京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/14
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学校教育目標 ≪未来に向かってしなやかに伸び続ける≫

西陵中がスタート

今日6日(金)は1年生から3年生までの全校生徒が登校し、担任の先生と生徒が教室で時間を共にする1日目です。その様子を覗きました。教室で自校紹介をしているクラス、集会を開いてこれからの学年の在り方について思いを話す学年、始めての校舎を案内する学級などいろいろでした。これからの西陵中学校をつくり上げる1日目。良いスタートで始まったのではないでしょうか。
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入学式

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            式  辞
 春爛漫の陽気に包まれた今日の良き日に、新入生百十九名を迎え入れ、第32回入学式を挙行することが出来ますことを心から喜びたいと思います。
 さて、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。これからの3年間、成長し充実した中学校生活を送ってもらうために,大切にしてほしいことを3つお話します。
一つは「鳴かず飛ばず」のお話です。世間で「鳴かず飛ばず」という言葉が使われることがあります。この言葉は、「あまりパットしない」「中途半端」という意味で使われてあまり印象の良い言葉ではありません。しかし本来の意味は違います。中国の史記という歴史書の中で、「ある国の家臣が丘の上にいる1羽の鳥が3年間、鳴きもせず、飛びもしないのを見てその理由を国王に尋ねたところ、国王は3年も飛び立たないのは羽や翼が揃うのをまっているからなのであろう。1たび鳴けば世の中を驚かすほどに鳴くであろうし、1たび飛べば、天に達するほどの勢いであろう。」と答えたと言います。この「鳴かず飛ばずの鳥」は、3年の間に鳴き、飛び立つまでの準備をじっくりと整えていることの象徴です。今日入学した皆さんも、これからの3年間を学習や部活動を通して様々なことを学び、羽や翼をじっくりと揃い、整えて立派に飛び立ってくれることを期待しています。
 2つ目の話は「言葉を尽くす」についてです。「言葉を尽くす」という言い方はあまり馴染みがないかもしれません。これは、自分が思ったことや考えたことをどのような場面でも相手の心に届き、伝わるように、言葉を十分に活用するという意味です。自分の考えや思ったことが相手に伝わらない時に、あきらめたり攻撃的になったりするのではなく、相手に理解が得られるように言葉を使いきっているかを自分自身で振り返ってほしいのです。この「言葉を尽くす」という心構えや態度は、中学校卒業後の社会においては、コミュニケーション能力という言い方で、社会人として欠かすことができないものとなっています。今日からはじまる3年間の中学校生活で「言葉を尽くす」ことを実行し、コミュニケーション能力を身につけて社会で活躍できる素地をつくってくれることを期待しています。
 最後3つ目は「豊かな心」についてのお話です。「心の豊かさ」という言葉は良く耳にします。心が豊かであるとはどいうことをいっているのでしょうか。今の社会は物が豊かであると言われています。携帯電話やパソコンなどの情報機器はその象徴ではないでしょうか。「物の豊かさ」が物の多さや豊富さであるなら「心の豊かさ」は、多くの心があり、心が豊富にあることを意味することになります。やさしい心、さみしく思う心、愉快におもう心、怒りに震える心、悲しみにふける心など、多くの心が人の中にあります。これらの心は、自分の体験や経験の中から獲得していくものです。この獲得した心は、同じような心の人の気持ちと共鳴し合います。つまり人のうれしい気持ちや悲しい心が伝わり、相手の心情がわかるようになるのです。多くの心があり、心が豊富な人ほど、多くの人の気持ちがわかり、相手にどうすれば良いかを自分に置き換えて、考えることができるようになるのです。いま、人と人との繋がりの大切が、東北大震災から1年過ぎた今も、至る処で叫ばれています。人の心がわかることはその人の心の豊かさと関係しています。人と人との繋がりは一人ひとりの心の豊かさと関係するのです。これからの中学校3年間で多くの体験や経験から生まれる心を大切にして、人の心や気持ちを自分と置き換えて理解し、思いやりのある態度や行動のできる人になってほしいと願っています。
 以上で3つの話を終わります。この3つの話を頭の片隅においてこれからの中学校生活を有意義に送ってほしいと思います。
 遅くなりましたが,保護者の皆様,お子様のご入学,誠におめでとうございます。今日から3年間,義務教育の総仕上げとしてお子様を預かり全力で取り組んでまいります。それには保護者の皆さまのご理解とご協力なしではなしえない教育実践が多々ございます。保護者の皆様のご理解と協力を宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、御来賓の皆様、本日はご多様の中、入学式にご臨席たまわりましてありがとうございます。入学生を迎え入れた今日からのあらたな西陵中学校にご理解と支援を賜りますようにお願い申し上げます。
 それでは新入生の皆さん、これからの大いなる成長を祈っ
て私の式辞を終わります。
                             平成24年4月5日
                             京都市立西陵中学校
                             校長  山本 卓司

入学式の朝

今日は入学式が10時から始まります。お天気に恵まれ良い入学式が迎えられそうです。相田みつを氏の詩集から「道」というタイトルの詩を掲示しました。これからの中学校生活で自らの道を切り開いてほしいと願っています。
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明日を控えて

