京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/02
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学校教育目標「互いを認め合い,すすんで学び続ける児童生徒の育成」

三者懇談会

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「三者懇談」
 本日13日(火)から19日(月)までの5日間の予定で三者懇談会が行われている。春の懇談会は,残念ながら新型コロナの影響で,1日目を終えた時点で中止となった。また,1学期の参観も実施できていないことから,今年度,初めて学校へ足を運ぶ保護者の方がほとんどである。懇談だけではなく,この機会に学校の様子も感じていってほしい。グランドや体育館では部活動も並行して行われている。各フロアや教室には工夫を凝らした掲示物もある。そういったものから勧修中学校の今が見えてくる。
 さて,肝心の三者懇談会であるが,生徒たちの学校生活(学習状況…成績も含めて,学級での様子,部活動等)を軸に話が進められることになるが,家庭や地域でのお子さんの様子も話題としてほしいと思う。というのは,案外学校での姿と家庭や地域での姿は違うことが多いからである。三者懇談会は,学校の側から情報(生徒の様子や進路・学習について)だけでなく,家庭からも情報が提供されることが大切だと考える。学校と保護者がお互いに情報共有しあい,同じ歩調で子どもの成長の手助けとなることが三者懇談の,一つの意義である。

夏季大会〜野球部

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「4人の3年生」
 ここ数日続いた雨も止み,しかしながら梅雨独特の曇天。
 8:30  プレーボール。
 10:17 ゲームセット。
 6回コールド 0−7の敗戦。

 彼は何球投げたのだろうか?100球は越えているだろう。
 初回の1球目から「ウッ」という声と共に全力投球。
 彼らはどれくらい守っていたのだろうか。
 ゲーム時間の7割がたは守っていただろう。懸命に声をかけながら。
 4人の3年生の戦う姿を,私は見た。

 ピッチャー,セカンド,ショート,サードの4人だけが3年生だ。
 この2年半は苦しいことの連続だったに違いない。
 人数が足りなく,他校との合同チームで急場をしのいだ。
 単独チームになった春,コロナ禍で大会どころか,練習もできない。

 初回,3者凡退。幸先のよいスタートをきった。
 2回,1つのミスが出る。ミスは次のミスをよび,2点を先行される。
 大量失点のピンチ。粘る。粘る。粘る。なんとか後続を断つ。
 反撃は?相手のエースに抑えられる。
 3回,ミスは出たものの0点に抑える。
 4回,5回,1点ずつ失い,0−4。まだいける。いける。
 6回,エースの力投は続く。疲れている。球威も少し落ちたようだ。
 相手に捉え始められる。3点の失点。0−7。
 6回裏,反撃及ばず。力尽きる。
 試合後,涙を見せる者がいた。
 下を向き,何かに耐えている者もいた。
 ただひたすら無言の者もいた。

「お疲れ様」
 そんな,ありきたりの言葉しかかけられない。
 彼らに,今は言葉はいらないのかもしれない。
 今は,休息をとり,明日から雄々しく立ち上がってくれることを願う。

部活動激励会

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「乾坤一擲(けんこんいってき)の夏」
 今年も,夏季選手権大会・コンクールの時期がやってきました。昨夏はコロナ禍,大会やコンクールは中止となり代替試合という措置があった競技もありましたが出場・出演する機会を失いました。また,今年5月の春季総合体育大会は全競技中止となり何とも慰めようのない悔しいシーズンとなりました。現在,京都はなんとか「wihコロナ」のなか,3年生にとって部活動の集大成である夏の大会・コンクールを迎えようとしています。
 そんな勧修中学校選手団(参加者)に期待すること。それはその瞬間のプレーやコンクールを「本気」で戦ってほしいということです。「本気」という言葉の中には様々な意味が含まれます。「全力,あきらめない,楽しみながら,集中,気迫,礼儀・・・」です。
 瞬間の「本気」を重ね合わせて「勝利や入賞を目指してほしい」。この勝利・入賞というのはスコア上の勝ちや優劣という狭い意味だけのものではなく,終わったときの何物にも代えがたい「戦い抜いたという充実感」のことです。
 勝負事は非情です。必ず勝者と敗者に分かれます。また,勝者がいつでも勝ち続けるわけではなく,多くの場合,勝者も敗者となります。だからこそ,終わったあとの心の有りようが重要なのです。人が,スポーツやコンクールなどの勝負ごとに魅力を感じるのは,単なる勝ち負けだけでなく,その過程にある人としての有りように感動を覚えるのだと思います。また,その過程が人を成長させてくれるのだと思います。
 さあ,勧修中学校の生徒諸君,戦い・コンクールは間近に迫ってきました。準備はいいでしょうか。
 乾坤一擲。「運を天にまかせて,のるかそるか,一回こっきりの大勝負をかける」。一球一打に,一音一音に,ドリブル・シュートに,1on1に,サービスに,レシーブに,スパイクに,タックルに,剣先に,乾坤一擲。
 勧修中学校の熱い夏が始まります。思う存分戦ってきてください。そして戦い終えた後,一回り成長した姿を魅せてくれることを期待しています。

