京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/01
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校長室だより 3月号

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≪ 一年間を振り返って ≫

 まだまだ寒い日が続いていますが,願の像の周りでは,スイセンが咲き誇り,
パンジーもしっかり根付いて花を咲かせています。春はすぐそこまで来ています。
平成24年度もいよいよ最後の月になりました。この1年間,桃陽総合支援学校の教育推進のため,皆様方からご支援ご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
 1年間のしめくくりとなる3月は,次へのステップ(進級・進学)に向けて振り返る大切な月です。卒業の準備に前籍校に戻った子ども達もいて,少し子ども達の人数は減り少しさみしくなりましたが,元気になって退院していくのはうれしいことでもあります。桃陽にいた期間はそれぞれ違いますが,小・中学校では経験しないこと,経験できなかったこともたくさんあったのではないでしょうか?桃陽での経験を,これからも生かして,自信を持って前向きに歩んでほしいと思っています。
 さて,桃陽総合支援学校では,「新しい基軸による・新しい学びを創造する学校をめざして!! 」を教育目標に取り組んできました。昨年度発足した学校運営協議会,昨年度から3年間実証校の指定を受けた文部科学省「学びのイノベーション事業」総務省「フューチャースクール推進事業」,様々な機会をとらえ,多くの方々のご支援,ご指導を仰ぎつつ,授業改善に取り組んできました。ICTの活用や地域の方々とのつながりを通して,そこに誰かがいて,誰かとつながっている,そんな学びの場があり,子どもたちの笑顔がそこにあったことが何よりも感謝です。
児童生徒会のスローガンでもあった
「心を一つに桃陽 
仲良く楽しく SMILEいっぱいの仲間」
   子ども達のSMILEを支えてくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。




自立活動研修会2

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 2月28日(木)に,京都市教育委員会総合育成支援課の浜口指導主事にご来校いただき,自立活動についての研修会を開催しました。1月18日の研修会に引き続き第2回目の研修会です。今回は分教室の教職員も本校に集まり一緒に受けることができました。
 テーマは「自立活動の指導と授業づくり」です。今回は前回よりも,自立活動についてより掘り下げた内容の研修をしていただきました。子どもが感じる様々な困難について,その原因が個人的なものなのか,環境に依るものなのかを見極めたうえで,指導内容や方法を工夫することの必要性をお話しいただきました。また,学習上・生活上の困難がどこにあるのか教科の指導目標・内容に即して考え,得意な面を活用して困難を克服する経験を積ませることが大切であることを教えていただきました。
 自立活動やそれを踏まえた各教科の指導内容や方法に関して,大きな指標を示していただいた研修となりました。

本校中学部人権学習「チャンゴ体験」

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 中学部では,本年度,人権学習の新たな取組をしています。今年度は外国人教育を中心に取り組んでいます。第1回目は,2月7日に、樫原小学校の小栗栖直樹先生を講師にお招きし,「新しい日本・平和な日本へ 〜ベルリンオリンピックのマラソンランナー  孫基禎選手〜」という題材で授業をしていただきました。
 第2回目は,2月28日「韓国の文化にふれる チャンゴ体験」です。
 韓国の楽器や民族衣装の説明を聞いた後、チャンゴの基本的なリズムを体験しました。思うような音を出すのはなかなか大変でしたが,最後に朝鮮民謡の「アリラン」に合わせて全員で合奏をしました。生徒からは,「他国の文化をまた新たに知ることができてよかった。」との感想がありました。

TV会議システムで藤城小学校2年生と国語の授業

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2月26日(火),藤城小学校と本校2年生の児童が,テレビ会議システムを使って国語科「スーホの白い馬」の協働学習を行いました。
「『スーホの白い馬』が長く読み続けられているわけを考えよう」をめあてに,お話の中で一番心に残った場面とそのわけを発表し合いました。
子どもたちは,お話の中からスーホと白馬の家族のような結びつきの強さや,心の通い合いに気づいて,考えを伝え合うことができました。

ジャガイモを植えました

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風はまだまだ冷たく吹いていましたが,春を思わせるポカポカ陽気の2月21日(木)の昼さがり,小学部のみんなで鍬やシャベルを使って,冷たく硬くなっている畑を耕し,畝を作りました。どんどん耕していくうちに,道具をうまく扱えるようになり,きれいな畝が出来上がりました。肥料の混ざったやわらかい赤い土。そこにじゃがいもを植えました。夏にはおいしいじゃがいもが収穫できるよう,これから大切に育てていきたいです。

