最新更新日:2024/04/01 | |
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唐橋学区敬老会に出席しました
校長の恩田です。
本日(9月23日)、本校の地域「唐橋」の敬老会に来賓として出席させていただきました。唐橋学区におけるお年寄りの数は、70歳以上で1500名、90歳以上も100名を超え、100歳以上の方も今年新たに1名仲間入りされ4名の方がご健在です。安心、安全、住みよいまち唐橋の実現に本校も貢献しなくてならないと改めて感じました。 高校生に出来ることの一つとして、以前新聞(8月4日付け毎日新聞「学校訪問」)にも紹介してくださいました、社会福祉協議会と連携し「認知症安心サポート」のとりくみを始めました。 また、本校では、「つくる喜びを知っているから、伝えられることもある」を合言葉に社会に求められる人材としてのコミュニケーション力向上に取り組んでおります。学習した技術を活かして地域のお年寄りのコンピュータのセッティングなど電化製品、情報機器相談やお話し相手と言ったボランティア活動が出来ないかと考えております。 安全・安心の街・唐橋に貢献できますことを願っておりますので、お声かけください。 生徒諸君も唐橋の地域に間違ってもご迷惑をおかけすることは厳禁です。貢献してはじめて洛陽工高生です。 さて前回の私の記事で、「京都市立高等学校長会グランドビジョンコンペ」について触れました。実は優秀賞2本のうちのもう片方の「21世紀後半の高校美術専門教育のあり方を考える」には思わず唸ってしまいました。内容は美術工芸に関する専門教育の改革について、その実践と課題についてのプレゼンでしたが、本校と「工業教育」がそのままあてはまると思うからです。 まず、就職100%から進学100%へ大転換を図った学校が示された専門教育の新たなステージへのチャレンジに脱帽します。 第二に、就職があるから、ないからといった基準だけでなく、専門教育のトレンドを見据えたキャリア教育を規準に課題を提示される見識に共感いたしました。当たり前と思っていた基礎教育が実は、変化してきていることに気づかないオオサンショウウオにはなりたくありません。工業も見習わないといけません。ものづくり神話にしがみつき、こだわってばかりでは、創造はおろか、世界のトレンドから見放されかねません。日本の技術は、熟練や経験などの個人的な技能に技術を収斂させる傾向が強く、精進と修練によって得られた「匠の技」を重く見る、と指摘されています。反面、数式や定型化された手順など普遍的な枠組みで技術を表現することが苦手である「暗黙知」にたよる傾向が強い、ストレートには数学と物理が弱い、とも指摘されています(京都市工業高校将来構想委員会でも話題になりました)。 第三に、専門教育を通して身につける基礎は、美術の世界においても「製作を通してのコミュニケーション力」であるとの指摘です。見えるものから見えないもの(理論)へ、ハードからソフトへ、メカからシステムへと移り変わるトレンドに対して、見たくないから目をつぶるのではなく、理論もソフトもシステム「にも」強い人材育成を可能にする制度作り、指導者研修など謙虚に現状を分析することが求められていると思います。 本校の教職員の優秀さを、就職実績が高く評価されている現状であえて世界と未来を見ることで証明したいと思っております。 写真は、本日の敬老会の開会式の様子です。唐橋学区自治連合会の岡会長のごあいさつと100歳の仲間入りをされた方などへの表彰です。 調理実習『校長室に昼食が届きました』
9月21日(金)午前中、3年生機械コースの生徒たちが調理実習で料理した昼食を校長室に届けてくれました。メニューは五穀米、味噌汁(白みそ)、かぼちゃ煮、鮭ときのこのホイル焼き。おいしくいただきました。
田中耕一(島津製作所シニアフェロー)氏の公開講座に参加しました
第19回国際質量分析会議の公開講座
『科学にマスマス貢献する質量分析』 〜最先端の研究は、基礎的な学習から〜 講師 田中耕一氏(島津製作所)に本校生徒が参加しました。 1200人もの参加者のなか、本校生徒も積極的に質問をしたようです。 生徒の感想文を紹介します。 (1年生SG君) 化学や物理の専門的な話題は、習っていない事もあって断片的にしかわかりませんでした。でも従来にこだわらない若手の常識を破る発想力や、異分野の相手に主張し説得する力などのこれから必要になってくるものがわかり、心に響きました。 そのためには自由な発想を妨げない社会を形成していくことが重要だと思いました。 復活ボート部 京都レガッタ出場
9月16日琵琶湖瀬田の漕艇場で、第47回京都レガッタ兼第32回京都府高等学校ボート選手権大会が実施されました。本校1年生の谷口君が、OB諸氏から寄付していただいたシングルスカル艇に乗船し、高校男子シングルスカルに出場しました。結果は残念ながら予選敗退でした。
