京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/14
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学校教育目標「心豊かに、自ら学び 自ら考える子」の育成

ちょこっと通信9

校長室から   〜ちょこっと通信 9〜
イ ン フ ル エ ン ザ 情 報
 今,日本各地で新型インフルエンザが猛威をふるっています。本校でも学級閉鎖のクラスが多く出ていますが,その基準や情報など私の分かっている範囲でお知らせします。
 今回のインフルエンザは新型ですが中南米で一時,大騒ぎになった豚インフルエンザと同種であるかどうかは詳しくは分かりません。病院などではインフルエンザA型と呼ばれているようです。しかし明らかに違う点は今までの季節性のインフルエンザと違って感染性が強いということと,このウィルスに免疫を持っている人が少ないということです。初め大人はかかり難いとか,60歳以上はかからないなどといううわさも流れましたが,高齢の方でもかかっている情報もあり,なかなか油断はできません。事実70歳以上の方で新型インフルエンザにかかられた方が醍醐地区でもおられると聞いています。
 また,今回の新型インフルエンザの特徴として潜伏期間が今までのインフルエンザに較べて長いという特色もあります。今までなら潜伏期は1日2日でしたので,かかるとすぐに陽性反応を示していましたが,今回はかかってからすぐには陽性反応が出ません。2〜3日後に発症するケースが多いようです。それで,感染した子どもたちが気付かず登校をしていて,ウィルスが広がってしまっているということも多いようです。
 しかし毒性自体はそれほど強くなく,かかっていても微熱で済んでいるケースもあるようです。そのため病院やお医者さんなども早めに「タミフル」や「リレンザ」というインフルエンザ用のお薬を出していることが多いようです。新型インフルエンザに対する予防接種もあるようですが,まだこの新型インフルエンザの解明が進んでいないため,予防接種を打てば必ずかからないということもないようです。
 また,毒性が弱いといっても39度以上の熱を出している子は本校にもおり,今までのインフルエンザに比べ,脳に異常をきたすインフルエンザ脳症になっている割合も高いという報告が厚生労働省より発表もされています。まだよく分かっていないこの新型インフルエンザ対策としては,いつものインフルエンザ対策と同じように
◎うがいをこまめにする。
 ◎人込みを避ける
 ◎手洗いをしっかり石鹸で行う
◎休息と栄養
が,確実なようです。このウィルスは空気感染ではなく飛沫感染あるいは接触感染なので特に手洗いが大切です。また長期予報では年が明けてからも季節性インフルエンザと相まって大流行が予想されています。刻々とウィルスが形を変えているそうで,年明けの新型インフルエンザは大人にも大流行の可能性があると言われ,我々も気をつけねばなりません。もともと持病を持っている人はその悪化を招きやすいとも言われていますが,これはまだ確実な数字は統計上出ていないようです。
 今後は,学校としましては予防や感染拡大の阻止に取り組みますが,学級閉鎖や学年閉鎖のための授業回復については年間授業総時間数の確保は,今はまだできそうな状態ですので冬休みの登校は考えておりません。しかし複数回の学級閉鎖等が行われれば,この限りではありません。伏見東地区の小学校でも冬休みの登校を決定している学校もあります。本校では昼休みの時間や5校時までの日,あるいは変則7時間授業で乗り切りたいと考えておりますのでご了承をお願いいたします。
 なお学級・学年閉鎖の基準は今回の新型においては確実にインフルエンザと診断された者がその学級の5分の1以上,またインフルエンザ様の子を含めて感染が拡大しそうな場合は15%以上の欠席によって,(教員を含む)学校長が学校医との相談のうえ決定することになっています。ただこれは目安ですので感染拡大の方向の時や終息の方向の時では,判断が異なってきます。
 私が小学校の時にアジア風邪と呼ばれるインフルエンザが大流行しましたが,これだけ医学や科学が進んでも自然の猛威には勝てないことを改めて考えさせられる年になってしまいました。

