京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/02
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学校教育目標「互いを認め合い,すすんで学び続ける児童生徒の育成」

1学期終業式

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「1学期終業にあたり」
 本日7月20日(火),勧修中学校は1学期終業式を迎えました(リモートで実施)。明日から8月24日(火)までの35日間の夏休みとなります。
 この1学期を振り返ってみますと,やはり新型コロナウィルスの影響は大きく,保護者懇談・休日参観・春季大会は中止,3年生修学旅行は9月に延期となり,部活動も一時期自粛措置を取らざるを得ない状況でした。
 一方で,ホームページ等でも頻繁にお知らせしていますように,今年度から1人一台のGIGA端末が,生徒に支給され,授業への活用が始まりました。5月のゴールデンウィークに持ち帰らせたり,5月17日には,学校と家庭を結んでのリモート学習の予行を行いました。またその後は,学校での教科授業や総合的な学習,道徳等での活用を行っています。(ホームページで紹介していますのでご覧ください)2学期からは,さらに活用を活性化し,生徒の学力向上に役立てていくつもりです。
 このような状況下,生徒は本当によく頑張ってくれました。まず3年生ですが,全体的に「落ち着いた学校生活」が送れています。さすが学校のリーダーといえる1学期でした。2学期からは,「進路」が本格化しますが,乗り越えてくれるだけの「地力」を感じさせてくれます。
 2年生は,いよいよ2学期から学校を支える学年となります。支えるだけの「勢い」を感じさせる1学期でした。その「勢い」がプラスの方向に出るよう期待したいと思います。
 1年生は,この1学期で中学校に慣れたでしょうか。2学期からは「本領発揮」といきたいところです。
 3学年ともこの夏休みを有意義に使えるよう心身の健康に気をつけ過ごしてください。コロナ対策・熱中症対策は万全に行い,交通事故や水の事故には十分気をつけてください。8月25日には,445名全員が元気に登校してくれることを願っています。

 保護者・地域の皆様には1学期,本校教育へのご理解・ご協力賜りましてありがとうございます。本日で1学期が終了し長期休業となり,お子様が家庭・地域で過ごす時間帯が長くなります。学校は8月10日〜17日の期間は閉鎖となりますが,その他の期間(平日)は8:30〜17:00の時間帯で通常通り開けておりますのでお知りおきください。

夏季大会〜バスケットボール部

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「チーム」
 バスケットボールは,オフェンスとディフェンスが瞬間で変わる競技である。ディフェンスは,1人が頑張っても守り切れるものではなく,5人全員で守らなければならない(抜かれてきたら次の者がヘルプにまわり,その他の者でローテーション等が必要)。オフェンスは,全員で行うが,チームの中で得点力の高い者にいかに多く,シュートチャンスをつくるかが重要である。しかし,32分間1人のプレイヤーにシュートを打たせ続けることは不可能であるし,相手からすればそのプレイヤーへのマークは当然厳しくなる。だから,その得点力の高い者以外が,シュートを打つべき時に打ち,ある程度の確率で決めることが勝負を左右することが多い競技である(5人ともが得点力が高ければそれでよいが,中学生ではそうはいかないことが多い)。
 勧修中学校バスケットボール部が17日(土),18日(日)に夏季大会に挑んだ。1回戦は,64−29というスコアで比較的余力を残して勝利した。
 2回戦は,トーナメントの都合上,1回戦を戦ったその日に実施された。1日に2試合のスケジュールはこの猛暑の中では厳しいといえる。「後半,足が止まらなければいいが」一抹の不安が残る中,tip off。
 勧修中学校のオフェンスは,得点力の高い4番のプレイヤーを中心に組み立てられている。この2回戦も4番を中心に得点を重ねていく。しかし相手も粘り強くリバウンドをとり,1Qは18−15と勧修の僅差のリード。2Qも同様の展開となり前半は38−31と7点差の勧修リードで折り返した。「後半,足が止まらなければ,いける。ただ足が止まったときは・・・」
 3Qも前半同様の展開であったが,勧修が一定のリードを保ち,54−45で終了した。が,4番の足がつり始めたことから,3Qの終盤から得点が止まり始めた。
 4Q。心配していたことが現実となる。4番の得点が止まり,相手チームの猛反撃をうける。4Q終盤,とうとう同点に追いつかれる。
 そのような状況で,4番以外のプレイヤーが,リバウンドで頑張り,リングに対して積極的にアタック(ドライブイン)し,得点を重ねる。結果66−64の僅差で勝利を収めた。
 試合を改めて振り返ってみると,1Q〜3Qは4番が確かに目立っていたが,要所要所で4番以外(5番・7番・8番)が得点を重ねていた。試合後,相手のコーチが「4番にやられました」というようなことを話していたのを小耳に挟んだが,勧修からすれば4番がある程度得点をとるのはわかっていることであり,それ以外のプレイヤーでどれだけ上積みできるかがポイントであった。そういった意味で,勧修のオフェンスが機能したナイスゲームであったといえる。
 18日(日)の3回戦は,昨日の疲れからか敗戦となったが,3年生が2年半かけて育ててきたチームでのバスケットボールが2回戦で見事に表現できた大会となった。気持ちのいいゲームを魅せてもらった週末である。3年生,お疲れさまでした。

