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最新更新日:2025/11/14 |
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評議委員会・各種委員会
今日の放課後、評議委員会・各種委員会が開かれました。
評議委員会は、6月14日(金)に行われる生徒総会に向けて準備していました。各クラスから出された「学校改善計画」の整理をしています。 体育委員会は、6月19日(水)に行われる陸上競技記録会に向けての準備をしていました。クラス対抗クラスリレーの打合せのようです。 美化委員会は、手洗い場の清掃をしてくれました。みんなが使う手洗い場ですが、明日から気持ちよく使えます。ありがとう。 それぞれの委員会が工夫をこらして活動しています。 ![]() ![]() ![]() 逆向き![]() 公立高等学校はやはり選抜制度の変更により,21校から選択できることの利点と費用対効果という点での話もあった。私立高等学校からは,面倒見の良さ並びに世界を意識してのこれからの在り方が印象に残った。さて,君たちはどういった点が印象に残っただろうか。 10年後,君たちがプロとしての世界に立つ話があったが,私がいつも言う,大宅がスタンダードではなく,京都が,日本が、世界がスタンダードなのである。常に広い視点を意識しながら,今の自分を見る視点を忘れないでいて欲しい。 さて,逆向き設計という言葉があるが,先に10年後話があったが,君たち15歳として,10年後は25歳である。25歳の自分を想像する時,その姿から逆向きに遡ってくることで,今の自分は何をしなければならないかという発想である。例えば,看護師として働いていると仮定してみれば,看護師になるには,そういった大学に行くのか,専門学校に行くのか,はたまた,高校の時点で,その系統の学校に行くのかといろいろなコースが見えてくる。どの時点で専門的なコースに入るのがいいのかということを考えなければならない。まだその意志がそんなにも固まっていないのから,とりあえず高校に行っている間にその部分を固めようと思うなら,普通科の高校に入ればいいし,もうすでに固まっているなら,高校から入ることも可能であるし,などといろいろなケースを考えながら,10年後の自分を見つめるのである。 ところで,以前読んだ本で,なるほどと感心したことがあるので,最後に付け加えておく。というのは,大学生や高校生の就職がここ数年,リーマンショック以降大変厳しい状況にある中,大手企業を狙う若者に,中小企業でも自分の力を発揮できる所をという趣旨はよく聞くが,こんな考え方というか,見方があった。自分の就きたい職種はわかるが,逆の発想として,何が何でも自分の就きたくない職種だけは外すということで,仕事の職種が広がるという発想であった。 ものの見方は表ばかりで見るものではなく,裏からも,斜めからも,真上からも,などなどいろいろな角度から見ると,ずいぶん変わるものである。多面的な,とりわけ逆転の発想などは,思いもよらないものの見方として,大事な視点のように思う。 高校説明会
今日も梅雨の晴れ間が続き、気温も上がっています。
6時間目に公立の鳥羽高校と私立の京都学園高校から先生をお招きして、公立高校と私立高校の特色や学校生活、入試制度などを説明していただきました。3年生だけでなく1,2年生の保護者も多数来校されました。 ご存じのように、公立高校の入学選抜制度が来年度から大幅に変更になります。 ポイントは4つです。 ・普通科の類・類型制度を廃止し、「普通科」に一本化する。 ・南北2通学圏を1つに統合する。 ・複数の受検機会を確保する。 ・総合選抜制度を廃止し、単独選抜制度を導入する。 なかでも単独選抜制度が導入される点が重要です。単独選抜になることで自分の個性や適性にあった学校を選べるかが焦点になります。そのために学校説明会やオープンキャンパスに積極的に参加して情報を集めてください。「百聞は一見にしかず」です。 ![]() ![]() さらに上![]() さて,大宅中学校に来て感心したことは,以前,朝読書の件を話したが,もう一つある。小中ともに二足制であるが,その下足箱というか,きっちりと靴を揃えているということだ。このことに大変感心している。学校医が来られての健診でも,保健室では,きっちりと靴を揃えて並べている。本校の先生方も保健室前におられるが,別にそのことをとやかく言っておられるふしもない。