最新更新日:2024/04/01 | |
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洛陽祭のはじまり
洛陽祭にあたり生徒の皆さんに激励の言葉を述べます。
「努力しても成功するとは限らない。しかし,成功した人は必ず努力した」 「やらないでもできるのは能力ではない。努力してできることを能力というのだ」 過去の成功体験を忘れられない人は,前にいたところにしょっちゅう顔を出している人のことです(実は嫌がられていることがわかっていない!)。中学生時代の友人とばかりつるむ人。前にいた職場の元同僚とばかり飲んでいる人。皆,過去の関係に甘えている。取り巻きや友人がいるばかりにつるんでしまい,自分の問題と向き合えずに伸び悩むことが目に見えています。自分に行き詰まりを感じている人は,本来,居心地のいい空間の外に身を置くべきです。意識的にそうしなければ挑戦者になることは難しいと思います。今に不満があっても,言い訳ばかりして人のせいにする人は文句を言っていられる今が実は居心地がいいのです。挑戦するには悪態をつかず,失敗を人のせいや社会のせいにしないことです。 「すべては君の知りたいからはじまる」というキャッチフレーズで成果と人気を博する普通科系の進学校があります。社会もそのような若者を求めていると思います。私は「“つくる”喜びを知っているから,伝えられることもある」を旗印に洛陽工業高校生の挑戦を奨励したいと思います。工業高校の内輪の取り組みだけではなく普通科系のイベントやコンテストで渡り合ってほしいと願っています。“つくる”には“きちんと作る”や“いかに造るか”や“なにを創るか”の少なくとも3つのステージがあると思います。この洛陽祭も,各ステージで活躍してやろうという生徒がチームを組んで本校のミッション”社会に認められ、求められる18歳”につながる取組にしてほしいと願っています。 唐橋学区の高校として考えたこと
11月3日の文化の日に地元の八条中学校を会場に開催されました西寺育成苑フェスティバルに本校生徒6名のバンド「先手四四歩」が出演し、盛り上げてくれました。
始まるまでは(私が)ドキドキしてましたが、なかなか見事なステージで、育成苑の方をはじめ中学生にも楽しんでいただくホスピタリティあふれるプログラムでした。関係の方々から自分たちだけが楽しければよいという風潮と対極で、彼らの爽やかさを褒めていただき大変誇らしく感じました。アンコールにも見事対応していました。大したものです。 ところで、私が採用1年目の年、担任したクラスの生徒だった方から声をかけられキャリアを振り返る機会を得ました。高1の時からまじめでしっかりものの彼女は中1を筆頭に現在3児の母でよき家庭人でもあります。もう少し私にスキルがあればもっと豊かな高校生活を指導してやれたのにと反省することが多いころです。いまさらそれを返すことはできませんが、自己満足に陥らず目の前の生徒たちの指導に活かしていきたいと思います。 |
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