京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/05/12
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

創造技術科一括募集について

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これまで様々な方から、「なぜ学科別の募集をやめたの?」「創造技術科とは?」「一学科募集とは?」「洛陽が目指す教育とそれを実現するシステムとは?」について質問を受けました。これらの質問は、5年前に着手した工業教育改革以来、一貫して説明してまいりましたが、変化する社会と向き合うという観点も含め、改めて校長として改革の決意としてお伝えいたします。なお「京都市立工業高校のあり方に関する検討プロジェクト」のまとめとも無関係ではありません。こちらのまとめについては公開されておりますので、以下をご参照ください。(http://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000086...
●従来、私たちは専門性をすごく大切に考えてきました。ものづくりの世界では、機械、電気、電子、建築、土木、工業化学、染織など、時代の変化とともに深化、細分化され、それを究めることに価値をおいてきました。
●伝統的な日本の工業高校または併設の工業科は、専門指向型であり、専門分野や学科間・コース間の壁があつく、隣接分野への視野を広げる努力は軽視されてきました。
●これに対して、日本の公立工業高校として最も伝統のある本校が、核となる専門分野を持ちながら、それを越えた裾野の広い教育・研究を行うことを目的として改革したのが現在の創造技術科です。
●なぜ今日、「裾野の広い教育・研究」が必要なのでしょうか。現代の高度な科学・技術の発展は、個別の研究・開発の細分化をうながす一方、これまでの個別の研究・開発の枠組みではとらえきれない科学・技術上の問題を生み出すと同時にそれが社会的課題にまで発展しました。例えば、環境汚染や生態系破壊の問題です。これらの問題には、科学・技術上の様々な専門分野が複雑に絡み合って問題群となっているだけでなく、法律的、政治的、文化的な様々なレベルでの要因も複雑に絡みあっていて、その解決は容易ではありません。このような複雑・多岐にわたる問題や課題に応えるには、各専門分野の協力による幅広い教育・研究が必要です。他人事ではありません。
●洛陽工業高校では、創造技術科として改革して以来、電気、電子、機械とそれらに伝統産業、化学の基礎を融合した最先端の京都のものづくりについてさまざまな課題とテーマについて、総合的・融合的な研究がなされています。そして、さらに「伝える技術」も身につけ、これらの分野において既に幾多の成果があげられ、有為な人材を社会に送り出しています。
●以上のことは、専門性を究めることを否定するものではありません。専門性について私たちは、今の社会では「視野が狭くなる恐れがある」と考え、専門と専門の間の「すきま」や「接点」「交わり」についてやってみる価値もある、技術についてニッチを開拓しようと考えました。
●専門性を少し犠牲にして、「幅広い」「他分野への挑戦」に取り組み、一言で言うと教養ある人を育てたい。もっと柔らかく言うと、下半身を強化させたい。これまでは異なる分野と考えられてきた領域の、「ものの見方・考え方」が理解でき、いろんな人と「協働」「共汗」できる人。少なくとも、異分野のアウトラインを理解して位置付ける力を身につけてほしいと考えています。
●特定の分野の力を伸ばしていないと就職に不利だと思う人がいます。しかし、企業側から求めるものが変化してきている現実があります。
●経済産業省の「社会人基礎力」もまさにそうです。Action(前に踏み出す力)、thinking(考え抜く力)、teamwork(チームで働く力)をこれからの社会は求めています。いわば就職のための3つの力です。
●本校では、進路希望が就職であれ、進学であれ、18歳で自立することを目指します。
●異なった専門分野との総合の楽しさを実感する取組に挑戦します。「総合」は今すぐ役立つ力をつけるのではありません。ただし、今すぐ役立つ力はすぐに滅びていきます。大切だと思うのは「新しく生まれ変われる力」ではないかと考えました。それが「創造技術」に込めた思いです。だから、「挑戦する」「突破する」ことが大切です。それがないと従順であることしか売りがなくなります。それもないと勝手気ままな糸の切れた凧となります。
●融合の楽しさは異なる専門分野との「関連付け」です。そもそも文系、理系は大学受験の便宜上のものです。電気でも機械でも他分野に関連付けられています。このことは本校の「課題研究」で実感できるはずです。融合分野で活躍するには2倍(専門性+教養)勉強しなければなりません。
●したがって、中学校までの学習の成果が不十分であっては困ります。ただし、中学校での学習の成果が高かったからと言って、希望の進路が保障されることはありません。高校での学習に社会性や志を持ってほしいと思っています。
●今までのものづくりで利用してきた資源やエネルギーは10〜20年後にはなくなると言われています。私たちはこの事実に対して無責任であったり、他人事であったりすべきではありません。その頃になるときっと新しい技術が発明・開発されて・・・と根拠ない期待を持つことは問題の先送りでしかありません。このような未来を挑戦するチャンスと思える技術者、研究者、経営者を目指しませんか。そんな志のある人を本校は求めています。