以下谷口君のコメント 『やはり日々の練習の積み重ねが大切なことを実感しました』 気候的にもこれから充分練習に打ち込めると思います。是非今後の躍進を期待します。 立志塾生徒報告
今日は、「中国との付き合い方」をテーマに討論・発表中心の授業でした。
ほとんどすべてのマスコミがほとんどトップで話題にしている「尖閣列島問題」と「反日デモ」の報道と解説をグループごとで検討・討論・発表・考察することを通して、この問題の考え方について学びました。 ファシリテータはジャーナリストで関西プレスクラブ特任委員の佐藤徳夫先生です。 仮説として、反日デモの理由を経済成長に伴う中国国内での経済格差の深刻性に置き、デモにおける行動の仕方や中国政府の対応の仕方を見ていきました。仮説の妥当性については、中国政府のデモへの対応で実証されると思うので、冷静に見ていきたいと思います。 では、日本はこれからどうすべきかについて、様々なシミュレーションを行いましたが、そのうちの代表的な3つのシナリオについて紹介したいと思います。 第一に、領土問題を国際司法裁判に委ねることで、決着するというものです。 第二に、他国から甘く見られている日本の対外姿勢について、軍備強化とそのための憲法改正もふくめた統治機能の改革が提案される可能性が大であるということです。 第三に、ヒロシマ、ナガサキの経験にもかかわらず、中国をはじめ他国に対する抑止力として核兵器の保有が議論される可能性があるのではないかということです。 日本をめぐる国際環境の変化は、これからの私たちの進路や将来に深くかかわってくると思います。答えのない問いに向き合い学ぶ者として、真剣にじっくりとしかも冷静に考えていきたいと思います。 今回のような時事問題を避けることなく、冷静に考えることが出来たことはこの授業の成果ではないかと思います。次週も新聞記事を題材に言語技術のブラッシュアップです。10月9日には再びブルースさんをお迎えして(前回は5月15日「夢に向かって」)、3か月の努力の成果について議論できることを楽しみにしています。(1年生YさんとSさんとSさんの合作をもとに学校の責任で若干編集しました) 以上のように、答えのないかもしれない問い、時には時事問題の討論を通して、文章力とプレゼン能力をあわせた言語能力を高めることを全員の共通目標にして成果をあげてくれることを望みます。そして、他流試合ができる人材に早く育ってくれるとなおのことうれしく思います。(校長談) 2連覇達成!全国大会出場決定
9月15日(土)府立工業高等学校で第17回京都府高等学校ロボット大会が開催されました。本大会は、第20回全国高等学校ロボット競技大会の出場権を得る大会でもあります。「桃太郎が日本を元気に! ロボット大会2012in岡山」のスローガンのもと、昔話で登場する桃太郎(リモコン型ロボット)と、きび団子を貰い家来となった犬猿雉(自立型ロボット)が力を合わせて鬼を退治することで得点を獲得するロボット競技です。
参加チームは、11チームで洛陽工業高校機械コースより「10万馬力」「20万馬力」の2台が出場しました。洛陽工業高校の2台のロボットは、見事に予選1位、2位で共に予選を通過しました。(予選通過は、4台)決勝では、4チームがそれぞれ1回のみ競技を行いました。「20万馬力」は、1420点獲得し、「ドッコイセ福知山」と同点でしたが、残念ながら重量差で3位となりました。一方、「10万馬力」は、1600点を獲得し、見事に優勝、2連覇を果たしました。 この2台は、11月10日(土)・11日(日)に岡山県で行われる第20回全国高等学校ロボット競技大会に出場します。全国大会まで、約2ヶ月間、生徒たちの更なる奮闘を期待します。 京都新聞HP 読売新聞HP 第20回全国高等学校ロボット競技大会 京都府高等学校ロボット大会
9月15日(土)府立工業高等学校で京都府高等学校ロボット大会が開催されます。
本校機械コースの2チームは、ロボット製作を終え現在操作練習中です。全国大会出場は勿論のこと、全国制覇を目指して最終の調整中です。ご声援よろしくお願いします。 京都教育大学と共同研究(体育科)
本校の保健体育科では、京都教育大学教育学部体育学体育学科準教授の小松崎敏先生をお迎えし、9月12〜14日の三日間、1年生を対象に陸上競技の授業内で50m走のタイム計測と同時にスピード曲線を作成するソフトを利用した授業の共同研究を実施しました。生徒たちも普段とは違う雰囲気の中での授業に少し戸惑いも見えましたが、進んで学習に打ち込んでいました。今後は、今回のデータを用いた体育授業の実践を予定しています。まだまだ研究は始まったばかり!!今後の進展に期待!!