ちょこっと通信8

校長室から   〜ちょこっと通信 8〜
全国一斉学力調査 生活・学習習慣編
 前号で全国調査の生活点検や学習習慣と本校とを比べてみたいと思います。と予告いたしましたが,その主だったところについて,報告と私なりの分析を書かせていただきます。(すべて5・6年生への調査)
 前号でも時間を上手に使うには…ということで,携帯やインターネットの話を書かせていただきましたが
「ほぼ毎日携帯メールをする」と答えた子どもの割合が全国と比べて本校児童は10ポイントほど高率でした。また,京都市平均と比べると12ポイントほど高く,「時々する」を加えるとなんとほぼ全国の倍の時間を費やしていることが調査結果として出てきました。これはやはり考えていかねばなりません。しかし,その反面「携帯を使う約束をちゃんと守れている。」と答えた子どもは全国,また全市と比べて20ポイントも高いところから,携帯の危険性や陥りやすい落とし穴にはご家庭で注意を払っていただいていることも分かります。
 次に学習習慣についてみてみましょう。
 家で学習をする時間は本校は完全に2極化の様相を呈しています。「3時間以上勉強をしている」と答えた子どもは全国に比べて10ポイントも高く本校の20%が学習時間の長いことが分かる反面,逆に「30分以下」という子どもも15%以上おり,宿題が精一杯という面も見られます。一般的には学年×20分という目安が言われますが6年生になると2時間は家庭学習をしてほしいものです。もう一つ家庭学習については塾の時間も含むので「塾へ通っている状況」を見てみました。全国に比べて本校は−20ポイントという数字が出ています。京都市平均と比べても10ポイントほどのマイナスが実態です。しかし嬉しいことに「学校の授業は楽しいか?」という設問に対しては京都市及び全国と比べて15ポイントも高い結果が出ました。
 特に文章を書くことについては全般的に本校の子どもは高い数字を挙げました。
「国語の授業ではノートに確実にまとめをしているか?」という問いには京都市平均に比べて10ポイント高く,「長文を読むことが苦手か」と設問に対しては「苦手ではない」と答えた子どもが,これも京都市平均より10ポイント高い結果でした。また「1000字以上の文章を書くことが苦手か」という設問に対しても「苦手ではない」と答えた子どもが15ポイントも高い結果でした。しかし前号でも書いたとおり,長文読解の正答率は全市平均より劣っており,自分では「出来た!」と早合点する子どもが多いと思われます。その証明になるのが「国語のテストの時間は足りなかったか?」という設問に対しては「ちょうどよかった」あるいは「余った」と答えた子どもが半数以上いたという事実です。あわてんぼうが多いのが本校の特徴かもしれません。
 もう少しノートに関してです。「算数でわかったことをノートにまとめているか?」という設問に対しては「まとめている」という子どもが全国や全市に比べて15ポイントも高いのが特徴です。今年から学校ではノートにまとめることを各学年とも留意して取りくんでいます。ノートに綺麗に書くのではなく,わかった気付きや自分の思ったことを自分なりの図示をしてみる,あるいはプリントに書いてみる・・・という方法です。先日も6年生の授業研究会で算数の専門主事の先生から自分で何とかまとめようとしている姿は,今の教育にあっているというお褒めの言葉をいただきました。
 またもう一つ本校の子どもが素晴らしいと思ったことは「人が困っているときに助けようと思うか?」という問いに全国・全市に比べて15ポイントも高い子どもが「助けようと思う」と答え,なんと90%を超える子どもが人助けをしようと思っていることが分かりました。これはご家庭での教育も非常に大きいものだと思います。
 逆に前年度保護者の方にとったアンケート結果と少し違ったのが「朝食を一緒に食べていますか」という問いに対して半数以上の子が「一緒に食べていない」と答えています。一緒に食べるという子は全国の半数以下が気になりました。
 「早寝早起き朝ごはん」「ノーケイタイ・ノーゲーム」が子どもの心や頭の成長には欠かせないということも全国調査全体から証明されていることを付け加えておきます。