中学生部活動体験入部

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 本日、9月4日(土)に体育系部活動の体験入部を実施しました。陸上競技、サッカー部で中学生が参加してくれました。非常に残暑の厳しい中ではありましたが、高校生に混じって頑張っていました。今日の参加によって、洛陽工業高校志望につながればうれしいです。今後も体験入部できる部の数を増やし実施したいと考えています。よろしくお願い致します。

2学期始業式

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 本日、残暑が非常に厳しい中、グランドで2学期の始業式を行いました。式では、夏休み中に活躍した陸上競技部、自動車部の部活動の表彰も行われました。
 9月16日からは、3年生の就職試験が始まります。今年も厳しい状況ではありますが、もっている「力」を総動員して内定を手中にしてください。

9月4日(土)部活動体験

9月4日(土)本校各施設において部活動の体験入部を行います。
申し訳ございませんが,バスケット部とバドミントン部の実施時間に変更があります。ご確認下さい。
午前9時〜12時30分
 ・バレーボール部,バスケットボール部,サッカー部,剣道部,柔道部
午後1時〜午後4時30分
 ・バレーボール部,バドミントン部,陸上競技部   です。
(その他の部は公式戦等で今回は体験できません。)
中学3年生の皆さん,時間を確認のうえご参加下さい。各部の部員が校門付近で出迎えます。申し込み等はありません。当日参加OKです。保険は本校で加入します。

『京都府高等学校ユース陸上競技選手権』試合結果

8月18日〜20日西京極総合運動公園陸上競技場において実施された『京都府高等学校ユース陸上競技対抗選手権』で,本校出場選手の主な結果をお知らせします。
2年男子100m 1位,2年男子円盤投げ 1位,2年男子ハンマー投げ 2位・5位,2年男子砲丸投げ 4位,2年男子110mH 6位,2年男子学校対抗 3位。
1年男子砲丸投げ 1位,1年男子円盤投げ 1位,1年男子ハンマー投げ 3位,1年男子学校対抗 7位。
男子学校対抗総合4位という結果でした。
近畿ユース選手権へは4名が出場することになりました。健闘を祈ります。

韓国慶南航空高校生来校

8月16日午後,韓国の慶南航空高校の生徒20名,スタッフ4名が本校を訪問されました。約1時間という短い滞在でしたが,本校の概要説明と施設(実習室)見学,自動車部のデモンストレーションなどを行いました。8月上旬に行われた全国ソーラーラジコンカーコンテストの準優勝マシンを実際に走らせたり,操作してもらったりして交流しました。
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全国ソーラーラジコンカーコンテスト NO.2

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今年の大会の様子と記念写真です。
ラジコンの世界大会で連続世界チャンピョンになっておられる
広坂正美氏(本校昭和63年卒業)と記念に写真を撮っていただきました。
写真右(前から二列目中央が広坂氏)

全国ソーラーラジコンカーコンテスト2010 準優勝

8月5・6・7日に白山で実施された全国ソーラーラジコンカーコンテストにおいて,本校自動車部が見事準優勝を獲得しました。そして審査員特別賞もいただきました。
 一昨年は優勝,昨年は第3位でしたので,2年ぶりの優勝を目指して取り組んできました。残念ながら優勝はできませんでしたが,すばらしい結果だと思います。来年こそ優勝返り咲きを目指して再チャレンジしてほしいと思います。
(大会の様子は後日お知らせします。)
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ソーラーカー表彰式

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競技終了後,製作したマシンの発表(プレゼン)を各テーブルごとで行いました。その後,競技の表彰式を実施しました。タイムレースの優勝は桃山中学のY君(3年),準優勝は蜂ヶ岡中学のO君(1年),第3位は桃陵中学のS君(3年)でした。特別賞は桃山中学のM君,蜂ヶ岡中学のG君,陶化中学のI君でした。おめでとうございます。
12月にはサッカーロボットの製作及び競技を行いますので,是非多くの方の参加をお待ちしています。

ソーラーカー・タイムレース

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午後からタイムレースと距離を競うレースを行いました。
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行事予定
9/5 就職応募書類発送
9/8 2年生職業適性検査
9/10 1年生基礎力診断テスト(4・5・6限)
京都市立洛陽工業高等学校
〒612-0884
京都市伏見区深草西出山町23
TEL:075-646-1515
FAX:075-646-1516
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