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最新更新日:2025/08/29 |
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着実に![]() 新井白石の逸話に「一粒の米」がある。幼少の頃,父が白石に戒めのために示した話である。米びつ(お米を入れておく箱)から,1日一粒ずつの米を抜き取っても減ったとは分からないし,また,一粒入れたとしても増えたかどうかは分からない。しかし,1年,2年と続けていくと,その増減が分かってくる。学問も同じで,一日勉強したからといって,利口になるものでもないし,一日怠けてからといって,愚かになるものでもない。しかし,1年,2年と続いていけば,必ず変わってくるという話である。 勤勉という言葉に対して,努力という言葉に対して,最近は,それらを尊ぶ風潮がどこかに置き忘れられたかのようになってきているが,数日前にも書いた長嶋選手や王選手の陰の努力のように,日々こつこつとすすめることの大切さを体で体得して欲しい。「千里の道も一歩から」を実感する時がきた。 あとの半年,ちょっとの時間を大切に自分の取り組める簡単な取組を行って欲しい。例えば,家に帰る時刻を6時とする。お母さんが夕食の支度まで,まだ30分あるとしよう。手洗い,うがいをして,服を着かえて15分,あと10分間くらいで,英語の単語を5つ覚える,漢字を5つ覚えるというものでよい。ノートに昨晩のうちに明日覚える単語や漢字を5つ書いておく。それを毎日,毎日繰り返す。それもノートでないとダメである。量が分かるようにしなければならないから。きっと半年後,よくやったなと,自分で感心するだろう。そんな経験を中学校の間に持ってもらいたい。小さなことの積み重ねの大きさを実感として味わって欲しい。 |
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