<保護者の皆様へ>
 すでにご連絡しておりますが,夏季大会につきましては,全競技無観客の上,開催する予定ですすんでおります。保護者の皆様に観戦してもらえません事,ご理解・ご協力お願い申し上げます。なお,夏季休業中に行われます吹奏楽コンクールにつきましても,同様の措置がとられます。

七夕

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「星に願いを」
 2年生の教室を廻っていますと,2学級で七夕が飾ってありました。今日は7月7日,七夕です。そこで,七夕の伝説を知っていますか。
 
 天帝(神様)の娘である織女(織姫・こと座のベガ)は,機織りが上手で働き者。一方,牛飼いの牽牛(彦星・わし座のアルタイル)も働き者。天帝(神様)が二人を引合せたところ,二人は恋に落ち結婚することに。ところが,結婚があまりに楽しかったのか,働き者の二人が,遊んでばかりという状態に。怒った天帝(神様)は,二人を天の川の両岸に引き離しましたが,織女が泣いて悲しんだため,年に一度,七夕の夜にだけ会うことが許されたというちょっと切ない伝説。

 「結婚して遊んでばかりの織女と牽牛が悪いやん」「それにしても仲の良かった二人を離れ離れにしなくても」「年に一度はやりすぎやろ」とか,いろんなツッコミが入るとは思いますが,この伝説の中に,現在のスタイルの短冊に願い事を書いて笹竹に飾り付けをするということは出てきません。
 調べてみると,七夕は織女が機織りの上手な働き者だったというところから,奈良時代に手芸や裁縫の上達を織女に願うという宮中儀式として始まったそうです。それが,時代がすすみ江戸時代には七夕は幕府公式の祝日となり,寺子屋などで短冊に願い事を書き,読み書きの上達を願う庶民もまきこんでの行事となっていったそうです。七夕の願い事の原型は「学力向上」といえそうです。学校にぴったりの行事かもしれませんね。
 まあ,そんな「うんちく」は置いといて,今晩は雨空の向こうにいるであろう織女と牽牛に想いをはせながら,「星に願いを」託してみましょう。
※なお,7月7日は本来,旧暦なので現在の暦でいうと,8月の盆頃(8月14日前後)です。

第2回定期考査

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「想い」
 今日(6月24日)は第2回定期考査2日目である。定期考査も明日1日を残すのみとなっている。定期考査中の教室をまわって生徒の様子を見ていて,ふと教室の黒板に目をやってみる。多くの教室には,定期考査の時間割が板書されているが,ある教室で時間割とともに担任からの一言が添えられていた。
 
「将来が決まる大切なテスト 1点でも多く」
 3年生の教室であることは,想像に難くないと思うが,単刀直入に担任の「想い」が,書かれてある。「理屈抜きで,点を取ってほしい。そうすれば,進路に対する選択肢も増えるし,生徒の悩みや不安も少しは軽くなる。みんながんばれ」
そういった「想い」だろうか。

 次に違う教室ではこんな,板書を見つけた。
 「努力した者が成功するとは限らない。しかし,成功した者は必ず努力している。―みんなが,頑張ったことは知っています。あとは思いっきりやるだけ」
 最初の単刀直入な「想い」ではないけれど,「しっかり学習(努力)してほしい。もし仮に結果が伴わなくても,生徒の努力は伝わっているから。安心して取り組んでね。」という,いつでも寄り添っているという「想い」だろうか。
 
テスト中の静寂な雰囲気の中で,そんな先生方の「想い」を感じつつ,勧修中学校445名全員が,確かな学力を身につけてほしいと願わずにはいられない時間帯であった。

GIGAスクール構想その12

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「修学旅行事前学習―総合的な学習の時間」
 3年生の修学旅行が新型コロナの影響で,5月実施から9月へと延期になり,事前学習も6・7月に行っています。行先は甲信越方面(山梨県)で決定していますが,修学旅行当日,GIGA端末を持参し,修学旅行の記録(動画)を生徒自身の手で作成することとなっています。
もちろん,手あたり次第,動画を撮影するのでなく,班の企画書(班で3つのテーマを設定)に基づいた動画とする予定です。旅行から学校に戻ってきたのち,編集を行いGIGA端末を活用して発表を行います。
 今日は,その企画書づくりをGIGA端末上で情報を交流しながら班内でおこなっていました。
 GIGA端末を片手に,修学旅行へ行く―時代は大きく変わっていきます。

GIGAスクール構想その11

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「道徳の授業にて」
 本日,3年生のローテーション道徳にて,元広島カープの黒田博樹投手の生き方から「よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し,人間として生きる喜びを感じること」を主題とした授業が行われました。
 その授業の中心発問「黒田選手がファンから愛されたのは,彼のどのような生き方にひかれたのだろう」に対して,個人の意見をGIGA端末のロイトロノートを使い発表し,みんなで共有,評価する取組が行われました。
 今までは,口頭であったり,黒板に書いたり,ホワイトボードのプレートに書き発表することが多かったですが,GIGA端末を使うことで,一瞬にして共有することができ,みんなで考える時間が増えたように感じます。自分の意見をアウトプットするのに,GIGA端末は効果があるといえます。