夏季大会〜サッカー部

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「切り替えろ」
 7月17日(土)午前9時。勧修中学校グランド。天気は雲は多いものの晴れ間も見える。気温は30度に迫り,蒸し暑さを感じる。サッカー部の夏季大会の初戦が始まった。
 出だしの5分。勧修中学校がボールを支配する。選手の動きも軽快だ。何度かチャンスを作る。そんな時,自陣ペナルティエリア内で,ハンドの判定。相手のPKだ。動揺が走る。ゴールキーパーは左へ跳ぶが蹴られたボールは逆へ。失点だ。予想外の出来事だ。
 「切り替えろ。切り替えろ」ベンチからも,チーム内でも声が飛ぶ。そう時間はまだたっぷりある。今は次への切り替えが重要だ。誰もがわかっている。「切り替えろ」
 だが,立て続けに2点を失ってしまう。明らかにチーム内の動揺が高まり焦りが見える。それは,プレイにも影響し足が止まっているようにも見える。相手のシュートに対して少しずつマークがずれているのだ。「切り替えろ」ベンチからも動揺を抑えるため再三にわたり檄が飛ぶ。ピッチ内のプレイヤーも声をかける。「切り替えよ。まずは1点」
 いったん,向こうに行った流れは戻ってこない。さらに1点を失い,前半を0−4で折り返す。ハーフタイムでどのような指示がなされたかわからないが,後半が始まる。
 落ち着きを取り戻している。攻勢に出る。早い時間帯で1点を返せれば,チャンスはあるはずだ。勧修のチャンスメイクが明らかに増える。後半だけ見れば,勧修のほうが押している。しかし1点が遠い。時間は刻々と過ぎていく。無情にもタイムアップの笛が鳴る。
 負けだ。0−4。生徒は,うなだれて戻ってくる。「お疲れさん」そんな声しかかけられない。それでも生徒は「ありがとうございます」と返してくれる。
 勧修中学校のサッカー部の3年生は,この敗戦に何を学んでくれただろうか。負けた悔しさは,もちろんだが,試合中の「切り替えろ」の意味を噛みしめてほしい。スポーツだけでなく生きていく中で,予期せぬことや劣勢(ピンチ)は日常茶飯事である。そんなとき,冷静になり焦らず,素早く平常時に近い精神状態にもどる。そして適切な打開策や行動をとる。これが「切り替えろ」の意味だ。しかし,頭でわかっていてもこの「切り替えろ」というのは,人生を多く経験した大人でも難しいことだ。
 
 サッカー部の3年生。この2年半お疲れさまでした。中学サッカーは今日が最後ですが,今まで,サッカーを通して学んだことを活かせる人であることを願っています。今は,少しの休息をとり,明日から「切り替えろ」