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明日は西陵中学校第32回の入学式です。新入生が使用する本館4階の教室は飾りつけがすんで明日をまっています。担任の先生や学年の先生方で教室を飾られました。その担任や学年の先生方の発表は入学式後です。画像にある「西陵最協」の文字は生徒会総会で採択された本校の合言葉です。最強の「強」を協力の「協」に置き替えた言葉です。また「正しく、仲よく、逞しく」は学校教育目標です。

始業式

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「人間性」を磨く=校長室だよりから=
高校野球甲子園大会の今回の「春の選抜」で出場した早鞆高校の監督の「野球を本物にしたければ、人間性を本物にしろ。人間性が本物でなければ、野球も本物にならない。」という言葉を紹介しました。この言葉にある「人間性」。辞書をひくいと「人間として生まれつき備えている性質」とあります。他の動物にはなく、人間にしかないもの。それを4つ紹介しました。一つは言葉です。言葉のない動物は自分の生命や家族、集団を守るために視覚、嗅覚、聴覚が人間よりはるかに優れています。最近、犬は癌をもつ人の匂いを嗅ぎつけることがわかってきたというニュースが最近ありました。それほど動物は感覚が優れています。自分の身を守り、子を守るには物を嗅ぎ分ける必要があるからです。しかし人間は言葉を獲得したことでそのような優れた感覚が身につきませんでした。言葉で自分の身や家族を守ることができるからです。言葉を使うことで自分の身や子、家族、自分の属する集団を守ることができるからです。言えば言葉は身を守り、他の人と繋がるために生まれたとい言って過言でありません。
さて、その言葉を私たちは人と繋がるために使っているでしょうか。人を避けたり、けなしたりなどトラブルを起こすことに言葉を使ったりしていないでしょうか。言葉は人を繋げるためのもの。人の話を聞き、自分の考えをきちんと伝える。そういう努力をしなければ言葉を使ったことにはなりません。言葉を正しく使ってほしいと思います。
人間にしかないもの2つ目は挨拶です。猫や犬が道端で挨拶をして行き交っている姿はありません。挨拶をして声をかける。このことから人との繋がりが生まれ、コミュニケーションが始まります。コミュニケーションの中から人は幸せを感じると言います。
3つ目は時間を守ることです。動物が時間を決めて待ち合わせすることはありません。時間を守ることは人との信頼関係を気づく基盤でもあります。授業に遅れたり提出期日に遅れたりしていては信頼されません。
4つ目は掃除をすることです。動物は散らかすことはしても掃除することはありません。身の回りをきちんと整理整頓すること。これは人間にしかできません。見の周りを整理整頓する事と物事の考える思考力とが関係することが最近の刊行された書物に載っていました。以上の4つ以外にも人間性を表す具体的なものはあると思います。
これらの4つ人間性は高校の多くの部活動ではほとんど部則(部の規則)の如くに励行するように上級生からも言われるようです。「スポーツは技術だけでない、人間性に絡んでくる」というのも良く指導者が口にされる言葉でもあります。しかしスポーツだけに限ったことでもありません。「野球」という言葉を社会人になった時の「仕事」という言葉に置き換えても同じであると思います。また、「勉強」や「学習」「授業」という言葉に置き換えても同じと思います。今日から人間性を磨く1年間にしてほしいと思います。

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着任式

4月4日(水)に着任式と始業式を実施しました。着任式では新しく以下7名の先生方を迎えて一人ひとりを紹介しました。今年度から教頭先生になられた梅村先生から代表で挨拶がありました。生徒から代表で溝尻航太君が歓迎の言葉をしっかりと述べて迎い入れてくれました。新しい教員を含めてさらに飛躍する西陵中学校を教職員と生徒とでつくっていければと思います。
・教   頭  梅村 裕美先生(本校から昇任)
・数 学 科  新宮 靖恵先生(岡崎中学校から)
・保健体育科  豊田 治男先生(松尾中学校から)
・家 庭 科  田中 祟永先生(新規任用)
・英 語 科  溝内 秀基先生(松尾中学校から)
・英 語 科  中西香奈子先生(新規任用)
・育成学級担任 上坂 真代先生(新規任用)
 
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春大一番?

今日の午後からは春大一番といってよいのかわかりませんが、風と雨の猛威の天気でした。午後4時半の今でも風の唸る轟音が校舎内に届いてきます。横殴りの雨に校舎内で雨宿りをする生徒もいました。10m先まで傘をさして歩けば風に飛ばされるようでさえあります。そんな天候の中、生徒会の生徒たちは新しい生徒手帳に学校印を押す作業をしてくれていました。外が明るくなりました。出てみると青空です。先生も生徒も新年度の作業で忙しいですが、天候も多忙でめまぐるしく変わっています。

