最新更新日:2024/08/25 | |
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終業式
「2学期終業」
本日,12月24日で令和3年度2学期を終業した。振り返ってみると,平たんではない日常であったと思う。8月2日にまん延防止等重点措置が京都府に適用され,8月20日には緊急事態宣言が発出され,8月25日の2学期の始業を迎えた。そのため,2学期は開始早々から,学校教育活動が制限され,何とか休校は免れたものの最低限の「学びの保障」を確保するのに精一杯の状況であった。 そのような中,第五波は猛威をふるい,京都市のほとんどの小中学校で新型コロナの影響で,自宅待機を含め学校を休まざるを得ない児童生徒が続出し,一時は,医療ひっ迫が危惧され検査すら時間のかかる状況にもなった。本校もその例外ではなく,生徒,保護者,地域にご心配をおかけしたこともあった。 9月の後半ごろから,ようやく沈静化の兆しが見え始め,10月1日に緊急事態宣言は解除となり10月の1か月をかけて徐々に教育活動は,本来の学校生活に近いものとなり,11月は,かなり落ち着きを取り戻し12月の終業を迎えた。 さきほど,「最低限の『学びの保障』を確保するのに精一杯の状況であった」と書いたが,それでも,できる限り生徒の取組は実施してきた。学校祭文化の部,学年別合同体育は不十分ではあったが,取り組んだ。また,3年生の修学旅行についても,「必ず実施」を念頭に延期に次ぐ延期ではあったものの,11月3〜5日に予定通り河口湖,山中湖方面へ行き,期間中は快晴にも恵まれ活動できた。また,3年生にとって最後の大会となる夏季大会も第五波からややずれたこともあり,無事終了できた(9月に夏季大会が行われたラグビーも実施できた)。ただ,残念なのは1・2年生の新人大会がすべて中止となったことであるが,代替の試合が各種目とも実施され,新チームにもゲーム経験を積ませることができたのは今後のために役立つと思う。 昨年の,何も知見のない中でのwithコロナではなく,経験を積んだ今年のwithコロナは,明らかに生徒や学校自体を成長させてくれた。また今年度から始まったGIGAスクール構想をwithコロナは一気に進めてくれた。勧修中学校でも,授業でGIGA端末を活用するだけでなく,9月1日からは常時授業配信へと舵を切り,不備な点はまだあるものの,家庭で授業を見ることが可能な状況となった。 withコロナであっても,工夫をすることで進んでいけることを我々は学んだ。そのような状況を作り出したのは,文句も言わず,我慢を重ねつつも歩みを止めなかった生徒たちである。この生徒たちのひたむきな頑張りに感謝し敬意をはらいたい2学期の終業である。 本日をもちまして,勧修中学校は2学期を終業し,明日から1月5日まで冬季休業に入ります。12月27日から1月3日まで学校閉鎖期間となります。保護者・地域の皆様にはこの1年,ご理解・ご協力賜りましてあらためてお礼申し上げます。来年もなにとぞよろしくお願いいたします。皆様方がよいお年を迎えられますようご祈念申し上げます。 (添付の写真は11月3年修学旅行のものです) 2学期末全校集会
本日,終業式の後,生徒会による2学期末の全校集会が行われました。先月発足した新執行部による初めての全校集会です。生徒会長のあいさつ,生活委員長からの冬休みに向けての呼びかけがあり,最後に生徒会の新スローガンが発表されました。
「To change」 変化のために,変化に向かって,変えるために・・・人それぞれに取り方はあると思いますが,生徒会新執行部の意気込みや向上心のあらわれと捉えることができます。勧修中学校も,生徒会と共に現状をよりよく変えていく歩みを止めてはならないと考えさせるスローガンです。 人権啓発ポスター展全国選抜大会京都府予選〜卓球京都府新人大会出場決定戦〜バスケットボール部前半の第1ピリオドは,接戦となり6−10とリードを許すもののまずまずの出だしとなりました,前半の第2ピリオドは,相手のガードに簡単にアウトナンバー(数的優位)を作られブレイク(速攻)を決められ,勧修のターンオバーも重なったことから思わぬ大量失点となり前半を13−32で折り返すこととなりました。 後半の第3ピリオド,第4ピリオドは勧修が落ち着きを取り戻し,25−20と5点をリードしましたが,前半の失点が大きく38−52で敗退となり,府新人大会決勝トーナメントへの出場はかないませんでした。 第2ピリオドの大量失点が悔やまれる一戦となりましたが,11月の試合と比較するとディフェンス面でヘルプの意識がみられるようになったこと,オフェンス面ではインサイドを使った攻撃やシュート,アウトサイドからの3Pなど成長の跡が見られました。課題としては,試合運びで第2ピリオドのような時間帯をつくらないこと,もう少し強い1on1ができること,シュートではフリースローレーンからのジャンプシュート,ゴール下でのスピンなどの技術を習得することなどがあげられます。春への飛躍を期待します。 人権学習
「人権学習」
1948年12月10日,国際連合総会において「世界人権宣言」が採択されました。「世界人権宣言」は基本的人権尊重の原則を定めたものであり,人権保障の目標や基準を国際的にうたった画期的なものです。 日本では,1949年から12月10日を「人権デー」,12月4日〜10日を「人権週間」,12月を「人権月間」と定め,全国的に人権啓発活動を行い,人権尊重思想の普及高揚に努めてきました。 勧修中学校でも,日頃の教育活動を通じて人権尊重を学んでいますが,特に12月には4時間の計画で人権学習を集中的に行っています。今年度は本日12月1日の5・6限,明日2日の5・6限に人権学活に取り組みます。 1年生は「ちがいのちがい」「障がい者理解」,2年生は「国際理解・外国人問題(ニューカマー問題を中心に)」,3年生は「誰もが平和に暮らすために〜過去と現在から未来を考える〜」というテーマで4時間の人権学習をすすめます。 喫緊では「新型コロナウィルス感染症に関わる偏見・差別」「インターネット上での誹謗中傷」など私たちの身近なところに人権問題は依然として存在しています。自身が差別をしないだけでなく,あらゆる差別を見抜き,差別を許さない個や集団・社会を築ける素地を養うための取組です。実りある学びの4時間であってほしいと願います。 |
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