「創造基礎」生徒報告
平成24年9月11日 「創造基礎」の生徒報告です。
【S.K君の報告】 今回の創造基礎「リーダー養成講座」は、山本ひとみ先生にお越しいただきました。明るくて気さくな方です。山本先生は、普段は大学でブランディングやファッションをテーマにした授業をされているのですが、今回は高校生が対象ということで、プレゼンテーションについての講義をしていただきました。 プレゼンで大事なのは、結論を最初に言う。つまり、自分が一番言いたいことをプレゼンの頭に持ってくるということです。プレゼンは時間が長くなることが多いので、言いたいことかはっきりしないと聞き手に飽きられやすくなってしまいます。しかし、最初に「これだけは覚えて帰って!」ということを言っておけば、聞き手に内容が伝わりやすくなります。言いたいことをバシッと先にぶつける! そして相手を引き込む! これが重要です。実際の授業では、自分自身のプレゼンということで自己紹介をみんなでしていきました。黒板を使うなどして、一人一人個性的な自己紹介ができ、山本先生からも「初めてなのによくできている」と好評価をいただきました。 プレゼン後進国といわれている日本ですから、これからの日本には間違いなくプレゼン能力が必要です。今回教わったことを軸に、話す力、プレゼン力を身につけていきましょう。 【S.G君の報告】 リーダー養成講座に、今回は「山本ひとみ」さんに来ていただきました。山本さんは普段、四年生大学では、ブランディングやマーケティングを、短大ではファッションについて教えていらっしゃいます。現在、○○歳だそうですが、実年齢より10歳ほど若く見え、とても明るい方でした。取材中もこちらを気づかってくださり話しをされていました。また、講義中は身振り、手振りを交えながら笑顔で話されていたのでとてもわかりやすかったです。 今回、山本さんにはプレゼンテーションについてご教授いただきました。山本さんは、元々、書く、喋るということが苦手だったそうです。しかし、社会人になってからプレゼンをして一度、直接に「いいね」と言ってもらい、それが採用され、そこからうれしいと思い、またやってみるという繰り返しでプレゼンの能力が上がっていったそうです。プレゼンは、相手のニーズ(求めているもの)を前もってつかんでおくことが大事でそれによって、相手に応えることができます。つまり、相手をこちらに引き込んで話すことができるということです。どうしても相手の興味がわからない場合は対象の人物の周辺の人に聞いた方がいいようです。 僕たちは、自己紹介をしましたが、相手を引き込む話し方がとても良かったと言っていただきました。しかし、恥ずかしがって言っていたりしたので、そこを改善すればカッコ良くなるとも言っていらっしゃいました。これは、公私の切り替えで自分がシマると周りもシマる。つまり、自分が変れば周りも変るということです。 プレゼン能力がいかに必要かまた、どのようにすれば改善されるのか学べ、とても良い講義でした。今回は来ていただきありがとうございました。 ** 京都府高等学校ロボット大会に向けて **
来る9月15日(土)に京都府立工業高等学校で京都府高等学校ロボット大会が開催されます。本大会は、11月10日(土)・11日(日)に岡山県で行われる第20回全国高等学校ロボット競技大会の出場権を得る大会でもあります。洛陽工業高校からは機械コース2台がエントリーしています。課題研究の授業で今週末に迫った大会に向けて競技の練習、調整を行っています。
第20回全国高等学校ロボット競技大会 全国大会ポスター 京都府高等学校ロボット大会ポスター |
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