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NIE研修

30日(金)午後1時30分からNIEの取組の1つである「ハガキ新聞」について理想教育財団の尾形純一氏に来校いただいてレクチャを受けました。参加者は全員対象ではなく、学習指導要領に沿った形でNIEの取組をはじめる国語科と単元の終了等での活用を考える保健体育科の先生方と教頭先生の6名でした。ハガキ新聞は初めての取組なので実際に教員がやってみるという取組だったようです。この取組で生徒の記述力が育ってくれることを期待しています。

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学校経営理念と基本方針

1.経営理念
「学力はお金と同じ、使わないと意味がない」
平成21年度から取り組んできたG−学習(グループ学習)を通した授業等で本校生徒の学力向上を目指してきた。この授業づくりの取組で培った学力を学校行事等において発揮する教育実践が「生きる力」となり学校教育目標の実現と民主的で平和な国家の形成者としての、また自由社会の構成員としての資質を養うことに繋がることを経営理念として「学力はお金と同じ、使わないと意味がない」で表わした。
2.経営基本方針
「毎日の授業づくりから学校づくりへ」
本校の教育課題(学力課題)は経済基盤の脆弱な家庭の生徒の学力向上を目指す取組を通して本校生徒一人ひとりの学力を保障することである。平成21年度からその「学力向上」を学校教育方針の基盤に掲げ、総合教育センター指導室の協力(G−学習共同開発週間の年間11回の実施)を得て一斉講義型授業からの脱却をはかり生徒活動型の授業(「G−学習」)へと授業の改善に取り組んできた。
さて、今年度に改定された新学習指導要領に「思考・判断・表現」の力を培うこと、言語活動を取り入れることが授業(教科指導)に求められているのは周知の通り。本校はG−学習を「知識獲得型」と「知識活用型」に大別し学習指導要領に定められた指導内容に沿った授業づくりにつとめてきた。今年度は、各教科の指導目標実現の指標となるテーマを設定しそれに沿った授業づくりを研究し、その成果を研究発表という形で実施する。これらの毎日の授業づくりを通じて獲得した知識と思考力と判断力、表現力及び言語力(言語活動等から培われる力)を学校行事や学年行事、生徒会活動に具体的に活用することで、生徒が真に主役となる学校づくりを目指したい。
授業づくりから学校づくりの過程において学校教育目標の「正しく、仲良く、逞しく」が現実のものとして達成され、社会において「生きる力」となっていくことを学校基本方針とし、生徒や教職員がその効果を体感できることを期待したい。

本校の沿革

昭和55・ 4. 1  京都市立洛西中学校東分校として開校
昭和56・ 4・ 1  京都市立西陵中学校として創立(初代校長 南面恵雄)
昭和56・12・20  南校舎増築完成
昭和59・ 4・ 1  第2代目校長 松本 務 着任
昭和60・10・ 7  第2音楽室、第2美術室、会議室、視聴覚室着工
昭和61・       新校舎竣工
昭和63. 4. 1  第3代目校長 藤井克巳 着任
平成 2. 4. 1  第4代目校長 野川淳司 着任
平成 2・10・24  創立10周年記念式典挙行
平成 4. 4. 1  第5代目校長 上羽知直 着任
平成 5・ 1     コンピュータ教室完成
平成 6. 4. 1  第6代目校長 斎藤四郎 着任
平成 6・ 5・ 2  格技場開き
平成 7. 4. 1  上里小学校区を京都市立大原野中学校として新設。
平成 7.11.14  中庭野外ステージ完成
平成 8・10・23  職員室、保健室空調工事完成
平成 8・11・13  中庭インターロッキング工事完成
平成10. 4. 1  第7代目校長 荒川 章 着任
平成11・ 7・ 1  電話デジタル化工事
平成11・ 7・30  教室ロッカー入れ替え工事
平成11・ 8・20  ノートパソコン四十台導入
平成11・ 8・30  音楽室・図書室空調機工事完成
平成12・ 4・ 1  第8代目校長 橋戸良行 着任
平成12・ 2・20  心の相談室改装工事完成
平成12・10・20  創立20周年記念式典挙行
平成13・ 8・27  地域教育フォーラム報告・発表
平成15・ 4・ 1  第9代目校長 上野義隆 着任
平成17・ 4・14  市教委より学校創生事業の指定を受ける
平成17・12・ 9  グラウンド全面改修
平成18・ 3・24  グラウンド改修完了
平成18・10・23  学校創生事業二年目研究報告
平成21・ 4・ 1  第10代目校長 山本卓司 着任
平成22・ 3・26  教室テレビをデジタルテレビに入れ替え及び電子黒板を設置
平成22・ 4・ 1  授業改善(グループ学習)を京都市総合教育センター指導室            と共同開発研究に取り組む。
平成22・ 4・ 1  市教委から金融教育推進校(2年)の指定を受ける。
平成22・ 6・ 8  市教委から「豊かな学びモデルスクール」事業推進校の指定を受ける。
平成22・ 9・23  創立30周年記念式典挙行
平成23・11・10  G(グループ)−学習の取組について京都市教育委員会か「教育功績者表彰」を受ける。

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〒610-1113
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FAX:075-332-0672
E-mail: seiryo-c@edu.city.kyoto.jp