京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/01
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◎学校教育理念:すべての子どもの学習機会と進路の保障 ◎学校教育目標:「自ら考え学ぶ力」と「自ら律する力」を高め、確かな学力・豊かな心・健やかな体を備えた生徒の育成

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 昨日,生徒議会の議長,並びに副議長の認証を行い,これで,生徒会の本格的なスタートとなった。
 生徒会長より,今後1年間のスローガンが報告された。『「岡中バトン」〜あいさつでつなぐ心の絆(わ)〜』がそれである。みんなの輪,つまり,絆を深めるために,まずあいさつを積極的にしていこうとい意味の説明,そして,具体的には,朝の校門でのあいさつ運動の展開をはじめ,家族や友だち,教職員,学校に来られる方々に心の絆を広げようと,呼びかけた。
 このスローガンに至るまでに,生徒会では,岡崎中学校のよい点,改善すべき事柄などが話し合われた。わたしのところまで,話し合われた結果のプリントが配布されていた。何をスローガンにするかは,具体的な行動にかかわる話であるが,それよりも,生徒会のみんなが,岡崎中学校の現状を考えことができたことが大事なことである。いろいろな思いがあるが,それらを共有することで,どの方向でいこうかということの足並みがそろい,そして,みんなが納得し,共に行動できるのである。
 こうしたことをさせる上で,わたしたちがしなければならないことは,教職員総体として,岡崎中学校の現状をどうとらえ,どうしたらいいかという現状の共通認識である。そのことがいつもわたしが言うモデリングであり,それが,指導案でいう生徒観,つまり,岡崎観につながっていくのである。本校の教育目標は,「共に生き 共に学び 共に考え そして 未来を拓く」である。そして,学級づくりをテーマとして,頑張っている。

紅葉

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 師走である。今年もあと1月,でも学校の暦なら,まだ4月である。毎年,その差を複雑な思いで見ている。ただ,新しい年を迎え,最後のまとめの3か月を,新たな気持ちと考えると,第1の区切り,そして,第2の区切りと意味があるようにも思える。
 この間も,琵琶湖疏水記念館のあと,南禅寺を通って帰ったが,多くの人出であった。もっと早い話題であるが,温暖化なのか,紅葉の季節が今も続いている。上代ではモミチといい,動詞モミツからきた。もともとは色を揉み出す意味,つまり,秋の時雨や霜などの冷たさによって,揉み出されるようにして色づく「揉み出づ」の転訛「もみづ」の名詞形であるとも言われている。
 何ももみじだけが紅葉ではない。イチョウもそうである。中国が原産であるが,鴨脚(ヤーチャオ)を,イチョウと訛ったものである。鴨脚は,葉の形が鴨の脚に似ていることからついたとも言われている。公孫樹とも書くが,実が成るまでには孫の代までかかるという意味である。
 こうしたものを見ることを紅葉狩りというが,「狩り」は,もともとはけものなどを捕る意味で使われていたが,うさぎやきつねなど小動物にも使うようになり,果物を採ること,イチゴ狩り,ぶどう狩り,そして,山野に花を求めて遊び歩くことなどにも使われるようになった。桜狩りという言葉もある。
 人も,自らの中で,風雪に耐え,揉み出されるようにして色づくことで成長の過程を示さなければならないと思うし,そして,狩りのように,皆に見てもらえる,つまり,認められるようにならないといけないと思う。すべて自分にかかっているように思えた。

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