GO KANSHUその1

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「京都府中学校ラグビー選抜チーム」
 三者懇談中のグランドに,足を運んでみた。野球部,ソフトボール部,ソフトテニス部が練習に取り組んでいる中,ひときわ,泥まみれになっている一団がいた。ラグビー部である。ラグビーの夏季大会は,他とは違い,9月に行われる。この夏の練習で鍛えられることを期待する。
 その中で,1件の朗報が飛び込んできた。ラグビー部の3年生の2人が「京都府中学校ラグビー選抜チーム」に選ばれたということである。また,この夏休みには,北陸・東海・近畿・中国・四国の代表チームが参加する「第42回関西中学生ラグビーフットボール大会」「第22回関西中学生ラグビーフットボールジャンボリー大会」に選抜チームも参加し,覇を競うこととなっている。
 本校から選ばれた2人には京都府の他チームからの選手や他府県の選手との交流を通じて,ラグビーの技術や体力面だけでなく,ラグビーに真摯に取り組む姿勢などからも多くを学び,勧修中にも素晴らしいプレーヤー(中学生)がいることを示してきてほしい。そして,チームに戻ってきたとき,学んだことをチームに還元する2人であってほしいと願う。
 この夏の2人の健闘を祈る。

GIGAスクール構想その13

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「修学旅行事前学習その2―総合的な学習の時間」
 過日,HPの「GIGAスクール構想その12」で,3年生が9月に実施予定の修学旅行にGIGA端末を持参し,班の企画書に基づき修学旅行の様子を動画撮影し,旅行から学校に戻ってきたのち,編集を行いGIGA端末を活用して発表を行うことを掲載しましたが,本日,その動画のオープニングが校内でGIGA端末を活用して撮影されました。
 生徒たちが,主体的に撮影に活き活きと取り組んでいます。夏休みが明けたらいよいよ修学旅行ですが,生徒たちのモチベーションをあげるのにGIGA端末が一役,かってくれています。

三者懇談会

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「三者懇談」
 本日13日(火)から19日(月)までの5日間の予定で三者懇談会が行われている。春の懇談会は,残念ながら新型コロナの影響で,1日目を終えた時点で中止となった。また,1学期の参観も実施できていないことから,今年度,初めて学校へ足を運ぶ保護者の方がほとんどである。懇談だけではなく,この機会に学校の様子も感じていってほしい。グランドや体育館では部活動も並行して行われている。各フロアや教室には工夫を凝らした掲示物もある。そういったものから勧修中学校の今が見えてくる。
 さて,肝心の三者懇談会であるが,生徒たちの学校生活(学習状況…成績も含めて,学級での様子,部活動等)を軸に話が進められることになるが,家庭や地域でのお子さんの様子も話題としてほしいと思う。というのは,案外学校での姿と家庭や地域での姿は違うことが多いからである。三者懇談会は,学校の側から情報(生徒の様子や進路・学習について)だけでなく,家庭からも情報が提供されることが大切だと考える。学校と保護者がお互いに情報共有しあい,同じ歩調で子どもの成長の手助けとなることが三者懇談の,一つの意義である。

夏季大会〜野球部

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「4人の3年生」
 ここ数日続いた雨も止み,しかしながら梅雨独特の曇天。
 8:30  プレーボール。
 10:17 ゲームセット。
 6回コールド 0−7の敗戦。

 彼は何球投げたのだろうか?100球は越えているだろう。
 初回の1球目から「ウッ」という声と共に全力投球。
 彼らはどれくらい守っていたのだろうか。
 ゲーム時間の7割がたは守っていただろう。懸命に声をかけながら。
 4人の3年生の戦う姿を,私は見た。

 ピッチャー,セカンド,ショート,サードの4人だけが3年生だ。
 この2年半は苦しいことの連続だったに違いない。
 人数が足りなく,他校との合同チームで急場をしのいだ。
 単独チームになった春,コロナ禍で大会どころか,練習もできない。

 初回,3者凡退。幸先のよいスタートをきった。
 2回,1つのミスが出る。ミスは次のミスをよび,2点を先行される。
 大量失点のピンチ。粘る。粘る。粘る。なんとか後続を断つ。
 反撃は?相手のエースに抑えられる。
 3回,ミスは出たものの0点に抑える。
 4回,5回,1点ずつ失い,0−4。まだいける。いける。
 6回,エースの力投は続く。疲れている。球威も少し落ちたようだ。
 相手に捉え始められる。3点の失点。0−7。
 6回裏,反撃及ばず。力尽きる。
 試合後,涙を見せる者がいた。
 下を向き,何かに耐えている者もいた。
 ただひたすら無言の者もいた。

「お疲れ様」
 そんな,ありきたりの言葉しかかけられない。
 彼らに,今は言葉はいらないのかもしれない。
 今は,休息をとり,明日から雄々しく立ち上がってくれることを願う。

