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最新更新日:2025/03/28 |
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コンコン「失礼します」![]() ![]() 「明徳高 入学試験問題集」で冬季講座
1月9日に受験対策冬季講座を実施しました。冬休み明けで少し出席者の参加を心配しましたが、申込生徒の殆どが参加し安心しました。講師に明徳高校の岸本先生をお招きし平成21年度明徳高校「入学試験問題集」を教材にして講座が行われました。この「入学試験問題集」には昨年度の入学試験で出題された英語、国語、社会、理科、数学の5教科全ての問題と解答が網羅されている貴重な教材です。この教材は受講生徒に無料で提供していただきました。これからの受験勉強に大いに役立つのではないでしょうか。講師の岸本先生から「受講生は基礎がしっかりしている」という感想を頂きました。これかも勉強に一所懸命を期待します。
![]() ![]() ![]() 「ホームページだより」「校長室だより」を校門に掲示![]() 明日は「第4回冬季受験対策講座」を実施します![]() ワクチン接種の続報です![]() 西京区では西京都病院と洛西ニュータウン病院で実施されます。ワクチン接種は予約制です。希望される場合は、先ず電話で該当病院に連絡をしてください。詳細は昨日配布したプリントの通りですのでお間違いのないようにお願いします。 一所懸命と失敗しない秘訣![]() ![]() 岡崎選手は38歳で5度目の冬季オリンピックの代表を獲得しました。体力では若手に敵わないので全身の力を無駄なく氷に伝えることができるフォームを追及しているようです。岡崎選手のスピードスケートへの情熱、「一所懸命」を感じました。普段、「頑張る」という決意を表すのに「いっしょうけんめい」という言葉を使います。漢字では書くとおそらく「一生懸命」とかくのではないかと思います。おそらく日常では一生を懸けて大いに頑張るという意味で使用されているのではないかと思いますが、一生を懸けるというのは、すこし重たい感覚を抱きます。なにか理屈を書きならべているように思われるかもしれませんが、本来は一生懸命ではなくて、「一所懸命」なのです。この言葉は鎌倉時代に、武士が賜った一カ所の領地を命がけで守り、それを生活の便りとして生きたことに由来しています。つまり一つの所で命を懸けて頑張るという意味から、一つのことを最後までやり通すことに懸命になるという意味で「一所懸命」とい言う言葉が使われていました。しかし時が経つに中で、「一所」が「一生」に変化し、現在ではどちらかというと「一生」が多用されています。 しかし私は大いに頑張るという意味では敢えて「一所懸命」を使っています。その理由は、人は一つのことに集中してやり遂げることは難しいからです。しんどくなれば、ついつい投げ出したい感情が湧き出てきます。他のことに目移りし気がつけば何も出来ていなかった、という体験は私も含めて多くの人が一度は体験していると思います。考えてみると一つのことが出来ないのに、他の事に目移りしてやめてしまうようでは何事も達成できないのではないでしょうか。「一つの事をやり遂げようとして失敗したらどうするのか」という疑問を抱くこともあるかもしれませんが、それには京都のある会社の先代社長の言葉に答えがあります。それは「やめない限り、失敗しない」という言葉です。例えば、野球で9回途中まで負けていても9回終了のスリーアウトを取るまでは負けていません。つまり9回といく期限を決めるから負けが決まるのです。決めなければそれは、「負け」は決定しません。一つのことに懸命になって続けていれば「負け」は決定しないのです。続けるうちにその道の達人になっていたという話も耳にしたりします。「一所懸命」は失敗しない秘訣です。 年の始めに当たって目標を掲げた生徒が多くいると思いますが、38歳の現在までスピードスケートを続けている岡崎選手のように、目標達成の努力を投げ出さず続けてほしいと思います。 京都新聞が西陵中土曜学習を紹介