生徒たちが小学校からの流れの中で,身に付いてしまった結果だと思っている。なかなか素晴らしい意識であると思う。身に付いてしまえば,よほどのことがない限り,身から滑り落ちることもないだろう。三つ子の魂百までということだろう。 以前,挨拶のことでも言ったが,必要なものは必要なのだ。やるべきことはやらねばならないのである。これは理屈ではなく,体が自然にそうなることが必要なのである。それをやらなければ,違和感を覚えるということが大切なのである。これがある意味規範意識として必要なものなのである。靴を揃えることも挨拶と同じである。脱いだ靴の整理は,本人がすべきことなのである。 さて,ほぼ多くの生徒は靴を揃えることはできているということは分かった。しかし,ここから一段上のことを考えなければならない。それは,自分の靴を揃えることはできるようになったが,一歩外へ出ると,同じ仲間でも揃えられない人もいるということだ。その時,自分の靴を揃えることができる人が,一歩進んで,揃えずにいる人の靴を黙って揃えられるかどうかである。黙ってである。これが靴を揃えられるようになった本校の生徒の今後のあるべき姿であると思う。まだ,そのところは見たことがないので,どうだかわからないが,今後は皆がそのような気持ちになり,行動できる人になっていくことである。 出来ないことはできるようになることが大切であるが,出来るようになったことは,さらにその上にしなければならないこととどう向き合うかである。大宅の生徒で終わってはいけない。同じ中学生は山科に,京都に,日本に,そして世界にである。靴を揃えることは世界に通じることなのかどうかはわからないが,日本では大切なことである。自分自身で行き着いたさらに上とは何かを考えられる大宅の生徒であって欲しいと常に願っている。 記録超え
6月になりました。6月は、旧暦で「水無月」といいます。今日も梅雨の晴れ間が続き、暑くなりそうです。
6月19日(水)に太陽が丘陸上競技場で行われる陸上競技記録会に向けて、体育の授業では練習が続けられています。また、校内には昨年度の競技記録が張り出されています。2、3年生は昨年の自分の記録超えをまず目指してください。そして校内新記録にもチャレンジしてください。1年生は、初めての陸上競技記録会です。自分の限界に挑戦してください。 ![]() 学校改善計画![]() ところで,困りごとを自分たちの力だけで改善していくことを言い換えると,「自主・自律」となるだろう。学校生活にはいろいろな活動があるが,中でも日直や掃除といった毎日誰かが行うことを「当番」という人が多くいるだろう。掃除当番という言い方もあるので。私は,こうした活動を当番とは思わない。「奉仕」活動だと思っている。 「当番」は,順送りに仕事の番にあたることであり,「奉仕」は,報酬を求めず、また他の見返りを要求するでもなく、無私の労働を行うことである。日直が黒板を消したり,窓の開閉をしたり,お茶を取りに行く,また,皆で掃除をしたりすることは,自分たちで学校生活をよりよく過ごしやすい場にするという環境づくりに寄与するのである。報酬を求めず,つまり,損得勘定を抜きにして行うこととはなんだろう。「みんなさぼっているので,ぼくもやらない」「私だけ頑張っても,他の人は……」というようなことがしばしば聞かれる。活動を損得だけの基準で見ていくと,何もせずに恩恵だけを受けることこそが得ということになるだろう。しかし,そのことが進んでいくと,皆がいい加減な活動に陥っていくこととなり,今度は恩恵どころか,ますます悲惨な状態になっていくことに気づかいのである。 よく生徒たちは,掃除をさぼったので罰を,などと平気でいうことがあるが,これは何か別の力で,制限をかけ,制約していき,束縛をかける結果となる。そこには懲罰という恐ろしい結果しか残らない。また,そうした罰をかけることで,今後,たとえ掃除をしたとしても,気持ちよく,快くするという姿勢がどれだけ芽生えるだろうか。 何事も楽しい,気持ちのいいものにするか否かは,自分たち自身が自主的な,自律的な活動という考え方に立つかどうかにかかっているように思う。でないと嫌々やらされ感のあるものと自ら積極的に出ていくときとを比較すれば,一目瞭然である。 再度,生徒会会則第2章目的第3条を挙げておく。「この会の目的は,自分たちで活動し,自分たちの力をより高めることです。学校生活を明るく健康的で楽しくすることも目的とします。」 |
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