ちょこっと通信5

校長室から   〜ちょこっと通信 5 〜
部活とクラブって?
 この間のこと。「校長先生!ジャズもクラブなんですか?」「えっ?い・いや部活ですよ。」「じゃあ学校とは関係ないんですねえ」???
 そのあと,こんな会話もありました。「部活ってどんなものがあるんですか?」
 意外に部活やクラブが知られてないんだなぁ・・・と思ったので,そのことについて今月は少しお知らせします。
 まず部活とクラブの違い。
 クラブというのは昔にあった必修クラブ(ひっクラ)に近いです。今では授業時間の関係で毎週1回はできませんが年間20時間ほど行います。これは授業として行いますので,好きなクラブに5〜6年生は必ず所属しています。例えば将棋クラブやダンスクラブなど。これに対して部活というのは中学校の部活動に似ています。所属してもしなくてもいいし,授業時間外の活動になります。ただ大学生や社会人のサークル活動と違う点は,あくまでも学校教育の一環として行っています。そして部活を担当するのは教職員あるいは地域の指導者ということになっています。そして部活の時間帯は教職員が見る場合は勤務時間内ということになっています。
 今本校では原則4年生から部活への入部を許可しています。体育関係の部活が3つ。文化的な部活が2つあります。体育関係では「卓球部」「バスケット部」「サッカー部」の3つが活動しています。文化部関係では「ジャズ部」と「茶道部」があります。これとは別な位置づけで「ランニングサークル」があります。これはあくまでもランニング好きの子どもたちが集まって自主練習をしますが,練習方法や試合のお世話に教職員が関わっているというものです。
 練習日や練習時間が少しずつ違うので4つの部に所属している子どももいます。しかし,だんだん無理になってきてどれか一つに絞りたいと最近思っているようです。
 部活の指導者の紹介ですが
*卓球部 = 吉川・吉岡・湯浅 など
 *バスケット部 = 佐々木・譜久村・松岡 など
 *サッカー部 = 譜久村・熊谷・松岡・安田 で,地域から新開の奥本さん,鍵尾の佐藤さん など
 *ジャズ部 = 小宮・山野 など
 *茶道部 = 村田・石川 で,地域からは女性会の四宮さん,金澤さんなど
 このほかに先ほども書きましたクラブ活動で全市的に活躍している物にダンスクラブがあります
 *ダンスクラブ = 津田・山野 で京都会館であるダンス発表会に毎年参加しています。
 あとクラブや部活としてではないですが,図工の授業を通して美術関係で全市に発表し続け,子どもたちを伸ばしている教員に 本庄 がいます。またサークル活動としてランニングを見てくれているものには
 *ランニングサークル = 譜久村・加賀江 がいます。
 個性豊かに自分が一生懸命に力を発揮できるように,個性豊かな教職員が関わってくれています。
 ちなみに,昨年度からの実績では「卓球部」は団体でブロック優勝。「サッカー部」も支部優勝。「バスケット女子」も支部優勝。「茶道部」は新春の初釜でのお手前披露。「ダンスクラブ」はチアを取り入れたダンスを京都会館で発表。「ランニングサークル」は西京極グランドで行われた全市体育振興会対抗400mリレーで準決勝進出。「美術」では子どもの美展覧会で応募4000点の中で10人以上の入選者を出して学校賞をとっています。「ジャズ部」は西日本唯一の小学生ジャズバンドとしてもうすっかり有名になっていますね!夏休み明けには,またテレビ取材が入ることも聞いています。
低学年の子どもたちも4年になったら自分の好きなことに打ち込んでみるのもいいと思いますよ!


