京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/27
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3月18日(木) 第1回合格者登校日!!

 3月18日(木),次年度入学予定者の第1回合格者登校日として,保護者の皆様とともに240名の合格者が本校を登校してきました。登校してきた皆さんの表情は晴れやかで,塔南高校への入学を心待ちにしている様子が伝わってきました。

 今回の合格者登校日は,新型コロナウイルス感染症防止対策として午前2回,午後から1回の3回を分けて,開催させていただきました。

全体説明会では,小野校長先生の挨拶があり、高校生としての心構えについてお話がありました。続いて,次年度1年生の学年主任を務める三浦先生より挨拶がありました。

 みなさんの高校3年間の過ごし方へのアドバイスでもあり,塔南高校教職員一同,全力でみなさんをサポートさせていただきます。自らが主体性をもって,何事も前向きに取り組んでいきましょう!

 第2回合格者登校日は3月22日(月)です。また,元気な姿で登校してきてください。
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令和2年度卒業式で,こんなことを話しました。

 3月1日(月),卒業証書授与式を本館3階・旧体育館にて挙行しました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として,本校でもできる限りの工夫をして実施することといたしました。例えば,保護者や御来賓の皆様の御臨席を御遠慮いただくとともに,在校生の参列も2名に限って卒業生の皆さんの座席の間隔を広げたり,御祝辞は印刷による披露のみにして時間を短くしたり,歌の斉唱を控えて飛沫の飛散による感染リスクを避けたりと,例年とは異なる形をとらせていただきました。
 このような状況の中ではありますが,御来校くださいました保護者の皆様には別会場からお子様方の様子を同時中継で見守っていただきながら,無事に卒業生を送り出すことができました。誠に有難うございました。
 「式辞」は,次のような内容でした。

