「 」は先生の言葉で、『』は子どもの言葉です。( )は先生の心の声です。算数の授業の様子をお届けします・・・
「この三角定規とえんぴつどっちがおもいでしょう。どうやって比べますか?」
『水そうにつけてしずむかしずまないかで比べる!』→『あーなるほど!』(本気か!?)
『手でもって比べる!』→『それでできる?』『やってみたい!』
『てんびんを使う。』→『てんびんって何!?』(知らない人もいるんだなぁ。)
『はかりを使う。』→「はかりはない!」
「じゃあ班で,比べるための道具を作ってみよう。自分たちの持っているものは使っていいし,先生はこんなもの(下の写真の道具)を用意したから,ほしかったらキャプテンの人が取りに来なさい。」
『目玉クリップと,紙コップ2つとわりばしをください。』
『紙コップひとつと2段クリップをください。』
「完成したら先生がろうかにいるから試しにきなさい。」
『できました!』→「どれどれどうやるの・・・ブーこれじゃはかれない。」
『できた!』→「どうはかるの?」→『こうやってこうやって・・・あれできない?』
『これはどうですか?こうして・・・ほら三角定規の方が重い!』→「大正解!すごいね!」
結局,8班中3班がうまくてんびんを完成させました。
「けど,このてんびんじゃ軽いものしかはかれないし,くわしくはかれないなぁ。」
『先生,はかりならはかれると思います!』
こうして次の日の授業の内容が決まりました。楽しく勉強しています。