最新更新日:2024/10/02 | |
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「心がまえ12ヶ条」
3年生にとって最後の定期テストが本日の24日に終了しました。教室での試験に臨んでいる生徒の様子は真剣そのものでした。教室の掲示に「西陵中 テスト心がまえ12ヶ条」というのがありました。始めは「テスト前3ヶ条」そして「テスト中6ヶ条」、最後に「テスト後3ヶ条」とあります。教室に入ると教室の掲示物に目を向けるのですが、始めて気がつきました。これからの1,2年生に引き継いでもらいたい12ヶ条です。
「養生」と塗り
先週から管理用務員さんに廊下の壁面を綺麗に塗り替えていただてます。塗り替える前に「養生」といって作業する箇所をテープで保護することから始めなければ丁寧な作業になりません。「養生」は「養生して下さい」と言うように人の健康を保持する場合に使われる言葉です。建設工事等でも現在の状態を保持する意味で「養生」という言葉が使われます。今回の壁塗りも「養生」から始めて手間と暇をかけて丁寧な仕事をされてます。平成24年度を終えるまでに出来るところはより美しくしていこうと思っています。
ほろ苦いdebut
19日(土)にラグビーの新人戦が吉祥院グランドでありました。対戦相手はラグビースクール。試合結果は19対36で敗戦。新チームにとっては「ほろ苦いデビュー」となりました。新人戦はどのチームもそうですが緊張感や試合に不慣れなところが出てしまうものです。西陵中の前半戦はそのような部分が多分に出ていました。相手陣に攻め込んでいるところを相手陣にボールを奪われカウンターによる速攻で得点されるケースが目につきました。勝負所での戦いぶりに全員ラグビーの課題があるようです。後半戦ではその解消が少し垣間見えて得点に結びつきました。次戦は課題解消へさらに繋がる試合を期待します。
評価方法の研修
昨日の17日(木)に京都御池中学校から森千映子先生を講師に招いて評価方法の研修を行いました。平成24年度の学習指導要領から思考力・判断力・表現力や言語活動といったペーパーテストの評価方法だけでなく、生徒の活動や活動結果を評価することも重要になってくることから評価指標の一つであるルーブリックという評価方法の研修を行いました。実際にルーブリックを作成する研修でしたので今後の評価に役立つ研修になったことと思います。また続編を考えたいと思っています。
薄っすら雪化粧3年生テスト1週間前に突入
昨日の1月16日(水)から3年生は第5回定期テスト1週間前に入りました。このテストが中学校生活最後のそして9年間の義務教育最後の定期テストとなります。精一杯の努力をして終えてほしいと思います。その精一杯の努力には体調管理への努力も入っています。夜遅くまで勉強する生徒が多いと思います。睡眠時間の不足は体力の低下をまねいて風邪などの感染所症に罹りやすくなります。校下の小学校では1クラス学級閉鎖を余儀なくされた情報を確認しています。手洗いとうがい、またマスクの励行を忘れずに実行しましょう。睡眠時間をついつい削る傾向にある人は注意して下さい。また学習したことの定着と睡眠時間(レム睡眠とノンレム睡眠)は関係があることが解っています。しっかり睡眠をとって体調管理をしてください。定期テストの時間割は画像の通りです。
百人一首大会に向け
1月9日(水)6限に2年生が総合的な学習の時間、次週の17日に行われる「百人一首大会」に向けて練習を行いました。昨年の大会では上の句を読み始めるとすぐに札を取る姿も見られましたが、今日の練習では自信がもてず、下の句を読み始めるまでなかなか手を伸ばせない生徒が多かったようです。本番までには自信を持って札を取れるよう、時間を見つけて上、下の句を読み込んで本番での札の争奪戦を楽しんでほしいと思います。
良いお年をお迎えください
明日29日から1月3日まで京都市立学校は年末・年始休業で閉鎖期間に入ります。この年の瀬にあらためまして1年間、保護者の皆さまや地域の方々に支えられて教育活動ができましたことに感謝申し上げます。来年もよろしくお願い申し上げます。
このHPは本日午後5時半から1月4日の午前7時までの間、閲覧いただくことが出来なくなります。ご了承ください。それでは皆様、よいお年をお迎えください。 「無常」
今日25日(火)から冬季休業です。静まりかえった校舎には生徒は一人もいません。西山から吹く寒風がその静けさにもの寂しさを運んできます。ワイワイ、ガヤガヤとした光景が戻るのは来年の1月7日。戻ってきた生徒は休み前とどこか違っています。その違いが成長なのかもしれません。校舎での騒がしさと静寂の繰り返し。それが成長をみとる一つの区切りとなるのかもしれません。その繰り返しと共に校舎も古びていきます。諸行無常と言いますが、生徒も校舎も全てがその通り。しかし前向きな無常でありたいものです。
夢、希望と学校=ルーシーさんに学ぶ=ウガンダでの子ども兵が親を自らの手で傷つけながらも生きることを選択せざるを得ない状況に追い込まれていることに強いショックを受けている生徒、子ども兵が命がけで帰郷しても敵視や無視をされて受け入れられず、故郷が心のやすまる処でないことにやるせない気持ちをもっている生徒、何よりも6歳から13歳という年齢で親から離されて、子ども兵として戦場の最前線に立たされることにつよい憤りをもっている生徒が多いことがわかりました。そして自分よりも恵まれないウガンダの子ども兵たちに自分が出来ることを考える生徒、子ども兵と自分を対比して自分のこれからを考える生徒など様々に感じ考えている生徒が多くいることもわかりました。 栗田さんの子ども兵のお話にルーシーという子ども兵が登場でしきます。彼女は子ども兵であることを捨て、命からがらに故郷にもどってきました。しかし彼女を待ち受けていた故郷は彼女に対する敵視と無視でした。そんな故郷で彼女が生きることができたのは支えがあったからでした。その支えは、テラ・ルネサンスが建立した学校です。学校で編み物を学んだり、装飾品の作り方を学んだのです。学校で学んだ編み物や装飾品を商品にして彼女はお金を手に入れることができるようになりました。お金を手に入れ暮らしていく中で家族ができ、自分の将来に対して夢を抱くことができるようになったとルーシーさんは語っています。あの悲惨な戦場をくぐり、故郷が故郷でなくなっているような状況を乗り越えて、生きる希望や夢をいだかせたもの。それが学校でした。学校というのは本来そういう役目があるはずです。 ウガンダと日本では文化が違います。日本は今では戦争という文化には縁遠い国です。「ウガンダに生まれていたら、なんて書けない」という生徒の感想があるほどかけ離れたウガンダと日本の距離感です。そんなかけ離れた国どうしですが共通するものがあります。それは、生きる希望や夢を抱かせてくれる学校という存在です。日本とルーシーさんが通う学校では文化の違いから学ぶ内容は異なりますが、学校で知識を得て社会で立派に働くことは価値観として共通しています。さらにルーシーさんのように働きながら夢や希望を抱くことは生きる目標にもつながります。 学校で学ぶことを無駄にせず、学校を生徒一人ひとりの希望や夢を叶える力となる場にしてほしいと思います。学校を活用すること、学んだことを生かすこと、生徒が学校で学ぶ意味をルーシーさんにあらためて学びました。 <校長室だより(一部修正)より> |
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