ちょこっと通信1

校長室からちょこっと短信  2009/04/07
 新一年生の保護者の方,お子様のご入学おめでとうございます。
 本校校長の安田曜です。進級生の保護者の方々,今年もよろしくお願いします。
 昨年度は右も左もわからぬまま,池田東小学校に着任しましたが,保護者の方は勿論,地域の方々に温かく迎えていただき何とか一年間やりきることができました。ありがとうございます。
それより何より,嬉しかったのは親切な子どもたちがいろいろな顔でいろいろなことを教えてくれ,また私相手に楽しく遊んでくれたことです。人懐っこい子が多く,朝校門に立っていると話しかけてくる子やひっついてくる子,元気な声であいさつする子など,本当にいい子どもたちばかりです。
 昨年度一年間子どもたちとの合言葉である「感動・感謝・時間」を言い続けまいた。もちろん教職員にも感動する授業,感動する体験活動を意識しよう。何気ない日常にも感動は多く眠っている・・・そんな話をしてきました。また子どもたちに保護者の方にはもちろん教職員に対しても,また自然の恵みにも感謝の気持ちを忘れず,素直にありがとうと言える子どもたちになってほしいと言ってきました。もう一つ「光陰矢の如く」時間は待ってくれません。時間を意識して上手に時間は使わねばもったいない。すべての者に平等にあるのは時間だけ。そんな思いからこの3つを合言葉にし,多くの子どもたちも覚えてくれました。
 今年度も引き続きこの3つの「かん」を大切にした学校にしていきたいと思います。・・・
 そして,今年度はここにもう一つの「かん」を意識したいと思います。それは「関係」の“かん”。最近の子どもたちは,昔の子どもに比べて面と向かってのコミュニケーションがうまくない子どもも多くなってきました。そのためにおこりがちなトラブル。子どもたちのみならず,なかなか担任をはじめとする教職員とも上手に人間関係を作れないことも聞きます。
 これは少子化に伴って,過保護になっているからでしょうか・・・またテレビゲームの影響でしょうか・・・はたまた価値観の爆発で規範となるものがなくなってきているからでしょうか。よくわかりませんが,とにかく人間関係を上手に作り,他者とうまくつながる・・・上手にネットワークを結んでいけることにも今年度は意識していきたいと思います。
 またこの一年お世話になることばかりです。相変わらずどうぞよろしくお願いいたします。

平成22年度教員公募

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 平成22年度任用の教員を公募しています。
 募集期間は、応募〆切りは、12月10日まで
 
 
詳しくは、本ホームページの配布文書の中の教員公募の項目をクリックください。

池田東タイム3年

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11月6日(金)
 池田東タイムで,3年生がリコーダーの演奏や合唱など,元気いっぱい発表しました。保護者の方もたくさん見に来られました。1年生や5・6年生からも「リコーダーの音がきれいだった」とか「体育館の中が響いていた」などの感想がでていました。

支部バスケットボール交流試合

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10月25日(日)
 伏見東支部の第9回バスケットボール交流会が醍醐西小学校で行われました。池田東小学校は,6年女子の部と5年男子の部に出場しました。当日は,インフルエンザが心配されていて,残念ながらやむをえず棄権した学校や児童もありました。そんな中,みんな力いっぱいがんばりとてもいい汗を流せました。6年女子の部で,池田東小は優勝しました。

オータム劇場

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10月20日(火)
 文化庁主催の「本物の舞台芸術体験事業」に応募して「ガイ氏即興人形劇場」に当選し,本日オータム劇場として上演することができました。事前にワークショップで指導を受けた3年生児童の代表が4人一組で玉人形を演じる場面もありました。この事業は児童に優れた舞台芸術を鑑賞するだけでなく本物の舞台芸術を体験して芸術を愛する心情を育てることをねらいとしています。そのため,事前に3年生全員が玉人形の指導を受けました。第1部の「人形ファンタジー」では,「かっぱのガイちゃん」がとても愉快な挨拶をしてくれたり,獅子の人形にかしこくなるおまじないをしてもらう一幕もあり子どもたちにとても人気でした。第2部の「ごんぎつね」は情景も豊かで,最後にごんが鉄砲で打たれて死ぬところでは涙ぐむ児童もいました。

保存食作り

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10月13日(火)
 後期が今日から始まりました。
 今年度5年生は総合的な学習で「食育」に取り組んでいますが,その一環として保存食に挑戦しています。今日は「燻製作り」です。もったいない意識も高めようと冷蔵庫の中に残っている材料を持ち寄り煙でいぶすこと2時間足らず。おいしいチスモークーズやスモークウインナーができあがりました。箱も身近なものを利用して作りました。

お弁当の日(5,6年)

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10月9日(金)
 前期終業式の13日,5,6年生が「お弁当の日」に取組みました。朝から自分でお弁当を作って持ってきました。材料を自分で買ったり,家の余り物を使って工夫して作ったお弁当の味は,グリーンランドでみんなで食べる味も加わってひときわおいしかったようです。朝早くから学校にうれしそうにお弁当を持って登校してきた児童もいました。
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京都市立池田東小学校
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