 明るい春の光が感じられる今日の佳き日に,京都市立塔南高等学校第58回卒業証書授与式を挙行し,ただいま,卒業証書を授与いたしました。
 昨年の冬以降続く新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により,この社会のありようや私たちの暮らしは大きく変わりました。本校においても,臨時休校や分散登校,学校行事や課外活動の中止・変更・活動内容の制限等,さまざまなことがありました。学校としましては,生徒の皆さんの命と健康を守ることを第一に考えながら,かけがえのない学校生活を充実したものとするべく,折々の状況の中で,できる限りの工夫をしてきました。本日の卒業証書授与式も例年とはずいぶん異なる形で行わざるを得ず,卒業生や保護者の皆様にとって最も良い形で実施することがかないませんでした。誠に申し訳なく思っております。
 しかしながら,卒業生の皆さんの門出に際し,心からの祝福を込めて申し上げたいと思います。御卒業おめでとうございます。
 皆さんは,この3年間,学業,学校行事,部活動,ボランティア活動等に全力で取り組み,充実した高校生活を送ってこられたことと思います。本日のこの喜びは,皆さんのたゆまぬ努力の結果であることは言うまでもありません。加えて,この時を迎えることができたのは,皆さんのことを絶えず気遣い支えてくださった,御家族をはじめとする周囲の方々の励ましがあったからだと思います。また,世界に目を向ければ,皆さんと同じような年代であっても,戦争や病気の蔓延等によって明日の命さえ保障されず,将来の希望を描くこともできない子どもや若者が多く存在しています。この節目のときに当たり,多くの人々の支えの中で安心して学校生活に集中できる環境にいられたことの素晴らしさ・ありがたさを,しっかりと胸に刻んでほしいと思います。
 さて,現代はまさに予測不可能な変化の激しい社会です。イギリスのEU離脱をはじめとする政治経済・産業の分野はもとより,新型コロナウイルス感染症の世界的な流行,度重なる風水害や地震,大量発生したバッタが小麦やトウモロコシ等を食い尽くす「蝗害」等といった自然の猛威までもが起こっています。
 不安定さや不透明感が増し,先が見通せない状況の中で一層大切になるのは,失敗を恐れず一歩踏み出し挑戦する勇気,チャレンジ精神です。昨年10月に亡くなられた世界的なデザイナーの故・高田賢三さんは,「失敗を恐れず,果敢に挑戦する。そんな冒険心が私の人生と創造の原動力になっている。」とおっしゃっています。先が見通せない時代だからこそ,挑戦してみる価値や面白さがあります。
 まずは目的地を決めましょう。5年後,10年後のなりたい自分,理想像を明確にし,どうすればそこにたどり着けるか,戦略やビジョンを考えてみてください。その上で,アンテナを常に高く立てて,新しいこと・経験していないことにも積極的に取り組み,常に楽観的・ポジティブに考えながら,たとえ失敗しても屈せずに努力し続け,「今この時」を思い切り生きてください。
 こんな言葉があります。「良い習慣が良いキャリアをつくり,良い関係性が良い偶然をつくる」・・・「良い習慣」には,継続性という意味のほかに,「ちょっと背伸びをし続ける」という意味も含まれていると思います。可能性あふれる皆さんには,「自分の許容範囲を少し超えてみる」よう心掛けることをお勧めします。また,「良い関係性」には,人と人との出会いや縁を大切にし,初めて会った多様な人々とも信頼関係を作る,という意味をも含めて考えてほしいと思います。
 次に申し上げたいのは,「学び続けること」の大切さです。好奇心をフルに働かせて,知識や技術の引き出しをできるだけたくさん持つように心掛け,生涯を通じて精神的に豊かな人生を送ってほしいと思います。学ぶと言えば,皆さんに特にお願いしておきたいのは,自らが拠って立つ日本の歴史や文化はもちろんのこと,諸外国の歴史や文化にも通じ,自分の言葉で語れるようになってほしいということです。世界中がネットワーク化され関係が深まっている中,互いの文化や歴史について存分に語り合い,新しい気づきを得たり理解を深め合ったりすることは大切であり,何より楽しいことです。とりわけ,皆さんは,ここ京都で生まれ育った若者です。京都生まれのアドバンテージを活かしながら,文化を異にする人と交流するときにも,実感のこもった言葉で,日本や京都の歴史・文化・魅力を語ってください。そうして培った多種多様な知識・思考・行動が皆さんの中で蓄積・発酵して美しいハーモニーを奏ではじめる,その過程や変化を面白がってほしいと思います。
 また,大切にしてほしいのは,「自己の力を自分のためだけに使うのではなく,社会に活用・貢献して人の役に立ちたい」という気持ちです。「自分さえよければよい」という姿勢ではなく,自分の良心に正直に,「人とともに」「人のために」という気持ちで,「与えることのできる人」になってください。皆さん一人一人に備わっている「良心」や「人間的な善さ」をこれからも大いに発揮して,人間的魅力を高めてください。
 最後になりましたが,高いところからではございますが,別会場にて同時中継を御覧くださっています保護者の皆様に,一言御挨拶申し上げます。本日は,お子様の御卒業まことにおめでとうございます。高校生という多感な時期を送るお子様に,ある時は厳しく,ある時は温かく寄り添いながらの3年間であったと思います。立派に成長されたお子様が新たな旅立ちを迎える今日,まさに感慨無量でいらっしゃることと拝察いたします。最後の節目の時を直接御覧いただくことがかなわず,誠に心苦しく存じます。これまでの,本校の教育活動に対する温かい御支援・御協力に,厚く御礼申し上げます。
 それでは,卒業生一人一人の新たな一歩と,それに続く輝かしい未来に大いに期待して,式辞といたします。

                      令和3年3月1日
                      京都市立塔南高等学校
                        校長 小野 恭裕


[写真]
 1枚目 会場後方から見た卒業式の様子)
 2枚目 卒業生代表が答辞を述べている様子
 3枚目 別会場で,クラスごとに保護者の皆様に卒業式の中継映像を
     御覧いただいている様子


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レジリエンシープログラム・教職員報告会を実施いたしました!

 3月4日(木)午後より,学年末考査期間を活用して,レジリエンシープログラム・教職員報告会を下記のとおりの内容で実施いたしました。

【目的】
 今年度より教育みらい科の専門科目の授業で導入したレジリエンシープログラムについて,生徒のアンケート結果の分析を踏まえて,今年度の実践の成果と課題を共有し,次年度に向けての方向性を示しながら,教職員全体へのプログラムの周知を図り,来年度への円滑な接続を図っていくことを目的に実施いたしました。

【概要】
〇レジリエンシープログラムの開発に携わっておられる2名の専門家を特別講師としてお招きし,高校段階でのレジリエンシープログラム実施の意義と,本校生徒へのアンケート結果及び考察について,ご説明していただきました。

◆同志社大学心理学部・教授 石川 信一 様
◆京都府精神保健福祉総合センター・相談指導課・副主査 村澤 孝子 様

〇今年度の実践報告として,授業実践者である松尾先生・松宮先生より,生徒の様子や実践してみての所感等を報告していただきました。

 来年度年は,1年生の総合的な探究の時間の中でレジリエンシープログラムを実施していく予定としております。
 


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