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最新更新日:2020/03/25 |
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平成20年5月・学校だよりから
気持ちのいい五月晴れが続きます。校下の田んぼでは田植えの姿が見られます。これら日に日に変わる景色を横目に見ながら,子どもたちは毎日登下校しております。
さて,学校もスタートいたしまして早ひと月半がたちました。先生方も子どもたちも新しい学年の雰囲気に慣れ,いよいよ,どのお子さんもその本領を発揮してくれることと楽しみにしています。1年生も,すっかり自分の学校だという雰囲気です。お子様の家での様子はいかがですか。喜んで学校へ行っておられますか。ご心配な点は,担任と十分に連絡をお取りください。学校の方も,学校でこそできる子育て・教育をと心がけていきたいと思います。それは,どの子にも確かな学力をつけること,健康な体,健やかな心を育てること,そしてこの地域に住む一員としての誇りと責任を持って成長していくことです。放課後では,全学年が下校時刻までの時間を学級の様々な活動や補習,居残り勉強などに有効に使っています。毎日全学年というのは,先生方の責任感の表れでありますが,町ではあまり見られないことでもあります。今年は,5,6年生全員にジョイントプログラムを実施して,さらにきめ細かい自学自習につなげていきたいと思っています。コケコッコー運動や,親子ふれあいデーなども本校の特徴ある取組です。毎月21日の親子ふれあいデーは,お子様とのふれあいを意識的にしようとする日です。膝にでも子どもさんを乗せてお話ししてみられてはいかがでしょう。 本校の取組みが長く続くように支えてくださっていることに感謝いたします。 学校で行われる一年間のいろいろな行事や催しが子どもの心を成長させています。学級での担任との「学び」と,通学班や,色別班,清掃班,ランチルームでの食事グループ班の「学び」がうまく相乗効果を上げています。通学班では,長いところでは,4キロの道を上級生と下級生が一緒に歩いてきます。以前のことですが,入学して間もない1年生が登校途中で転びました。これを見た6年生のリーダーは,近くの民家でその子の膝の傷を洗ってもらい,自分とその子のランドセルを5年生に持たせて,1年生を背中に背負って学校まで汗だくで登校してきたことがありました。それを見ていたほかの子は,どんなとをそこで学んだのでしょうか。私たちは,このような学びを保護者の皆様にも知っていただき,共に子育てをしていきたいと思っています。子どもたちを毎日見守って,元気づけていただいているのは,保護者の方々であり,地域の皆さんであります。「こどもの日」,「憲法月間」の5月,学校,地域,家庭がこのすばらしい子どもたちを一緒に育てていけたらと切に願っております。 校長 松下茂 平成20年4月・学校だよりから
春の訪れとともに桜のつぼみもふくらみ,待望の1年生入学を迎えました。
私は,本年4月1日より江口満前校長の後任として,歴史あるこの京北第三小学校を引き継ぐことになりました,松下茂でございます。全力で子どもをはぐくんで参りますので,どうか学校教職員全員にお力添えをよろしくお願いいたします。 さて,入学式では,堂上英樹京都市教育委員会首席指導主事様,赤坂PTA会長様をはじめたくさんの方々からの温かい祝福と励ましをいただき,元気いっぱい,笑顔いっぱいの男子8名,女子5名,計13名の1年生を迎えることができました。 子どもたちは,担任の高林教諭から名前を呼ばれて大きな声で返事をしたり,来賓の祝辞などに「ありがとう。」と応えたりしていました。校門横の博習校の碑には,「師弟相睦み,ひろく学ぶ」と,あります。子どもたちは,元々先生が好きであります。先生方も子どもたちが好きでこの仕事を選んだのであります。学ぶことの厳しさを持ちながら,しかし,一年生を含め全校77名,16名の教職員が,共に協働して楽しい充実した学校づくりができればと思っております。私たちは,この子どもたちを力一杯育てていきたいと思っています。純朴な子どもたちの中にある素直さや優しさ,いろんな仕事を自分たちで分かち合い,がんばり通す子どもたち,学年を追って力強く伸びていってほしいと願っています。 先輩諸氏の築かれてきた校風をしっかり引き継ぎ,さらに新たな歴史を刻みつつ,保護者・地域の皆様のご支援をいただいて,地域ぐるみの教育を展開して確かな力を培う学校でありたいと思っています。 今年度も引き続きあたたかいご支援ご協力を心からお願い申し上げます。 校長 松下茂 5年生 苗の観察![]() ![]() ![]() 田植え(5月19日)をしてから10日経ち, 15cmぐらいに伸びた苗を観察しました。 |
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