最新更新日:2024/04/01 | |
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1学期終業式(つづき)
− 終業式で伝えたかったこと −
台風6号による暴風警報発令により、終業式の取りやめを覚悟しておりましたが、運良く?午後からですが皆さんの顔を見ながらお話しすることができました。 生徒諸君、1学期の始業式以来、「スタートダッシュ」「5つの約束(挨拶、ルール、貢献、後始末、折れない心)」を周知してきました。学習のスタートダッシュの評価について数字とその中身についてよく理解してください。うまくいった人、自己満足は後退を意味します。より高い目標を設定してください。うまくいかなかった人は問題点は何で、その原因は何なのか、について正しく把握することが何より肝心です。問題の原因が分かっていないのに、新しい対策を次から次にやっても、まるで「穴のあいた容器に水を注ぎ続ける」しんどさがあります。原発事故の制御の苦しさにも似た側面があるようです。そのために懇談会があるのですから、問題点を正すことから真剣に始めてください。 「5つの約束」「ひとの話をよく聞く」について少し耳の痛い話をしました。本校の規範「いいんか?ほんまに?!」をよろしくお願いします。2学期当初より心から授業を大切にできるよう気をつけましょう。 最後は「感性をみがけ」ということです。単純に言えば、言われなくても気付き、動ける人間になろう、ということです。 保護者の皆様、1学期の評価、反省と夏季休業中の過ごし方、努力の仕方ならびに2学期の目標設定につきまして、通知表と添付資料のなかみの共通理解に努めていただくようお願い致します。生徒・保護者・担任懇談会に出席していただける皆さんは、様々な観点からの生徒・進路指導になりますよう願っております。保護者の皆様におかれましては、子供の言い分・本音はもとより、客観的状況・事実や社会的な情勢につきまして、大人として俯瞰してくださり、担任を中心に場合によってはクラブ顧問、関係の先生方の見方、考え方、評価につきまして忌憚なくお話し合っていただきますようお願いいたします。 東日本大震災の際、津波で校舎が使えなくなった岩手県立宮古工業高校の60名の生徒の話に耳を傾けていただきたいと思います。PTA機関紙に載せておりますのでお読みください。 最後に生徒諸君、各教科等の宿題が終わったら、是非私からの宿題にチャレンジしてください。題して“2011 summer challenge” ○「高校生科学技術チャレンジ」締切9月末 日本で最も権威のあるものづくりの発表(世界大会もある) ○「テクノ愛2011」締切9月12日 身近な発見から専門的な知識まで幅広いアイデア募集 ○「JICA国際協力エッセイコンテスト」締切9月16日 これからの日本〜世界の中で私たちができること(1600字) ○「電気学会 高校生懸賞論文コンテスト」締切10月7日 電気エネルギーを対象とした論文です。テーマは自由(1500〜3000字) ○「全国学芸サイエンスコンクール」締切9月28日 研究発表。創造的なものであればなんでも(8000字程度) ○「京都ときわライオンズクラブ論文コンクール」締切9月6日 テーマは自由で地球環境とエネルギーに関すること(1600字) ○「国連協会高校生の主張コンクール」締切9月7日 国際協力に関して6分以内のボイスメッセージ その他、工業高校生である君の「やりたい」に応えるコンテスト多数あり。いずれも校長室に募集要項、原稿用紙があります。また、図書館(情報広報部)でも各種コンテスト参加についての要項が目白押しです。読書感想文コンクールにもどしどし参加してください。お勧めは「もしドラ」と「下町ロケット」かな。 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」改め、「挑戦しないことは一生の後悔!」みんなでチャレンジする夏にしましょう。 写真は伝達表彰の様子。上からボクシング準優勝のN君。ものづくりコンテスト入賞のK君、Y君。男子バレー部。 |
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