定期考査前週間

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「脳みその汗」
今日から第2回定期考査1週間前である。部活動はテスト終了まで停止となる。そして16日(水)18日(金)21日(月)22日(火)の4日間,放課後の学習会も始まる。定期考査前は,とにかく勉強を最優先に動いていくということである。生徒たちにとっては,気の重い日々が続くことであろう。多くの生徒にとって勉強するということは,やはり苦しいことだと思われる。なかには「勉強大好き」という人もたまにはいるが。
では,「何のために勉強しなければならないのか」この答えは難しい。そして100人に聞けば100通りの答えが返ってくるかもしれない。
□高校へ入るため
□資格をとるため
□将来の役にたつから
□人生の選択肢をふやすため
□努力する習慣をつけるため
□テストでいい点をとるため
□自分の夢・目標を達成するため
□みんなもしているから
□自分の納得する職業につくため
他にも多く考えられるが,どれも不正解とはいえないし,どれも大正解ともいえない。実にやっかいな問題である。そしてこのやっかいな問題を,保護者・地域の方々そして教職員も全員,何らかの形で経験し乗り越え,大人となってきたのだ。我々が辿ってきた道を生徒も歩んでいることになる。そうやって考えると,「何のために勉強しなければならないのか」の一つの答えは「大人になるため」ということか。
あまり考えすぎると哲学的な思考になりそうなので,やはり答えは「100人に聞けば100通りの答え」ということにしておこう。まあ理屈抜きで,中学生は勉強したほうがいいに越したことはない。だから,この試験前は「脳みそが汗をかくぐらい,勉強してみないか?」をテーマに臨んでほしい。実際に脳みそが汗をかくことはないと思うが,そのイメージは伝わるだろう。もう一度言おう。
「脳みそが汗をかくぐらい,勉強してみないか」

陸上部

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「先陣を切って〜3年陸上部員へ」
 今週末の6月19日(土)20日(日)の両日,たけびしスタジアム(西京極陸上競技場)にて,令和3年度京都市中学校夏季選手権大会陸上競技の部が開催されます。新型コロナの影響で,春季大会や記録会が実施されず,陸上部員にとっては久しぶりの,そして中学3年生にとっては最後になるかもしれない大会です。
 思い返してみれば,昨年度の陸上シーズンも,ほとんどが中止となり,当時2年生であった現3年生は悔しく我慢を重ねてきた1年半余りです。そしてようやく,大会に参加できる,けれど,これが最後になるかもしれない。本当に一発勝負です。そう考えると,いろんな思いがこみ上げてくると思います。「運がなかった」「しょうがない」そんな言葉で片付けられない切なく,怒りにも似た・・・。
 それでも,大会は4日後,5日後に迫っています。大会までわずかな時間ですが,陸上部としての取組(練習)を大切にして,当日を迎えてください。きっと緊張するでしょう。頭が真っ白になるかもしれません。思うような走りや跳躍・投擲ができないかもしれません。逆に会心の競技が待っているかもしれません。それもこれもすべてが,あなたたちのこの2年半の陸上部員としての「宝物」です。素敵な「宝物」を見つけて21日(月),勧修中へ帰ってきてください。そして,胸をはってこの2年半の活動を語ってください。
 勧修中学の先陣を切って夏季大会へ参加する3年陸上部員に,それぞれの栄冠が訪れることを心より祈っています。
 本気の勧修を魅せてやれ。

生徒総会

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「生徒総会」
 1941年12月8日,大日本帝国海軍がハワイ真珠湾を急襲したことで,4年間にも及ぶ太平洋戦争が始まった。戦後,太平洋戦争の原因については数多の著書や評論で論じられてきたが,当時,国民一人ひとりの意見(権利)が封じこめられ,政府にとって都合のよい事柄だけが,流布されるという全体主義的な体制が,根本的な要因の一つであったことは間違いのない事実である。
 戦後,日本はこのような過ちを二度と犯さないため,個人の多様な意見を尊重する民主国家として歩み始め,66年が経とうとしている。そのなか本日,5,6限に令和3年度の生徒総会が生徒会と各教室をリモートで結び実施された。
 生徒会の司会・進行のもと第1号議案から第4号議案までがつつがなく承認された。後は各学級の目標が学級ごとに趣向を凝らして発表された。戦後日本の中学校では,どこでも見られる風景であるが,今一度,「なぜ,生徒総会があるのか?」「なぜ,生徒会が存在するのか?」「各種委員会活動の意義とは?」ということを見なおしてほしい。答えは,「民主主義の体現」に行き当たるはずである。
 これから,21世紀の日本や世界を支えていく人材である中学生が「民主主義」について考えるもしくは意識できるような取組であればと思いをはせる生徒総会であった。

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勧修中学校

勧修中「学校いじめ防止基本方針」

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