最新更新日:2020/03/25 | |
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よく見ると違うよ〜アシナガバチ〜
上下2種のハチは,アシナガバチの仲間です。大きさもよく似ていますがよく観察するとはっきりとした違いが見えてきます。
上は,キアシナガバチ。下は,セグロアシナガバチです。どこが違うでしょう。 もうお分かりですね。背中の模様が違います。キアシナガバチは,一対の足型のような黄色の紋がありますが,セグロアシナガバチの方はありません。ここが大きな違いです。背黒脚長蜂という名前の由来はここにあります。あと,一般的には,黄脚長蜂の方が全体的に黄色が多いことです。これも名前の由来です。腹部の模様は,個体差がかなりあり当てにはなりません。 アシナガバチにもいくつかの種類がありますが,巣の作り方にもそれぞれ個性があります。調べてみると面白いかもしれません。ただし,くれぐれもハチを刺激しないように。 アシナガバチの仲間は,スズメバチ科アシナガバチ亜科に属しており,スズメバチと生態はよく似ています。共に狩蜂であり,虫などを捕まえて,幼虫のえさにします。ただ,アシナガバチは素早さも小回りもスズメバチに比べるとはるかに遅いために捕らえる獲物は,イモムシ類が多くなります。草むらや木の葉の中に入り込むアシナガバチを見ることがあるでしょう。えさ探しをしているのです。また,巣作りもそっくりで,六角形の巣を作るという点に関しては同じです。外壁を作るのがスズメバチ,作らないのがアシナガバチと思ってください。 危害者に対する攻撃性は共に強いですが,スズメバチに比べるとおとなしく,こちらから危害を加えない限り(居ると知らずに触れてもハチにすれば危害を加えられたことになります)攻撃してくることはまずありません。 誤って刺されたときには,原則,お医者さんに行くことをお勧めします。体質によっては,呼吸困難等を起こし死に至ることもあるそうです。 お盆の金星
8月16日(金)19:20ごろの西の空です。京北第一小学校より西の山を望んでいます。
金星の明るさが増してきて今は,−4.0等級にまで明るくなってきています。 古の世では,金星の明りを頼りに書を読んだと聞きます。それぐらい目立って明るいということですね。これから11月にかけて方位を南に移しながら,12月7日には−4.7等級にまで明るくなってきます。位置をはっきりとつかんでいる方なら,昼間でも見ることができますよ。 下2段の写真は,16日の京北夏まつり時の打ち上げ花火の一部です。 |
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