最新更新日:2024/11/01 | |
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人間学入門 小中学生リサーチ
6月9日(木)教育みらい科1年生の専門科目「人間学入門」の授業において、立命館大学教育開発推進機構教授の椋本洋先生をお招きし、これから行う小中学生対象のアンケート調査に向けてご講義いただきました。この授業をスタートに、小中学生についての理解を深めるための生徒による探究学習を進めていきます。みんな真剣に聞いていました。
学校別進路説明会
5月31日(火)、テスト最終日の放課後に3年生対象の学校別進路説明会がありました。大学・短大・専門学校・就職とそれぞれの希望に応じて用意された分科会で各学校などから来られた講師の先生方の説明をうかがいました。自分の進路希望に直接関係することですので、全員が熱心に聞いていました。
学びフォーラム
6月12日(日)に立命館大学BKC(びわこ草津キャンパス)にて高校生対象の学びフォーラムが実施されました。これは、京都・滋賀の34大学が参加する説明会ですが、本校からは1〜3年生の79名の生徒が参加し、それぞれ熱心に大学の説明を聞いていました。
人間学入門 小中学生リサーチ
6月16日(木)教育みらい科1年生「人間学入門」にて先週のアンケート調査に関する学習を受けて、京都女子大学発達教育学部教授の田井康雄先生より「子どもとは」ということでご講義をいただきました。その後、田井先生のご指導をいただき、アンケート内容の検討に入りました。
教育みらい科・2類新入生オリエンテーション合宿
4月15日(金)・16日(土)の1泊2日の日程で、教育みらい科と2類の新入生オリエンテーション合宿を「妙心寺 花園会館」で行いました。
京都新聞の講演、進路部・生徒部のガイダンス、教科ガイダンス、グループワークなど盛りだくさんな内容で行われました。京都新聞の編集デスクによる講演では、どうやって記事が集まってきて、どのようにして1面が決まるのか。記者の驚き、発見、感動がニュースになる事などを話していただきました。 教育みらい科では、グループワークを通して、「理想の先生像」を考え、今後の学校生活のスタートとしました。 2類では、京都新聞の編集デスクによるワークショップが行われました。2日分の新聞の中から自分が一番面白いと思う記事をピックアップし、理由や感想を交流しました。 オリエンテーション合宿
今日、教育みらい科・2類の1年生85名が、オリエンテーション合宿に出発しました。
部活動紹介
新一年生を対象に部活動紹介が行われました。各部活とも工夫を凝らし、自分たちの部活をよくアピール出来ていました。
入りたいクラブが決まっている一年生は、先輩たちの様子がよくわかったと思います。まだ決まっていない一年生、迷っている一年生もたくさんいると思いますが、これから入る部活をよく考え、最後まで頑張り続けると思います。 入学式
(学校長式辞より)
陽春の気が満ち溢れるこの佳き日に、平成二十三年度京都市立塔南高等学校「入学式」を挙行するにあたり、京都市教育委員会はじめ、多数のご来賓、保護者の方々のご臨席を賜り、このように盛大に新入生の皆さんを祝福できますことは、本校にとりまして、この上ない喜びであり、心からお礼申し上げます。 ただ今、入学を許可した二八七名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんは、今日から、塔南高等学校の生徒となりました。 皆さんの入学をお祝する一方で、今回の東日本大震災における被災地のことを思わざるを得ません。今年の全国選抜高校野球大会決勝戦の後のインタビューで、優勝した東海大相模高校の主将が、「今大会の開催を許してくれた被災地の皆様に感謝いたします。私たちは、被災地の皆様に対して、野球を通じて自分たちができることは精一杯できたと思います」と語っていました。それでは、君たちには何ができるのでしょうか。君たちと同い年の人の中には、無念にも命を落とし進学の夢がかなえられなかった人、いまだ復興のめどが立たず入学式さえ行えないでいる地域にいる人、家族を失い悲しみの中に高校生活を始める人などが多くいます。君たちにできることは、高校へ進学して勉強できる幸せと生きていることの幸せをかみしめ、精一杯生き切ることではないかと思います。人は自分のためだけに生きるのではありません。今回の震災は多くの教訓を私たちに与えてくれました。災害に遭われた人たちの分まで、精一杯力を出し切って有意義な高校生活を送ってくれることを願います。 さて、本校教育の方針について説明いたします。三年間しっかりと勉強して高校生にふさわしい教養を身につけることは当然のこととして、本校はさらに部活動への参加を奨励しています。なぜなら、自己管理能力・忍耐力・課題解決力・コミュニケーション力など、勉強と部活動の両方に共通して育成できる大切な力があるからです。これらの力は、生きる力と言っていいと思います。混迷の時代といわれる現代において、どのような状況にあってもたくましく生き抜くことができる力です。