部活動激励会

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「乾坤一擲(けんこんいってき)の夏」
 今年も,夏季選手権大会・コンクールの時期がやってきました。昨夏はコロナ禍,大会やコンクールは中止となり代替試合という措置があった競技もありましたが出場・出演する機会を失いました。また,今年5月の春季総合体育大会は全競技中止となり何とも慰めようのない悔しいシーズンとなりました。現在,京都はなんとか「wihコロナ」のなか,3年生にとって部活動の集大成である夏の大会・コンクールを迎えようとしています。
 そんな勧修中学校選手団(参加者)に期待すること。それはその瞬間のプレーやコンクールを「本気」で戦ってほしいということです。「本気」という言葉の中には様々な意味が含まれます。「全力,あきらめない,楽しみながら,集中,気迫,礼儀・・・」です。
 瞬間の「本気」を重ね合わせて「勝利や入賞を目指してほしい」。この勝利・入賞というのはスコア上の勝ちや優劣という狭い意味だけのものではなく,終わったときの何物にも代えがたい「戦い抜いたという充実感」のことです。
 勝負事は非情です。必ず勝者と敗者に分かれます。また,勝者がいつでも勝ち続けるわけではなく,多くの場合,勝者も敗者となります。だからこそ,終わったあとの心の有りようが重要なのです。人が,スポーツやコンクールなどの勝負ごとに魅力を感じるのは,単なる勝ち負けだけでなく,その過程にある人としての有りように感動を覚えるのだと思います。また,その過程が人を成長させてくれるのだと思います。
 さあ,勧修中学校の生徒諸君,戦い・コンクールは間近に迫ってきました。準備はいいでしょうか。
 乾坤一擲。「運を天にまかせて,のるかそるか,一回こっきりの大勝負をかける」。一球一打に,一音一音に,ドリブル・シュートに,1on1に,サービスに,レシーブに,スパイクに,タックルに,剣先に,乾坤一擲。
 勧修中学校の熱い夏が始まります。思う存分戦ってきてください。そして戦い終えた後,一回り成長した姿を魅せてくれることを期待しています。

<保護者の皆様へ>
 すでにご連絡しておりますが,夏季大会につきましては,全競技無観客の上,開催する予定ですすんでおります。保護者の皆様に観戦してもらえません事,ご理解・ご協力お願い申し上げます。なお,夏季休業中に行われます吹奏楽コンクールにつきましても,同様の措置がとられます。

七夕

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「星に願いを」
 2年生の教室を廻っていますと,2学級で七夕が飾ってありました。今日は7月7日,七夕です。そこで,七夕の伝説を知っていますか。
 
 天帝(神様)の娘である織女(織姫・こと座のベガ)は,機織りが上手で働き者。一方,牛飼いの牽牛(彦星・わし座のアルタイル)も働き者。天帝(神様)が二人を引合せたところ,二人は恋に落ち結婚することに。ところが,結婚があまりに楽しかったのか,働き者の二人が,遊んでばかりという状態に。怒った天帝(神様)は,二人を天の川の両岸に引き離しましたが,織女が泣いて悲しんだため,年に一度,七夕の夜にだけ会うことが許されたというちょっと切ない伝説。

 「結婚して遊んでばかりの織女と牽牛が悪いやん」「それにしても仲の良かった二人を離れ離れにしなくても」「年に一度はやりすぎやろ」とか,いろんなツッコミが入るとは思いますが,この伝説の中に,現在のスタイルの短冊に願い事を書いて笹竹に飾り付けをするということは出てきません。
 調べてみると,七夕は織女が機織りの上手な働き者だったというところから,奈良時代に手芸や裁縫の上達を織女に願うという宮中儀式として始まったそうです。それが,時代がすすみ江戸時代には七夕は幕府公式の祝日となり,寺子屋などで短冊に願い事を書き,読み書きの上達を願う庶民もまきこんでの行事となっていったそうです。七夕の願い事の原型は「学力向上」といえそうです。学校にぴったりの行事かもしれませんね。
 まあ,そんな「うんちく」は置いといて,今晩は雨空の向こうにいるであろう織女と牽牛に想いをはせながら,「星に願いを」託してみましょう。
※なお,7月7日は本来,旧暦なので現在の暦でいうと,8月の盆頃(8月14日前後)です。

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勧修中学校

勧修中「学校いじめ防止基本方針」

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