卒業生のためのコサージュ作り−西総合支援学校にTV会議システムで配信

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2月21日(木),本校の中学1・2年生と西総合支援学校のPTAの方々とTV会議システムを使ってクラフト講座を開催しました。講師は桃陽総合支援学校PTA会長の藤井さんです。卒業生の胸に飾るコサージュ作りを教えていただきました。ゆっくりと丁寧に教えてくださって,本校の生徒も西総合PTAの方々もみなさんきれいなコサージュを作ることができました。仕上げた後は,作ったコサージュの出来映えを交流しました。また,質問コーナーで,お互いの学校の紹介を生徒と西総合のPTAの方々との間で行い,交流を深めることができました。とても楽しいひとときを過ごすことができました。

藤城小学校造形展鑑賞

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2月20日(水),藤城小学校へ造形展の鑑賞に出かけました。今年度も,本校小学部の子どもたちの作品を展示していただいています。広い体育館に,1〜6年生のアイディアいっぱいの作品が展示されています。子ども達は,展示された作品の中から素敵だなと思う作品を選んで,鑑賞カードに記録しました。「すてきな作品がいっぱいすぎて,どれにしようか迷っちゃう!」「わたしもこんな作品が作りたいな。」「6年生になったら,こんなに上手に絵を描けるようになるのかな。」と,どの子も楽しそうに作品を鑑賞しました。


小児医療ボランティア養成講座

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京都ノートルダム女子大学の約50名の学生を対象に「小児医療ボランティア講座」を当校を会場として実施しました。この「小児医療ボランティア講座」は,京都ノートルダム女子大学が京都府立医科大学附属病院と連携し開設されている15回にわたる講座です。
本日は,当校の概要説明の後,3台のリモートカメラを使って府立分教室や本校小・中学部の授業風景を見ていただきながら各部署に在籍する児童生徒のようすや課題等を各担当者から説明をいたしました。今後の学生の皆さんのボランティア活動等に参考になればと思っています。

ICT公開授業 授業協議会

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小学部公開授業A 小学部4・5年生;国語
  授業内容:4年生 作品のひみつをさぐろう「初雪のふる日」
       5年生 構成や表現を工夫して書こう「物語を作ろう」 
小学部公開授業B 外国語活動 
  授業内容:Hello!Friends2! Lssson8
       What do you want to be?
中学部公開授業C 中学部1・2年生・重複;特別活動(情報)
     授業内容:相手を思いやるコミュニケーション
中学部公開授業D 中学部1年生・分教室;理科
     授業内容:植物の生活と種類
中学部公開授業E 中学部2年生;国語
    授業内容:走れメロス
中学部公開授業F 中学部1・2年生・重複・分教室;音楽
  授業内容:本校と府立分教室を結んでアンサンブルをしよう

指導助言は,京都市教育委員会総合教育センターならびに情報化推進総合センターの各指導主事にお願いしました。

ICT公開授業 全体会・講演会

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テーマ:『病弱教育におけるICT活用の意義』
講師:国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 滝川国芳氏

医療の進歩とともに教育内容も変化が求められている現状から,病気の子ども達を担当する教員の専門性の向上のため,教育情報の発信・蓄積・共有にICTを活用していく必要性を説明していただきました。
また,病弱教育において活動の制約を軽減するためのICTの活用の有用性と,本校のICT環境を活かした取組をご紹介していただきました。
最後に,特別支援学校のセンター的機能の向上や教育情報の共有システムに関する研究についても教えていただきました。
病弱教育におけるICT活用の意義と共に,担当する教員自身の専門性やICT活用能力の向上が必要であると再確認できる講演会となりました。
滝川国芳先生お忙しい中ありがとうございました。


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学校行事
3/5 人権学習(中) フッ化物洗口
3/6 公立高校入試 スクール・カウンセラー(PM)
3/8 校外学習(中) 第5回地域協議会
京都市立桃陽総合支援学校
〒612-0833
京都市伏見区深草大亀谷岩山町48-1
TEL:075-641-2634
FAX:075-641-2648
E-mail: toyo-y@edu.city.kyoto.jp