分のおこないを認めていただくことは、幸せなことですね。
 振り返って、われわれ生徒諸君を導く立場にある者は、常にこうした眼差しを子どもたちに向けているかを自問し続けなければならないなあ、とまた教えていただきました。感謝です。

 今週末は前期中間テストです。失敗を恐れず、準備を怠らず、果敢に挑戦してください。期待していますよ。
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休日参観・エンタープライズ講演会(2)

 午後1時より、本館7階のメモリアルホールにて「エンタープライズ講演会」をおこないました。

 講師には京都染色補正工業協同組合理事長の西嶋直和氏をお招きしました。西嶋先生は一昨年には卓越技能章「現代の名工」に選ばれた方で、本能まちづくり委員会の委員長としてもご活躍になりました。

 「自分たちのまちづくり−学校と地域− 〜ハードからソフトへ〜」と題されたご講演は、私たちの身近な地域に対して、新たな視点を与えていただいたと思います。
 特に、生徒諸君による質疑応答で、「私たち中学生ができることは?」という発言が聞けたことは大きな喜びです。

 どのようなお話も、「自分」に照らし合わせて初めて意味を持ちます。つまり「他人事」から「自分事」になってこそ「学び」となります。それに目を向けてくれた本校生徒を、わたしたちは誇りに思います。

 西嶋先生。本日は本当にありがとうございました。これからも本校生徒のみならず、京都の中学生を、地域で育み、導き、見守っていただきますよう、心よりお願いいたします。
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休日参観・エンタープライズ講演会(1)

 本日は休日参観です。

 早朝より、たくさんの保護者の皆さまにお越しいただいています。
 今回は新たな取り組みとして、午前中に3時間の授業参観。
 お昼には、各学年ごとの保護者懇親会。
 午後からは、京友禅の伝統工芸士・西嶋直和先生をお招きして、エンタープライズ講演会。
 そして最後に学級懇談会と、本当に盛りだくさんなプログラムとなりました。

 本校は全市から生徒が登校しているため、他の中学校のように、保護者の皆さまが一堂に会して親睦を深めていただける機会が、あまり多くありません。こうした行事を大切にして、少しでも学校のことを知っていただくとともに、保護者の皆さま同士の交流を図りたいと考えております。

 今日という日が、生徒諸君や保護者の皆さま、私たちにとって、実り多い一日となることを心より願っております。
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「私たちを忘れないで」と言っているような…

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 本館3階職員室横の廊下に「忘れ物ロッカー」があります。

 とても残念なことなのですが、毎週何かしらの「忘れ物」が職員室に届けられてきます。
 いくつかは無事に持ち主のもとへと帰って行くのですが、中には忘れ去られてしまうものもあります。

 めがね、時計、水筒、筆箱、エトセトラ…

 これらのものが無くても、学校生活は大丈夫なのかな?と心配になってしまいます。生徒諸君が、無くしたことをご家庭で報告した際に、保護者の皆さまはどのような言葉かけをされているのだろうか?とも考えます。

 「豊かな時代」とよく言われます。はたして「何」が豊かになったのでしょうか。落とし物ロッカーの前で、持ち主に忘れ去られてしまった「もの」たちを眺めながら、そのことをよく考えます。
 「物」は、「思い」や「気持ち」と結びついて、はじめて「もの」や「モノ」になるような気がします。「物」を大切にできないのは、そこに何かしらの「気持ち」が失われているのではないかと、つい不安になります。

 保護者の皆さま。明後日は休日参観です。もしお越しいただけるのであれば、この落とし物ロッカーを覗いてみてください。万が一、お子様の持ち物があるようでしたら、遠慮無くお声かけください。お願いします。
 ちなみに、生徒会が中心となって、来週「落とし物確認キャンペーン」がおこなわれるようです。心がほっとあったかくなる、そんな取り組みですね。

前期中間テスト 1週間前です!

 本日より前期中間テストの1週前となり、部活動もしばらくお休みとなります。しっかりと準備をし、日頃の学習の成果を確認してほしいと思います。

 5限目に、3年B組の国語の授業にお邪魔をしました。
 教材は「俳句先生になろう」。生徒諸君が自分で調べてきた「俳句」について、クラスメートに発表し、その後質問を受けるものでした。
 どの発表もすばらしかったのですが、圧巻は最後にみんなで俳句をつくる段。先生から出された「雨上がり」というお題に対して、矢継ぎ早に男女生徒から秀句が披露されました。「うーん、すばらしい。」と思わず拍手を送った次第です。

 定期テストでは、多くの学力を「計る」ことができます。しかし、それがすべてではありません。こうした授業の中で、生徒諸君が発露するすばらしい才能もまた紛れもない「学力」です。前者は数字として分かりやすく、後者は形として捉えにくいものです。そのことを忘れずに、バランスのとれた「評価」をおこなうことが大切だとわれわれは考えています。
 保護者の皆さま。お子たちが「心身共に充実した状態」でこの試験期間を乗り切れますように、見守っていただければ幸いです。
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平成25年京都市中学校春季総合体育大会 放映のお知らせ

 先の4月29日におこなわれました京都市中学校春季総合体育大会の様子が、KBS京都テレビの特別番組「飛翔☆未来へ向かって〜2013京都市中学校春季総合体育大会〜」として、下記のように放映されます。

 1.放送日 平成25年6月1日(土)
        正午〜12時30分

 2.放送局 KBS京都
    〔協賛:(財)京都青少年育成スポーツ財団〕

 3.内 容
       ・「京都市中学校春季総合体育大会開会式」
        での各校選手たちの入場行進や選手宣誓などの風景
       ・中学校運動部活動の練習及び試合風景

 よろしければご覧ください。
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学校行事
6/9 学校施設開放(午後)    英検一次
6/11 7限 代表専門委員会     7,8限  サテライト学習
6/12 S.C.
6/14 6限・・・生徒総会
京都市立西京高等学校附属中学校
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