私たちは、この共通性そして一貫性に注目して、「文武一貫教育」を目指しています。部活動を通じて得たものは必ず勉強に役立ち、その逆も成り立つ、という考え方です。このような教育方針をのもと、本校の部活動はめざましい活躍を見せており、吹奏楽部が昨年度まで六年連続関西大会優勝、三年連続全国大会五位に入賞、野球部が甲子園常連校を倒して昨年度京都府秋季大会優勝、さらに弓道部と陸上部が近畿大会出場に出場いたしました。部活動の躍進とともに進路実績も大幅に向上し、文武にわたり成果を上げております。 続いて、本校建学の精神について説明いたします。本校は、今年度で創立四十九周年を迎えますが、創立以来大切にしてきた三つの言葉があります。「知性」「誠実」「世界の文化」です。この三つの精神が塔南高校の教育の根幹です。一つ目の「知性」は、なぜ人は学ぶ必要があるのかという問いに答えるものです。人は、豊かで高度な文化を学ぶことにより、能力を高めて現在の自分を超えることができ、そのような人が集まることにより、社会においては新しい文化を創造していくことができるのです。すなわち、人は学ぶことにより知性を磨き、そのことによって人は立派に成長し、社会の発展が可能になるのです。二つ目の「誠実」は、自分に対して誠実であれ、他人に対して誠実であれという皆さんの生きる姿勢を示したものです。私たちは,時として自分勝手な思い込みをしたり、自分勝手な行動をしたりして自らの心を貧しくし、他人に迷惑をかけたりすることがあります。「誠実」とは、これらを戒め、規律を守り誠実に生きることにより集団生活を営む私たち一人ひとりの幸福を守ろうとするものです。そして、世界文化の発展は、知性を備え、誠実に生きる人の手によって初めて可能となるのです。三つめの「世界の文化」は、皆さんに世界文化の発展に貢献できるような立派な人になってほしいという願いを込めた言葉です。 三つの本校建学の精神にもとづき、塔南高校生として充実した3年間を送り、将来立派な社会人として活躍されることを期待します。 皆さんがこれから目指す道は、一人ひとり違うはずです。目標に向かって確固たる信念をもって努力してほしいと思います。その時、大切なことは、一日一日を意味あるものとして、精一杯生き切ることです。先のことばかりに気を取られたり、周囲に流されたりして、今なすべきことを忘れてはなりません。今日の充実こそが明日の豊かさにつながるのです。その日その瞬間を大切にして、勉学に、部活に、懸命に打ち込んでください。 最後になりましたが、保護者の皆様に一言ご挨拶申し上げます。本日はお子様のご入学おめでとうございます。高校三年間は、人生の方向を決定する大事な時期であります。私たち教職員は、お子様が自らの生きる道を切り拓いていけるよう、全力を尽くしてまいりますが、お子様の健全な成長を望み、豊かな個性を育てていくためには、学校と家庭がそれぞれの役割を果たしながらも、相互に補完しあい、連携を密にしていくことが重要と存じます。どうか、学校の方針をご理解いただき、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます 新入生二八七名が充実した高校生活を送り活躍されますことを、心から期待して、式辞といたします。 平成二十三年四月七日 塔南高等学校長 仁科周博 ごあいさつ(学校長)
本校は昭和38年の創立以来、人格の完成をめざし、すべての生徒に対して勉学と部活動の両立を求めて教育活動を展開してまいりました。平成18年には、教育に関する専門学科「教育みらい科」を設置し、伝統の普通科教育に加えて新たな教育の展望を開きました。
本校教育の方針について説明いたします。3年間しっかりと勉強して高校生にふさわしい教養を身につけることは当然のこととして、本校はさらに部活動への参加を奨励しています。なぜなら、自己管理能力・忍耐力・課題解決力・コミュニケーション力など、勉強と部活動の両方に共通して育成できる大切な力があるからです。私たちは、この共通性そして一貫性に注目して、「文武一貫教育」を目指しています。部活動を通じて得たものは必ず勉強に役立ち、その逆も成り立つ、という考え方です。 このような教育方針をのもと、本校の部活動はめざましい活躍を見せており、吹奏楽部が昨年度まで6年連続関西大会優勝、3年連続全国大会5位入賞、野球部が甲子園常連校を倒して昨年度京都府秋季大会優勝、さらに弓道部と陸上部が近畿大会出場に出場いたしました。部活動の躍進とともに進路実績も大幅に向上し、昨年度卒業生において、教育みらい科・2類ともに神戸大学の合格者を出すなど文武にわたり成果を上げております。 建学の精神である「世界文化の発展に貢献しうる誠実で知性あふれる立派な人を育成すること」が本校の使命であります。建学の精神に基づき、世界に羽ばたき活躍する人材を一人でも多く育て、皆様の期待に応えられるよう、教職員一同力を合わせてがんばりたいと考えております。 塔南高等学校長 仁科周博 |
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