今日とは少し違う明日へ

６月１日から放課後に教育相談を行っています。３年生は８日から修学旅行が控えていることから、５月末から始めました。面談では日頃の学校生活や学習についての話しが中心になりますが、３年生は進路に対する不安な心理も働く時期なので進路の話も少しされているのではないでしょうか。どの学年の生徒にとっても、明日に向けた気持ちがプラスに働き、今日とは少し違う明日につながる教育相談であってほしいと思います。画像は全学級の教育相談の様子です。

無形の力

教育相談週間が始まっているので放課後に校舎内をまわっていると、空き教室で数人の生徒が学級旗製作に取り組んでいました。この学級旗は生徒総会や西陵祭などで披露され賑わいを醸しだしてくれます。とくに西陵祭の体育の部ではクラスの団結を誇示するときに活躍したりします。生徒の手間暇をかけた学級旗には無形の力が宿っています。その全学級旗フルラインナップを一足早く紹介します。

打ち合わせ

修学旅行がいよいよ近づいてきました。行き先は長崎方面です。１日目は長崎平和公園で平和希求へのセレモニー、夜は鹿町小佐々地区で民泊。２日目は午前にそば打ち、田舎料理などの地元料理体験、午後から船釣り、港釣り、シーカヤック等の体験活動をします。３日目は大浦天主堂はじめとした長崎班別研修。盛りだくさんの内容となってます。４日（火）放課後にその修学旅行の打合せを詳細なスケジュール表をもとに修学旅行が成功裏に終えることを願いつつ、添乗員の方を交えて行いました。修学旅行を一人一人の良い思い出にしてほしいと思います。

図書館へ行こう

昼休みの時間に図書館を覗きました。図書館の整備事業である「ビフォー・アフター」が終わり、図書館の壁側に書架を全て移動させて以前よりも生徒の読書環境が整えられました。その図書館に１０名足らずでしたけれども利用し本を読んでいる生徒がいました。男子生徒ばかりだったので少し意外でした。昼休みは開館していますので、一人でも多くの生徒に活用してもらいたいと思います。まずは図書館へ行こう。

ありがとう

西陵中学校の校庭は四方を樹木で囲まれ、３年に１度くらい割合でその樹木の伸び放題になった枝を切り落とすことになっています。今年はその剪定の年。業者を読んで予算を含めた打合せをしました。校庭をあらためて、見回すと手の届くところにある伸びた枝々が気になり始め、少しづつですが剪定を素人なりに開始。切り落とした枝々の処理に結構手間がかかるのですが、生徒たちが手伝ってくれて思いの外はやく終えることができました。おかげで剪定前よりも太陽の光や風が通り、風通しのよい明るい学校になったように感じます。画像では手伝ってくれたサッカー部員とラグビー部員の一部の紹介にとどまっていますが、多く部員たちが手伝ってくれました。これまで環境委員会をはじめ多くの生徒たちに手伝ってもらったことをこの場をかりてお礼を述べたいと思います。ありがとう。

環境委員会

２０日（月）放課後に生徒会各委員会のあと、剪定後の切り落とされた枝を環境委員会がかき集めてゴミ袋に入れる後始末の作業をしてくれました。外から学校が透けて見えるように剪定したので枝の分量がけっこうでましたが環境委員全員が手分けをして活動してくれたので早く終えることができました。環境委員全員が気持ちよく取り組んでくれる姿に用務員さんが感心されていました。

「育てる」

プランターの花が元気です。晴天が続いた土、日曜日の後の月曜日は、花に元気のないことが多いのですが、今年は元気です。地熱がプランターに直接伝わらないように空気が通るように工夫がされたり、土の養分に手入れがされたりすることが花の元気に繋がっているようです。「育てる」というのは育つように手をかけることだと、あらためて思いました。

支援員

昨年度から支援を要する生徒への総合育成支援員制度の活用をしています。今年度も総合育成支援課のホームページに支援員の募集を掲載したところ、直ちに応募がありました。応募者に本校へ来て頂いて面談をしたあと支援員として現在、火曜から金曜まで勤務していただているところです。毎朝、校門の挨拶運動からその日の活動を始められています。何事にも積極的に行動されるので、学校としてたいへん助かっています。画像は挨拶運動後に花の世話をしてくれている女生徒に声をかけられているところです。

無償

玄関が変わりました。花一杯の玄関に。この花一杯の玄関には朝早く登校して花を世話してくれたり、昼休みにプランターを並べてくれた女子生徒、またプランターを２段の高さにまで底上げする「橋げた」を放課後に木工室で製作し玄関にディスプレーしてくれた男子生徒の姿がありました。この生徒たちの無償の協力で玄関が華やぎました。来校される方々が「玄関が華やかになりましたね」と言ってくださいます。生徒の無償の姿にさわやかな気持ちになれました。

観察力

北校舎１階金工室窓辺に直射日光を和らげてくれる木々があるのですが、一本だけ枝に葉がありません。普段はその付近で生徒の登校時や下校時に送り迎えをしているのですが、用務員さんに声をかけられてはじめて気づきました。近くによってよく観察すると、毛虫が至るところの葉に大量に食らいついて団子状態になっていました。木の下の地面は毛虫の糞で色が変わっていました。木々が青々としている状況を一般化して個別が見えなくしてしまう、いわゆる「見ていて、見ていなかった」のだと思います。「見ていて、見ていない」状況を生み出すのはヒトの「脳のクセ」であるということを本で読んだように記憶しています。観察力とひと口で言いますが、その難しさをあらためて感じました。