最新更新日:2024/04/01 | |
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今日から新学期です!
非常に寒さの厳しい中、グランドで3学期の始業式を行いました。式後、校長先生より冬休み中に活躍した部活動の表彰や新生徒会役員の挨拶も行われました。
また、2年生に対しては、2月2日から始まるインターンシップに向けた校長先生による訓示が行われました。 虎だ!虎だ!お前は虎になるんだっ!!
在校生諸君は知らないと思います。年頭に当たって、干支にちなんで思いついたのがこのフレーズでした。標記のフレーズをご存じの方は、「伊達直人」、「虎の穴」、「ちびっこハウス」にも心躍る幼少時代を過ごした方と承知いたしております。今から思い返すと社会貢献も名を明かさずに実践するのが美徳とされていたと思います。
年末に工学と社会貢献についてご助言をいただく機会があって、環境やエネルギーといった世界的社会貢献の志と感性を高校時代に身につける仕掛けづくりについて教えていただきました。17.18歳への期待として「よく考えること」、つまり、自分のやりたいことが見つからなくても焦るな、でも考え続けること。考えるのは、”How(どうやるか)?”よりもまず”What””Why”を追究すべきである、ということ。考えていないと、他人のいいなりになったり、言葉や数字だけでお茶を濁す癖がついてしまう、ということ。考えていると、多少は洞察力(先読み)が身につき、習い性となる、ということについてナノやシリコンカーバイドを教材にご教示頂きました。つまり高校はそれが普通科であれ工業科であれ、「自分で考える癖を付けさせる」仕掛けが求められている、ということです。私は、本校こそ、ものづくりの課題から「自分で考えさせる癖をつける」最適の場にできればと思っております。 バンクーバー五輪のフィギアスケートの女子が注目されていることはみなさんご存じと思います。その人が生涯にわたって何ができるかを考えたとき、落選した中野友加里さんに注目してしまいます。彼女の人間性については全く知りませんが、出場される3人の方より豊かな人間性を発揮される挑戦を知りたいと思いました。メダル1個で生涯の生活が保障される国もあると聞いております。犠牲にしたものに対しての対価は成果に基づいて支払われることは当然とも思います。しかし、失敗したからと言って終わりではスポーツを通して何を身につけるか自体が問われます。 実は私もスポーツ、とりわけ高校での部活を通して今頃になって身に付いたこともあります。それは自分の失敗の原因について多面的、多角的に見る、そんな材料が思い起こせば山のようにある、ということです。元旦は母校の「初蹴り会」と世代を超えた同じグランドでボールを蹴ったいろんな世界で頑張っているハイブリッドな方々と交流して元気をいただこうと思っております。 みなさん、よいお年を! 新しい年に向けて挑戦!
後で確かめたら、ほとんどの生徒が覚えていないということがわかりましたので、終業式での私からのメッセージを載せておきます。心に響かなかったことを失敗ととらえ、伝える工夫と内容について今後改善に努めたいと思います。
○洛陽工業高校生としての最低の責任について 春先から機会あるごとに次のことを言ってきました。今日は復習をします。 ルールを守れ。履物をそろえなさい、身なりを整えなさい、つばを吐くな、悪態をつくな、目標を明確にして失敗を恐れず挑戦せよ。失敗と向き合い挑戦せよ。それでも失敗すれば多くの人はあきらめる。あきらめるな。新しい自分と出会えてはじめて限界とは何だったがわかる、と。 ○挑戦するための3カ条 そのために大切なことを3つ言います。新年を迎えるにあたって、目標を立ててほしいと思いますから是非考えてください。 1.チャレンジの鉄則は現状を知ること。現状を知らずしてやる挑戦は挑戦では なく自爆。現状とは何か失敗している状態だと思えばよろしい。 2.失敗(問題点)があればその原因をああでもないこうでもないと考える。そ して原因を特定できれば、それを克服する目標と手段を考えて、実行する。 それでまた失敗するなら、ほとんどの原因は一番のおおもとの現状を正しく 把握することができていなかったことです。 3.失敗の原因に向き合うとき、言い訳を考えたり、自分以外のせいだけにし ないことです。だからこそ、ルールを守れ。履物をそろえろ、つばを吐く な、悪態をつくなという最低限のことが大切なのです。ルールと道徳は自 分に対して厳しく考えないと意味がありません。他人のせい、社会のせい、 いいわけばっかり、こんな人にルールも道徳も意味がない。自分に甘く他 人に厳しい人の文句、これクレーマーの論理。他人にやさしい人というの は、本来、自分に厳しく、ルールと道徳感覚がある人のことです。 ○現状とは失敗と向き合うこと。 すぐにわかりやすさを求めないでほしい。ああでもないこうでもないと考える癖をつけることも大切。何でもすぐに白か黒か、敵か味方かでわりきれるものではない。ああでもないこうでもないと考える癖。これが知性。 ○復習1.履物 2.現状とは失敗との向き合い 3.自分に厳しく。 4.ああでもないこうでもない。 ○寒いですが、新学期、全員、元気に集合して、校歌を胸張ってうたって寒さを 吹き飛ばしましょう。 韓国INCHANG高校からの贈物
12月16日、韓国INCHANG高校の皆さんが本校を訪問された際に韓国のお人形をいただきました。本館事務室前のショーケースに飾ってありますのでご来校の折ご覧ください。
Merry Christmas !サッカーロボット競技大会
12月23日(水)本校のものづくり工房において,中学生が19日に製作したサッカーロボットのサッカー競技大会を開催しました。240×120のコートを利用し,3分間で何回相手ゴールにボールを入れることができるかで得点を競いました。白熱した戦いが続き延長戦もあるなど大いに盛り上がりました。優勝は桃山中学校のY君,準優勝は同じく桃山中学校のK君,第3位は大原野中学校のK君でした。残念ながら故障して思うように動かなかったロボットもありましたが,参加者全員楽しめた一日でした。1・2年生は是非来年も参加し,今年の反省点を克服し再チャレンジしてほしいです。
サッカーロボット完成後発表会
完成した作品を全員がそれぞれどんな思いで製作したか発表しました。自分が作った作品を人に伝えるということでコミュニケーション力を身につけてほしいと思います。
サッカーロボット完成!
午後3時ごろようやく完成に近ずきました。実際に競技の練習もしました。
サッカーロボット製作中(NO.1)
説明のあと各自製作に取りかかりました。最初はギアボックスの組立てです。次にボディを作成し,半田で配線と細かな作業を約2時間半黙々と続けました。
中学生サッカーロボット製作・挨拶風景編
12月19日(土)本校『ものづくり工房』において,中学生を対象にサッカーロボット製作を開催しました。1年生から3年生まで30名の参加でした。9時から4時前まで,指導の教員や本校自動車部2・3年生の助言を得ながらもくもくとオリジナルロボットを製作しました。
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