普通科1年生特別進学コース オリエンテーション合宿1日目

4月14日（金）の午後から15日（土）の2日間、普通科1年生特別進学コース（3クラス）の「オリエンテーション合宿」が妙心寺花園会館（京都市右京区）で行われました。

10日に入学したばかりの1年生が、高校での学習方法を理解し、自身の将来について考え、３年間の高校生活に対する展望を持ち、またその活動から生徒と教師、生徒同士の連帯感を深めることを目的として行われたものです。

14日の午前中は授業を行い、午後からバスで会場の妙心寺会館へ向かいました。まず、ベネッセコーポレーションから「大学進学について」の進路講演を聞きました。

次に、本校の先生から高校での国語・数学・英語の勉強についてガイダンスが行われました（写真左）。

その後、講師にNPO法人あすいろの坂井裕紀氏と一般社団法人ライフアカデミーの森祐介氏をお迎えした「ライフナビ・プロジェクト」が始まりました。これは、自身の未来を思い描くことから高校生活をどのように過ごすかを考えるための3部構成で行われたワークショップです。

「ライフナビ・プロジェクト」第1部では、「高校生活を楽しくする３つの要素」のひとつの”Meet with Me（自己との出会い）”というグループワークを行いました。3クラスの生徒が全員ホールに集まり、3人から4人のグループで、自己紹介から始めてお互いに興味のあることを質問し合うものです。最初は硬い表情で話していた生徒たちでしたが、何度かグループを変えていくうちに、初めて話をする人ともいつの間にか笑い声をあげて語るグループが増えてきました（写真中）。最後には、グループ内の友達のよいところを話し合い、お互いに拍手で称えあいました。

夕食後、生徒は再びホールでグループに分かれて着席し、「ライフナビ・プロジェクト」第2部”Creative Will（未来の創造）”が始まりました。はじめは「自分の意識を未来に置くことで現在が変化する」というお話です。生徒はこれからの3年間の高校生活で何を経験するか絵で表現するよう指示され、部活動で入賞している絵や旅行に出かけている絵など、一人一人が様々な絵を描いていました。今度も、途中でグループを変え、新しいメンバーと高校生活について語り合いましたが（写真右）、第1部よりさらに打ち解けて、身振り手振りを交えて説明する生徒もいました。最後には、最初に作ったグループに戻り、他のグループの生徒といかに話をしたかを報告し合い、互いに拍手で称えあいました。

その後、卒業生2人が、大学生活の様子や高校時代の勉強の取り組みなどを話してくれる「卒業インタビュー」が行われました。この様子は、前回掲載いたしましたので、どうぞご覧ください。

こうして合宿1日目は終了しました。次回に第2日目について報告させていただきます。お楽しみに！