1月1日の京都新聞で西陵中の土曜学習が紹介されました。内容は京都市立中学校で取り組んでいる土曜学習が広がりをみせている事についての記事でした。その土曜学習の紹介事例として西京区の洛西中学校、西陵中学校が選ばれ、その特徴を引き出した内容となっていました。画像でその記事を掲載します。読みとれるかどうか心配ですがどうでしょうか。
![]() 「ゴールが見えたと思った瞬間」![]() 私自身の経験で、「ここまで来たら、もう少しで終わりやから負けへんやろな」と言う思いを頭のどこかで抱いて「まさか!」という逆転負けを喫したことが幾度かあります。そんな経験、体験を皆さんはしたことはないでしょうか?テレビでプロ野球中継を見ていても「まさか」の場面をみることが何度かあります。最近ではクライマックスシリーズの楽天と日本ハム戦での9回裏の逆転劇は絵に描いたような「まさか」の展開でした。一方何年前だったでしょうか?巨人とヤクルト戦で工藤選手(巨人ピッチャー)と古田選手(ヤクルトバッター)が対戦した際のことです。確か2−3のフルカウントだったと思います。工藤投手が古田選手の狙い球を読み、古田選手は工藤投手のこれまでの配球から投げこんでくる球を読むという、読み合戦が繰り広げられていました。お互いが読み合いをしているその場面で工藤投手は捕手の出すサインに首を横に4度振りました。「ノー」の指示です(4度だったと思います)。古田選手はその4回も首を振った工藤選手を見て狙い球を絞りました。結果、工藤選手は古田選手を三振に仕留めました。投げた球はストレートでした。後のお立ち台で「ストレートは始めから決めていた」。古田選手をかく乱するために意図的に4回首を振って古田選手に「ノー」のサインを見せつけた事を明かしました。勝負場面でのお互いの脳がフル回転していたようです。 さて、北京オリンピックで女子水泳陣が好成績をあげましたが、その好成績を収めた裏側には、これまでの水泳界では考えられない理論に基づいた練習があったからでした。その理論は「七つの脳の悪い習慣」の著者の脳科学者である林 成之氏の脳の仕組みから考えられたものでした。林氏は水泳が全く素人でしたが、脳の仕組みからくる練習を取り上げたいという水泳の指導者陣の要求にしたがい紹介したそうです。これまで練習法とは真逆の練習理論でしたが忠実に実行された水泳指導者陣の懐の深さに林氏は敬服されています。ではその理論とはどんなものでしょうか。その理論の一つを紹介すると脳に流れる血流量が減ると身体の運動機能は低下し、脳に流れる血流量が増えると運動機能は高まるというものです。つまり脳を適度な興奮状態に置くと運動機能は高まり、油断やリラックスムードになると血流量が減って運動機能が落ちるという理屈なので、精神的に守りの状態になると脳の血流量は落ちて運動機能も落ちます、また安心感を抱いたり「この辺で」という妥協をした時点で血流量が減り運動機能が落ちるという事です。しかし負けていてもその場面で勝つための対策を脳で練っていると血流量は増え運動機能は高まって好勝負が出来るということになります。この理屈が女子水泳陣にヒットしたのでした。楽天対日本ハム戦や工藤選手対古田選手のことを考えると納得がいきます。この理論はテストや発表会にも当てはまります。緊張は脳に血流量を増やしますので、脳の活動は活発になりますから効果的な働きをするので緊張することは良いことなのです。そのことを覚えておきましょう。しかし過度な緊張はパニックになるので、その場合は、息を長く吐くことで緊張が緩和されます。これから入試やいろんなところで勝負場面に出会うと思います。脳の血流量のこと思いだして臨んでみて下さい。 最後に今日から冬休みです。短い期間ですがこの冬休みには本来、日本の伝統的な文化が満ちていました。最近ではその文化を味わう機会がめっきり減りました。おせち料理、凧あげ、カルタ、お餅つき、コマまわし、お年玉・・・。このような遊び文化も含めて味わってもらえたらと思います。 個別懇談が終了![]() 「ホームページだより」を掲示板に掲載![]() |
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