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最新更新日:2025/03/28 |
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夢、希望と学校=ルーシーさんに学ぶ=![]() ![]() ![]() ウガンダでの子ども兵が親を自らの手で傷つけながらも生きることを選択せざるを得ない状況に追い込まれていることに強いショックを受けている生徒、子ども兵が命がけで帰郷しても敵視や無視をされて受け入れられず、故郷が心のやすまる処でないことにやるせない気持ちをもっている生徒、何よりも6歳から13歳という年齢で親から離されて、子ども兵として戦場の最前線に立たされることにつよい憤りをもっている生徒が多いことがわかりました。そして自分よりも恵まれないウガンダの子ども兵たちに自分が出来ることを考える生徒、子ども兵と自分を対比して自分のこれからを考える生徒など様々に感じ考えている生徒が多くいることもわかりました。 栗田さんの子ども兵のお話にルーシーという子ども兵が登場でしきます。彼女は子ども兵であることを捨て、命からがらに故郷にもどってきました。しかし彼女を待ち受けていた故郷は彼女に対する敵視と無視でした。そんな故郷で彼女が生きることができたのは支えがあったからでした。その支えは、テラ・ルネサンスが建立した学校です。学校で編み物を学んだり、装飾品の作り方を学んだのです。学校で学んだ編み物や装飾品を商品にして彼女はお金を手に入れることができるようになりました。お金を手に入れ暮らしていく中で家族ができ、自分の将来に対して夢を抱くことができるようになったとルーシーさんは語っています。あの悲惨な戦場をくぐり、故郷が故郷でなくなっているような状況を乗り越えて、生きる希望や夢をいだかせたもの。それが学校でした。学校というのは本来そういう役目があるはずです。 ウガンダと日本では文化が違います。日本は今では戦争という文化には縁遠い国です。「ウガンダに生まれていたら、なんて書けない」という生徒の感想があるほどかけ離れたウガンダと日本の距離感です。そんなかけ離れた国どうしですが共通するものがあります。それは、生きる希望や夢を抱かせてくれる学校という存在です。日本とルーシーさんが通う学校では文化の違いから学ぶ内容は異なりますが、学校で知識を得て社会で立派に働くことは価値観として共通しています。さらにルーシーさんのように働きながら夢や希望を抱くことは生きる目標にもつながります。 学校で学ぶことを無駄にせず、学校を生徒一人ひとりの希望や夢を叶える力となる場にしてほしいと思います。学校を活用すること、学んだことを生かすこと、生徒が学校で学ぶ意味をルーシーさんにあらためて学びました。 <校長室だより(一部修正)より> 美フォー・アフター 真っ最中![]() ![]() ![]() 税の作文![]() 入学説明会![]() ![]() 当日の朝に調理=給食試食会=
来年度に入学予定の保護者の方々を対象に中学校給食の説明会と試食会を京都市教育委員会の指導主事である増田真弓氏を招いて開催しました。指導主事から現在の京都市が実施している中学校給食について京都の特徴を生かした食材を使った地産地消のこと、カロリー面だけでなく心身の成長バランスや脳科学の面からも考えた給食であることを説明いただき食育の学習会としての役割も十分果たせていたように感じました。参加者の一番の反応は、一日の中学校給食3000食分を職員の方々が当日の朝に調理されて安心して食べられるように工夫されていることが説明された時ではなかったかと思います。給食が生徒に渡るまで、いろいろな人たちの手を通して給食のおかずやご飯が準備さていることに感謝している生徒の作文が紹介されて終わりました。試食会は和やかな雰囲気の中で行われました。
![]() ![]() ![]() 雪に咲く花![]() ![]() 自分を諦めない
12月5日(水)6限に非行防止教室を行いました。講師に京都府警警務課に現在、在籍され今年度から京都市教育委員会生徒指導課担当課長を併任されている足立 弘氏をお招きしました。講演では、社会のルールや法律は学校や家庭にも適用されること、いじめは犯罪であること、インターネットや最近の「スマホ」は知らないうちに犯罪に巻き込まれているケースがあること、その他薬物のことなど幅広く中学生が知識として獲得しておけば犯罪に至らず非行防止に繋がるという観点でお話をいただきました。犯罪をおかしても決して自分を諦めなければ未来は切り開かれるというお話を最後に、自分を大切にすることが非行防止になる、とまとめられました。自分を大切にすることは他人(ひと)を大切にすること、と人権問題で取り扱います。非行問題も人権にも繋がる問題であるということも認識できた講演でした。
![]() ![]() ![]() いじめ問題を考える
12月3日(月)1限に2・3年生は人権学活を行いました。「身近ないじめ問題」と題したビデオを鑑賞し、生徒たちは意見を交流し合いました。そのビデオは教職員がいじめ問題について考え、制作された人権ビデオです。いじめ問題を取り扱うので「生徒が真剣に見入るようなものを撮ろう」という教職員の熱い思いが込められています。その思いが通じたのか生徒たちはビデオを真剣に見入り、いじめを真剣に考えた人権学活になりました。教職員の自主製作したビデオによっていじめ問題をより身近なものとして考える機会になったのではないかと思います。
![]() ![]() ![]() 子ども兵と学校=一人ひとりに未来を創る力がある=
人権月間である12月を明日に控えて11月30日(金)の1限に人権講演を行いました。テーマは「僕は13歳、職業兵士」。講師にNPO法人テラ・ルネサンスから栗田佳典氏を招きました。お話はアフリカのウガンダ国で起きている「子ども兵」についてでした。ウガンダの政府軍、反政府軍の戦場の最前線に向かわせられる、およそ6歳から13歳までの少年少女たちで組織された子ども兵。その戦場から命を賭けて逃げ帰る故郷ではいじめや無視をされるという決して心が安らぐものではないということでした。テラ・ルネッサンスが建設した学校に「子ども兵」だった子どもたちが通うことで技術を手に入れる機会が生まれ、生活送れるようになり、ひいては生きる上での夢が抱けるようになった少年少女の紹介をされました。その少年少女の紹介に「一人ひとりに未来を創る力がある」という言葉を使われました。この言葉を通してあらためて学校で学ぶことの意味を生徒や教師が考える機会となってのではないでしょうか。
![]() ![]() ![]() 「1,2,3、・・・」
29日(木)5限に3年生が武道場で救命救急の実施訓練を行いました。場内では人口呼吸時にカウントする「1、2、3、・・・」のグループ毎の発声が大きくて賑やかでした。今回はAEDが実際に活用できるように西京消防署から持ち込んでいただきました。このAEDによって救命されたケースが世の中に多いと聴きます。私もAEDの施術を受け、人工呼吸で生き返ったひとりです。人工呼吸もそうですが、家族の者に必要となった場合は訓練のようにいかないかもしれません。しかし体験の有無はかなりの違いがあると思います。
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